中東の窓

長年、日本の外交官として中東に深く関与。中東から見た国際関係を日々発信するブログ。

アルジェリア

アルジェリア大統領選挙(ブ―テフリカの当選)

アルジェリアの大統領選については、昨日取り敢えずの非公式投票結果をご報告しましたが、(予期されていた通り)現職のブ―テフリカ大統領が再選されました。
彼はこれでアルジェリア共和国の最長の大統領になりましたが、問題は健康問題を抱えて今後彼が何処まで頑張れるかでしょう。
内相の発表によると
 ブ―テフリカ                得票率  81・53%
 aly ben flis (元首相)                                     12・18%
 abdel aziz bel'eed(未来戦線党)           3%
 louiza hnoun(労働者等)                1・37%
 その他
で、投票率は51・7%で、2009年の74%に比してかなり低かった(野党にボイコットの動きがあった所為)
登録有権者は2300万人であった。

al arabia net によると独立以来の大統領の任期は
  ベンべラ            1963年〜1965年
  ボメディアン          1965年〜1978年
  シャーズリ           1979年〜1992年
  ブディアフ           1992年(6カ月のみ)     
  アリ・カーフィ         1992年〜1994年
  ブ―テフリカ          1995年〜現在 
http://www.alarabiya.net/ar/north-africa/algeria/algeria-elections/2014/04/18/رسميا-بوتفليقة-رئيسا-للجزائر-لولاية-رابعة.html  
http://www.alarabiya.net/ar/north-africa/algeria/2014/04/18/بوتفليقة-أطول-رؤساء-الجزائر-حكما-.html                                                    
 

アルジェリア大統領選挙

17日行われたアルジェリアの大統領選挙では、投票率は70・51%で、、非公式の部分開票の結果ではブ―テフリカ大統領が60%の票を獲得し(前回選挙では90%を獲得した由)たとal arabiya net が報じています。
又同ネットは、ブ―テフリカ大統領支持者が街では早々と勝利の祝賀を始めていること、他方大統領が電動車いすで投票したことが皮肉のまとになっていること、又反対派は既に今回選挙では大掛かりなねつ造が行われたと非難しているとも報じています。
他のメディアのネットは投票の状況を報じる程度です。
取り敢えず
http://www.alarabiya.net/ar/north-africa/algeria/algeria-elections/2014/04/17/بوتفليقة-ينتخب-نفسه-على-كرسي-متحرك.html
http://www.aljazeera.net/news/pages/7d3ecd89-618d-46ed-8d19-522eaa63e9b5
http://www.alarabiya.net/ar/north-africa/algeria/2014/04/18/بن-فليس-انتخابات-الجزائر-شهدت-تزويرا-شاملا.html

アルジェリアの大統領選挙

本17日はアルジェリアの大統領選挙の日です。
この選挙では老齢(77歳?)で脳血栓(だったと思うが)で長期仏で療養していて、その後も健康状態に疑問がつけられている現大統領ブ―テフリカの4選が焦点になっています。
この点で、al arabi net はブ―テフリカの選対本部が、大統領自身が投票すると発表したと報じています。本人が投票にいけないのではないかとの見方が広まっていたからとのことですが、そのような疑問を有されている人物が先ず勝利間違いなしと見られているアルジェリアの今後が心配になります」。
又上記al arabiya  net の別の記事、およびal jazeera net 等は、選挙を控えてアルジェリアでは緊張が高まっていると報じています。
具体的には、各地で民衆が車に燃料を満タンにしたり、食料品を買い込んで、治安が大幅に悪化する可能性に備えているとのことです。
これは、対立候補で第1の候補とされている元首相だったかが、大統領選挙では政府の選挙介入、インチキ操作が懸念されていると発言したのに対し、ブ―テフリカが彼はアルジェリアの治安を悪化させようとしていると非難した事等から、占拠当日以降政治不安が生じるのではないかとの不安があるからとのことです。
なお、EUは選挙監視員派遣とのアルジェリアの打診を断った(どうやら理由は選挙管理が政府によって行われ、独立の選挙管理委員会の手によるもので内、と言うことのようです) とのことです。
取り敢えず
http://www.aljazeera.net/news/pages/0f638687-e80e-49c7-9ce3-cf2668a52673
http://www.alarabiya.net/ar/north-africa/algeria/algeria-elections/2014/04/16/بوتفليقة-سيصوت-شخصيا-في-الانتخابات-الرئاسية-الجزائرية.html
http://www.alarabiya.net/ar/north-africa/algeria/algeria-elections/2014/04/16/الجزائريون-يترقبون-إنطلاق-انتخابات-الرئاسة-بقلق-كبير.html

死んでいなかったテロ首領

2013年1月にアルジェリアのインアメナス天然ガス田でおきたテロ事件は、確か日本人にも10名の死亡が出たこともあり、我が国でも広く報道されましたが、事件を起こしたアルカイダ系の血盟団(マグレブ・イスラム諸国のアルカイダより分離)の指導者mokhtar belmokhtar は2013年マリにて死亡したとチャド軍が発表したかと記憶しています。
確か当時も仏軍等は、彼の死体が確認されなかったので、その殺害は未確認であるとしていたかと思いますが、その後彼の関係するテロが起きたという報道も無く、すっかり忘れていたところ、どっこい、al qods al arabiはニジェール、マリ等の情報筋からの情報として、彼は生存していて、マリからリビアに拠点を移し、リビアからサヘル地帯一帯を支配しようとしていると報じています。
なお、米国は彼を最も危険なテロリストの1名としており、彼の逮捕への謝礼として500万ドルの懸賞金をかけているとのことです。
又彼の指揮していた血盟団は2013年8月に北部マリを占拠した「東アフリカのタウヒードとジハード運動」(なぜ東アフリカか若干疑問、活動地域からすれば西だと思うが、記事のまま」)に参加したとのことです。

リビアではansar al sharia 等のアルカイダ系の組織が活動していて、これがカッダーフィ政権の残した武器と相まって周辺諸国に対する重大な脅威となっていると理解していますが、これにこの有名なテロリストが加わることになると、リビアの情勢は益危険なものとなっていく可能性があると思いますが、事実関係は不明ですので、取り敢えず
http://www.alquds.co.uk/?p=155922

アルジェリアの遺物の返還

30ipj9[1]al qods al arabi net はアルジェリアから90年代のテロ横行時代に盗まれて、姿を消して居た貴重な遺物が、ベンアリの息子の家で発見され、このたびアルジェリアに返還されたと報じています・
写真の白大理石の「ゴルゴンの頭」と名付けられた、遺物は極めて珍しく、貴重な遺物であるが、アルジェリアの混乱時代に盗まれていたのが、チュニジアのベンアリ没落後、その息子の家で発見され、両国化の文化大臣の間で返還式があったとのことです。
この像がベンアリの息子の家に至った経緯は勿論不明ですが、取り敢えずはアラブの春の功績と言うところでしょうか?
http://www.alquds.co.uk/?p=155625
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