東山道

2014年02月24日

城ヶ峯登山4

市役所の方にお薦めされた城田寺の城ヶ峯への登山。288mの峰がある山が上城田寺、その右下にある小さな山が下城田寺で、この小さな山の白山神社に、かつての真言宗の舎衛寺、そして戦国時代には土岐氏の城があった。

1467年の応仁の乱で活躍した斎藤妙椿が仕え、やがて1477年に乱が終結すると美濃に西軍の総帥、足利義視を迎えた美濃国守護大名の土岐成頼が、1490年に後継者問題を起こして船田合戦に到り、妙椿の重臣石丸利光(船田城)と共に末子を擁し、嫡男を擁した妙椿の甥の妙純(加納城)と争って敗れた末に、最後に自決したのがこの地であると言うこと。

長良川の戦いでは、鷺山城を本拠ととした斎藤道三も、この城に兵を詰めていたと言う。

登り口は、日吉神社などからも登れるようだが、常磐トンネル西口から少しのところの常国寺。今回は西峯から下りて、麓を通って戻ってくる予定。

城ヶ峯常国寺民家の車道から入って庭を通るような感覚だが、そこから墓地へ向かうと山道になる。竹林から竹の棒を杖としてお借りした。


城ヶ峯登山道御望山や百々ヶ峰よりも少し寂れている印象。金華山の水の手口の上の方に近い雰囲気だろうか。中部電力が使用する道に置かれる階段がある。


城ヶ峯登山道眺望登山中の眺望も、これまでの山より少し藪が多い。



尾根に辿り着いて、視界が開けている電線鉄塔からの眺望。南側。城ヶ峯電線鉄塔南側




城ヶ峯電線鉄塔北側北東の三田洞弘法方面。右奥の山が百々ヶ峰。北の椿洞の65億円の除去費用の産廃不法投棄の場所は見えない。



288mの札が架かっている山頂に到着。城ヶ峯頂上やはり藪が深い。





城ヶ峯頂上西側城ヶ峯頂上東側

城ヶ峯NTTアンテナ西へ更に尾根を進むと、NTTのアンテナがある。



城ヶ峯NTTアンテナ東側アンテナから頂上方向の眺め。



そこから先は更に荒れている。木や枝が一応は切り倒されているが、再び伸びた枝や倒木が道にまたがっていたりする。アクシデントも旅の醍醐味だが、少し用心を心がけて進む。

これまでの山の尾根歩きと比べて、昇り降りが多く急で、しかも長い。下り口の峰に付いたかなと思ってもまだ先にある。

城ヶ峯西端ようやく西の端に辿り着く。




城ヶ峯大岩展望台しかし、そこも下り口の峰ではなかった。ここから南に進むとある石谷(いわがや)と言われる峰が下り口ということだ。そして、ようやく素晴らしい眺望が得られる。

城ヶ峯石谷崖眺望を楽しんだ後、後はそこから下りるだけかと思い、岩肌の黄色のペンキを辿って下ると、崖になっていた。落ちたら怪我では済まない高さ。一旦戻って他の道を確認する。

城ヶ峯石谷下りピンクや白のビニール紐がくくられている木があり、そちらに進むと広い道があった。しかし、広くとも落ち葉が積もっていて滑りやすい。


城ヶ峯石谷から御望山何度か滑りながら、どうにか麓に下りてくる。御望山とその間の県道91号線を見てホッとする。


城ヶ峯石谷登り口車道からの登り口には、今弘法が置いていった杖が並んでいた。



城ヶ峯から岐阜大学下り口近くから岐阜大学の眺め。麓には古墳群横の林道もあったが、暗かったので諦める。30分以上を歩いて登り口へ戻る。


城ヶ峯の他の方の登山記録を読んでも、非常に疲れた、登り応えがあったと言った感想が多いが、その感覚を共有できた。

城ヶ峯遠景あまり人気のない山のようだが、運動や歴史の勉強などが目的であれば、崖に気をつけた上で、是非に登って歩いて頂きたい。

古墳群は林道を進むとベンチが置いてあり、そこから下ると中を覗ける石室が一つある。
acekiller6 at 13:37|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2014年02月22日

百々ヶ峰登山と日野金丸4


百々ヶ峰遠景
市役所の方から城田寺の城ヶ峯山からの眺望も良いと聞いたので、百々ヶ峰も含めた眺め比べに挑む。


護国之寺楼門まずは標高417mの百々ヶ峰を選択し、その前に奈良の大仏をデザインした伝説を持つ日野金丸(ひのきんまろ)ゆかりの護国之寺(雄総山)を参拝。東大寺建立のプロデューサーを務めた行基に、岐阜市でスカウトされたのだと言う。

護国之寺案内板護国之寺は金丸ゆかりの国宝の鉢以外に、土岐氏一族による鷹の絵の屏風が残っている。斎藤道三に追放され、晩年に稲葉一鉄に招かれた土岐頼芸も鷹の絵を描いた事で知られるが、寺に残っているのが誰の絵かは不明である様子。

護国之寺奥之院奥之院は天正18年(1590年)に戦火に遭い、宝暦5年(1755年)に再建されて7年後の楼門と共に岐阜市の重要文化財になっていると言う。スズメバチの巣は除去されないのだろうか。

天正18年と言えば豊臣秀吉の北条氏攻め、小田原の陣の年だが、岐阜でも何か戦火があったのだろうか?

一方の宝暦5年は、岐阜県民にとって記憶に残る年で、前年に長良川の治水工事で薩摩藩士が大勢命を落とし、郡上では年貢引き上げを狙った税制改定が行われ、まさに薩摩藩家老の平田靱負が切腹した宝暦治水事件、郡上一揆が勃発した宝暦郡上一揆という、2つの歴史的な行政批判事件のその年にあたる。

護国之寺の金毘羅堂や本堂で安全祈願をし、長良川カントリー倶楽部を迂回して百々ヶ峰へ向かう。

松尾池この山は色々な登山口があるが、山頂まで最短ルートで登る松尾池の北西から入る。カワセミを狙っているらしいカメラマンが数人いた。気温は7℃。

百々ヶ峰登り口登り口から急で、杖になる木の棒が無いかと早速見回すと直ぐに見つかった。おそらくは現代の弘法が置いていてくれているのだろう。池の北東からの東海自然歩道に降りてくる予定なので、有り難くお借りする。

百々ヶ峰岩壁途中の岩壁はペンキの矢印が無ければロッククライミングしていく道だとは思わなかっただろう。


百々ヶ峰休憩中休息中に眺めた岐阜城と鵜飼い大橋。



百々ヶ峰大岩展望台百々ヶ峰の大岩展望台から深い山林に挟まれた登山ルートを見下ろす。あと少しで尾根に出る。日差しは肌に少し強いが空気が変わり、呼吸が頭の中に入ってくる。

百々ヶ峰山頂雪百々ヶ峰頂上に到着すると、何組かの登山者がお弁当を食べている。北側には雪が残っている。


百々ヶ峰山頂岐阜上方面普段は見上げる岐阜城天守閣が、展望台から見下ろせるのは新鮮。


百々ヶ峰西峰交差点岐阜市から見える百々ヶ峰の反射板を目指し、西峰方面へ尾根伝いに進む。標高341mを越えて。更に進むと、南は松籟団地、北へは三田洞に下りられる交差点。

百々ヶ峰反射板交差点の先に反射板があり、雪道の上を進み、目的の眺望を確かめる。岐阜市内では岐阜城の次あたりに眺められる地点から逆に眺める事になっただろうか。

百々ヶ峰岐阜市北百々ヶ峰岐阜市北




百々ヶ峰アイスバーン再び417mの東峰に戻るが、今度は本来は歩きやすいはずの整備された道を通るが、アイスバーン化している部分に苦労する。


百々ヶ峰権現山東峰に戻り、北側へと下り、再び電線鉄塔の立つ権現山と言われるピークを登る。この場所自体は眺望は得られない。そのまま白山展望台への階段を下りる。

百々ヶ峰白山展望台関市方面白山展望台から望む関市方面。ここから松尾池北東に出られる東海自然歩道が下っている。



百々ヶ峰白山展望台案内図鳥の鳴き声の中を下っていく。百々ヶ峰一帯はふれあいの森と名付けられていたが、色々な方面の住民や、鳥や水にふれあえるという意味で、成る程と思える部分もある。

百々ヶ峰東海自然歩道下りの後半は幾つかの滝の横を通る。ここは飛び石を渡る。



百々ヶ峰カワセミ最後、松尾池に下りて杖を元の場所に戻すと、飛び交うカワセミの群れの祝福を受けた。

この後に、寒風の中でセレクション見学。
acekiller6 at 17:38|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

御望山登山4

金華山で予行練習をした翌日、御望山(ごもやま)を目指す。

濃尾平野の北辺の中央に位置し、山名を読むだけでも眺望に興味が湧く。225mであれば登山初心者にも手頃のはず。

黒野城20142その前に、手前の黒野城に、地元の方がフリーペーパーでアピールされていたので立ち寄る。城跡は綺麗に保たれていた。そのうち空堀も花壇にでも変わるだろうか。

御望山登山口地元の方に教えて頂いた岐北中学西側の神明神社からの登山口。勾配からきつめだと思うが他の場所は解らない。


神明神社入山料代わりにお賽銭を入れて、安全祈願その他を祈って階段を登る。



金毘羅大権現奥には弘法大師にも縁が深い金毘羅大権現の祠。ここからは土の斜面になっている。


急勾配やはり勾配は急で、枝や岩に手をかけながら進む場所も多く、正しい道なのか不安にもなったが、休憩しながら登る。途中で金剛杖サイズの枝を拾ったので、弘法が協力してくれたと考えて使用する。

御望山大岩展望台このルートを選んで良かったと思わせてくれる大岩展望台。川北が一望に見渡せる。


山頂付近そこから少し登れば尾根に辿り着く。少し先に勧めば山頂部。3m×40m程のスペース。幾つか簡易のベンチが作られている。国交省の標識もあった。

山頂安食山頂らしきコブから山県市方面を望むが良く見えない。



安食山県市方向更に西に進んで本巣市を望む。




安食山県市方向引き返して、東の少し低めのピークを目指して、尾根沿いに移動。途中の電線鉄塔付近は木が払われているので、眺望は開けている。上が山県市方面、下が岐阜市方面。

北岐西北岐東




東側に見える岐阜大学の北側にインターチェンジ建設が予定されている。

鉄塔部から南への道がある。そこを下れば岐北中学の東側の池の手前の柿畑に出る。

御望山と言えば、産廃の不法埋設や東海環状自動車道の問題があるので、岐阜市役所でその事を訪ねてみた。地元の方から、御望山は崩落しやすい地質であり、トンネルやそれに伴うダイオキシンの飛散などについての不安が寄せられたとのこと。

ダイオキシンは検査からは検出されず、東海環状自動車道は御望山の中をトンネルで通すということ。

運動や眺望を楽しむには最高の山なので、美しい環境は出来るだけ保たれて欲しいと思う。
acekiller6 at 10:28|PermalinkComments(0)TrackBack(0)
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