26号台風の余波が遠く北九州にも及び、ものすごい強風が

ふきました。

10年に一度の大型で、九州から東北まで甚大な影響があったようです。

ところであの烈風の中、一匹のコオロギが透きとおるような声で

鳴き続けているではありませんか。

いちずに。リーンリーンリーンと。

そう言えば、数日前の大雨の中でも聞こえていましたっけ?

同じコオロギの声です。唯一匹だけです。

烈風の中に響くその声を聞いているうちに、何か感動するものがありました。

勿論コオロギは結婚目当ての呼びかけだったでしょうが、しかし

私たちは商売であれだけ熱心にお客様に声をかけているだろうか

ぶっ飛ばされそうな風でも流されそうな大雨の中でも、あれだけ熱心に

言葉をかけているだろうか?

あの一途さには考えさせられるものがありました。

あきないとは、どんなときにも一途にお客様のことを考え続けなければならぬ。

"近江商人"の心の声があきないはね・・・・と聞こえてきそうな

幻想が浮かびました。

そして、夜は更けていきました。

きょうはこんなところでゴメンナサイ。