米国とタリバン(イスラム原理主義運動で、アフガニスタンを支配していたが、9:11後の米軍等のアフガン侵攻で、政権の座から追われ、その後アフガニスタン政府軍と米とうNATO諸国軍との間で17年に及ぶ内戦を戦っている。アフガニスタンはトランプの中東からの撤兵目標の一つ。内戦はどちらも決定的な成功はないが、タリバンの支配地域が広がりつつあるとの報道が多いと思われる)は、カタールで内戦終結のための交渉を続けてきましたが、CNN等の英米放送やアラビア語メディアは、どうやら交渉も実を結びつつあり、和平の原則に関する合意案が、近く署名されるのではないかと報じています。
何しろ、アフガニスタンの問題と言うこともあり、最近は殆どフォローしていなかった問題で、他方米国にとっては重要な問題ですから、この問題については米英等のメディアをご覧になっていただきたいが(おそらく日本のメディアも大きく報じるでしょう)、取りあえずアラビア語絵メディアから気づきの点のみ次の通り。

なお、湾岸諸国間の対立問題(サウディ以下の湾岸諸国対カタール、湾岸の中ではオマーンとクウェイトは比較的中立)と関係するが、UAE,サウディ等が激しくカタールを攻撃する中で、一貫してカタールが交渉の場を提供し(中身についてどのくらい関与したか否かは不明。この点に関し、米特使はカタールの貢献に感謝するとしている)、米国もこれを利用し、またカタールの米空軍基地問題が一度も提起されていないように見えることは、米国にとってもカタールの有用性を物語り、今後の湾岸情勢にも何らかの影響がありそうな気がするが、勿論自信はない。

・26日タリバンの交渉団は、米国との交渉の原則合意案に対する署名が近いと語った
・この案では双方とも、大きな妥協をすることになっている由
・その一つは、18か月以内の外国軍隊の撤退である。
・米国にとって最大の問題は、タリバンがアルカイダ支持を取りやめ、アフガニスタンがテロの根拠地とされないことであるが(米軍のアフガニスタン侵攻は、9:11を実行したオサマビンラーデンのタリバンがそこを根拠地として、国際テロを繰り返し、彼らの引き渡しを拒否したから)、タリバンの新しい政治的指導部は、アフガニスタンを国際的テロの根拠地とはしないと語っている
・問題の一つは、タリバンが直接米国と交渉はするが、アフガニスタン政府とは交渉しないとしてきた点で、米国の特使はこの後カブールに飛んでアフガン政府に交渉の経過等を説明する予定の由。
・合意は全体に関する合意ができなければ、部分的合意ということはないとしている

https://www.alarabiya.net/ar/arab-and-world/2019/01/26/قيادي-كبير-في-طالبان-يشارك-باجتماعات-مع-أميركيين-في-قطر.html
htt://www.alquds.co.uk/%d9%85%d8%b3%d8%a4%d9%88%d9%84%d9%88%d9%86-%d9%81%d9%8a-%d8%b7%d8%a7%d9%84%d8%a8%d8%a7%d9%86-%d8%a7%d9%86%d8%aa%d9%87%d8%a7%d8%a1-%d8%a7%d9%84%d9%85%d8%ad%d8%a7%d8%af%d8%ab%d8%a7%d8%aa-%d9%85%d8%b9/