中東の窓

長年、日本の外交官として中東に深く関与。中東から見た国際関係を日々発信するブログ。

中東料理関係

棗の歴史的輸出増(チュニジア)

本日はどこのアラビア語メディアも、モースル作戦の話が主な話題ですが、一方で作戦は予定通りに進行しているというペッシュメルガやイラク軍筋の話があるが、他方モースル近辺での戦闘でISは激しい反撃を試みており、広範な地下壕も見つかっており、政府軍等がモースル市街に到達するには2〜3週間かかり、モースルの完全制圧にはさらに3月程度は必要だろうとの慎重な見方が増えている模様です。
いずれにしてもモースル作戦の最新情報は、まずは多数の特派員を現地に送っているCNNとかBBC放送をご覧ください。

しかし、中東ではモースル作戦やらISのテロが生活の全てではないことは勿論で、日常の生活も普通に行われていますが、その意味ではアラブの春の先駆けとなったが、そのご外国人観光客を狙ったISの大規模テロが2度も生じ、現在も治安維持の課題を抱え、観光業が大被害を受けrているチュニジアで、今年の棗の収穫が例年になく好調で、輸出も昨年比10%増で、その収入も歴史的な増加を見たというニュースは、ある意味ではささやかなニュースですが、明るい話です。
aljazeera net は2015〜1016のチュニジアの棗の輸出は11万トンで、それからの収入が21億ドルに達したが、これは歴史的な輸出増であると報じています。
これはチュニジア農水省の発表によるもので、それによると対前年比、数量にして10%増、金額にして2・8%の増(ということは価格は若干下がったのか?)だったとのことです。
チュニジアの棗は82国に輸出されているが、最大の輸入国はモロッコで2万9800トン、ついで仏で9800トンでスペイン、イタリアがこれに続いている由。
またチュニジアの棗の生産は全体では24万2000トンであったが、そのうち18万2500トンが世界最高級とされるdaqla nur の由。
また棗の生産は主としてチュニジアの南部の由
http://www.aljazeera.net/news/ebusiness/2016/10/19/صادرات-قياسية-للتمور-التونسية

スイカの効能(アラビア語メディアの記事)

839[1]al qods al arabi net はうまそうなスイカの写真とともに、スイカの効能をいろいろと並べています。
老化防止とか、血圧を下げるとか糖尿病予防とか、いいことばかり書いてありますが、こんなことは日本でも周知のことなのでしょうね?
老化防止になるというのであれば、京都の老人もせっせと食べることにしましょう
http://www.alquds.co.uk/?p=536334

ドルマの薬効

721[1]久しぶりに中東料理の話を一つ
アラビア語でwara'a ainab(字義通りブドウの葉という意味)という料理は、、中東はおろか確かギリシャ等でも共通のもので、トルコなどではドルマと呼ばれているかと思いますが、9日付al jazeera net は、ドルマは各種ビタミンが豊富で(特にB1、B2,B6)、更にリン、鉄分、ブタシウム島も豊富に含んでいるとして、糖尿病、リューマチ、等の各種の病気に効く上に、精神を安らげる効果もあるとしています
(そのほかに薬効が種々書いてあるが私のつたないアラビア語では、、理解するのに時間がかかるので、さぼることにしました)
記事はロンドン発となっているが、どこの誰の発言かは不明です。
それはともあれ、典型的な中東料理の一つであるwara'a ainab に各種の治療効果、健康促進効果があるというのは、大変好ましい話なので、取りあえずご参考まで
http://www.alquds.co.uk/?p=530919

シュンムル・ナシーム(エジプト)

141[1]今年もシュンムル・ナシーム(シュンムル・ハワーとも言ったと記憶するが)の季節がやってきました。
これはファラオ時代から、春の訪れを迎えるお祝いで、この日には家族ともども川の近くや海の近くや公園にピクニックに行き、魚(特にファシーハと言う名前の塩漬けの魚・・・日本のクサヤの干物ではないが、相当の臭いがする)といろいろの野菜、生の豆などを食べる行事だったと思います。
この祭りは、現在でもエジプトではムスリム、コプト教徒を問わず、一般に祝われている、大きな季節の変わり目の行事だろうと思います。
確か昨年は、腐ったファシーハのお蔭で、多くの者が病気になるということで、政府から、警告が発せられましたが、どうやら今年は、そのような警告もなく、無事シュンムル・ナシームを迎えたようです。
http://www.alquds.co.uk/?p=527171

砂漠のキノコ(イラク)

06r086[1]もう2年前になりますか、確かサウディとの関係で砂漠のキノコの話を書いたかと思いますが、今度はイラクのキノコの話です。
これはal qods al arabi net の記事ですが、確かその時には、サウディは一般にファガアと呼ばれるが、一部ではカマ’アとも呼ばれると書いたかと思いますが、イラクでは一般にカマ’アと呼ばれるようです。
記事は、このキノコは砂漠地帯の特別なところで、9〜11月間の雨で成長し、毎年年の初めの3月間に市場に出回ると書いています(写真参照)
記事によると、このカマ’アにも、種々等級があるようで、一般的にはアンバール県の物が最良で、値段も高いが、特にラマーディでは父から子へと、砂漠の特別な地域の知識が受け継がれ、毎年キノコ狩りをするとのことです。
イラクでも、このキノコは味の他に栄養価が高く、「神の恩寵」と呼ばれて珍重されているとのことです。
しかし、イラクの状況を反映してか、キノコの売人はアンバール県からカルバラを通って運ばれるキノコは途中、イラク治安部隊が軍の車両で運んでくれるが、民間車両に積み替える段階で、賄賂をとられると語っている由。
因みに価格は、1k約30000リアルで、これは羊等の肉の約2倍にあたる由
http://www.alquds.co.uk/?p=477970
いやあ、それにしても懐かしい記事で、最近はシリアやイエメンの殺し合いばかり書いていて、長いこと中東の料理の話など書いていなかった気がします。
尤も、私がいたのは遠い昔のことですから、もう味も忘れてきました。
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