2010年度J2リーグ

2010年12月28日

TOP10年度評価

スタッフ

監督 倉田 安治 1963/2/1 評価5
一昨年のヴィッセル神戸コーチを経て初J監督。システムは4バックの4-2-2-2。リードされると前半20分でも選手交代を行っていたのが特徴的。
中盤の底のアンカーに守備力の高い選手を配し、守備を安定させ、先制した試合での勝率はJ2トップクラスを誇った。一方で年度当初はサイドアタックを軽視し、J2ワーストクラスの得点力、被先制後の敗戦率となった。

しかし、フロントとのトラブルで退団した高木和正がいれば、結果が変わっていた可能性も低くはなかったか。年度終盤には、サイドアタックを意識したチーム作りも行い、翌年度に期待を繋げた。お子さんを岐阜市に転校させ、来季に賭ける姿勢を見せてくれた。
しかし、トークの上手さにも関わらず、フロントとのコミュニケーションの問題との自己分析の、突如の事実上の解任。

コーチ 浮氣 哲郎 1971/10/4  評価5
シーズン途中での就任。練習中に良く声が響いていた。
しかし、監督共々本職がディフェンダーと言うこともあってか、攻撃力不足に悩まされた。

GK・フィジカルコーチ セルジオ・ゴベッチ 1959/4/4 評価7
野田だけでなく、村尾や重成も逞しく成長した。

※ 背番 名前 生年月日 身長 体重 前所属

GK
 1 野田 恭平 1981/10/6 191 85 FC琉球  評価GK7
村尾という能力の高い新人が加入したが、それが良い方の効果となったか、安定感を増した。

  21 村尾 龍矢 1988/3/26 190 78 宮崎産業経営大学  評価GK6
入団当初から高く安定した守備力を見せ、野田の出場停止時には、広い守備範囲を見せた。岐阜のGK層は厚みを増した。

 22 重成 俊弥 1990/9/11 187/77 境高 評価GK5
10年度は随分と逞しさを増した。

DF
 2 野本 泰崇 1986/4/27 176/72 筑波大 評価CB5 右SB5
得点力の高いサイドバックだが、富成がポジションを失ってからも定位置獲得とはならず。

  3 吉本 一謙 1988/4/24 185/80 FC東京 評価CB7
開幕当初から、ラインコントロールなどの試行錯誤は見えていたが、21節のロアッソ熊本戦から非常に高いパフォーマンスを披露。最も成長した選手でありMVPと言える活躍をした。残念ながらレンタル元のFC東京のJ2落ちにより返還。

 4 田中 秀人 1985/11/8 178/74 筑波大  評価DH5 CB5
広い守備範囲を買われてかアンカーでの起用が多く、ミドルシュートを決めたりもしたが、守備ブロックの粘り強さに欠け、スタメン定着とはならず。

  5 川島 真也 1978/7/20 188/85 福岡 評価DH5 CB5
こちらもほぼアンカーで起用される。ベテランで、90分持つかは微妙だが、前年とは見違えるキレを見せ、多くの途中出場を果たした。

 6 秋田 英義 1974/7/23 178/80 ガイナーレ鳥取 評価CB6 左SB6
こちらはクレバーさを買われてか、リベロとしての起用となった。当初はクロスボールの対処などの苦労も見えたが、高いキープ力を活かした迫力のある攻撃参加を見せた。

 17 野垣内 俊 1986/9/11 174/66 四日市大 評価 右SB5
器用な選手で、セットプレー時の得点にも絡んだ。しかし、本職の左SBやCBではない事もあってか、攻撃時の推進力に若干物足りなさを感じた。

 19 冨成 慎司 1987/2/22 180/70 福岡大 評価右SB6 左SB6
シーズン当初はスタメンだったが、チーム不調時のミス以降、責任を負わされたような形でベンチ入り機会も失った。

 20 山内 智裕 1987/9/5 181/71 東海学園大在学中 評価DH5 左SB6
前シーズン後半の特別指定選手で実質新人年度。岐阜では伝統のある20番を背負いつつ、こちらも当初はアンカーだったが、終盤はほぼ出番なし。ドリブルにはキレを見せた。

  24 村上 一樹 1987/12/21 179/73 広島大学 評価左SB5
元ボランチだが、セレクションを経て、広島大学から左SBとして入団。当初はこなせていなかったが、終盤になり様になってきた。

  25 フラビオ・ペレイラ 1991/6/21 176/68 渋谷幕張高校 評価右SB5 CB5
高卒新人。アフリカ系選手に多く見られる高く柔軟な身体能力と技術力を見せる。シーズン中も徐々に成長を見せた。
 
  33 新井 涼平 1990/11/3 183/67 大宮アルディージャ 評価右SB5
シーズン途中にレンタル入団。本来ボランチだが、スピードとドリブル力で混戦の右SBのスタメンに定着。しかし、敵陣でのクロスやシュート精度をやや欠いた。

MF

  7 菅  和範 1985/11/11 177/72 高知大 評価左SH6 OH6

前年に引き続きキャプテン。中盤のどのポジションでも、スタメンでも途中出場でもそこそこのパフォーマンスを発揮した。永芳に倣うような、ゲームメイクを試みるようなプレーもあった。

  11 染矢 一樹 1986/10/13 165/64 奈良産業大 評価左SH6 右SH6 FW5
スピードスターのSH。シーズン当初はサイドアタックではなく中央でのプレーが多く、岐阜の攻撃力低下の一因となった。
怪我から復帰した終盤は復調し、毎試合脚を攣るほどの奮闘を見せた。

  14 嶋田 正吾 1979/11/13 167/57 佐川急便SC 評価FW6 右SH5
セカンドトップとしての出場が多かった。途中から押谷とのコンビネーションが向上し、若手のような成長を見せた。

 15 永芳 卓磨 1986/4/18 179/68 筑波大 評価CH6 左SH5
左SHとしての起用が多く、徐々に改善は見られたものの、特に序盤は機能しているとは言い難かった。それでもインサイドでのゲームメイク力はチーム唯一のもの。

 23 橋本  卓 1982/6/16 170/63 ヴェイレBK 評価 左SH7 CH5 DH5
守備面に課題があり、監督の構想から外れる。途中には怪我もあった。足元の強さには定評があり、第13節鳥栖戦以降数試合の左SHでのプレーには目を引く物があった。

 29 池上 礼一 1983/7/12 177/72 FC刈谷 評価DH7
怪我とFC刈谷退団後のブランクで、練習生の時期はまるで動けていなかった。しかし、岐阜で調子を上げ、混戦のアンカーに収まると、90分フルタイムのプレーは無かったが、
チームの安定に十分に貢献。

FW 
 9 朴  俊慶
 1986/2/12/ 181/77 九州産業大学 評価FW6
高い身体能力とキープ力を活かしたポストプレーやセカンドボールキープは非常に優れ、周りを楽にする事が出来た。しかしゴール前でのアイデアや決定力に欠け、公式戦の出場機会もなく引退。母校九州産業大学のコーチに。
 
 10 朴  基棟 1988/11/1/ 177/68 崇実大学校 評価FW5
世代別韓国代表で、兵役回避とも言われた入団。プレースタイルは非常に素直。ポストプレーや足元などにも優れたものがあったが、FWとしての決定的な活躍は無し。1年で帰国しドラフトによりKリーグの光州FCに入団。

 16 西川 優大 1986/4/19 187/74 筑波大 評価FW5 SH5
右SHとしてプレー。シーズン前の名古屋とのTMでは同点ゴールを決め引き分けの立役者となる。スピード、ドリブル、決定力は優れているが、チャンスメイカーとしてはあと一歩。

 18 佐藤 洸一 1986/11/28 184/73 四日市大 評価FW6
今年度の序盤はポストプレーで奮戦はしたものの、高木の移籍もあり、シュートチャンスにも恵まれず、また数少ない決定機も決めきることが出来なかった。終盤になり、チーム戦術が整えられていく中で、ようやくゴールが決まり始めた。

 26 阪本 一仁 1991/9/24 172/72 FW6 右SH6 右SB6
スピード、ドリブル、シュート力などに非凡なものを見せる。
怖いもの知らずのプレーが少なからずチームに好影響を与えていたように思われる。

 27 押谷 祐樹 1989/9/23 169/69 磐田 FW7 右SH6
佐藤が決定機不足に悩む中で、22節の水戸戦以降、動き出しやポストプレーの質を高めた押谷が、スピードを活かしチーム得点王に躍り出た。守備の堅い上位には十分な結果を残せたとは言えないが、それは来季に期待したい。

 28 サイモン・ガブリエル 1990/7/25 カンピーナスF.C. FW4
岐阜市の姉妹都市カンピーナス市と元柏のカレカの好意、それに今西社長の熱意により、レンタル移籍が実現した。しかし、スピード、ドリブル、強さなどはあったが、バイタルエリアを崩すにはやや足りなかった。数回のベンチ入りで終わり、帰国となった。


acekiller6 at 20:24|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2010年11月25日

第36節vsアビスパ福岡戦

数日前の予報の雨も明け方には止んで晴天に。3位福岡は今シーズンのはじめ頃は岐阜にも敗れ、下位にも居たが、この午後1時開始の試合に勝ち、午後7時開始の4位の千葉が草津との対戦に敗れれば昇格が決まる。そのためにメドウのアウェイ席は福岡サポで埋まっている。

    押谷 嶋田
 染矢 菅 橋本 西川
村上 秋田 吉本 新井
     野田

押谷などは十分に通用すると思われる。問題はどのような形で前線にボールが供給されるか。

前半は福岡が風上。かなり強く吹いているのがどう影響するか。そして、早い時間に福岡の強烈なシュートがポストを叩く。更に数本シュートが放たれるが野田がキャッチしてセーブ。大きな実力差が無い限り、普通ならこれで乗って行くところだが、そこまでの反発力が無いのがFC岐阜。

福島の先制ゴールはCKから。縦に3人並び、ゴールから最も遠い3人目のマークが薄くなった状況で、久藤が低いクロスを合わせ、合されたシュートが福岡の選手の足元に入り、最後は永里が押し込んだ。福岡が昇格圏内へどのように這い上がってきたかが伝わってくるゴールだった。

その後はシュートまでは至らないが、岐阜もボールを持つ時間が増える。染矢が左サイドにいると、前線での守備から数人での囲い込みが囲い込みが可能になってくる。橋本も、スタメン出場の数試合というより、子どもが生まれてからまだ勝ち点に見放されてきたからか、これまでの派手なプレーよりも
繋ぎの意識が高い。

後半、風上に立つと、押谷などにシュート機会が増えてくるが、田中誠などの対応もあってか、今までよりも枠を捉えられない。押谷がカードを受けた後に基棟と交代、染矢も佐藤と交替すると、前線での圧力はあるがシュート数も減る。

福岡はCF城後でのボールの収まりがよく、新井あたりは永里などのサイドアタックへの対応に手間取っていたが、福岡に追加点を許す。

永芳が中盤に入り、西川がトップ下に入る形は面白かったが、既に染矢もいないので、昇格が大きく見えてきた福岡のサイドの気迫の守備を突破できない。

そのまま0-2で終了した。
acekiller6 at 23:39|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2010年11月18日

第34節vsサガン鳥栖戦2

    押谷 嶋田
 染矢 菅 橋本 西川
秋田 田中 吉本 阪本
     野田

鳥栖で前節の徳島戦で目を引いた右SB田中は今節は累積で出場停止だった。
後は注目のレジスタ藤田への対応に注目。他には左SHの柳澤と左SBの磯崎のクロスへはどうか。

この試合の唯一の得点は、開始間もなくの、藤田のライン裏へのスローインによる、岐阜田中の虚を突いたCF豊田へのスルーパスだった。やはり意表をつくのが好きな選手ということか。藤田はプレースキックでも良いものを見せたが、これには岐阜も対応。柳澤と右SH早坂のドリブルも突破力はあったが、岐阜を崩しきるほどのものではなかった。

FC岐阜は永芳がベンチにも不在。染矢が元気に走る。菅や秋田もゲームメイクをする。失点後すぐに阪本と交代した野垣内も、負傷交代するまでは、いい組み立てを見せていた。しかし僅かに噛み合わなかったか、押谷が無人のゴールへのシュート2本を含め、数回の決定機を外したり、逆に押谷のFKを味方が決めきれない。

終盤に入り鳥栖は3バックへ。ただし、DFライン前を埋めるDHがいないので、岐阜が攻め込めるようになり、鳥栖DFラインは5バックを選択。センターに入った飯尾が良く跳ね返し、岐阜の攻撃を防ぎきって終了。

ボールを支配していたのは岐阜だったが単調だった。周囲の観客から退屈な試合だったとの声も聞かれた。ゲームメイクに関しては、岐阜県リーグのようにも感じた。
acekiller6 at 21:52|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2010年11月12日

第33節鳥栖vs徳島

次節岐阜と対戦する鳥栖のフォーメーション。徳島の強力な攻撃陣を抑え込んでいたのでメモ書き。

     豊田
 柳澤  山瀬 早坂
  藤田 丹羽
磯崎 飯尾 木谷 田中
      室

新人のレジスタ藤田のプレーメイクが目を引く。そして柳澤、田中、磯崎から高精度のクロスが入り、それを空中戦に強い豊田が合わせる。 藤田はキッカーも任され、それも精度が高い。守備も良くFC岐阜が注意すべきキーマンの1人だろう。ただし、スルーパスでアシストと言うよりは、相手の動きの逆を狙う。鳥栖の守備の問題もあるだろうが、現状は恐らくセカンドトップのシャドウストライカー向き。

それよりは、いいタイミングで直接ゴールに繋がるクロスを入れてくる田中が、鳥栖では最も注意するべき選手だと思われる。鳥栖の攻撃は全体的に外からが多かった。

鳥栖の守備は、田中は強いが木谷との連携はまだ確立されていない。アンカー丹羽はパスは見事だが守備はそれほどでもない。岐阜が押し込まれていなければ鳥栖の右サイドは突破口にもなるだろう。

守備の要は飯尾。ロングフィードも正確な優秀な選手。恐らく3バックのセンターも務まる。 守備堅めの日高の献身的なプレスが目を引いた。 仮に鳥栖に永芳、池上、吉本がいれば、昇格可能なチームになるだろう。

acekiller6 at 09:59|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2010年11月11日

第33節vs柏レイソル戦2

首位柏とのアウェイ戦。4位の千葉が柏から6試合残して勝ち点差18で、柏は引き分けでも自力昇格が決まる。
    佐藤 嶋田
押谷 田中 池上 西川
阪本 秋田 吉本 新井
    野田

FC岐阜は、出場停止の菅の代わりは田中。永芳で十分と思われたが、まずは今年のJ2独走の原動力となった司令塔レアンドロを止めるという考え方も、遠く引き離された岐阜の立場を考えれば一応理解は出来る。岐阜のこれまでの攻撃力を考えても、柏に1点でも取られれば眼前昇格阻止は難しく、実質試合の終わりをほぼ意味するので、この貴重な試合経験のためにも、出来るだけ長く同点以上を維持したい。

そして狙いは成功。岐阜の守備ブロックはレアンドロ、北嶋、林の強力攻撃陣を抑え込み、柏にルーズなパスミスを繰り返させた。これは倉田サッカーのこれから先への自信に繋がるはず。

しかし、岐阜も柏に付き合ってルーズなミスを攻撃時に繰り返した。柏守備陣は対人にはかなり強かったが、岐阜の組織的な攻撃は通用した。カウンターでイエローを誘ったりもした。ただ、西川はもうひとつで、味方へのパスはカットされ、受け手としても呼吸が合わない。嶋田や押谷なども、外にフリーの味方がいるのに、ロングシュートで終わった。

後半、柏の強い圧力からスペースが生まれ押し込まれかけるが、左サイドに入った永芳のゲームメイクで押し返す。再び試合が落ち着きかけた中で、ハーフラインから自陣内側で、落ちてきた押谷が僅かに甘いファール。 しかし、レアンドロにとっては射程圏内。そのロングキックを林が秋田と競り合いながらヘッドを叩き付ける。ファーポスト側の枠を捉え野田の右腕を超え、そこに北嶋が詰めて押谷の目の前で押し込み、柏の自力昇格をほぼ確定させた。続きを読む
acekiller6 at 18:07|PermalinkComments(0)TrackBack(0)
記事検索
livedoor 天気