2012年択捉島沖タンカー座礁事故

2012年03月03日

【択捉島沖タンカー座礁事故】第3報

[VOR ロシアの声]の報道によると、座礁したタンカー「カラクムネフチ」号からは約611立方メートルの油が汲み出され、タンクの洗浄作業が完了した、とのこと。詳しくは以下を参照されたい。

【VOR ロシアの声:エトロフ沖座礁タンカー タンク洗浄作業完了】



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2012年02月22日

【択捉島沖タンカー座礁事故】第2報

択捉島沖でタンカーが座礁、ディーゼル燃料が流出した事故は、その後現地悪天候や流氷のため回収作業ができない状況が続いており、油の流出も続いている模様。

【参考記事】
[TBS Newsi 択捉島沖タンカー座礁、油流出続く(22日21:37)]

abura060303 at 23:12|この記事のURLTrackBack(0)

2012年02月21日

【択捉島沖タンカー座礁事故】第1報

北方領土・択捉島の紗那(クリリスク)沖合で15日夜、ロシアの燃料輸送タンカー「カラクムネフチ」が浅瀬に座礁し、積荷のディーゼル燃料の一部が流出している模様。
様々な報道を参考に、要点を以下に整理する。

【事故概要】
・悪天候のため、沖合約80(or100)メートルの浅瀬に座礁。
・乗組員20名は16日に全員無事救助、岸に運ばれ、ホテルに待機している。
・船には約1275トンのディーゼル燃料(単に”石油製品”としている報道もあり)が積まれていた。
・積荷の一部は事故の前にすでに陸揚げされていたとの未確認情報がある模様。
・船からは積荷の抜き取り作業が進められており、「1週間から10日ほどかかる見通し(20日の報道)」。
・17日時点で、「船から28立方メートルのディーゼル燃料が抜き取られた」、と非常事態省の地元センターが発表。
・当初は「油の流出はない」とされていたが、17日に非常事態省が「(沿岸10kmにわたって)油の流出を確認した」と発表。
・20日時点で積荷のうち約300トンが海上に流出。約800トンが船に残っていると考えられている。
・船体(”左舷に6箇所の穴”?)にできた亀裂から漏れだした可能性が高いと考えられている。
・「ディーゼル燃料」の種類は不明(一般的には軽油か重油で、重油の場合は被害が深刻化する恐れがある)。

【参考記事】
[TBS Newsi:択捉島沖のタンカー座礁で油の回収続く(20日18:31)]
[VORロシアの声:「カラクムネフチ」号の座礁事故 燃料抜き取り進む(19日12:17)]
毎日jp:択捉島沖タンカー座礁:燃料300トン流出 海洋汚染の恐れ(21日毎日新聞東京版朝刊)]

【参考情報】
[紗那(クリリスク)の位置(Yahoo!ロコ)]
[クリリスク市公式Webサイト(ロシア語)]
[一管・海氷情報センター]

【コメント】
・GoogleMapにて計測したところ、事故現場の紗那(クリリスク)付近から知床岬までは約220km、野付半島先端までは約270km、納沙布岬までは約260km(いずれも直線距離)。
・海流や流氷の影響、また国後島や色丹島など他の島々が間にあること、流出した油の量などから考えて、油自体が北海道沿岸へ漂着する可能性は極めて低いと思われる。
・ただし、周辺には海鳥類(ウミスズメ類、海ガモ類など)やカモメ類をはじめとした鳥類、またラッコやアザラシなどの海獣類が多数生息していると思われ、汚染されたこれらの鳥獣が北海道沿岸に漂着する可能性がある。
・現在、オホーツク海側は広く流氷に覆われているため、これらの鳥獣が移動する先としては太平洋側に限られる。釧路〜根室方面では今後しばらくの間は十分な注意が必要と思われる。
・汚染鳥獣は生体の場合もあれば、死体が多数漂着する場合もあるため、どちらの場合でも即応できるように準備が必要。






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