中東の窓

長年、日本の外交官として中東に深く関与。中東から見た国際関係を日々発信するブログ。

スウェーデン

ラッカでのスウェーデン人IS戦闘員の逮捕

昔はスウェーデン人のIS戦闘員と聞くと、?と思ったものですが、最近ではスウェーデンも含めて北欧からシリアやイラクに来ている戦闘員が少なくないようです。
al  arabiya net は、スウェーデン放送によれば、クルド勢力のYPGがラッカでスウェーデン等北欧からの戦闘員複数を逮捕しているとのことです。
またスウェーデン紙によると、ラッカで包囲されている戦闘員に含まれるスウェーデン国籍者は80名とのことです。
またスウェーデン情報局によればシリアにわたった、スウェーデン人戦闘員の数は約300名とのことですが、具体的な数及びラッカに何名いるかは情報局は知らないとのことです。
またスウェーデン保安局siboによると、2010年には200名程度であった、過激派の数が現在では数千名に上っている由。同局によると、これらの中にはスウェーデンでのテロを計画しているものもいる由。
http://www.alarabiya.net/ar/arab-and-world/syria/2017/08/02/اعتقال-دواعش-من-السويد-وشمال-أوروبا-في-الرقة.html

上記の数字の「過激派」の定義がどういうものであるかわからないが、過激派が数千名というのは、かなり誇大な数字ではないかという印象もあるが、取りあえず報道のまま






欧州における反イスラム活動

欧州ではこのところ、イスラムに敵対的な活動が、急増している模様ですが、スウェーデンでも、ストックホルムのモスクの入り口に「殺してやる」とのスローガンが書かれたので、警察がヘイトクライムとして捜査を始めた由。
また火をつけようとした後もあった由。
スウェーデンでは先月南部のマルメでモスクが放火された由。
確か最近デンマークでも同様の事件があったかと思いますが、これまで比較的寛容な社会であった北欧でもこのような事件が頻発するのは、世界中の右傾化の表れかと、気味が悪くなります。
因みに、OSCEの人権民主化事務所では、9:11以降、欧州でもイスラムに敵対する活動が活発となり、2015年には6811件のヘイトクライムがあり、それらの大部分はヒジャーブをかぶった女性に対する攻撃とモスク等礼拝の場所に対する放火とのこととの報告書を出している由。
幸い日本では、この種の話はあまり聞きませんが、トランプの勝利、brexit 以来世界的に右傾化傾向が強まり、欧州でも仏でのルペン大統領誕生の可能性やその他の国でも右翼民族主義政党の進出が懸念されています。
取り敢えず
http://www.aljazeera.net/news/international/2016/11/26/السويد-تحقق-بجريمة-كراهية-ضد-المسلمين
livedoor プロフィール
最新コメント
記事検索
  • ライブドアブログ