<DS AUDIO Grand Master DEMO>
完全新設計の第3世代型
光カートリッジ
「Grand Master」
価格:1,200,000円(税別)

Grand Masterカートリッジは、
第2世代の振動系(DS Master1、DS-W2、DS002、DS-E1)とは異なる、
完全新設計の第3世代の
光カートリッジとなっております。

音楽信号を検出するための
内部のLED及びフォトディテクターを
左右のチャンネル各々独立に設置することで
光学系の位置が最適化され
カートリッジの出力が
40mVから70mVと大きく増加しました。
ノイズ量が変わらないまま
出力が大きく増加したことで
カートリッジのS/N比が大きく向上し、
バックグラウンドがより一層静かになりました。
また、左右独立設計の光学系になったことで、
逆チャンネルの影響を完全に排除できるようになり
左右のチャンネルセパレーションが
大きく向上しております。
(特に高域セパレーションは10dB上向上)
左右独立のLEDになったことで
光学系の位置が最適化され
遮光板のサイズが大幅に減少しました。
また、サイズの減少だけでなく
遮光板の素材が
第2世代で使用されているアルミニウムから
純度99.9%の無垢ベリリウムの遮光板に変更されたことで
遮光板の質量が 第2世代振動系と比較し、
1.56mgから0.74mgと
50%以上の軽量化に成功しました。
これは、一般的なMCカートリッジの
鉄心とコイルの質量の1/10以下の質量となり
実効質量が低いという光カートリッジのメリットを
より最大限に高める設計となっております。

Grand Masterカートリッジは、
DS AUDIO製品初となる
ダイヤモンドカンチレバーに
マイクロリッジ針の組み合わせとなっております。
カートリッジベース部を
一体加工することで剛性を高め、
内部の配線は第2世代振動系の線材よりも
1.6倍太い線線で配線することで
インピーダンスを低減させております。
<Grand Master カートリッジ 仕様>
発電方式:光電型
チャンネルセパレーション:27dB
出力電圧:70mV(カートリッジ出力)
カンチレバー:ダイヤモンド
ボディ材:超々ジュラルミン
針圧:2.0g~2.2g(推奨2.1g)
針先:マイクロリッジ針
質量:7.7g
<DS-E1 カートリッジ 仕様>
発電方式:光電型
チャンネルセパレーション:24dB
出力電圧:500mV以上(イコライザー出力)
カンチレバー:アルミ
ボディ材:アルミ削り出し
針圧:1.6g~1.8g(適正1.7g)
針先:楕円
質量:8.1g
<DS-E1 イコライザー 仕様>
定格出力電圧:500mV(1kHz)
出力インピーダンス:120Ω
入力端子:RCA端子
出力端子:RCA端子(2出力をスイッチにて切り替え)
寸法:W200×H70×D160mm
質量:1.4kg
「DS-W2」
価格:400,000円(税別)
展示・体験試聴中!
<DS-W2 カートリッジ 仕様>
発電方式:光電型
チャンネルセパレーション:25dB以上(1kHz)
出力電圧:500mV以上(イコライザー出力)
カンチレバー:ボロン
ボディ材:アルミ削り出し
針圧:1.6g~1.8g(適正1.7g)
針先:マイクロリッジ針
質量:8.1g

MM型、MC型カートリッジと、
光カートリッジの違いとは?
1:磁気からの解放による情報の高鮮度化
光カートリッジの発電方式
カンチレバー(針)の動きを
LED - スリット -
受光部(センサー、フォトダイオード、ソーラセル)
と光で検出し、
レコードの波の動きを
そのままダイレクトに発電致します。
従来のMC、MMカートリッジは、
針についたコイル(もしくはマグネット)が、
磁界の中を振動する事で発電しますが、
再生時、レコードの動きとは
逆方向の力(ブレーキ力/レンツの法則)が
コイル(もしくはマグネット)に発生していて
電磁誘導の原理を利用して
音を取り出す以上、
ダイレクトな反応が得られないという
大きな問題があります。
※光カートリッジは、
このような磁界の
影響を全く受けない為、
ラッカー盤を聴くような
高解像度な信号出力が得られます。
2:振幅比例型
発電機構による
信号処理プロセスの簡略化。
高S/N比の実現。
従来のMM/MC型
カートリッジの出力電圧は、
磁界の変化の速度に比例するため
速度比例型
発電機構といわれています。
速度比例型発電機構は、
同じ振幅で情報が刻まれていた場合に
低い周波数では出力電圧が低く
高い周波数では
出力電圧が高くなってしまいます。
そのため正しい情報として
出力するためには
イコライザーで大きく修正を
しなければなりません。
(補正利得幅は、40dB:約100倍)
しかし振幅比例型
発電機構である
光カートリッジでは、
同じ振幅で刻まれた情報は
低い周波数でも
高い周波数でも
同じ出力で取り出されるため
イコライザーによる修正が
ほとんど必要とされません。
(補正利得幅は、12dB:約4倍程度)
そのため
光カートリッジは、
信号処理のプロセスが
大幅に省略され
シンプルな回路で鮮度の高い
スピード感のある
圧倒的な
ダイナミック・レンジが約束されます。
<完全なるアナログサウンド>
光カートリッジは
レコードに刻まれた信号を、
光で検出し、
全てアナログで処理される
革新的なもので、
一切デジタル処理をすることなく
そのまま出力します。
(D/A変換、A/D変換はありません。)
アナログ・レコードを
ハイレゾへの世界へと導く
革新的なものです。