2010年06月

2010年06月28日

FC岐阜Second第8節 vs コニカミノルタ豊川SC

午後2時に岐阜経済大学で行われたこの試合は、曇り空でプレーや観戦には良かったが、湿度も気温も高く感じられた。

  松江 遠藤
田端 酒井 松井
    片山
角 横山 市川 金
    今津

前節に引き続き、再びロースコアやクロスゲームが予想されるフォーメーション。勝ち点上では下位だが、消化試合数も少なく、Awayでは引き分けた相手であり、侮りは許されないが、これが伊藤監督の考えるベストなのかどうかが掴めない。

気候もあってか、双方とも激しい動きは少ない。前半の3分の1が過ぎた頃、松江がPA内で倒されPKを獲得し、これを自らきっちりと決めてリードした。得点後にFC岐阜Ⅱに油断はなかったと思われ、またSB金も今までになく積極的な攻撃参加を見せていたが、連動性はまだまだ低く、しばらくすると、遠藤からのバックパスを後ろのフォローの位置にいた松井が開いてしまい逸らして敵に渡してしまうと、片山のマークも遠く縦パスを許し、カバーの市川が落下点を謝ってFW27番にボールが渡り、今津が前に出てコースを狭めたものの、ループ気味のシュートを決められ追いつかれる。

その後、明らかに岐阜Ⅱにショックが見え、パフォーマンスが落ちるが、豊川の特にサイドの攻撃が中途半端だったこともあって徐々に立て直し、片山のミドルシュートがゴール右隅に決まる。

後半も、豊川はFW27番が市川を凌ぎ、26番が右サイドを高速で突破していくなどのパフォーマンスを見せたが全体的に受身。岐阜Ⅱのカウンターを封じ、中スピードでの攻めの課題を浮きだたせたと言えるが、FW27番が、「ボールを出せよ」と大声で叫ばなければならない状態に陥っていた。

岐阜Ⅱは完全には噛み合わないまま惜しいチャンスを何度も外し、徐々に暑さと疲労から田端がやや引いたり絞ったりでサイドの仕事をサボり気味となり、豊川26番にヒヤリとさせられる場面もあったが、そのまま2-1で終了。小島宏美は残り5分ほどの出場。その間、逃げきり要員としては、少し全体をハッスルさせすぎたかもしれないが、無料観戦が申し訳ない気分にさせられるほど圧倒的な存在感を見せた。

2010年06月21日

FC岐阜Second第7節 vs KMEW伊賀FC戦

雨の各務原勤労青少年運動場で行われた伊賀戦。岐阜Ⅱと同期に上がってきた伊賀だが今のところ降格圏内。

  松江 遠藤
瀬古 中川 松井
    片山
角 横山 市川 金
    今津

岐阜Ⅱの選手がかなり入れ替わっていたのはそのため経験を積ませるのに良いと考えたためだろうか。また金のSBを観ることになったが、残念ながら推進力も組み立ても不十分。ここ2試合と比較して攻撃を停滞させる原因となった。一方で瀬古は、岐阜Ⅱの流れが悪い中で2得点に絡んだ。多少は何かを持っている選手と言うことだろうか。中川はまだ線が細い感じだったがハッスルしたプレーを見せていた。伊賀は中盤のプレスが激しかったが、岐阜Ⅱはそれを上手く掻い潜り、松井の正確なクロスなどもあり、やや甘かった伊賀のDFラインを切り崩した。

後半最後の10分になると、小島宏美が登場。FWとして入ったかと思われたが、トップ下からボランチまでをカバーし、広い視野を見せ、雨で転がらないピッチで上手く組み立てた。その中で、若干フワっとしたピンチの時間帯もあったが、瀬古の追加点が入り、勝負はあった。

2010年06月14日

FC岐阜Second第6節 vs Chukyo univ.FC

岐阜経済大学は14時のキックオフ前から小雨が降ったり止んだりだったが、観客は20人以上いて、ドラムを使ってのチャントも行われていた。

Chukyo univ.FCは、中京大学サッカー部の3軍に当たる。しかし、FC岐阜Ⅱが敗れたISE YAMATO FCを破り、リーグ首位を往っている以上、選手もサポーターも全力で向かっていかざるを得ない相手だ。

システムは前節の春日井戦と変わらず。個人的に引き続き見たかった金のCBもそのまま。どうやら鈴木も立て直してきた模様。そして、序盤から攻勢を仕掛け、早い時間帯にCKとFKから松江のヘッドでのゴールが生まれる。春日井戦でもセットプレーからの得点が決め手となったが、春日井よりも分厚く見えた今回の壁も見事に乗り越えた。セットプレーの質をどこまで高められるのか、今後が楽しみになってきた。

前半の残りはヒートアップし過ぎたり落ち着けるところがなかったりで、追加点からは遠ざかり、逆にChukyoにシュートチャンスを作られた。風下になる後半への影響も心配された。

注目のCB金は、ポジションの上げ下げが良く、正確にボールへアプローチし、FWのプレッシャーに対してもバランスを崩すことは無かった。視野こそ相変わらず狭く、開いたサイドや楔にボールを入れるチャンスを何度も見過ごしていたが、今季ここまでのベストゲームを首位のChukyo相手に行えたのは、金の活躍があってこそではないだろうか。
その他では、トップ下の酒井のカバーリングに向上が見られた。これにより、片山が思い切って飛び出せるようになってきた。Chukyo側はレジスタ8番の動きの良さやゲームメイクが目についたが、岐阜Ⅱが大きく崩れる場面は少なかった。

終盤になると、ここまで献身的にプレーしていた左SBの角の、思い切ったダイレクトでのクロスがファーポストにいた遠藤のボレーシュートへ繋がった。遠藤のボレーは背後からきた殆ど見えないボールを合わせたものだったと言う事。そしてその後に投入された瀬古がゴールを決め、またも少ない時間で得点に絡んだ。

首位Chukyoに対し4-0での大勝。勝ち点はまだ1及ばないが、得失点差は一気に逆転した。連携や試合運びなど、まだまだ課題は残しているだろうが、今後への可能性を見出せた気がする試合だった。


2010年06月13日

第17節VSファジアーノ岡山戦

今年度初のナイター試合。メドウの照明が心配されていたものの、特に気になる部分は無し。気候も快適。入場前にスターズのウォーミングアップを見て、確か前回も来た時にはFC岐阜が勝っていたのではないかと思い出し、応援気分にやや弾みもつく。

    西川 佐藤
 押谷       染矢
    橋本 川島
秋田  田中 吉本 野垣内
      野田

第一クールも最終戦となったが、FC岐阜はFWに西川で佐藤とのツインタワー、橋本がボランチ、染矢がSH、秋田が左SB、田中がCBと、全体的に松永監督の後期が思い起こされる形へ変更となった。

押谷がスタメンで復帰してくる。左SHで起用されたのは、U-21のトゥーロン国際大会でのポジションを配慮されたものだろうか。ひょっとすると高木の代役だろうか。

川島のようなストッパータイプの選手をアンカーに起用するのは倉田監督らしいところだが、スタンドで久々に姿を見せたらしい菊池もボランチを務めていた事があった。冨成は起用されなかったが、阪本よりは野垣内の方がタイプが近い。中断期に入る前に、得点力が北九州に次いで低い岡山相手ということもあり、後期構想のためのテストケースだったのだろうか。

開始早々に岡山が左サイドを突破し、クロスをピッタリと喜山に合わせるが、枠を外してくれた。その直後に押谷からオーバーラップしてきた秋田に繋がり、グラウンダーのクロスが野垣内へと合い、DFの股間を抜いて先制ゴールとなった。

岐阜のシステムが機能していれば大量リードもあったのだろうが、その後はポゼッションは維持しつつもスペースが埋めきれず間延びする形になり、徐々にチャンスも減り、この2試合見られていた高度なパスワークも鳴りを潜め、ツインタワーへのハイクロスに依存せざるを得なくなってきた。橋本が高めにポジションを取りつつもボールキープを見せたという以外、内容も松永監督の後期へと戻った。

2枚のカードはいずれも厳しすぎると思ったが、川島の退場も、間延びがなければファール自体を減らせていたのではないか。野垣内や野田などの安定かつビッグプレーもあった守りと、嶋田、菅、永芳の効果的な投入、そして岡山の決定力の低さに助けられて1-0で逃げ切ったが、現時点では不十分なシステムと思えるテストケースとなった。

エイデン賞は野田も十分に相応しかったが、個人的には野垣内に送られて欲しかった。試合後の倉田監督のコメントにオシムの名前が出ていた。この試合は複数ポジションを意識したものだったらしいが、その点でも野垣内が最も成果を残したか。

前期の倉田監督を評価するのであれば、現有戦力のみで選手層に厚みを出した部分。オシムは、4つ5つカテゴリーの低いリーグであっても、いい選手はいるとも述べている。元J1などの肩書きに囚われず、オシムのような広い視野を持って、新戦力による厚みも加えて欲しいとも思う。
acekiller6 at 23:27|PermalinkComments(0)TrackBack(0)FC岐阜TOP 

2010年06月07日

FC岐阜Second第4節 vs 春日井クラブ

空は霞掛かり、朝宮公園までの道中で表示されていた気温は26度。湿度は高いが、12時キックオフとしては文句は無い気候。天然芝の上で観戦しながら、プレーする選手が少々羨ましくなる。少人数同士ながら両クラブのサポからチャントが送られる。

  松江 遠藤
田端 酒井 栗本
    片山
角 横山 金 鈴木
    今津

序盤は春日井クラブが攻勢を仕掛けるが、ゴールには結びつかず。試合が落ち着いてきたところで、FC岐阜Ⅱはフリーの状況が多かった鈴木にボールがまわる場面が増えるが、ややパスミスや判断ミスが多い。特にシュートは今まで見た中でも相当高くふかしていた。しかし、片山などがゲームを落ち着かせ、また致命傷を阻止し、その中で鈴木も持ち前のスピードで春日井を押し返すことに成功していた。守備の形としては、現状のベストと言えるのではないか。

攻撃に関しては、酒井が攻撃陣と守備陣の繋ぎ役と機能し、田端も足元の回転の早さでキープは出来ている。しかし栗本に守備面での負担が大きい。そのためか岐阜は決定機を生み出すまでには至らない。

前半を0-0で折り返し、春日井の余力がどれくらいかも分からず、できれば全力で攻めかかってくる前にリードしたいが、ゴールのイメージもなかなか湧かないので試合の行方も分からない。審判に異議を唱えた角にカードが出る。しばらくして岐阜Ⅱと春日井の選手が春日井ゴール近くでもつれた時に、遠くにいた角が「逆だろう」と言うと、春日井選手たちが口々に「審判」と指をさしてきたりという小狡いアピールも。その前にはPA内でシミュレーションぽいダイビングもあった。

そんな状況だったが、先制ゴールは左サイドからのCKをニアに飛び込んで合わせた松江が決めた。値千金の先制ゴールで、これで随分と楽になった。PA内の松江と遠藤の動き、その後に入ってくる栗本たちの動きなど、CKに関しては、かなりの工夫と練習が行われていたのかもしれない。

後半30分も過ぎると、いよいよ春日井が全力で押し込んでくる。岐阜Ⅱ側も足が止まってきたか、「パスコースが無い」「前に蹴れ」などの声も飛ぶ。CKを得ても、中に松江と遠藤の2人しかいない勿体無いような状況も。しかし、苦しい時間をどうにか凌ぐと、春日井の足も止まったか、松江が何度も片山などのスルーパスに対応出来る形になっている。
そして瀬古が田端に替わり投入されると、その瀬古が左サイドを突破し、中でフリーで待ち構えていた松江が合わせて2-0に。そのままゲームセットとなった。

試合が終わってから春日井側から配られたマッチデープログラムを見ると、春日井には今津選手と片山選手の兄弟がいたとのこと。この試合には出ていなかったようだが、岐阜県内での再戦が楽しみになってくる。
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