油与商店 店長日記

石川県金沢市でふぐぬか漬かす漬・ふぐの子(卵巣)・こんか漬け・へしこを製造販売している油与(あぶらよ)商店の7代目店長の日記です。 仕事関連の事より、普段の関心事・興味のある事なんかを書いていこうと思います。

マイルス・デイヴィス"タイム・アフター・タイム”

油与商店店長です。

今回もジャズの帝王、マイルスのお話を。

ここ最近マイルスがカバーしたポップスの名曲のカバーをしょっちゅうしょっちゅう聴いています。


シンディ・ローパーのヒット曲"タイム・アフター・タイム”のカバーです。

この曲は1983年に発表されたシンディの1stアルバム「シーズ・ソー・アンユージュアル」収録のシングル曲で、翌84年に全米1位を記録しています。

シンディの原曲を聴くと、甘く切ないバラードの印象ですが、マイルスのカバーの方は哀愁というか郷愁が半端ない感じですかね。もちろん、そこには女性の声(ハスキーな声質のヴォーカル)とトランペットの差異もあると思います。

マイルス自身はこの曲を「スタンダード・ナンバーになるだろう。それは俺が演奏したからでも、シンディが歌ったからでもあるけど、それだけでなくメロディが良いからだ。」と語っていたそう。シンディもマイルスにカバーされたことを「何よりも勲章」と語っていました。

この曲はマイルスが亡くなる91年まで、必ずライブで演奏していましたね。

収録アルバムは「ユア・アンダー・アレスト」、1985年発表です。
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マイルス・デイヴィス「フォア&モア」

油与商店店長です。

今日は愛聴盤、ライブ盤の紹介です。

マイルス・デイヴィスの「フォア&モア」
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1964年のリンカーンセンターにおける、マイルス・デイビス・クインテットによるライブです。その中でアップ・テンポなナンバーを中心にしたのが、この本作「フォア&モア」です。(ちなみに、同日のライブの中から、バラードを中心に収録したのが、こちらも名盤と名高い「マイ・ファニー・ヴァレンタイン」です。)

当時のマイルス・クインテットお馴染みのナンバーが、超アップテンポで演奏されてますが、この素晴らしい疾走感や躍動感は、この当時まだ十代だった天才ドラマー、トニー・ウィリアムスによってもたらされています。
トニーの縦横無尽に暴れまくる圧巻の激しいドラミング…レガート、ポリリズム、爆音フィル、ぐいぐい引っ張るスピード感、そしてものすごい緩急のつけ方などがソリスト達を煽り、特にリーダーのマイルスはいつになくホットで饒舌なソロを吹きまくっています。

曲でいうと、特に1,2曲目が以前のマイルスのオリジナルと比べると、全く別の曲に仕上がっているかのようです。疾走感や高揚感、迫力といったものがトニーに引っ張られるかの如く、尋常ではない仕上がりになっています。

また、マイルス自身のトランペットも高音を耳をつんざくように吹きまくってます。

そして、ピアノのハービー・ハンコックのリズム感と演奏の展開力が良いのも際立っていますね。
 
追記というか本作にまつわるエピソードとして、マイルスの伝記によるとこのコンサートは慈善コンサートということで、メンバー達はステージに上がる直前にその趣旨を伝えられたそうです。まつわるつまりはノーギャラで演奏することになったメンバー達は、納得もいかない気持ちを抱えたまま、マイルス曰く「くそいまいましいくらいに激怒させた」状態でステージに臨んだわけです。

この日の演奏をマイルス自身が高く評価し、「おかげで全員のプレイに熱くぴりぴりとした緊張感が生まれたんだ。」「その夜のオレ達の演奏は、まさに天井をぶっ飛ばしてしまいそうな勢いだった。 みんなが、本当に一人残らず全員が、ものすごい演奏をした。曲はほとんどがアップ・テンポだったが、ただの一度も狂わなかった。ジョージ・コールマンもこの夜が最高だった。」といっています。

【Track listing】
1.So What
2.Walkin
3.Joshua
4.Go-Go (Theme and Announcement)
5.Four
6.Seven Steps To Heaven
7.There Is No Greater Love
8.Go-Go (Theme and Announcement)


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しいのき迎賓館

油与商店店長です。

台風も無事、金沢を過ぎ去り、午前に予定していた仕事も着々と終わらせ、残りの時間は休日として、今回は金沢市中心部に家族とお出かけ。

お目当ての行き先は「しいのき迎賓館」DSC_0389
〒920-0962 石川県金沢市広坂2丁目1番1号

正式名称は「石川県政記念しいのき迎賓館」といいます。この県政記念というのは、実はこの近辺は明治時代から県政に使われ、建物が大正13年から県庁舎として利用され続けてきたことにちなんでいるからです。

今でこそ、石川県庁は郊外(自分たちの住む金石からすぐ近くの鞍月という場所)に移転(平成15年に)しましたが、当時は県政の中心でもあり町中心部の象徴的な建物でした。

というのも、石川県では県内建築物では初めて鉄筋コンクリート構造を採用したもので、矢橋賢吉(国会議事堂なども設計)が手掛け、当時としては近代的なスクラッチタイルの外観や最新技術であった水洗式トイレを採用していたそうです。

こちらの写真は、石川城公園側でガラス張りの構造になっており、モダンな装いとなっております。

このすぐ近くのすぐ広場は「しいのき緑地」と呼ばれ、外でのイベントでよく活用されています。
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さて、本日ここを訪ねたのは連休中のイベント「KOGEIフェスタ」を見るためです。

うちの上の子の作品…素焼きです、が展示されているため、鑑賞を目的に行きました!
DSC_0390
あ、肝心のうちの子作品ですが、館内での撮影はやはり気が引けたので画像はありません…

ただ、ウサギをモチーフとした立派な作品であったと断言しておきます!親バカですね(笑)



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