al jazeerahの本日付電子版に依ると、アルジェリアのティバーバ州(首都アルジェの西部にある州だそうですが)で、アルジェリア軍が待ち伏せ攻撃を受け14人から20人の兵士が死亡した由。
ajに依ると今のところこの攻撃をしたと声明した組織はないが、ティバーバ州は、マグレブ地方(マグレブとはアラビア語で日の沈む地方、すなわち西アラブ、すなわち北アフリカのモロッコからチュニジアかリビア辺りまでを指す言葉)における、アルカイダ系のグループの活動拠点として有名なところで、今回もまず間違いなくアルカイダ系の組織の犯行だろうと言われているそうです。
アルジェリアと言えば、独立後は独立運動を戦ったFNL(Front National de Liberation)が一貫して政権を握っていたが、社会主義政策で豊富な石油資源にもかかわらず経済的に疲弊し、腐敗、官僚化等のために民心が離れ、1991年末の選挙でイスラム政党のFISが勝利を得たかに見えた時に、軍のクーデターが行われ(1992年)、以来FISその他のイスラム勢力と軍とが陰湿なテロの応酬(またはゲリラ戦からなる内戦)を繰り返してきて、十五万人以上がその犠牲になったと言われています。
その後大統領となったブーテフリカが民族和解を進めて、治安も随分回復したと言われていましたが、矢張りアルカイダの影響力が強く、ときどきテロ活動が生じたが、その中でも今回の数字が本当とすれば、かなり深刻な状況と言えるかと思われます。