2013年09月

2013年09月25日

岐阜Ⅱ vs FC鈴鹿ランポーレ

試合は各務原フットボールセンターの12時から行われた。その前に隣の天然芝コートが使用可能となり、初使用を10時30分より、岐阜Ⅰvs静岡大で施行された。

山崎は相変わらずいいパスを見せていた。今回の右SBを含め、FW、SH、DHなど色々なポジションをこなせる柴原のユーティリティ性は、いつか活用されて欲しいと思う。高速ドリブルのバージェもそうだが、速さと強さを兼ね備えるケビンにも、いつかスティッペ並みとは言わなくとも、多少の決定力が付け加わればいいのだが。

静岡大は、攻撃力に課題といった内容で、岐阜Ⅰが3-0で勝利した。


12時からの試合の頃には、薄雲も去ってしまい、蒸し暑さに直射日光が加わった。岐阜Ⅱも、鈴鹿も、首位を行くマルヤスとの逆転の可能性を残すためには、勝つしか無い試合となっている。岐阜ⅠのTMのついでに観戦される方々も多いが、それに匹敵する鈴鹿サポーターの人数と応援量だった。

         1滝
17林  2鈴木梓 5鈴木貴 19馬場
18柳澤  6橋詰  4角   8比嘉
      9緑  11田中
─────────◯─────────
     10藤本 11川崎
9嶋田  8矢野  7北森 16蔭山
22小場  5榊  4原   3村田
       30松上

序盤から3トップ4トップのような攻撃的な姿勢で攻めてくる鈴鹿。鈴木梓司や滝の奮闘だけでは足りない。鈴木貴登も懸命にボールを拾う。

それでいて、田中、緑、比嘉といった岐阜Ⅱの攻撃陣にも、村田や原などが起点にさせない。特にここ数ヶ月内で比嘉がここまで抑えられる試合は記憶に無い。

鈴鹿側の蔭山が、この試合、最も印象に残った選手だった。蔭山は、トップ下に居ることも多く、システムもあるいは3-4-1-2、4-1-2-3辺りなのかもしれないが、4-2-2-2の右SHの特色が強めに出ていただろうか。

つまり、岐阜Ⅱでそのポジションに入る柳澤とは異なり、密集の中でマーカーを背負っても起点になるのが得意なタイプで、しかも運動量が豊富だった。

こうった我慢の試合の中で、相変わらず良い意味ではなくマイペースの柳澤が、もう少しクロスを入れさせないと言った対応をしてくれないか、ただでさえ苦労している守備陣に更に負担がかかるのではないかと思いながら見ていた序盤だったが、比嘉がこの試合初めて縦に抜けた瞬間に、柳澤も猛然と上がっていき、緑を超えたクロスボールを押し込んで先制ゴールを決めてしまった。

この暑い中の圧され気味の試合で、じっくりと攻められるようになったこの1点リードの価値の大きさは否定しようもないだけに、皮肉な展開だった。だが、そこから後半に途中交代するまでは、精度を欠いたパスも多く、昨年度末に岐阜Ⅰの練習に参加していた頃ほどでもなかったが、柳澤なりによく動いてくれていたようにも思われる。

後半も、鈴鹿の攻勢は続き、守備も固かった。だが、角などが体を張り、ゴール前でこぼれたボールは滝などが広い、田中が切り返しから、緑がCKから、僅かな好きを突いてリードを3点差に広げた。打ちひしがれる鈴鹿サイド。

その後、残り15分ほどで、鈴鹿の中盤がジャンピングボレーでのドライブシュートをゴール右隅に決め意地を見せたが、田中か緑のどちらか1人でも鈴鹿にいれば結果は逆だったのではという内容で、3-1で岐阜Ⅱが勝利した。

リーグ戦は、岐阜Ⅱが残り1試合を勝った上で、マルヤスが残り試合を2引き分けなどの勝ち点2以下で終わった場合に首位が入れ替わるといった他力本願であり、一先ず今週末からの岐阜選抜としての東京国体に目標は入れ替わる。

この鈴鹿戦の内容を踏まえた国体のレビューとしては、もう1試合鈴鹿のようなチームと試合をして、支配されたバイタル(主に橋詰周辺?)付近の守備ブロックや、封じられたサイドアタックなどを立て直してから、本大会に挑みたかったというところだろうか。(観戦していたサウルコス福井に移籍した長谷川に感想を聞いてみれば良かった。)

国体を勝ち進んでくるようなチームは、関西大学や鈴鹿程度の力は備えていると思われるので、簡単には勝ち残れないだろうが、良い大会にしてきて貰いたい。

2013年09月17日

FC刈谷 vs 岐阜Ⅱ

時折強風に煽られながら、刈谷ウェーブスタジアムへ。刈谷のJFL再昇格を意気込むチラシを受取り、こちらもそう簡単には戻らせないとモチベーションが上がる。

        21渡邉
17林  2鈴木梓 5鈴木貴 19馬場
18柳澤  6橋詰  4角   8比嘉
      9緑  11田中
─────────◯─────────
     24中島 9大石
11松葉 22高橋 6安藤 23征矢
16福谷  5川上 8庄司  3江口
        29鈴木

正ゴールキーパー滝の負傷で、渡邉が初スタメンとなっている。前半は岐阜Ⅱへの強い追い風。シンプルな縦パスは刈谷のストッパー庄司などが堅実に対応する。田中も完全復活まではあと一歩と言うところだけに、比嘉が起点となるなどして攻める。

一方の刈谷も、一昨年の藤枝MYFCほどではなくとも、他チームから1つ抜けた攻撃力で、鈴木梓司を始めとする岐阜Ⅱ守備陣をこじ開けようと攻め立てる。ドライブ気味のシュートがバーに当たる場面もあったが、絶妙なバランスで無得点の均衡が前半は保たれる。

後半は岐阜Ⅱが風下になり、刈谷FW中島の突破にPKを取られてもおかしくないようなプレーなどもあったものの、上り調子の守備陣は無得点を守り、角などが反撃に繋げる。そしてそれを受けた比嘉が、得意のサイドのドリブル突破から大型台風をねじ伏せて先制ゴールを決めた。(動画)

刈谷も反撃が上手くいかない展開だったが、岐阜Ⅱもチームの若さか、まだ20分以上も時間が残っている中で、カウンターチャンスにコーナー近くで時間稼ぎをしようとするシーンもあった。リスタートで焦る必要は無いが、リードを広げる姿勢が無ければ、大石や中島、それに東間などの強力な刈谷攻撃陣に十分な休憩を与えることにならないかと心配にもなった。

しかし、そこで田中は全く気を緩めていなかった。岐阜Ⅱスローインに刈谷DFラインの裏へ走り込み、橋詰にボールを預けてすぐにバイタル内へウェーブ。ワンツーを左足で受けてすぐさま右足で放ったシュートはしっかりとファーサイドネットへコントロールされていた。(動画)

2点差を守り切る力は今の岐阜Ⅱにはあると思われたが、その後も数回目のPKを取られてもおかしくないようなプレーもあった。岐阜Ⅱの両SBは、攻撃面では優れているが、昨年までのSBの吉岡、鈴木梓司、田端、薦田などと守備面で比較すると、まだ物足りない。

練習でも岐阜Ⅱの攻撃陣と向かい合って、しっかりと対応出来ているだろうか。リーグ戦の残り試合、国体、全社でより結果を残せるかどうかの1つのポイントになるのではないかと思われる。

この日の刈谷戦は、2-0でそのまま岐阜Ⅱが勝利した。

2013年09月16日

FC川崎 vs 春日井クラブ / 長良クラブ vs Chukyo.Univ.FC

台風18号が東海地方を目指して北上中の東海リーグ3戦。2部の岐阜県の2チームは残留に向けての正念場。

1試合目は各務原スポーツ広場で川崎の試合。時折集中的に雨が降ってくる。久しぶりの春日井クラブの印象は、平均的に大きく、川崎DFはプレッシャーがかかったのか、自陣でボールを奪われると早々に先制を許す。

川崎も、運動量は上回っていて、ピッチを広く使い、左SB堀江の精度の高いクロスからのゴールなどで逆転に成功する。更に、再び完全にフリーの味方にクロスが合い、リードを広げるチャンスもあったが、後ろから飛び込んできた味方と交錯してしまい、逸する場面があった。

しかし、一方の春日井も当たりに強くて懐が深く、ボールを収められる選手が多く、簡単にボールが奪わせてくれず、動き出しもいい。川崎もポゼッションスタイルで、どちらかと言えば天然芝向きだと思われるが、養生期間を経て状態の良い芝が雨で重くなったピッチは、春日井により有利だったかもしれない。

運動量は川崎よりも少なく見える春日井のボールキープに対し、川崎DFが普段は取れそうなタイミングでボールを奪いに行っても上手く躱され、勢い余って置いて行かれそうになり、サイド攻撃からシュートにまで繋げられるといった、若干振り回されている場面も多い。

更に奪い損ねて春日井選手を痛める場面が増えてしまい、1人は負傷退場となってしまう。春日井側のアピールにより徐々に審判のファール基準が厳しくなり、カードも出始める。そして前半終了間際、殆ど押してないような接触でDFがファールを取られ、FKを与える。

川崎としても注意していたが、それでもファーにフリーがいて、更に動き出しで勝られる。キーパーが一旦弾いてファーにこぼれたボールは、詰めた春日井の選手が囲んだ状態になっていた。川崎側は近付くことが出来ず、キーパーの懸命のセービングも及ばず同点シュートを叩きこまれた。

つまり、この試合で川崎側としては、自陣ゴール前でキープやプレースキックのチャンスを与えたくないところ。それには、高い位置で、プレッシングをかけてボールを取る、キープするなどが重要だったが、ハーフタイムで退いた本職キーパーの鈴木を除けば、中村、岩田、山本などの攻撃陣の得意なプレースタイルでもない。

それでも川崎は集中して守り、時間が過ぎてスペースが広がると、ボールをキープする時間が多くなる。

そしてフリーの中村から決定的なスルーパスが出たという場面で何故か審判がプレーを止め、代わりにプレーと関係のないところでの春日井選手へのファールにカードを出し、それが二枚目で退場という、両チームに痛い判定があった。それでも川崎に有利な展開にはなり、原田や板津のビルドアップからチャンスを伺う。

しかし、川崎CKを拾った春日井選手が中村のプレッシャーを躱してカウンターに繋げる。川崎陣内深くでのスローインとなり、ペナルティスポットやや後の位置の春日井28番広瀬に繋がり、素早く思い切り蹴ったシュートは見事に左隅に決められる。決めた本人は「まぐれシュート」と言っていたが、それもボールを足元に収める技術力があってのものでは無いだろうか。

その後、川崎も中村を中心に反撃を試みたが、ゲームメイク自体は得意ではない事もあり、味方との連携が噛み合わない場面も多く、何より強いFWに攻撃を委ねた春日井DF陣の奮闘もあって川崎のシュートは枠を捉えきれず、2-3で川崎の敗戦となった。


2試合目は赤坂スポーツ公園。こちらも早々にCUFCの先制という試合展開。その後も暫くはCUFCの攻勢が続き、長良クラブが耐える時間帯が続く。

特に大学チームは選手や戦術が大幅に変わるが、この試合のCUFCは、セカンドトップ7番の山本邦彦が目を引き、他は東海2部で平均的な選手が揃っている様子だった。つまり、秋田英義を要する名古屋SCに共通した強さと言えるだろうか。

2013-9-15長良C徐々に対応した長良は、後半開始早々にショートカウンターからレジスタ羽賀が突破して同点ゴール。その後も膠着状態だったが、岡田のポストプレーなども効果的で、どちらかと言えば長良が押し気味だっただろうか。

しかし後半20分頃、2位のCUFCが7位の長良に対して温存していたということか、9番杉浦が交替出場して押し返す。常葉HC相手に昇格争いをしているCUFCとしても、当然負けられない試合。しかし、長良としては引き分けでも良しだったのか、それともこの時間帯に出場させられる交替カードが見当たらなかったのか、いずれにしてもそろそろ長良の時間帯になるかという期待を、上手くCUFCに消されたようにも思われる。

それでもキーパー播磨のセーブなどでスコアの均衡が保たれたまま残り10分ほどになると、再びCUFCの勢いが弱まり、ここから何とか長良に逆転をと期待を続ける。

しかし、CUFCの自陣内からの縦パスを受けた選手を背後に着いていた長良DFが倒したというファールがあり、それはPA内まで押し込まれているような展開だと思われなかったので意外だったが、PKが宣告される。

そのPKをキーパー播磨は良く反応したが及ばず勝ち越しとなる。長良も最後まで攻める姿勢を見せたが、CKからのカウンターで逆に突き放され、1-3での敗戦となった。

2013年09月10日

マルヤス工業 vs 岐阜Ⅱ

C大阪との対戦を見るための有給は、年間カレンダー通りに戻ったリーグ戦の観戦となった。トヨタスポーツセンター付近のネットでの降水確率は60%だったが、試合中に微小な水滴が短い時間降った程度だった。

先に蹴球団と矢崎の試合が行われていた。矢崎もFW萩田やアンカー田中を始めとして、静岡県の選手らしい高い技術力を備えた選手たちが揃う。しかし、ある程度の攻撃力を持たないチームに対しては、固い守備で抑えこみ、カウンターを浴びせ続ける今の蹴球団が相手。

どれだけボールを繋いでも、ボールを奪われれば、あっという間に前線に運ばれる。数少ないシュートチャンスも蹴球団キーパー北川に防がれる。矢崎も右サイドの突破から1点は返したものの、3-1の蹴球団の完勝。


首位争いの中にいる、今期好調のマルヤスと、僅かな可能性しか残されていない岐阜Ⅱの試合は16時15分から。涼しい時間帯に試合が出来る照明設備が羨ましい。

          1滝
17林  2鈴木梓 5鈴木貴 19馬場
18柳澤  6橋詰  4角   8比嘉
      9緑  11田中
─────────◯─────────
     11正治 14平野
20片山 29日下 18田中 13太田
6香川  15松井 5河本  4若山
        1木下

岐阜Ⅱは、先週よりも状態は良くなってきている様子。マルヤスは1トップのクリスマスツリーで来ていたのではないかと思われるが、角の散らしの良さなどもあって、プレッシャーにかからない。勢いのある時間帯に、右サイドからの攻撃で最後は好調な緑が決めて先制。

比嘉も手がつけられない状態だった。マルヤスで売出中の新人FW正治は、一度サイドを突破して迫力を見せたが、マルヤス側から言わせれば、比嘉はその数倍の迫力があったのではないだろうか。

更にこの日は、アンカー橋詰からトップの田中智大へという攻撃の形も見られた。その中で、田中がPKを獲得するが、これは外してしまう。

一方のマルヤスも、徐々にペースを取り戻し始める。この日、目立ったのは昨年は調子を落としていたように思われた片山雄太。片山に対し、動き出しが重かった柳澤あたりは、腰が砕けたようなプレーになっていた。そして、戻りきっていない田中のドリブル突破などを、マルヤス守備陣が食い止め、反撃に繋げる。

それに対し、岐阜の守備陣も、角、鈴木梓司などが攻撃を食い止める。そして何度かあった至近距離からの強烈なシュートを、滝が腕や足でブロックを決める。1点はやむを得ないと思われた試合だっただけに、やはりまずは守備陣が称えられるべきではないだろうか。

前半に新しい攻撃の形を見せてリードを奪い、後半戦の守り合いを制した岐阜Ⅱが、1-0で勝利した。


2013年09月04日

天皇杯一回戦 in 長良川メドウ

岐阜Ⅱvs関西大学との勝者が長居キンチョウスタジアムでC大阪と対戦できるということで、終盤以外は殆ど観られなかったものの、期待していたが、関西大学に敗北。観戦されていた方との話しをまとめてみる。

試合開始早々の失点は、その時間帯まで雨が強く降っており、キーパーのファンブルを誘って詰める。2失点目は都並jrの意表をついた超ロングシュートが決まってしまう。

関西大学は、体の使い方や、動き出しなどが良く、岐阜Ⅱの守備に対して、簡単にロストしなかった。しかし、勝てた相手だった。

岐阜Ⅱは、ストップ・アンド・ゴーが衰えている。裏に出たボールをキープされ、切り返しに振り回されるので、ラインが下がってしまう悪循環になっていた。

クロスの質も低かった。CBを超えられず、再三それ程の苦労もなく跳ね返され、反撃に繋げられた。

雨で踏ん張りが効かず、ボールも重くなったせいなのかもしれないが、それは相手も同じ条件。肝心なのは準備や対応力の不十分さ。

あるいは、イエローカードが関大の3枚と比較して、岐阜Ⅱは最後のシミュレーションの1枚のみであり、フェアプレー意識が高かったのかもしれないが、負けているチームが必死の追い上げのためのギリギリのプレーが行われているようにも見えなかった。

仮に怪我の影響もあったと言うのならば、昨年度まで雨を苦にしなさそうな馬力で、局地戦に強さを見せてきた田端や菰田が控えていたのだから、替わってもらえば良かった。

そういったチーム状態の悪い中で、反撃のゴールを上げた緑、そのアシストの橋詰は、評価されるべきだろうか。

岐阜Ⅱには、試合に出たい・勝ちたい、勝つために最後まで努力・工夫ができる選手やコーチが活躍するチームであって欲しいと思う。

フロントが若手主体で編成する方針、あるいは岐阜国体後にほぼ総入れ替えを行った初年度だけに止むを得ないが、岐阜ⅡOBや県リーグの闘将たちの力があれば、また違ったのかもしれない。
acekiller6 at 19:35|PermalinkComments(0)TrackBack(0)
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