「信なくば立たず!」ピープルネット

ゲバラ

 ピープルは「人々・人民」の直訳です。大衆の視点から訴えるブログがモットーです。 「私を導くものは、真実への情熱だけだ。 あらゆる問題について、私はこの点から考える。」(エルネスト・チェ・ゲバラ)

週刊ポストの共産党躍進予想

 今週の週刊ポストで自公が共産党を恐れる理由を特集している。それによると、首都圏で公明党の支持率を上回っているという。公明党=創価学会と思われているが、実は創価学会員には共産党シンパが多い。公明党の政策が右寄りになると共産党に投票する層がいるのだ。「共産党支持者」を公言している学会員も知っているし、何と神戸では共産党員の学会員もいたのが確認されている。
 安保法制の件で公明党に愛想を尽かした学会員が、共産党に流れているのだろう。更に、同誌によれば「比例で900万票を獲得する勢い」という分析が載っている。これは、ほぼ旧社会党並の票数だ。旧社会党支持者が相当数流れている。
 おそらく選挙区では民進党候補に投じて、比例では共産党に入れるという旧社会党支持者がかなり多いのだろう。一人区で民進党の当選者が多く出れば、相当な「借り」が民進党に出来る。民進党の方針は左に寄らざるを得ないだろう。私は密に「民共合作」に元気な日本社会党の復活を望む思いである。

期日前投票

 昨日、期日前投票を済ませた。毎回、毎回、東京都選挙区は親しい候補者が複数立候補するので、頭が痛いのですが、今回は民進党の小川敏夫さんに投票しました。古い付き合いである増山麗奈さんに投票出来ないと判断しました。社民党はどうみても勝ち目がないからです。当落線上で菅グループに所属する小川さんに入れました。
 比例区は個人名にしようか迷ったものの「社会民主党」とだけ書きました。福島・吉田両氏に当選してもらいたい思いがそうさせたのですが、まず無理でしょう。
 蓮舫氏は放っておいても当選するから、地方の応援演説を頑張ってもらいたい。共産新人もまあ当選するでしょう(こんなこと書いたら赤旗の記者に怒られるかな?)。田中康夫さんはフランチャイズ議連などでご一緒に活動した仲ですが、おおさか維新の会って何よ・・・。
 

アンチ阪神

 友達が近々野球を見に行こうと言っているので、何処を観戦しようか迷っている。実は、東京ドームで野球観戦をしたことが一度もないので、行ってみようかな? と思っている。実は上京してからドームに行ったことはないのだ。ドームに一度だけ行ったのは、関西在住の頃で復活版ウルトラクイズに出るため。
 実は、大阪ドームでキューバ対日本を観戦したことがあるのだけれど、ドーム球場での野球には空気がどんよりしていて違和感を感じた。途中からキューバの選手が気分が悪くなったのか、守備の時帽子を取って天井を見上げていたのを覚えている。
 さて、「ドーム球場は子供の教育に良くない。雨で中止などを我慢させるのも教育」などと言って1988年のドーム元年に巨人ファンから阪神ファンに転向した桂三枝さんの本を読み返してみたが面白い。
 お笑い芸人だから、茶化して書いているのですが、ドーム球場の情緒のなさに関する批判は的を得てるな、と思った。実はドーム球場建設当時、賛否両論だった。珍しい物が出来たという一方で「屋根の下で野球をやるのは不自然」というものだった。それに、「大体、天井にボールがホンマに当たらへんのか」という批判がよくあったが、設計に関わった人間工学か何かが専門の学者だかが偉そうに「人間の力でボールを天井に当てるのは科学的に不可能である。万一に備えて当たった時のルールは作るが、まず有り得ない」とかなんとか言っていたが、ブライアントなどが天井直撃ホームランなどを皮切りに当たること、当たること。松井のホームラン性の打球が天井に当たって敢え無くライトフライということもあった。
 とまあ、ドームの悪口を言ってますが、僕は三枝さんみたいに阪神ファンに転向するつもりはないかんね。西武ファンだった僕は1985年の悪夢を忘れてはいない。あの異常な騒ぎはファシズムに匹敵するものがあった。
 アンチ阪神の関西人を貫きたいのである。

原稿三昧のバースデイ

 原稿三昧の日々なので、うっかり誕生日を忘れるところでしたが、フェイスブックの祝福メッセージで気付きました。38歳になったのですが、38歳と言えば尊敬する故・志水一夫さんがロングセラー『大予言の嘘』を書いた年でした。当時、13歳の僕には38歳という年齢ともなるとここまで中身の濃い本が書けるのか・・・。とただただ、驚嘆するばかりでした。
 今原稿を書いていて、志水さんの境地が少しわかったような気がします。いや、志水さんの影響力は僕の人生に半端ないものを残しました。50代の若さで帰らぬ人になったのが、とても悔やまれます。
 ちなみに38歳と言えば鈴木敏文氏がセブン−イレブン起業を思い立った年でもあるんです。皮肉にも彼は若き日ターニングポイントを迎えた年齢の僕という存在の前に倒れました(少し大げさかな?)。
 鈴木さんはセブン−イレブン=コンビニをこの年から発展させて行きましたが、これから僕は何をするのだろう? と思います。何かとても大きなことが待ち受けているような気がします。

大予言の嘘 

ネット犯罪は法律問題で考えずIT問題と認識せよ

 この前の女子大生アイドルストーカー事件で、ツイッターやフェイスブックで脅されているにも関わらず、警察が動いてくれないという話を橋下徹ら弁護士に対して、女性タレントが訴えていた。それにしても、弁護士はどいつもこいつもネット事情疎いやつとしか言いようがないので、涙が出てくる。私の多くの友人・知人の弁護士が誰一人IT専門にしていなかったことから学びましたが、サイバー犯罪系は法律問題と考えるととち狂うんです。民事・刑事問わずね。現状は、一部のIT専門弁護士が数十万円の報酬(それでも旧日弁連基準なので良心的な値段)で、請け負っているというのが現実なのだ。それで犯人が特定できた時点で刑事告訴も検討するという。当然告訴手続きを弁護士に任されば、またお金がかかる。
 百万円単位の予算を被害者側は少なくとも用意せねばならないのだ。「少なくとも」と言ったように、大体は顧問弁護士や身近な弁護士などに頼んで、ニッチもサッチもいかず遠回りしてIT専門弁護士を見つけ出す、というのが普通だ。しかも、SNS系が得意な人やメール送受信が得意な人などそれぞれだ。要はIT問題という視点から考えないと行けない。技術的に違法行為者の情報開示が出来るかどうか、というのが最大のポイントなのだ。
 そのためにはフェイスブックやツイッターの運営体制やIT業界の最新事情にも通じていなければ話にならない。ラインの裏技などに関する知識も必要で、こうなるとテレビゲーム的な世界だ。どういう文言が違法性があるかという法律的検証は後からでも良い。先ずは、特定ありきなのである。
 だが当然、プライバシーなどの問題があるから簡単にプロバイダは開示しないし、そもそもおかしな書き込みが多すぎて、問題の大きさに関する優先順位はサイバー犯罪に通じたIT弁護士やサイバー班の警察官ではないとわからないのだ。
 こういう「抜け穴」を私に対して悪用した人物がいることは、知る人は知っているだろう。「もう突き止められまい」と思っているようだが、彼に重大な警告をしておく。一度書いた以上、何らかの形で痕跡は残る。それがネットである(本人もわかっているだろうが、こちらも対処するだけの人員やノウハウを現在は習得している)。
 ともあれ、法曹関係者は全力を挙げてITスキルの向上を目指すべきだ。

舛添知事の変わりが見当たらない

舛添知事が中々辞めないけど、「辞めたら変わりがいない」と自民サイドから本音が漏れる。舛添氏の政治スタンスは支持できないが、かなりの政策通であるのは認めよう。国際政治学者・評論家として鳴らしただけに、金融経済・外交・医療福祉など幅広い分野を網羅しているのだ。官僚に頼らず、自分で政策立案出来る今時、数少ない政治家である。
 自民党を脱党した裏切者だが、都知事選挙で担がざるを得なかったのはそういう理由だ。この人物に政治道義がどうのと言っても無駄だろう。わかっていてやったに決まっているからだ。多くが違法スレスレという行為にそれがよく表れている。ただ、単なる「成り上がり」特有の金遣いだということもわかるので、非常に俗人的な人である。
 それにしても、「ここで知事を辞めさせたら東京五輪前に知事選なんてことになる」なんていうのも情けない。都知事ともなると、大物官僚か閣僚経験者クラスの政治家でないと務まらない。東京選出の代議士・参議院議員を見てみると、ハッキリ言って適任者はいない。翻って野党はどうなのか。統一候補を立てるチャンスだが、宇都宮氏位しかいないというのでは、少々タマ不足である。優秀な弁護士だが年も取っているし、政治キャリアゼロというのでは、都庁職員をマネジメント出来るのか少々不安である。
 首を挿げ替えても、彼以上の人物がいるのか、どうか。ていうか東京都民はもっと政治家参加しろよ。青島幸男氏以来、全員落下傘知事なんやで。橋下なんかを引っ張ってきたら天下の笑い者だ。あっ、でも彼は渋谷の出身だから落下傘でもないか(笑)

歴史的発見

 今親しい人と歴史を調べているのですが、結構民間資料にも面白いものが出てきます。明治維新前後に残されたある豪商の緻密な日記とかね。教科書にも記録されていないところで、思わぬ内戦が起きたりしていていて、豪商という立場上、明治政府側に逮捕されたりもしている。
 明治維新というと150年ほど前に過ぎないけど結構、歴史アカデミズムが発見していないものがあるものだ。というより、歴史学者や考古学者が歴史的発見をすることは、意外と少ない。ピラミッドの内部構造など、強盗団が宝探しの最中に解明したものだし、「漢委奴国王印 」など無名の農民が偶然発見したものだ。
 そうでなくてもこのブログで何度か述べたが、岩波の古典文庫などを読んでいるだけでも、教科書には未掲載、ないし、教科書とは矛盾する「歴史的発見」がそれなりにあるものなのだ。
 既存資料中の既存資料からでも歴史的発見なのだから、各地資料館や文化財などを扱う施設を巡ると、もっと発見があるに決まっている。更に、掘り下げると先祖代々住んでいる土着の人にお願いして家に伝わる伝承とか古文書などを調査すると教科書を書き変える発見はボロボロ出てくる筈だと思っている。 
 
 

舛添要一都知事の変わりが見当たらない

 舛添知事が中々辞めないけど、「辞めたら変わりがいない」と自民サイドから本音が漏れる。舛添氏の政治スタンスは支持できないが、かなりの政策通であるのは認めよう。国際政治学者・評論家として鳴らしただけに、金融経済・外交・医療福祉など幅広い分野を網羅しているのだ。官僚に頼らず、自分で政策立案出来る今時、数少ない政治家である。
 自民党を脱党した裏切者だが、都知事選挙で担がざるを得なかったのはそういう理由だ。この人物に政治道義がどうのと言っても無駄だろう。わかっていてやったに決まっているからだ。多くが違法スレスレという行為にそれがよく表れている。ただ、単なる「成り上がり」特有の金遣いだということもわかるので、非常に俗人的な人である。
 それにしても、「ここで知事を辞めさせたら東京五輪前に知事選なんてことになる」なんていうのも情けない。都知事ともなると、大物官僚か閣僚経験者クラスの政治家でないと務まらない。東京選出の代議士・参議院議員を見てみると、ハッキリ言って適任者はいない。翻って野党はどうなのか。統一候補を立てるチャンスだが、宇都宮氏位しかいないというのでは、少々タマ不足である。優秀な弁護士だが年も取っているし、政治キャリアゼロというのでは、都庁職員をマネジメント出来るのか少々不安である。
 首を挿げ替えても、彼以上の人物がいるのか、どうか。ていうか東京都民はもっと政治家参加しろよ。青島幸男氏以来、全員落下傘知事なんやで。橋下なんかを引っ張ってきたら天下の笑い者だ。あっ、でも彼は渋谷の出身だから落下傘でもないか(笑)

ウルトラマンシリーズ

 最近「ウルトラマンタロウ」と「ウルトラマンギンガ」をレンタルして観た。ウルトラマンタロウは幼少の頃、印象に残った「赤い靴」の回や「ピッコロ」の回の入っているDVDを観た。一方、「ウルトラマンギンガ」は3年前に放送された作品で、ウルトラマンタロウとも関連している。
 実は、「ウルトラマンギンガ」に出てくる雲母(きらら)ちゃんは、「ファイナルジャッジメント」に出ている頃に知って、ブログを通じて応援コメントを出していた(地下アイドルやないぞ)。言っておくが、いやらしい気持ちで応援していたのではない(彼女が所属する団体から、『悪魔』呼ばわりされていますが)。
 それにしても、ウルトラマンシリーズって言うのは、子供の時は怪獣とウルトラマンのドタバタを楽しんで、大人になったら、ストーリーの奥深くに隠されたテーマを読み取るという番組だね。実は、ウルトラマンの産みの親である金城哲夫さんのドキュメント『驚き桃の木20世紀』を録画ビデオを今でも(23年前ぐらい)大切に持っている。
 ウルトラマンは沖縄人である金城さんのアイデンティティの投影と言える。また、初期のネーミングは「レッドマン」だったため、当時の左翼運動が激しい時代背景の影響も受けたのだろう。金城氏の脚本仲間だった、故・市川森一さんはカトリック教徒だったため、キリスト教の思想も反映させたと証言していた。
 宇宙人なのか、地球人なのか悩むウルトラマン。ジャミラやノンマルトのように怪獣側が被害者とも言えるケースのストーリー設定は善悪や正義について、実に奥深く哲学的な問いかけをしている。
 「ウルトラマンギンガ」は、科学特捜隊のような警備隊が主役ではなく、高校生グループが主役というのが良い。漫画やアニメなどもそうだが、高校生という微妙な年ごろを主役にすると一番面白いと思うのだ。
 さて、その高校生向きの企画を考えている。頑張ろうではないか。

1940年体制とセブンイレブン

 今鈴木敏文氏の生い立ちから調べて、セブン&アイという企業を検証しているのだけれど、面白いことがわかったきた。この会社は野口悠紀雄教授の言う「1940年体制」の落とし子と言える存在だということだ。野口教授は1940年体制はソ連型社会主義で資本主義では無かったと言うが、僕は敢えて「日本は資本主義」と反論し、鈴木氏を「確信犯的資本主義者」と断じた。
 鈴木氏やセブン&アイは野口説とも僕の説とも矛盾しない存在なのである(因みに名誉会長の伊藤雅俊氏は野口説に近く、日本は本物の資本主義を経験していないと述べている)。それにしても意外な収穫と言える。経済学の発展に寄与する知れない。
 どういう内容かって? まあ本が書き終わるまで待ってくださいよ。



 日経新聞から出たこの本読んだけど、意外と内容薄いね。ていうか、コピペっぽい記事もあったぞ。あと、鈴木ヨイショ本を書いてきた田中陽氏はどう関わっているの? ああいう人を「ブルジョワジャーナリスト」と言うんでないの?

奨学金問題は連合赤軍負の遺産

 奨学金問題と「あさま山荘事件」でドンパチやった人と何の関係があるかいな? と言う人がいるかもしれないが、団塊の世代よりやや下の人はピンとくるだろう。それまで、全共闘運動の主要課題の一つは学費値上げ反対闘争だった。七十年安保後もその雰囲気は残っていた。土方をしながら通学するような苦学生も多かった時代なのだ。
 「連合赤軍のリンチ事件が発覚して学費値上げ反対闘争の準備をしていたのに急にしぼんだ」
 と地元神戸大学の出身者は当時を振り返る。神戸大学は社青同しかも解放派と社会党左派の協会派の牙城で赤軍派の影響力は少なかったが、それでも学生運動全体に大ダメージを与えた。それ以降、学費は上がる一方。革マル派VS中核派の内ゲバが激しくなるなど、運動は益々停滞していく。
 バブルの頃、国立大学の初年度納付が七十万円、私立百万円位になり、「国立も私立も変わらない」と言われ始めた。私立の偏差値が急向上し、「東大を早慶が抜いた」とか「旧帝大を日東駒専が越えた」とかよくわからない話題がマスコミ・受験界を席巻した。教育それも高等教育と無関係な話だ。それでもいいアルバイトは沢山あるから、苦学はしないし親も懐は景気が良くて温かいしで、文句を言う人がいなくなった。縮小した自称「全学連」が騒いでいた位ではないか。 
 だけど、バブルで浮かれ狂った状況があっても、連合赤軍事件がなければ、学費値上げ反対運動に一般学生も参加したはずだ。そうすれば、給付型奨学金とか私立と国立の授業料格差についても、もっと話し合われただろう。
 理系の友人と今、とある研究(歴史ものですが)に取り組んでいるので、日本の科学予算が少ない所為で、優秀な人材があぶれている状況を痛感している。あのホリエモンも元々理系志望で生命科学の研究をしようと思い、文系から理系転向しようと思ったが、理系研究室が余りにも酷いので落胆し、ITの道に進むことになった。高い学費を払うなら、その分優秀な研究者が育たなくてはならないが、文教に回って来る予算は少ない。やる気のなくなった教授を食わすために学費は上がる。悪循環である。
 大学経営陣にも問題があるが、運動側に問題があったのだ。特に連合赤軍は実は学生を卒業ないし、中退して労働者のメンバーが多かったのだから、現実的な運動をすればもっと影響力を社会に拡大出来たはずだ(実際、幹部メンバーの坂口弘は京浜安保共闘に関しては武装闘争を指導部がしなければ、穏健な労働運動家の集団だったのではないかと述べている)。
 僕は前の記事で逃亡的な海外留学が増加すると予言したが、今すぐに予算を増額するなり、何なりしないと研究実績のある京大やビジネスに強い慶應など、一部の大学しか価値が消滅するのではないか。野球みたく国内の大学は欧米の大学の「二軍化」するのではないかと思う。特に文系学部は押しなべて危ない。法学部も魅力を失くした。経済学は諸外国に叶わない。語学能力が付く文学部は一部だけ。学生の海外逃亡は必然である。皮肉なるかな「よど号」が北朝鮮に逃亡したならば、逃亡留学生の主要先は彼らが「帝国主義の牙城」と非難したアメリカやイギリスあたりが中心になるだろう。そして、そこでリベラルな思想を学んでくるのだろう。
 赤軍派関係者は「いくつも本を出したから総括は終わった」と思っている人が多いらしいがトンデモない。この現状を招いたことを猛省し、自己批判すべきである。「大学経営陣の問題」とは言わせない。偉い教授の中には新左翼運動を誇りにしている人が少なからずいる。多くの人はセクトは違えども彼らの「同志」である。

無事保護大和君

行方不明になっていた大和君が救出された。実を言うと不謹慎かもしれないが、亡くなっていたら遺体が発見されるはずで、恐らくどこかの小屋か人里離れた人家にもでも匿われていると思っていた。父親が非難されているが、虐待という程のことでもないだろう。実は、僕の幼馴染が神戸ポートアイランドで行方不明となったことを思い出した。状況は、幼馴染のお父さんと僕の3人だったが、途中で彼が独自行動をして完全にはぐれてしまった。
 「しゃあないな。あいつは」
 という感じだったが段々時間が経過し、彼のお父さんと探し回った結果、泣きながら歩いてるのを発見したのを覚えている。今思うと人工島であるポートアイランドだから良かったが、これが北海道の山林だと今回と似た事態になっただろう。
 それにしても多少の食糧があるところにいると思っていたが、水だけで一週間暮らしていたのには驚いた。意外と子供だから助かったらしい。でも良く考えたら、子供は秘密基地とか好きだから、意外とこういう時に知恵が回るのかもしれない。
 教育的見地からどうこういう気はない。僕は大和君のお父さんは虐待の常習犯とは思えないし、多少懲らしめようとしうただけだ。大和君は「本当にお父さんに嫌われた」と思いつめたのだろう。親子間の躾に於いてはよくあるパターンで、偶々大騒動に発展しただけだ。躾どころか虐待や体罰のレベルを超えた暴力や、セクハラ・パワハラ教育者などをウンザリするほど知っているので、このお父さんが普通の人だというのがわかるのである。

地下アイドルは危ない

 地下アイドル刺傷事件についてニュースソクラで独自記事を書いたが、それは警察を批判するもの。地下アイドルについて僕の見解を述べておきたい。今日テレビでファンの男性の特集を行っていたが、「ああいう事件を起こさないためには自制心しかないのでは・・・」と言ってた。ハッキリ言って、今後も起こり得るので極めて危険なのだ。既に岩手でもAKBが襲われる事件が起きている。握手できる距離感などボディガードがいてもテロ的な行為を防止するのは難しいのだ。
 先日、舞台役者をやっている友人の芝居を観に行った際に、共演者の人と名刺交換をしたら、「私アイドルやってます」と言って名刺をくれた女性がいた。正直、驚いた。マネージャーもなく個人営業するしかないのだろうが、余りに危険だと思ったら、今回の事件が起きたのだ。
 人気者が狙われる事件は昔からあってジョンレノンが暗殺されたのもそうだ。 美空ひばりも襲われたことがある。70年代以降のアイドルはガードが固いせいか、そういう事件は起きていない。
 だが、声優さんなどはアイドルほど脇は固くはない。だから、恋愛ゲームで人気を得た声優さんなどは「ファンが怖い」といった眼に遭っている。必ず、現実と混同する連中はいる。しかし、地下アイドルは余りにもファンとフレンドリー過ぎて、距離を置けという方が無理ではないか。距離を置くとファンが去っていくからだ。
 しかし、地下アイドルビジネスを今更やめろというのも無理な話だろう。超人気アイドルになったAKBが遠い存在になったため、無名の地下アイドルファンに転向する人が増加する傾向があるようで、マーケットはちゃんとあるのだ。
 意外と有志を募るファンが出てきて「地下アイドルのマナー」というような取り組みを行うかもしれないが、それでも限界があるだろう。AKBもそうだが、脱落的なメンバーが進んで枕営業を行うケースもあるし、AV女優への転向組もいるだろうから、密接な関係になるファンがいるのは仕方がないのだ。
 「リスクがあるから辞めろ」では何も進歩しないし、生産的でもないが、地下アイドルは辞めるに越したことはないだろう。身の安全を保障できるのはそれしかないからだ。

自分たちの世代は高学歴ほど就活で苦労する

 僕が「中卒」(厳密には定時制高校中退)と言われても涼しい顔をして、学歴コンプレックスを感じないのは、確信犯的に高校を中退して学歴社会にチャレンジしようと思ったこともあるが、同時に僕らの世代は高学歴になればなる程、就活で損をしているのだ。
 僕たちの年代がストレートで高校を卒業していたら1997年度。丁度、山一證券が倒産する年だが、まだ不況は深刻化しておらず高卒求人は沢山あり、公務員になることもそれ程難しくなかった。高卒公務員枠は精々、普通の四年生大学に行ける学力があれば行けたのではないだろうか。僕はその2年前の定時制高校枠推薦で1995年に兵庫県庁に入庁している。2・5倍ほどの倍率だったと記憶しているが、定時制とは言え優等生ばかりが推薦されて来るため、合格は容易ではないらしく、教師や先輩は合格に物凄く喜んでくれた(ルーティンワークに飽きてすぐ辞め、大迷惑をかけることとなる)。
 だが、同級生の方が自分の給料(共済組合費などを引かれ、手取り13万円程だったと記憶している)より高い給料を貰っている人もおり、大して羨ましがらない連中もいた。肉体労働系の仕事をしている先輩には、「アルバイトでええと言うてるのに、社長が正社員にしやがった!」と今では考えられない不満を口にしている人もいた。
 高卒よりも中卒の方が求人があったのではないか。これが、大卒者となるとどうだろう。ストレートで卒業すれば、2001年卒業。浪人または一留すれば翌年の2002年卒業だ。言うまでもないが就職氷河期である。京大法学部の幼馴染のところに来たのは、当時問題になっていた商工ローン「日栄」の求人だった。早慶と並ぶ私大に進学した幼馴染やその友人たちで、浪人せず就職したのは外資系金融機関に勤めた一名のみ。マスコミ志望だった幼馴染は、アルバイトで就職浪人をした挙句、半官半民の金融機関に潜り込んだ。職を転々として働く意欲を失くした友人や、父親のコネでどうにか故郷の村役場に潜り込んだ人など、所謂ブランド大学の名が廃るほど気の毒な眼に遭っていた。その頃僕は法律の勉強とミニコミ誌の記者をしていたのだけれど、資金稼ぎのために働いたテレアポ企業から正社員として働くよう懇願されたり、前職が不動産営業の人から「知り合いの司法書士を紹介してろか」と言われたりしていた。上京が視野に入っていたので、ご丁重にお断りしたが、同世代の大学生が聴いたら「何と贅沢な」と呆れるだろう。
 専業ライターとして活動し始めた数年後には、ある準大手新聞社から記者の誘いがあった(週刊誌専属記者の話ともぶつかり流れてしまったが)。同志社の浅野健一教授に相談すると、「全く羨ましい話だ。就職が決まってない院生のM君に回してあげたいよ」と言っていた。
 そのM君は肩を落として、「僕もう大学に残るしかないんです」と俯いて話していた表情が忘れらない。僕らの年代の大学院生は就職出来なから院に行くという人が増加していた。結果、院卒は「高学歴逆差別」に遭うという不当な仕打ちにあっている。
 学歴社会が変質し、実力主義・勉強社会に移行しつつあったからこういうことが起きたのだが、定時制に進学して中卒の利点も発見したことも大きい。人より先に実社会を知ることが出来るからだ。だから、倒産やリストラなどの窮地にも臆することなく臨機応変に動くことが出来る先輩が多かった。
 あの逞しい先輩たちに比べれば僕はヘタレである。だが、彼らは労働者の鏡であり教師であった。

 僕と正反対なのが早大卒の小林拓矢君である。彼の本が出て一年になる。応援してやってください。



 それでも小林さんはフリーライターとして中堅どころの地位を得ているから、まだマシなんですよ。早大卒でも名もなきフリーター、下手をすればニートになっている人も沢山います。
 
 

戦後教育の方が画一的?

 鈴木敏文会長と比較するため、松下幸之助、本田宗一郎、井深大、盛田昭夫・・・といった伝説の経営者に関することを調べている。それで気が付いたことだが、こうした経営者に学校優等生タイプが少ないことだ。盛田氏が大阪帝国大学理学部出身でエリートだが、本田宗一郎さんなんか「勉強大嫌い、本も大嫌い。経営事務は藤沢君任せ」なんて言っている。親友だった井深さんも「本田さんと私は社長失格だった」などと言う。
 彼らの企業が今凋落しつつある。ソニーに関する本を読んで気付いたことだが、ソニーが段々大きくなり、80年代あたりから就職人気企業になると学校優等生タイプの社員が増加してくることだ。「ソニーは出る杭は伸ばす」と言っても、そもそも出ない杭が増えて来るのだからどうしようもない。事実、学歴無用と言っても大企業には有名大卒業生が集まる。東大出身者には元々官僚志望だったという人も少なくない。こうなると、企業は官僚化していく・・・。
 しかし、吉田茂などは東大法学部出身だが、「ワンマン宰相」と言われる辣腕をふるい、角栄を見出した。いい子ちゃんのエリート官僚のイメージではない。これはなんだろうか? と思った。
 ある左翼系新聞の創刊者が、戦前の教育について「戦前は皇国史観とか変なところもあったけど、良い面もあった。例えば数学や物理の授業は、どうして科学は発展するのかという歴史について教えられて面白かったよ」と述べていた。数学者の遠山啓氏も同じようなことを言っている。財界人とか保守派とかリベラルとか無関係に戦前の教育の長所を言う人はいる。共産党の不破氏も旧制一高を評価している。
 確かに戦時中は右傾化したが、戦前の教育の方が自立的な思考を出来る人が多かったのではないか。戦後民主化され日教組が主導権を握った(?)筈の戦後教育世代の経営者や政治家になると、どんどん個性が薄れてくるのだ。それも受験戦争が激化する60年代以降に中学・高校生活を送った人にそれが顕著だ。鈴木会長は新制中学・高校、つまり6・3・3・4制の第一世代である。セブン−イレブンの社風の画一制と無関係ではないだろう。
 受験戦争を批判したのは、本田氏や井深氏のような財界人や、あるいは戦前入学派の学者たちだった。梅原猛教授などが典型で京大文学部哲学科に入学した時は、法学部ではないから無試験同様で入れた。その代り、本当に学問意欲に燃えている学生が多かったいう。しかも、教授陣には西田幾多郎など世界に名だたる大物学者が健在だった。
 それが、受験戦争の激化と共に、「取り敢えず入れる大学」に学生は入学してくる。東大理三(医学部)には、単に成績が良いからという理由で入学し、バブルの頃は医学部を卒業するというのに外資系金融機関の就職説明会に押しかけたという。就活の要領を心得た学生は受験をクリアするみたいに、そうした大企業に入社していった。
 最近は少子化と大学の定員割ればかりが問題になり、受験戦争の弊害は忘れられているが、ここに来て受験戦争世代が各界の指導者になることによって、質が低下しているのではないか。特に学問、東大アカデミズムは酷い。「学生一流、教授三流」はかつて早稲田に言われたが、今や東大のためにあるような言葉になった。個人的には東大教授には親しく、尊敬している方もいるので、悪口は言いにくいのだが、事実なのだから仕方がない。
 それでも救いなのはやはり、東大の学生は時代を読む力があるのか、「もう東大ブランドだけで通用する時代ではない」と感じ、成長中のベンチャー企業に入社するなど創意工夫をしていることだ。
 話を戻すと、戦後教育は進めば進むほど画一的な人間ばかりが量産された。中退ではあるが東大出身でホリエモンみたいな人物が表れたのは、奇跡に近いものがある。彼の感性は松下さん本田さんに近いものなのだ。特に逮捕されるまで、「本は殆ど読まない」というのは本田さんに近いし、「小さい頃はファミコンをはじめ、あらゆるゲームに夢中になった」というエピソードは戦前、20円(当時の大卒初任給は50円)もの小遣いを叩いて小学生の頃からレコードを買い集めた盛田さんと相通じる。
 
 政治の世界を見ていても東大官僚が出世する時代は終わっている。民進党の岡田克也さんは例外的だ。首相に近かった町村氏は死去した。岡田さんも町村さんも、ここ一番という勝負どころに弱い。大先輩の東大官僚出身である吉田茂や佐藤栄作とは大違いだ。後、東大ではなく京大だが、池田勇人のような大蔵官僚次官などもう期待すべくもないだろう。
 右は政策は優等生官僚に頼り、小林よしのりや2ちゃんねるや産経新聞で「保守主義」を勉強している政治家、左を向けばマルクスもレーニンもロクに読んだことだがなく、『赤旗』と『朝日新聞』を読んで事足れりとするリベラル革新系の政治家。公明党・創価学会員はまともに日蓮の勉強などしていない。
 教科書や参考書を丸暗記したらそれで良いという発想からまるで抜け出していない。
 こんな日本に誰がした? と思うが難しい問題なのだ。アメリカの陰謀とは言えないし、受験戦争は高度成長などに伴いホワイトカラー労働者の需要が急増したことで起こった出来事だし、謎である。
 
 

海外に逃亡する学生

 バブルの頃、授業料・学費に本当の意味で苦労した人はいなかったと思う。国公立大学の学費も跳ねあがった時代だが、普通のサラリーマン家庭なら大学費用は難なく支払えたと思う。おまけに新聞奨学生などの待遇も良かった。家が裕福なのに新聞奨学生をやって「苦労人」を演じている奴も多かった。本当に貧困から新聞奨学生をやっていた人はいたのだろうか?
 
 それが今や違う。サラリーマン家庭にとって、私立などの学費は安くない。おまけに新聞の部数も減り、新聞奨学生の待遇は劣悪だ。新聞配達でなくともブラックバイトがはびこり、学生が自力で卒業するのは困難なのだ。
 私の友人にも私大に通って卒業した時、奨学金を試算したら1000万円にもなっていた。今の時代となっては最早「学生残酷物語」である。知り合いの新聞販売店にも奨学生を終えたものの、良い就職先がなく(昔は新聞奨学生は嫌でも良い就職先があった)、精神的に滅入ったと思われる人の話を聴いた。
 アメリカなどは奨学金が充実している大学がかなりある。おそらくこれからは、元々勉強が出来る人が留学するのではなくて、日本の大学は高いからという理由で英語を猛勉強して海外留学する人がこれから出るだろう。
 日本教育機関は劣化していくのだ。だけど、海外で学んだ人々が将来改革に乗り出すだろう。日本の高等教育機関は遅れていたのだ、と。

「スタンフォード大に三人の息子を合格させた 50の教育法」を読む

 アグネスチャンさん出した教育本『スタンフォード大に三人の息子を合格させた 50の教育法 』をオムニセブンで購入して読んだ(笑)。読んでみて、自分と教育見解が類似しているので驚いた。「先生の偏った教えから守るのは親の役目」とか「体罰はいけない」というのは、僕の持論と同じなので思わず彼女の事務所に電話をかけ、マネージャーに「自分の見解とピッタリや!」と興奮して伝えてしまった(アグネスさんがこれから仕事でアメリカに向かうというのに失礼しました)。
 「東大はもはやすべり止め!」と嫌味なことが、帯に書かれていますが、東大とスタンフォードでは入試問題の傾向が異なるので、内容は殊更東大をはじめ日本の大学を悪く言っている訳ではない。だが、アグネスさんは日本とアメリカ、更に中国の大学事情をよく知っているので日本の大学が遅れているということは、肌身で感じているのではないかと思う。
 
 アグネスさんと僕の見解の違いは「高校生までゲームや漫画は禁止」というもの。もっともに思えるが、実はゲーム好き、漫画好きの人間には勉強も得意な人間が多い。特に受験自体がゲームだから、「ドラクエ」などのRPGが得意な人は受験にも強い傾向があるようだ。漫画というのは読むだけ読めばある時期から、読書好きになるものだ。僕がそうである。死ぬほど漫画を読んだ後は物足りなくなり、活字本を読むようになって今に至るのだ。
 今度、本人と会って色々話をしよう、


リベラル左派は経済政策を練り直せ

 かつて、資本主義に対抗する政策は何だかんだ言って、「ソ連型社会主義」だった。例えば、大企業を国有化すると言った政策を日本共産党などは掲げていた。しかし、ソ連の崩壊で国有化指令経済の限界が判明してしまった。
 しかし、ソ連型経済の全てが捨てたものではないと思うし、資本主義を相変わらず否定するが、代替案が見つからないと言うのでは話にならない。「マルクス経済学の大きな欠陥は財政学がないこと」という説があるが、事実そうだと思う。
 自民党は経済運営政策を長年行って来た。その中には社共からの主張を飲み込んだ政策も多い。何より、現実にソ連や中国と言った社会主義国首脳とも交流し、交易や意見交換を行い、アメリカとは異なる経済運営政策を学んで来た。ソ連型社会主義の欠点も長所も自民党はよく理解しているはずだ。それなのに、左翼系の人々は「スターリン以降の一国社会主義論が間違いだった」とか言う理屈を繰り返すばかり。いい加減にしろ! と言いたくなるのは私だけであろうか?
 民主党政権時代、経済は低迷した。福祉政策を充実させたのは良いが、「子ども手当」など財源を混乱させる政策も多くあった。税収と支出のバランスを取るという当たり前の発想がなかった。
 税収を向上させるためには産業の発展と納税者のモラルが必要だ。当然だが、「税金を支払っても無駄遣いばかりされる」と国民が思えば脱税されるのは当然だ。高度成長時代のような公共工事の乱発ばかりでは、都市部の金持ちはアホらしくて税金を払う気を失くしてしまう。脱税する方が絶対悪とは言えない。脱税者が出るのは政治家や官僚にも責任がある。
 例えば、今問題になっている奨学金や授業料に財源を大幅に充てるなどしたら、誰もが納税意識を持つだろう。そのためには首都の知事たる者が、意味不明な「温泉旅行」に税金を流用したりすることを即刻止めるべきである。政治家のこの手の不祥事が納税意欲を削ぎ、隠し部屋を作ってまで脱税する人が後を絶たないんです。「せっかく、儲けた金をいくら収めても、政治家に遊ばれるんじゃばからしいわい」と誰もが思うに決まってます。
 リベラル左派の長所はその辺はクリーンで来たところだ。私は親しい議員・秘書とも飲み食いは絶対割り勘にしている程だ。だが、クリーンを訴えるだけでも駄目。どういう産業を発展させるとか、所得再配分はどうするのかとか、色々知恵を絞って経済政策を練ってもらいたい。
 例えば、田中角栄は国債をどうしたら売れるかということについて、「妻子に相続する時には無税にする。それなら売れる」という絶妙な案を言ったことがある。経済学の教科書を読むだけではなく、こういうセンスも必要なのだ。
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