全国社会人サッカー選手権大会

2013年05月12日

全社岐阜県大会決勝

決勝は岐阜Ⅱ vs NK可児。準決勝まで攻守のバランスの良さを見せたNK可児相手に、岐阜Ⅱがどのような試合運びを見せるか。

仕事により20分遅れで会場に到着。岐阜ⅡにはFWに田中の姿があり、そして15分までに既に2-0とリードを奪っていた。ここまで鈴木梓司を中心に安定感のある守備で無失点を続けてきていただけに、勝敗自体は、可児が引っくり返すには極めて厳しい状況にあったと言える。

        24磯谷
14鈴木祐 18北倉 19大坪 17正木
21餅田  8河村  6鈴木将 16伊藤
     25牛江 11加藤
─────────◯─────────
      9緑  11田中
8比嘉  4角   6橋詰  18柳澤
17林  5鈴木貴 2鈴木梓 16田端
        1滝

内容は、田中はセカンドトップの位置にいたように思われる。4年前の岐阜Ⅰの片桐のようにボールを収め、試合を組み立てていたように思われる。田中がトップに張った時には緑もポスト役をこなすなど、ベスト8でのテクノ渡辺戦よりも、連携面が改善していたのではないだろうか。前半で3-0となり、田中は後半の早い時間帯に退いた。

それから暫く、岐阜Ⅱも活力を欠き、やがて滝からのショートパスを可児21番餅田に拾われ大会初失点を喫する。まだまだ課題も残されていると言うことか。可児も悪いプレーをしているわけではなく、優勝への不安も少し出てきた。

しかし、この試合で印象に残ったのは、可児のプレッシャーを冷静に捌いた角のプレー(動画)。周りとの連携の向上も、それを可能にし、またそれが可児に主導権を握らせない要因の1つと成ったのだろうか。片山朗にも、その状況でプレーしてもらいたかったとも思われた。

20130505遠藤純輝ゴールそして、このまま後半の残りを無得点のまま終わってもらっても物足りなかったが、終盤に、得点力が求められていた柳澤が、数的有利でフリーとなった決定機でしっかりと決めて4-1、更にすぐに同じような状況で少し遠目のシュートを、途中出場の遠藤も決め、攻撃陣全体の底上げをアピールした。

5-1で岐阜Ⅱが今年も優勝を譲らなかった。

2013-5-5 14:00 岐阜SECOND vs NK可児(動画リスト)

リーグ戦初戦は12日(日)12時より大垣南公園で、蹴球団が相手。大きい選手が多く、リトリートからのカウンターが特徴だった。去年は攻撃陣が強力化し、2部を独走して1復帰を果たした。岐阜Ⅱは蹴球団の守備ブロックに楔を打ち込み、カウンターに対抗できるかどうかの勝負になるだろうか。


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2013年05月02日

全社岐阜県大会準決勝

あっさりと桜を散らしたかと思うと、その後は冷え込んだ4月の春だが、この28日は、よく晴れ、少し日差しの強さを取り戻した。

準決勝は、勝てば、全社東海予選と、天皇杯出場権を賭けた選手権大会の権利が得られるので、1つの大きな目標となる。

岐阜Ⅱが対戦するリベルタは、昨年の岐阜県大会でも、準決勝の岐阜メドウで対戦し、2-1で勝利したものの、唯一の失点を喫している。4回戦を見る限り、今年もリベルタは、攻撃面において、岐阜Ⅱの守備に対し、気後れしていることは無いだろう。

         1滝
16田端 2鈴木梓 5鈴木貴 17林
18柳澤  6橋詰  4角   8比嘉
     12海野  9緑
─────────◯─────────
     9千原  30津田
13福田 7松井  19      18
2     25    23平野 22大西
         1

岐阜Ⅱは田中智大をメンバーから外してきた。ここまで無失点の岐阜Ⅱ守備陣が大崩することは無いとは思われるが、しっかりと勝ち抜くためには、2点以上を期待したい。それを田中抜きで、どのように取りに行くか。

序盤から素晴らしい攻防が続く(動画)。岐阜Ⅱのセンターラインは、先週までに、鈴木梓司、角、緑が存在感を見せてきたが、この日は鈴木貴登のカバーリング、海野のポストもいい。

そして、橋詰の守備が良くなっている。角との中盤でのチェックは、リベルタの攻撃を大いに苦しめたと思われる。角もサイドへ良い展開を見せていた。

一方のリベルタも、先週は課題もあった守備陣が、闘将23番をはじめ、25番、19番など、今回はしっかりと守る。

ほぼ均衡していたが、23分頃、岐阜Ⅱが、バウンドする低いCKが密集の中を抜け、ファーサイドにいた鈴木貴登がボレーで合わせて先制する。

スタンドから見ていた限りでは、まだ時間もあり、内容的にも挽回は可能だと思われたが、リベルタに若干ダメージが見える。

すぐさまロングクロスから30番津田が決定的なヘディングシュートを放つが、枠を外れる。13番福田も攻撃に推進力を与えるが、クロスが味方に合わない。そして、守備時に、特に攻撃陣の手足がかかり、岐阜Ⅱよりも早くカードが嵩んでいく。

そのまま1-0で後半へ折り返す。気持ちを入れ替えたリベルタが、更に攻め立て、13番福田のスローインから、30番津田が見事にサイドを突破し、中央に折り返すが、岐阜Ⅱキーパー滝が抑えると、中央で合わせようとした選手が滝を蹴ってしまい、後半7分、2枚目のイエローで退場となった。

ここまでが本当に面白い試合だっただけに、残念な展開になった。10人になっても昨年まで岐阜Ⅱ所属の7番松井を含め、これまで見た中で最高のパフォーマンスを見せたリベルタの各選手だが、岐阜Ⅱ守備陣の中央は固く、サイドを突破しても、僅かにフィニッシュが合わない。

数的不利の中での攻め方にも、リベルタ攻撃陣に不慣れさが見えた中で、途中出場の11番が良い基点となり、精度の高いラストパスが送られるが、しっかりと寄せられ、シュートはキーパー正面へ。

また、逆にリベルタキーパーがゴール前の混戦で腕を負傷したのか、ホールド出来そうなボールもしばらくの間はセーフティにクリアとし、ポゼッション面でも更に厳しくなる。

終盤になり、3バックで勝負を仕掛けるが、今度はリベルタ守備陣に、お互いの距離感や、ボールへの寄せどころへの不慣れさが見える。

そして、ここでボールを持った柳澤がダイアゴナルに動いて松井のチェックを突破し、良いポジションを取っていた右SB田端の前のスペースにパス。ディフェンスライン裏を通るクロス。

2-0になれば、この面白かった試合も、実質的にほぼ終了と思われたので、リベルタ守備陣には、東海トーナメントのジェイテクト戦を思い出して止めて欲しいとも思ったが、最後は逆サイドの林(?)が押し込む。

20130428ⅡvsLIBゲームセットその後も最後まで敢闘したリベルタに対して岐阜Ⅱは油断すること無く試合を進め、そのまま終了した。

岐阜Ⅱはここまで無失点。攻撃陣も日替わりで別の選手が活躍し、層の厚さを増してきている。しかし、終盤に右サイドに移った比嘉に、もう少し守備からプレーして欲しいとも思われたが、ここまでは鈴木梓司を中心に、守り勝ってきた試合だと思われる。

つまり、この日の出来であれば、PK戦敗退や引き分けで勝ち点2を失う可能性も高くなる。守備陣には、より厳しいクロスゲームでも守り勝てるように、攻撃陣には、守備陣の頑張りに応えられるように、期待したい。


第2試合は、長良クラブ対NK可児。

可児の試合はこの日が今年度の初観戦。加藤韻不在で東海リーグ昇格を逃した東海トーナメント以来。東海2部所属で第2シードのFC川崎をPK戦で、ジーベックを9-0で破って準決勝に進出してきただけに、見逃せない。

対して第3シードの長良クラブは、先週のアルマ大垣戦では攻撃力に物足りない印象があった。安定感を増してきている守備力を維持しつつ、攻撃を立て直せているかだが、試合前のシュート練習を見ても、可児の方が、良い物が決まっているようにも見える。

長良としては、全社東海大会や選手権への出場権獲得はもちろん、リーグ戦へ勢いづけられる試合にしたいところか。可児としては、何処までカテゴリー差を意識しているかは不明だが、東海勢に2連勝の大きなチャンス。

        24磯谷
20古畑 19大坪 14鈴木祐 17正木
9三上  8河村  6鈴木将 21餅田
     25牛江 11加藤
─────────◯─────────

     9福島 10小寺
25岡田和 14西沢 16羽賀 11藤盛
5青木 20大久保 6冨田 15丹羽
        1坂井

試合は予想通り、可児がやや優勢で進んだ。可児の新戦力の牛江は、ポストをこなしつつ、スピードのあるところも見せた。

カウンター気味に攻め返す長良も、新戦力の9番トップ福島が、献身的にプレーしている。先週より、2列目の25番岡田和樹や10番小寺などの推進力も増しているように思われた。これにより、普段よりも16番アンカー羽賀のゲームメイクが活きていた。しかし、安定している可児のキャプテン鈴木祐を中心とした守備陣を崩す場面が少ない。

こうなると、長良には、アルマ戦でCKからの得点にも守備にも活躍し、この試合はストッパーに入った冨田を中心に、出来る限り失点を防いで、攻撃陣の援護に期待したいところ。そして、ポストやジャッジに救われる場面も多かったように思われたが、強力な可児攻撃陣を相手に、延長後半まで無失点で切り抜けた。

耐えてくれた守備陣の頑張りに攻撃陣も応えてもらいたかったが、小寺は普段よりもボールを良く収めて起点になり、存在感を見せたものの、可児の鈴木将也などと比べれば、同じスルーパスやバックパスでも、まだ味方を活かせる余地は大きい。

後半途中に、11番藤盛のサイドでの両足でのビルドアップやドリブルに、角度の面白い工夫が見られたように思われたが、続かなかった。

決め手に欠けたまま、最後には審判のイエローカード祭りで退場者も出て、10人になってからも可児のセットプレーで前線に藤盛を残す気合を見せたが、PK戦へ。

試合前のシュート練習、川崎を破っている実績から、可児が優勢かと思われた。最初の1人目こそ外したが、長良も2人目が外し、4人目が止められて、可児が東海勢連破を果たし、またも決勝進出で岐阜Ⅱとの対戦を決めた。

2013-04-28 13:30 長良クラブ vs NK可児(動画リスト)
PK戦(動画)

それにしても、数年前の、岐阜Ⅱと岐阜工を除けば、リベルタの闘将や可児のキャプテンあたりしか守備力の高いDFが見当たらなかった岐阜県に、今は随分と堅守のチームが増えてくれた事だと思う。

今年度の岐阜Ⅱには、今年度の可児の守備陣に対して、どれほどの決定力を見せられるだろうか。


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2013年04月23日

全社岐阜県大会4回戦大垣南公園グラウンドラウンド

桜を散らせた暖かさは弱まり、伊吹おろしのお陰で、晴天にも関わらず肌寒い。

1試合目は長良クラブvsAlma大垣。共に上のカテゴリーへの昇格を期待したいチームだが、それ以前に体罰事件で解散も危ぶまれたアルマの選手たちが、無事に試合を行えることにホッとする。


      1
13  11   5   18
24   8   6   4
   16   9
─────◯─────
   15  11
25  14  16   7
5   28  20   6
     21

長良は、4-1-4-1に近いシステムだろうか。1トップ15番にボールを収めて、2列目の4人が比較的自由にやらせてもらっているが、その2列目にボールが収まらない、あるいは推進力に欠けているという印象。勝ち越し決勝同点ゴールとなったCK(動画)以外は、どうやってフィニッシュまで持っていきたいのか、どういう練習をしているのかが良く解らなかった。

個々の力は全体的に上がっており、更に壁の向こうを目指すための試行錯誤もあるのだろうが、夏原を左、羽賀を右に置いた、かつての4-4-2以上の迫力は、まだ見えない。

一方のアルマも、全体的に上手く強いという印象だった。2トップにもボールが収まっている。そして、そこからSHともども前へ裏へボールを運んでいく力が弱い。加えて、ボランチの守備ブロックの意識の低さは相変わらずで、それを受けてなのか、多少ゲームを組み立てていたディフェンスラインも低め。それらが長良にショートカウンターからのチャンスを与えていたように思われた。

両チームともタレントが機能不全なまま、2-1で長良が勝利した。

2試合目は岐阜Ⅱvsテクノ渡辺FC。岐阜Ⅱは、怪我から復帰してきた田中智大、林隆太、遠藤純輝などが出場してくる模様。昨年県1部で市川を有し、最終戦まで1位争いを繰り広げ、3位に躍進したテクノと、どのような試合を見せてくれるのか。

         1
20     5市川 15      13
8      4    12      17
      29    25
─────────◯─────────
      11田中  9緑
8比嘉  4角   6橋詰  18柳澤
17林  5鈴木貴 2鈴木梓 16田端
        1滝

まず、テクノは素晴らしかった。正確なボール回しや29番などのポストプレーからのビルドアップは岐阜Ⅱ守備陣にプレッシャーを与え続けた。市川がバランスを取るディフェンスラインやボランチの守備ブロックは岐阜ⅡFWに自由を与えなかった。

この試合の前半でキーパーが腕を負傷して救急車で運ばれたが、昨年の東海トーナメントであれば突破出来る力はあったと思われる。昨年の岐阜Ⅱが相手であれば、番狂わせも起こせていたかもしれない。

130421テクノ戦しかし、相手の岐阜Ⅱは、選手層こそ薄くなり、また大幅入れ替えによりコンビネーション面でこれからではあるが、昨年よりも格段にバランスやコンディションが向上し、タレントが力を発揮している。テクノに攻め立てられても受けきり、カウンターを狙われても奪い返し、速攻から決定機を作り出していた。

今回の岐阜Ⅱのパフォーマンスは東海1部で優勝争いが出来るチームの物であり、テクノが試合をする機会が少ないレベルだったと思われる。無得点6失点と当って砕けはしたが、この試合の経験から、更なる力を得て欲しいと思う。

岐阜Ⅱの方は、攻撃では速攻の精度、タレントの個々のテクニックや得点力は素晴らしい。レジスタやキッカーとして存在感を見せた角、絶好調で強さも見せたセカンドトップ緑が目を引いた。風上ではあったが、後半から田中と交替した遠藤純輝、比嘉と交替した海野などもまた存在感は見せられた。

しかし、昨年までの片山朗、瀬古、栗本たちによりゲームメイクされた物と比べると、プレーが狭いように思われる。今回のように守備陣に包まれれば、流石の田中も得点力は半減以下となる。また、ここまで田中と並ぶ得点源であり、相手の心を折るファー隅へのコントロールシュートも見せてきた比嘉も、しっかりとした対応を心がけられれば、そうそう爆発は出来ないはず。

鈴木を中心とした守備も新しい布陣でまだこれからという段階で、古川やテクノ相手に無失点も素晴らしいが、更に攻撃力の高い相手が、今大会にもリーグ戦にも控えている中で、どれだけやれるのか、まだこれから試されていく。今のままでは連携面でのミスも多く、また運動量も少なく、強敵相手に守り勝つ試合が続く事には、それほど期待できない。


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2013年04月17日

第49回全国社会人サッカー選手権岐阜県大会3回戦各務原勤労者グラウンド

午後からの2試合の簡単な観戦記。

暑くは無いものの春霞の晴れ空に南風が吹き、先週はまだ綺麗だった桜の木の花もすっかり色あせていた。

その日の三試合目になるリベルタ対岐阜可児FCの途中から観戦。

    9  30
13  7  19  18
27  25  17  22
     1


ポジションはリベルタ側だけ。闘将は27番を着けていたが、先週からだっただろうか。そして左SBにいた。

先週は水たまりがあったピッチのコンディションは、土煙が舞うほどパウダー状になり、ボールを蹴るにも力が要りそうだ。その間に相手が詰めてくるので、ピッチに広さを感じず、フットサルを見ているようでもあった。

前半はリベルタが1点リードで終わったが、闘将が中央に構えない守備陣の方は、やはりラインコントロールやカバーリングなどにぎこちなさがあるように思われた。

後半に風下になると、岐阜可児に与える決定機も増え、直接FKで壁が1枚足りなかったか、ファーサイドを通され同点に追いつかれる。

その後もリベルタ守備陣は、ラインを下げないようにという意識も見えるものの、ボールの状態などにまだ十分気が回っていないようで、相手に気が効いたFWやパサーがいれば、更に決定機を献上していたのではないだろうか。

ただし、時間が経つと、岐阜可児の守備陣にもスペースが広がった。そして、足元が強く、馬力があるタイプが活躍しやすい状況でもあったのだろうか。リベルタの2トップの、特にセカンドトップ30番津田が、圧倒的な存在感を見せるようになった。チームとしてもボールを長く持てないため、FWをめがけて蹴ってくる場面が多かったのだが、トラップに裏への抜け出しに、ドリブルにと、局面でマーカーを圧倒していった。

リベルタは、先週はワイドに攻める新しいスタイルで、今週は従来の縦に強いスタイルで、力を見せることが出来たと言えるのだろうか。再リードをした後も、攻撃の手を緩めること無く、5-1にまで点差を広げた。

例年この大会で存在感を見せている岐阜可児だが、綺麗なラインディフェンスでオフサイドを何度も取っていたが、ボールサイドの味方DFのサポートに絞っては外を破られるという場面も多く、守備ブロックを立て直す前に勝負が決まってしまった。ただ、今回は仮にリベルタ守備陣であっても止めることは難しかっただろうと思わされるほどに、この日のリベルタ攻撃陣には勢いがあった。

その一方で、気候のいい季節だけに、この大会にオリンピックの個人競技のように1次リーグや敗者復活戦があればとも思うが、FC養老などとも同様に、早く強いチームに揉まれるカテゴリーにまで上がってきて欲しいチームだとも思う。

4試合目は、FC岐阜教員 vs FC.XEBEC岐阜。

     1
2  26   9   27
23  4   7   11
   10  24
─────◯─────
   7  21
23  8  15  22
20 18 16  14
     1

上が教員。

教員チームは相変わらずサッカーを知っている選手が多い、頭脳的なチームという印象が強い。味方がトラップする前に「マノン」が飛び交うチームはそう多くはない。サイドに広がり切れないのはピッチコンディションや体力面などで仕方ない部分はあるかもしれないが、それでも9番を中心とした守備陣は、上手くジーべのスルーパスをカットしていく。

そして、風下だったが、最初はむしろ教員側が攻めこむ時間が多く、右からの攻撃で、最後は左に1枚余っていた選手が決めてリードも奪った。

http://youtu.be/tzKSUWrpzCk

しかし飛ばし過ぎたのか、途中で足が止まる。また、キッカーも務めていた強さとキープ力を持つ4番と、司令塔的な7番が、共に攻撃的なのか、しばしば中央にスペースが生まれる。

一方のジーべは体力面や技術面での優位さに加え、気持ちの面でも遅れをとってはいない。特に両SBから味方への叱咤が多く飛ぶ。そして前半のうちに同点に追いつく事に成功する。

http://youtu.be/c3L0XBVMXbU

後半も風上となるジーべ有利かと思われたが、教員は選手交替で、7番を右SHに、4番をレジスタにして、見事にバランスを整える。ジーべの速攻にも守備陣は対応し、シンプルにボールを跳ね返すスタイルで、決定機を多く作らせなかった。

しかし、教員の攻撃陣の方は、試合開始直後ほどの迫力を取り戻せず、チャンスにも十分な準備を整えられず、ジーべディフェンスラインの素早い押し上げに、何人もがオフサイドに置いて行かれる状況。守備陣がボールを弾いて、前に残ったFWたちが、あわよくばカウンターという狙いだったのかもしれないが、それは完全に潰されたと言うべきか。サイドの突破も試みられたものの、後半は有効な攻撃が多く出来ないまま、時間を消費するに留まった。

決着はPK戦に持ち越される。審判はキッカーが追い風となる北側ゴールを選択。教員GKは何度かコースを読むものの及ばず。岐阜教員の5人目の左へのシュートにカーブがかかり過ぎてポストに弾かれ、ジーべは5人全員が決めきった。

教員は今年度もPK戦敗退となったが、先生たちの工夫や頑張りには学ばされる事も多く、対戦相手への好影響も小さくないと思われる。

また、岐阜県内のサッカーコーチの体罰の蹴りによる生徒の両腕骨折が全国ニュースとなってしまった先週だったが、県内のサッカー少年少女には、良いお手本となる選手やチームがあることも知って貰いたいと思う。

動画再生リスト


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2013年04月10日

第49回全国社会人サッカー選手権岐阜県大会2回戦各務原勤労者グラウンド

仕事の都合により、あまり多く見られなくなりそうな、岐阜県アマチュアサッカー公式戦の今年度の初観戦。試合は80分の前後半。

岐阜県内の東海リーグと県リーグ1部に所属する多くのチームの初公式戦となるこの週末、爆弾低気圧が接近し、道三まつりに直撃し、開花間もない桜を多く吹き飛ばした。土のグラウンドには、ゴールマウスやタッチライン沿いなど、所々に水たまりがある。

1試合目は各務原BROTHERSの不戦勝。2試合目は1回戦でMorishin'sを破ってきたFC養老が、キーパーのコーチーングなどによるものか、安定感のある試合運びを見せ、柔らかいピッチに苦しむ岐阜東FCの守備陣を再三破って大勝した。

3試合目が、FC岐阜SECOND vs 古川クラブ。

岐阜Ⅱは、監督これまでの監督と主力が殆ど退団し、多くの新戦力で挑むこととなり、その最初の公式戦となる。TMでは圧勝してきたものの、期待の田中智大は、まだ怪我からの回復を優先させているということ。

対する古川クラブは全体的に体力があり、特に守備陣は簡単には大崩しない印象がある。岐阜Ⅱとしては、まだキャリアの浅い連携面や、タフな試合への対応が試される。

加えて、今年の県リーグの怖いところは、これまで岐阜Ⅱの主力だった選手たちが、各チームに所属し、チーム力を高めて来るのではないかということ。そして、古川クラブには、岐阜Ⅱのトップレベルの得点力を見せてきた、ファンタジスタ栗本幸治入っている。失点やリードされた後の合運びなども試される事となるかもしれない。

        31
25    20    16     8
2     13    25    24
     23栗本 18
────────◯────────
      9緑  12海野
8比嘉  6橋詰  15木下  14薦田
19馬場 5鈴木貴 2鈴木梓 16田端
        1滝

田中智大はベンチスタート。栗本は古川では23番をつけてセカンドトップにいる様子。

栗本自身は岐阜Ⅱからも警戒されていたためか、それほど目立たなかったが、古川の昨年からの変化は十分に感じられた。個人的に栗本を左SHとしてはトップレベルの選手だと考えているが、左SHの24番は栗本に似たタイプで、チームのバランスは向上していると言って良かった。

そして、この試合では左CB16番が、的確に岐阜Ⅱの攻撃を止めていた。強力なストライカーやゲームメーカーがまだ見当たらない前半の状況では、その壁を突破することはできなかった。昨年よりも試合に出られるチャンスが増えると思われる海野などには、より高い向上心を期待したいところ。

後半に入り、海野に替わり柳澤が入る。職場で鍛えられているのか、昨年までと比べ、随分と強さを増していた印象でボールが収まる。岐阜Ⅰの山﨑も働いた方が、フィジカルやボディバランスが改善するのだろうか。

しかし、古川守備陣を破るまでには至らない。辛島新監督は次に、薦田に替えて、つまり、右SHで田中を出場させる。田中サイドでもギリギリまでのキープからの正確なスルーパスなど。期待通りの素晴らしいプレーを見せてくれた。しかし、右SHは直接ゴールに結びつくプレーを行える機会は、FWや左SHが基点となってパスを出してくれる場面などに限られている。セレクションで見せた決定力を考えれば、やや宝の持ち腐れという状況では無かっただろうか。

そうこうしている内に、ボールが怪しい弾み方をして、逆に失点するのではないかと心配になる時間帯もあったが、滝の泥だらけになりならながらの奮闘と、やはりキャリアの差が大きいのか、広い視野で安定感のあるプレーをしてくれた鈴木梓司などのお陰で守りきった。

そして、残り10分と言うところで、左SH比嘉が、右に流れる風の中だったが、正確に右上隅に巻き気味のシュートを決めて勝ち越しに成功。公式戦初戦を1ー0での勝利となった。

    17
14 12 16 34
29  7  19  18
   10 11
─────◯─────
    9  30
13  7  17  18
6  25  27  22
    27

第4試合目はLIBERTA vs AC。下がリベルタ。
昨年東海トーナメント最終戦でJTECTに破れ東海リーグ昇格に及ばなかったリベルタ。その中のボランチ7番に昨年まで岐阜Ⅱだった松井義隆の姿がある。やはり松井が影響を与えているのか、これまで中に絞って強力なFWの縦への突破力のみで勝負していた印象のあるリベルタが、ワイドに構え、そして闘将23番27番が統率する守備陣も弱化していない。

130407libvsac昨年までの強い闘争心をまだ発揮するまでもなく、CKでの最初の得点から前半で3-0。後半にも左SHに入った松井からの、これまでのリベルタに少なかったピンポイントでのラストパスから4-0。JTECTのようなサッカーでACを退けた。

ただし、松井はこれまでの怪我などもあり、フィジカルや運動量を誇るタイプという印象は薄いので、ボランチならハードワークの出来る選手を右に置く、左SHであれば今回のように切り札的に使うなどの配慮は必要になってくるかもしれない。

ACは、ボランチの7が上手かったが、途中まで前線にボールが収まらなかった。セカンドトップ 11番はボールタッチなどは素晴らしかったので、リベルタ松井のそこまで激しくないプレースタイルの事も併せて、もっと積極的にポストをこなせていれば、もう少しACの時間帯も増えていたのではないかと思われた。

元岐阜Ⅱの選手たちにより、岐阜のサッカーが変わると予想させられた日だった。現在の頂点である岐阜Ⅱには、レベルを下げないように頑張って貰いたい。


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