中東の窓

長年、日本の外交官として中東に深く関与。中東から見た国際関係を日々発信するブログ。

トルコ

khasshoggi事件(トルコ情報長官の訪米)

人の口に戸は立てられない、ということでしょうか?

CNNとかBBC]放送は、米CIA長官の議会超党派議員に対し、khasshoggi事件に関し非公開の説明を行い、説明を聴いた両党の議員は、「状況がはっきりした」、「サウディ皇太子が関係していないなどと言うことは100%ない」とか、「陪審員がこの話を聞けば30分で有罪宣告する」等のコメントをし、議会とトランプ政権の対サウディ姿勢が大きく異なっていることが明らかとなったと報じていました。
更に、議会にはサウディとの関係に関する法案(要するに制裁法案)提出の準備が進んでいるとも報じていました。

このような米国の状況に対応したのでしょうか、hurryiet net は、トルコの情報MIT局長Hakan Fidan が訪米し、6日CIA長官と複数の米議員に対して、非公開でkhasshoggi事件に関する情報を提供したとのことです。
非公開の会議ということでどのような内容であったのかは全く不明ですが、情報局長がわざわざ訪米し、自らブリーフしたということですから、相当迫真性のある話をしたのではないでしょうか?

それよりも、この報道から感じられるのは、トルコ政府はあくまでもkhashoggi 事件についてサウディ政府と皇太子の責任を追及していくつもりのようで、今後とも何か材料があれば表に出して、米マスコミや議会も黙ってはおられない状況を作ろうとしているのではないかということです
サウディの方は、先日の皇太子のG20出席とアラブ諸国歴訪で、国際的禊は済んだと考えているかと思いますが、事件はまだまだ尾を引きそうです
http://www.hurriyetdailynews.com/turkeys-intel-chief-informs-us-senators-on-khashoggi-murder-139544






通りの名称変更(アンカラ、ワシントン)

5bffcb76c03c0e1f98feb248[1]象徴的な意味しかないとは思いますが、トルコとワシントンで米大使館とサウディ大使館に対して、抗議の意味(嫌がらせ)の意味での通り名の変更が進んでいる模様です。
具体的に変更されたのは、アンカラの新築の米大使館の前の通りで、malcom X通りに変更されました(写真)
確か彼は60年代の「黒いイスラム」の指導者で、黒人人権運動(反対側からはテロ組織)の指導者で、白人至上主義者に射殺された人物だったかと思います。
トランプに対する面当てでしょう
ワシントンの方はサウディ大使館前の通りを、jamal khasshoggi通りと改称することについて、市当局が同意した由。
http://www.hurriyetdailynews.com/us-embassy-in-ankaras-new-home-malcolm-x-street-139301
https://www.alquds.co.uk/%d8%b3%d9%83%d8%a7%d9%86-%d9%88%d8%a7%d8%b4%d9%86%d8%b7%d9%86-%d9%8a%d9%88%d8%a7%d9%81%d9%82%d9%88%d9%86-%d8%b9%d9%84%d9%89-%d8%a5%d8%b9%d8%a7%d8%af%d8%a9-%d8%aa%d8%b3%d9%85%d9%8a%d8%a9-%d8%a7%d9%84/
韓国でも、日本大使館や総領事館前に少女の像や労働者の像を設置したりする動きがあり、この種の意思表示は世界的なのでしょうか?





老人と猫の話

5bfd3391c9de3d351caaf309[1]何時もの殺伐とした話から離れ、少しいい話を・・・

hurryiet netは、トルコの西部の田舎で、火事で家を丸ごと焼かれた老人(83歳)が、飼い猫だけを救い出したところが、この話が広がると、寄付が方々から寄せられ、新しい家に入ることができたと報じています。

之だから中東が好きなのですね。
http://www.hurriyetdailynews.com/photo-turkish-man-who-lost-everything-except-kitten-in-fire-has-new-home-139235#photo-1

マルマラ海地域の大地震(日本の地震学者の警告)

hurryiet net (トルコ)は、日本の地震学者が、今後25年以内に、マルマラ海地域で震度7・4の地震が起きる可能性があると警告したと、かなり大きな記事で、報じています。
記事は、東部のfirat大学でのフォーラムで、日本の学者がトルコは地震帯で、特にマルマラ海地域はその可能性が大きい地域であるとして、地震対策を呼びかけた由。
矢張り日本と言えば地震研究なのでしょうかね
http://www.hurriyetdailynews.com/japanese-expert-expects-marmara-earthquake-within-two-decades-139260








エルドアンとサウディ皇太子の会談の可能性

朝方だったか、アルゼンチンのG20会議の際、トルコのエルドアンとサウディ皇太子との会談の可能性が出てきたというニュースをお知らせしましたが、どうやらこの話は実現しそうな雲行きです。
トルコのhurryiet net は、トルコ外相が23日、トルコの放送局に対して、エルドアン大統領と会いたいというのは、サウディ皇太子が電話で直接伝えてきたもので、最終的には大統領が決めることだが、会談することに問題はないと語ったと報じています。
なお、同外相は、トランプがサウディとの武器取引等の重要性を強調したことについて、金が全てではないとして、その様な考え方は正しくない、と批判した由
http://www.hurriyetdailynews.com/no-obstacle-for-erdogan-to-meet-saudi-crown-prince-mohammed-139126

これは面白いことになってきましたね。khasshoggi 事件の主役(と言えるかと思う)が直接会談するとすれば、大きな関心を呼ぶことでしょう















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