中東の窓

長年、日本の外交官として中東に深く関与。中東から見た国際関係を日々発信するブログ。

IMF

エジプト情勢(IMFからの借款)

22日付の al qods al arabi net は、IMFのラガルド専務理事がカイロを訪問して、ムルシー大統領と会談し、エジプトはIMFから48億ドルの借款を要請したと報じています。

 エジプトは革命以来、経済困難、特に保有外貨の激減で、IMF等からの支援を求め、交渉してきましたが、これまで要請していた金額は32億ドルであったものが、さらに追加額の借款が必要になったもののようです。
これはエジプト報道官が明らかにしたものですが、IMFの方でも要請について確認しているとのことです。

http://www.alquds.co.uk/index.asp?fname=latest\data\2012-08-22-13-23-30.htm

イスラエル銀行頭取のIMF専務理事立候補

12日付のイスラエル各紙及び al jazeerah net は、イスラエル銀行の頭取の stanley fischer 氏が、IMFの専務理事選挙に立候補したと報じています。

これはカーン前専務理事がセックススキャンダルで辞任した後任選挙で、イスラエル銀行が立候補を確認したとのことです。他の候補としては仏財務相とメキシコの中央銀行頭取とのこと。

イスラエル紙は fischer 氏の年齢が68歳で、65歳以上は不可との従来のガイドラインからすれば不利だが、他の2候補で決着がつかない場合に妥協候補として浮上する可能性があると評しています。

それよりも何よりも、イスラエルからの国際機構トップへは政治的な理由で従来から不可能と見られてきて、そもそも初めから立候補などしなかったのではないかと思います(これまでイスラエル出身の国際機関トップはいないと思う)

それを今回立候補してきたのは、金融となるとイスラエル(ユダヤ人)が強いと言うことか、それとも国際環境に何らかの変化でもあるのでしょうか?

http://www.ynetnews.com/articles/0,7340,L-4080640,00.html
http://www.aljazeera.net/NR/exeres/E843686B-2878-4050-B6CA-BFE62D43073B.htm?GoogleStatID=9
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