現地のようす・活動情報

2017年02月28日

【海岸調査】2016年度の報告書アップと一斉調査の終了についてのお知らせ

昨年実施した「北海道一斉海岸調査2016」の報告書が完成し、当支部ホームページにアップしました。

今回は礼文町でオイルボールが多数確認されるなど、油関係の漂着物が各地で確認されました。
ただ、幸いにも油曝した鳥獣の確認は生体/死体ともになく、その点ではホッとできる結果となりました。

当支部ホームページの「海岸調査」ページ下段にあります「北海道一斉海岸調査2016」をダウンロードしてご確認下さい。
http://www.wbsj-okhotsk.org/beachcensus/cbs.htm

なお、2007年からはじめて10年間続けてきた本調査ですが、一定の役割は終えたと判断し、終了させていただくこととなりました。

ただし、海岸調査講習会の開催や、油汚染問題に関する監視・情報収集・発信等の活動は今後も継続して行っていく所存ですので、引き続きご協力のほど、よろしくお願い致します。

海岸調査のマニュアルや調査票等については引き続き支部ホームページに掲載しておきますので、ご自由にダウンロードの上、ご使用下さい。

これまで本調査にご参加・ご協力いただいた皆さまに、あらためて厚く御礼申し上げます。
今後とも、当支部の活動へのご理解・ご協力のほど、どうぞよろしくお願い致します。



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2016年04月23日

【海岸調査講習会報告】160423/浜小清水海岸

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【海岸調査講習会】2016年04月23日/浜小清水海岸

先週16日に実施予定でしたが悪天候のため一週間延期にし、本日の開催となりました。
2名の参加者の方と管理人の3名で実施しました。
まず、この調査は海鳥の死体等の漂着物を発見することが第一目的であること、広い砂浜などではジグザグに歩きながら漂着物を捜索すること、疲労すると集中力が削がれて本末転倒のため十分に余力が残る程度の距離を調査ルートとして設定すること、などの注意事項をお話ししてからスタートしました。
お配りした指定の野帳や図面への記入方法をその都度ご説明しながら調査を進めていきました。
浜小清水海岸はゴミも含めた漂着物がとても少なく、海鳥の死体系のものとしてはウミガラス類の初列風切羽(数枚がまとまって抜けているもの)が1点見つかっただけで、ドラム缶などの油関係漂着物も確認されませんでした。
風が強くて難儀する場面もありましたが、参加者が少なかったことが幸となり、漂着している羽から種を推定するポイントなどをご説明したり、毛ガニやクリガニなどの漂着物も発見したりと、ビーチコーミングを楽しむことができました。
調査といっても堅苦しかったり身体・メンタルへの負担が大きいものは長続きしませんので、楽しみながら実施することが大切と思っています。今後調査をされる方は、あまり気負わず、気楽に実施なさって下さい。調査方法など不明な点がありましたら遠慮無くお問い合わせ頂ければと思います。
海岸調査は4-5月の2ヶ月間実施します。お時間があれば、どこか近くの海辺をぜひ歩いてみて下さい。そして観察の結果をご報告下さい。「何も無かった」という情報もとても重要です。よろしくお願い致します。


abura060303 at 21:08|この記事のURLTrackBack(0)

2016年04月14日

【海岸調査講習会】ご注意下さい

4月16日(土)に浜小清水海岸にて実施を予定しております海岸調査講習会ですが、前日の15日深夜まで暴風雪の予報が発表されており、また16日当日も天候は回復するものの、朝のうちは風がかなり強く、波も相当に高いことが予想されます。
当日の状況次第では実施を見合わせる、あるいは実施時間を大幅に短縮する可能性もありますので、参加を予定されている方はご注意下さい。特に、遠方からお越しの場合はせっかく来られても中止、あるいは不十分な内容となってしまう可能性がありますので、今回は無理なさらずに次回以降の参加をお勧めします。
当日の6時に実施の可否を判断して当ブログと情報ブログを更新したいと考えておりますので、よろしくお願い致します。

abura060303 at 19:31|この記事のURLTrackBack(0)

2016年03月06日

【海岸調査2015】報告書アップと2016調査のご案内

昨年も多くの方にご参加頂き、貴重なデータを収集することができました。
報告書も完成し、ホームページにアップ致しました。
以下のページ【海岸調査2016】下段の「各種資料/リンク」より、「北海道一斉海岸調査2015」を選んでダウンロードをお願いいたします。
http://www.wbsj-okhotsk.org/beachcensus/cbs.htm
調査にご参加頂きました皆さまにはこの場をお借りして、心よりお礼申し上げます。

今年も引き続き調査を実施いたします。
調査期間は4月1日〜5月31日の2ヶ月間です。
なるべく海岸の雪や氷が溶けてから調査を実施して下さいますよう、ご協力をお願いいたします。
調査方法等は基本的に従来と変更ありません。
詳しくは、上のリンクから【海岸調査2016】のページをご覧下さい。
調査要領、野帳などもダウンロード可能です。
ご協力のほど、よろしくお願いいたします。

なお、以下の日程で海岸調査講習会を実施いたします。
ご都合がよろしければ、是非ご参加下さい。

※都合により調査地と集合場所を変更致します。お間違えの無いよう、よろしくお願い致します。

日時:2016年4月16日(土)8:00-12:00
場所:網走市二ツ岩海岸 浜小清水海岸
集合:8:00までに二ツ岩海岸駐車場(旧水族館前) 道の駅はなやか小清水(JR浜小清水駅)
申込み:不要
参加料:不要
備考:長靴、手袋、帽子、防寒着、筆記用具、A4のクリップボードをご持参下さい。海岸はとにかく風が冷たいので、できる限り暖かい服装でお越し下さい。
ご不明な点は以下アドレスまでお願いいたします。
webmaster@wbsj-okhotsk.org

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2015年06月19日

【油曝個体情報】150611/紋別市シブノツナイ湖/アカエリヒレアシシギ

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6月11日14:50頃、紋別市シブノツナイ湖の海岸道路の水溜りにおいて、油曝したアカエリヒレアシシギ1羽が確認された。
観察されたてっちゃんさんによると、執拗にお腹の部分を羽繕いしていたとのこと。写真を見ても、腹部に黒っぽい油と思われるものが付着しているのがわかる。
冬に比べて件数は減るものの、春から秋の間もこのように油曝によってダメージを受けている鳥などの生物がいることは間違いない。残念なことである。

abura060303 at 10:42|この記事のURLTrackBack(0)

2015年04月18日

【海岸調査講習会報告】150418/網走市二ツ岩海岸

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2015年4月18日 海岸調査講習会:網走市二ツ岩

当支部では2006年の油汚染海鳥大量漂着事件以来、毎年春に海岸調査を行っており、どこに、どういったものが、どのくらい漂着しているかのデータを蓄積しています。
この海岸調査は決して難しいものではなく、何らかの調査経験者であればすぐに方法をマスターできるようなものですが、調査未経験の方には多少取っ付きづらい面もあるかと思いますので、実際に体験してもらう場として講習会も開いております。
今年は昨年に引き続き、網走市の二ツ岩海岸で実施しました。
8時に集合し、調査用紙等を配布して簡単に調査の経緯についてレクチャーをしたあと、実際に浜に出て調査を実施しました。
気温が低くぐずついた空模様になるかの予報でしたが、実際には好天に恵まれ、風もほとんどなく、防寒服を着込んだ身には暑さすら感じるような条件下での調査となりました。
二ツ岩の隙間をすり抜けて北側へ出てそのまま海岸を北上し、1.5kmほど先で折り返し、往復しました。元々ゴミの少ない海岸ではありますが、今日はほとんど漂着物が無く、異常が無くて嬉しい反面、講習会としては少々物足りない面もあったかと思います。それでもアシカ科の第1脊椎(郷土博物館U氏の見立て)や、風化の進んだドラム缶、何者かに捕食されたと思われるワシカモメの羽毛などが見つかり、記録の方法についてレクチャーを行いました。11時頃に終点(始点兼)へと戻り、解散としました。
海岸調査は今年も5月下旬まで実施しています。
調査要領等は当支部ホームページに記載しておりますので、興味のある方はそちらをご覧頂き、お近くの海岸でチャレンジしてみて下さい。よろしくお願い致します。

【参加者】14名(内訳:網走市11名、小清水町2名、遠軽町生田原1名)

abura060303 at 21:30|この記事のURLTrackBack(0)

2015年02月26日

昨年の海岸調査のまとめをアップしました

昨年4〜5月の2ヶ月間にわたって実施した海岸調査の結果を報告書にまとめ、当支部ホームページ内の専用ページにアップ致しました。
以下URLより、必要に応じてダウンロードをお願い致します。
(「各種資料/リンク」 → 「北海道一斉海岸調査2014」)
http://www.wbsj-okhotsk.org/beachcensus/cbs.htm

海岸調査は今年も昨年同様、4〜5月の2ヶ月間を調査期間に設定し、実施致します。
調査は全道どこでも、どなたでもご参加頂けます。是非、身近な海岸を歩いてみて下さい。
調査要領などは上URLからダウンロード頂けます。
日時等は未定ですが、講習会も実施予定です。
ご協力のほど、どうぞよろしくお願い致します。



abura060303 at 22:07|この記事のURLTrackBack(0)

2015年01月06日

【油曝個体情報】150105/興部町沙留漁港/オオセグロカモメ

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2015年1月5日13:10頃、興部町沙留漁港において、油に汚染されたオオセグロカモメ成鳥1羽が観察・撮影された。
胸以下の下面の広い範囲が黒褐色の粘度の高そうな油で汚染されており、観察・撮影されたてっちゃんさんによると盛んに羽づくろいをしていた、とのことである。
汚染源等は不明であり、今のところ周辺からは他の油曝個体の情報は得られていない。

情報をお寄せ頂いたてっちゃんさんに御礼申し上げる。



abura060303 at 19:01|この記事のURLTrackBack(0)

2014年12月06日

【油曝個体情報】141203/頓別川河口/オオセグロカモメ

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2014年12月3日9:20頃、浜頓別町の頓別川河口にて、オオセグロカモメ成鳥油曝個体1羽を確認した。

胸を中心に黒っぽく、粘度が高そうな油で汚染されていた。

ほかのオオセグロカモメやシロカモメ、カモメとともにクッチャロ川との合流部付近にて水浴びをしたり、氷の上で羽づくろいをしていたが、頻度は他の個体よりも明らかに高く、べとつく油曝部分が相当気になるようであった。

観察時点で衰弱は特に認められず、普通に飛ぶこともできていたが、今後が心配である。




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2014年04月05日

紋別港で漁船からA重油流出

以下、2014年4月5日付け北海道新聞朝刊・オホーツク版記事より引用
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『漁船から重油流出』
【紋別】
4日午後0時20分ごろ、紋別港第2船だまりに係留中の漁船(14トン)からA重油が流出したと、紋別漁協から紋別海保に通報があった。
海保によると、冬期間、陸揚げをしていた船を海面に降ろし、準備作業を行っていたところ、仲間の船員が油漏れに気づいたという。関係者が吸着マットなどで同日夕方までにほぼ回収。5日も確認作業を行う。これまでに被害などは確認されておらず、海保が原因と流出量を調査している。(川崎学)
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ほぼ回収されたとのことだが、今後しばらくはカモメ類を中心に汚染鳥が出ないか注意が必要だろう。

なお、A重油は動粘度が低い軽油の1種であり、同じ「重油」の名がついてはいるものの、C重油のようなネバネバとした質感はない。ただし、軽油と違って色は黒いので、油曝した場合は汚染部位が黒く見えるはずである。
一般的に、汚染されやすいのは腹や胸などの体下面である。これが白いカモメ類などは汚染状況を把握しやすいが、体下面が黒〜黒褐色のクロガモやビロードキンクロ、シノリガモ、スズガモといったカモ類などは見た目では気づきにくいので注意が必要。「単独で陸上に上がっている」、「海面に浮いている際、通常よりも沈んでいる」、「頻繁に羽繕いをする」、といった行動が観察された場合は油の付着がないかどうか疑ってみるべきである。油が付着していれば、汚染部位の羽は撥水性を失いそこだけが濡れているか、ボサボサと毛羽立って見えたりする。



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