2008年04月07日
1948年・第一次中東戦争
<中東戦争>
世は殺し合い
むなしく なみだの中東戦争
[解説]
世は=(19)48年
殺(ころ)=(19)56年
むな=(19)67年
なみ=(19)73年
イスラエルとアラブ諸国の間で、1948年・56年・67年・73年の4回にわたって中東戦争が起こりました。
第二次世界大戦後、大国の利害によって、アラブ民族の住むパレスチナが分割されてイスラエルというユダヤ民族の国家ができました。パレスチナ人とアラブ諸国はこの国を認めず、以後両者の間で4度にわたる戦争が行われました。これが中東戦争です。
1948年にイスラエルの建国をきっかけに第一次中東戦争が起こり、1956年にエジプトのスエズ運河国有化宣言が引き金となって第二次中東戦争が起こりました。さらに1967年にイスラエルのパレスチナゲリラ攻撃をきっかけに第三次中東戦争が、73年にエジプトとシリアがイスラエルを攻撃して第四次中東戦争が起こりました。
1973年の第四次中東戦争のさい、アラブ諸国が石油を武器とする戦略を採用し、原油の生産制限と大幅値上げを行ったため、先進工業国に大きな経済的混乱が生じました。これを石油危機(石油ショック、オイルショック)といいます。日本でも、その影響は大きく、石油をはじめ物価が上昇、主婦がトイレットペーパーや洗剤などを買いだめするという騒ぎも起こりました。
▼まずはパレスチナ問題から。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%91%E3%83%AC%E3%82%B9%E3%83%81%E3%83%8A%E5%95%8F%E9%A1%8C
▼中東戦争の全貌。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E6%9D%B1%E6%88%A6%E4%BA%89