中東の窓

長年、日本の外交官として中東に深く関与。中東から見た国際関係を日々発信するブログ。

中東遺跡

海底ローマ遺跡の発見(チュニジア)

2eeddfb3-4afc-4b49-8040-bd2899474e29_4x3_186x139[1]al arabiya net は、チュニジア・イタリア考古学発掘チームが、津波で海底に沈んだローマの町を発見したと報じています。
場所はナーブル市から近い海底数m位のところで、面積は20ヘクタールもある由。
この町は紀元365年7月21日の津波で海底に沈んだものの由
https://www.alarabiya.net/ar/north-africa/2017/09/02/تونس-العثور-على-آثار-رومانية-غمرتها-موجة-تسونامي.html
チュニジアには方々にローマの遺跡(町全体が残っているところもある)があり、また今から30年くらい前には、すっかり忘れ去られていた海岸のカルタゴの町が発見され、その後調査が進められていましたが、今後さらに多くの遺跡が見つかる可能性もありそうです。






古代遺物の紛失(エジプト)

al arabiya net は、エジプト考古省(確か昔は考古庁だったかと思うのですが、最近では省に格上げされたのでしょう)は過去50年の間に同省の貯蔵から紛失した、エジプト古代遺物は32、638件に上ると発表したと報じています。
同省責任者によると、この結果はインターポール等にも通報され、その追跡、回収に使われる由。
またこれらの95%は、博物館等の貯蔵庫には入れられてなかった由。
https://www.alarabiya.net/ar/arab-and-world/egypt/2017/08/16/مصر-فقدان-أكثر-من-30-ألف-قطعة-أثرية-.html
最近の中東の遺跡や遺物の紛失は、ISによるシリアやイラクに於けるそれが有名になったが、エジプト等でも盗掘等で多くの遺物が紛失していたことは昔からよく知られていたところです。
その意味では、今回発表されたものも氷山の一角だろうと思いますが・・・




マアレブの太陽の神殿(イエメン)

ce1fd2a7-f103-468e-b815-dc1d36af5ec9[1]al arabiya net は、北部で最初に政府軍が解放した県【というかその他には、全面的に政府軍の支配に入った県はないのではないか?)として、マアレブに関する紹介記事を載せていますが、そこに出ていた写真が懐かしかったので、つい拝借しました。
あそこにはサバ王朝時代の遺跡が多く、中には太陽の神殿と月の神殿があったと記憶していますが、両方とも柱の一部だけが砂の上に出て、それ以外は砂に埋もれていました。
25年以上前のこととて、若干記憶が怪しいのですが、この写真は太陽の神殿ではないでしょうか?
ずいぶん立派に、修復、整備されたものです。
https://www.alarabiya.net/ar/arab-and-world/yemen/2017/04/15/مأرب-ميلاد-مدينة-يمنية-حديثة-في-قلب-الصحراء.html
以上単なる個人的な感慨ですが、イエメンもISが勢力を拡大すると、このような遺跡も破壊されるのでしょうね。そうはならないことを願うばかりです。

アブシンベル神殿の年に2回の特別な太陽光の日

1[1]アスワンにある世界的に有名なアブシンベル神殿では、年2回、2月22日と10月だったかに神殿の正面から、奥までまっすぐに太陽の光が入り、奥にある神像を照らすことになっていると聞きますが、al qods al arabi net は、22日多くの観光客がこの光景を見るために集まったと写真を掲げています。
エジプトの治安情勢にもかかわらず結構多くの観光客が集まったものですね

http://www.alquds.co.uk/?p=678710


トプカピ宮殿崩壊の可能性(イスタンブール)

n_108819_1[1]hurryiet net は、イスタンブールのトプカピ宮殿(オスマントルコ時代のスルタンの居城及び政府の所在地で、イスタンブール観光では必ず訪れる所)が、崩壊の危険に直面していると報じています。
それによると、昨年9月に宝物室の壁に亀裂が見つかり、その部分は閉鎖され、大規模な修復が開始されていたが、その後の調査で問題はより根本的で、宮殿の下の地盤が海側にずれ、地下の液状化現象が認められたが、これはイスタンブールを走る、断層の影響とみられ、より根本的な対策が必要とみられている由。
当局はその対策の検討を始めた由。
http://www.hurriyetdailynews.com/istanbuls-topkapi-palace-at-risk-of-collapse-needs-urgent-repair--.aspx?pageID=238&nID=108819&NewsCatID=341








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