夏原孝次

2013年07月29日

長良クラブ vs 伊勢 YAMATO FC

何度も負けて悔しい思いをさせられても、東海リーグでプレーすることの価値は、長良クラブが最もよく知っているのかもしれない。

しかし、降格圏内に低迷する中で、下位のJテクトにも負け越してしまい、今回の3年間しぶとく残留を果たしている伊勢との、最後の直接対決は、どうしても勝ちたい試合になってしまっている。

        1世古
13菅沼 5柘植 17西村 22菊川
7加藤 16多賀 10渡邉 14小久保
     15石黒 11永田
─────────◯─────────
     7夏原 10小寺
14西沢 12篠田 28蓮池 16羽賀
6冨田 18若園 20大久保 15丹羽
       21播磨

夏原がフルタイムプレーしたことも、観戦の付加価値を高めてくれたが、何よりも風上の後半に2点を決めてとにかく勝てたことは良かった。

その2点を決めた小寺は、他にも長いドリブルでシュートレンジまで持って行くなど、今年の観戦で印象が、良い意味で随分と変化した。篠田などもそうだが、闘える選手が少しずつ増えてきているだろうか。

まだ成長の余地有りだろうが、副審の厳しいオフサイドジャッジもあってなかなか追加点が取れない中で、蓮池や大久保、17番山田などの貢献も大きかったと思われる。


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2012年05月28日

長良クラブ vs コニカミノルタSC豊川

風の強いまだ少し霞み掛かる浅中陸上競技場にて、昨年もメドウで観戦している同カード。豊川の観戦もそれ以来。

        21播磨
15丹羽 26大久保 28蓮池 11森田
   8林  16羽賀 14西沢
   7夏原 9田中 10小寺
─────────◯─────────
     13照屋 14羽田野
10橋本 7豊田  2前橋  8河合
3伊藤  5奥谷  19毛利 6大賀
         1村松

長良のシステムは、大久保がストッパーに入った以外はほぼ同じ。豊川の印象も、昨年とほぼ変わらない。FC岐阜教員を多少若く強くした安定感のあるチームというところだろうか。

そして豊川が長良を攻め立てる展開。長良守備陣はオフサイド狙いの意識が強く、ブロックやサイドへの追い込みがあまりなく、裏を取られた場合はリベロの蓮池がカバーする。

前半追い風の豊川コーナーを辛うじて防ぎ、そこからカウンター。左サイドを走る夏原から最後はファーポストに走り込んだ小寺がスライディングで押し込み、貴重な先制ゴール。

その後も、我慢の展開が続き、このまま1-0での折り返しでも御の字と思われた前半終了間際に、再びカウンターで、今度は夏原が右サイドを攻め上がり、左サイドを上がってきていた森田に通して、追加ゴールで2-0。

リードして風上に立った後半は、逆転を目指す豊川に対して、どのようなプレーを見せるかが楽しみだったが、案の定と言うか、3番伊藤や5番奥谷など安定感を保つ豊川守備陣に対して攻撃の工夫もなく前半とあまり変わらず攻められる。

むしろ攻められるのに攻め切らないというプレーで反撃を受けるので、守備もバラけて前半よりも危なく、失点して2-1と追い上げられ、他にも決定的なシュートがバーやポストに当たって助かるという場面も2~3度はある始末だった。

特に運動量でチームを支える林が、シュートを打ち切れずに逆にボールを奪われた相手に手で対処してカードを受けた辺りから、慎重になったか、疲労か、あるいは傷んだかで消えて行くと、中盤は殆ど機能しなくなる。

守備陣が辛うじてボールをカットし、前線へのフィードを田中が何とか味方ボールにしようと健闘するが、何時追い付かれるのかという厳しい状況が続く。

それでも何とか耐え続けて、後はロスタイムというところで、相手のスローインを拾ったところから、最後はスーパーサブの岡田がゴールライン沿いの狭い道を突破して、角度の無いところから今週はシュートを決めて、3-1と突き放し、そのまま逃げ切りで終了した。
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2012年05月21日

FC KAWASAKI vs トヨタ蹴球団/長良クラブ vs ISE YAMATO FC

各務原勤労青少年運動場フェニックスグラウンドで、東海2部所属の川崎と長良クラブのダブルヘッダー。

       33鈴木
12堀江 24中村 25松井 5小寺
8山本 13板津 14細江 10原田
     15藤田 7岩田
─────────◯─────────
     13田村 30末元
8鈴木 24佐口 ??? 10好光?
17田村 12秋山 2杉本 20服部
       31大坪?

どちらもお馴染みの顔ぶれで、蹴球団のメンバーはしっかりと確認できていません。蹴球団が低調や実力不足だったりというわけではなく、川崎の弱点や相性の悪さが前面に出た試合という感想でした。

蹴球団といえば、強いCBを中心に、しっかりとした守備が特徴。攻撃はそこからのカウンター。

つまり、川崎の長所である中盤のボール回しからの攻撃展開が封じられ、苦手なFWへのロングボールやDFラインからの組み立てが強いられ、SBの攻撃参加のスペースにも苦労する間に、低い位置でのミスからカウンターを浴びる状況になった。特に風下となった前半の早い時間に、先制こそサイド攻撃からしたものの、その後、一気に運ばれ、そのまま決められたり、バイタルでの田村のポストプレーに圧倒されたりで決められるという、同じような形で続けざまに4失点。

風上の後半は、そこまで一気に決められる一方的な展開にはならなかったが、蹴球団レジスタ24番佐口の展開力が光り、主導権を握られたままキーパー鈴木が再三好守を見せるものの最後に押し込まれるという形で2失点。両SBの一発で飛び込んで置いていかれそうになってファールというイエローカードの貰い方にも課題が見える。鈴木の好守がなければ、もう2~3点という、昨年度1部所属の蹴球団からの、手痛い東海リーグの洗礼を受ける事になった試合だった。

岐阜県リーグとは違い、東海リーグには堅守のチームが多い。今回のような苦戦が増えるという状況が予想される。特に蹴球団との再戦を考えれば、ここまでハーフやトップにボールが入らないのであれば、岩田を左ウィングとして走らせて、コーナー目掛けて裏への放り込むというくらい、割り切ることも必要なのかもしれない。


        21播磨
15丹羽 28蓮池 18若園 11森田
   8林  16羽賀 14西沢
   7夏原 9田中 10小寺
─────────◯─────────
     9石黒 11永田
7小久保 23中田 10渡邉 14前田
22菊川 6佐藤 5拓植 19岡本
        1森本

川崎の苦戦を眺めながら弁当を取っていた長良。LIBERTAに敗れた全社岐阜県大会の影響も感じさせず、自然体で試合を進める。センターラインに田中と羽賀を並べたシステムに、智将久松監督の好みと工夫が見て取れる。

夏原はもっと得点力を活かされる使い方があると思うのだが、それでも流石の存在感。西沢と森田を後ろに控え、小寺も高い位置を保てていて、決定的なクロスもあった。

一方の伊勢には、あちこちにスペースも見え、攻撃も単発のものが多い。声は良く出ていたので、それがペースを握らせるか、あるいは焦りとなってくるのか。試合は、風上の前半にPKと夏原のゴールから、長良が先手を奪う。しかし、伊勢も11番永田が逆風の中でも凄い動きを見せており、このまま簡単に逃げ切れるとも思えない。

そして後半に入ると、永田だけではなく、10番渡邉、7番小久保など、強烈なスピードと強さを兼ね備えた選手たちが、獰猛に長良守備陣に襲いかかり、追い上げる。長良も羽賀が押し込んで突き放すが、伊勢も焦りからかプレーがラフになってきたが、取り返し離されない。

リードのある間に長良は、田中、若干傷んでいた夏原、そしてカードを受けた羽賀も安全策を採ってか、交替させていたが、途中出場のFW岡田が、いい仕事をして、結果的に大きかった3点目と4点目に絡んだ。

それでもCKからゴールを決めて4-3と追い上げた伊勢の渋とさに舌を巻いたが、長良が何とか逃げ切って、開幕戦を勝利で飾った。

それにしても、今年度の2部は、昇格と残留の紙一重の中の、厳しいリーグとなりそうな気もする。

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2011年08月01日

長良クラブ vs コニカミノルタSC豊川

長良クラブの観戦は5/15の浜松大学FC戦での敗戦以来。勝ち切れない試合も多く勝ち点をロスしているが、その1試合しか負けていないというのは、昇格1年目にしては健闘と言える。しかし、まず残留を果たすには、その競合相手の1つである豊川相手には負けられない。

12時半からのキックオフだが、雲が時折日差しを遮り、風も流れるそこそこの気候。月末ながら7月らしい明るさが残っている。

  10小寺 17田中 7 夏原
  14西沢 11蓮池 16羽賀
30千葉 18若園 5青木 15丹羽
       21播磨

攻撃システムは夏原のポジションが良く分からないが、序盤は右サイドにいたので、4-3-2-1に近いシステムか。田中のポストプレー、羽賀のゲームメイクなどはそれなりにキープ率を高めていたが、長良の攻撃力の多くの部分を担う夏原のパスが今ひとつ。試合展開に不安が残る。テクニシャン小寺が時折素晴らしいプレーを見せるが、それが天然ぽい気まぐれなタイミングで出るため、味方も反応できないという形にもなっている。

豊川は先々週にも見たとおり、フィジカル、スピード、個人技においてはバランスのいい選手が揃い、単独の力勝負を挑んでくる。田中を始め攻撃陣が前からの守備を良くこなしているので、長良守備陣とすれば、選手の1対1の対応力が問われる展開になっている。長良攻撃陣とすれば、どんな形でも得点が欲しい。

それ程調子が良くなかった攻撃だったが、夏原が豊川陣内に入ったところで、左SBと1対1になると、ドリブルで一気に攻め込んでいった。そしてキーパーの左腕の方向に放ったシュートが弾かれて脇の下を転がる。キーパーが掻き出しにいったが、それを小寺がスライディングで詰めて押し込んだ。

前半は1-0。夏原は左SHに入って見慣れた4-2-2-2の形になったりと、かなり自由に動いている様子。

後半に入り、相変わらず状況はほぼ互角の形勢だったが、先制した小寺と交代した岡田が内に斬り込んでファールを受けると、無難な審判ならFKと宣告しても不思議ではない際どい位置だったがPKを得る。それを田中がキーパーの逆に決めて2-0。夏原もドリブルは調子が良いようで左から切り込んで密集のPA中に折り返すと味方が詰める。理想的な得点が続く。

守備陣は、丹羽の上がりなども少しずつ出てきたが、時折マークが甘くなったりし、1点を返される。しかし、その後は今日は岡田の日という感じで終盤にも2ゴールめを決めて5-1で勝利。

これでリーグは9月まで中断だが、ぜひ後半戦もいい試合を続けて欲しいと思う。
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2011年05月08日

マルヤス工業 vs 矢崎バレンテ / 中京大FC vs 長良クラブ

名古屋市港サッカー場で、岐阜Ⅱ所属の東海1部のマルヤスvs矢崎、2部の昨年1部から降格の中京大vs東海Lデビュー戦となる長良という2本立て。メモリアルで19時キックオフのFC岐阜TOPの試合にも十分間に合うと計算し、観戦へ。

マルヤスのCF17番築舘は、岐阜TOPも対戦したグアム代表の、監督の子という事らしい。印象に残ったのはセカンドトップ7番濱崎、左SH8番杉山、右SH20番片山のドリブラートリオ。7番はいかにもゴールに向かっていくタイプ、8番のドリブルは切れ味鋭い。だがキーマンはキッカーを務める20番片山雄太で攻撃のスイッチを持っている。

右SB22番西嶋は、頻繁にベンチからの指示を受ける形だったが、スピード、ドリブル突破力、そして何度も上下往復するバイタリティを持っている。多々良学園卒で24歳であれば、片山朗の直接の後輩か。CB5番大下も同様に多々良学園卒で、こちらは29歳なので、朗の在学時は既にOBか。

矢崎は3バックで挑む。3バックだけに厚みはあるが、攻撃陣のタレント、あるいはバランスはマルヤスと比べて劣勢。左SH11番はゲームメイクできるが上がってこない、8番は技術はあるが前がかり、10番はスピードを活かせないまま。そして全体として押し込まれる展開が続く。

3バックの前に空中戦に強いアンカー6番を置くが最終ラインとの連携は少なく、その前目にいる13番の運動量と危険察知力が凄い。前半終了間際に負傷し、後半早々に退いたが、前半の3バックらしいショートカウンターからの逆風が活きたループシュートは、守備陣の頑張りがあってのものだろう。

13番が退いたためか、3バックの両サイドがマルヤスの強襲を受け、ファールで次々イエローを受ける。ちなみにこの日のレフェリーはちょっとした接触で次々とカードを出し、合計10枚ほどになった。

マルヤスのペースかと思われたが、矢崎のCKで飛び出したマルヤスキーパーが触れず、マウス内の選手のシュートブロックも及ばず中に弾かれ、大きな2点差。

だが、ここでようやくマルヤスも本気になったか。20番のプレースキックから1点差。更に20番を起点にレジスタ6番が抜け出し、僅かな時間で一気に振り出しに戻した。

しかし、ヤサキのちぐはぐなカウンターに対し、守備に下がってきた途中出場のマルヤスFW16番が勿体無いファールでしかもイエロー。リスタートで一度守ったマルヤスだが、20番が低い位置でパスカットされ、コーナーに逃れたが、ミスの連発が響いたか、そこを守りきれず勝ち越し決勝ゴールを許す。

マルヤス側としては自滅、矢崎側としては、少ないチャンスを運と冷静さで物にした勝利という試合だっただろうか。


2試合目が中京大vs長良クラブ。他の3チームと違い、長良はコーチが監督1人。だが、ベンチからの声は何処よりも大きい。

長良のフォーメーションは、4バックにアンカーの11番、CFの17番は分かるが、残りのMFの7番、9番、16番、14番はかなり自由に動いている。あるいはJ1でも序盤戦に旋風を巻き起こしている柏レイソル型4-2-2-2だろうか。

新しくお目見えした長良クラブのHPを参照。

   9 松葉 17田中
   7 夏原 16羽賀
   14西沢 11蓮池
18若園 4山田 5青木 15丹羽
      21播磨

そして前年度1部の中京大に対し果敢に攻撃を仕掛け、それは通用しているように見えた。アンカー11番は、いないよりはマシといった程度だったが、それでも守備組織が崩壊していた頃よりは良かった。そして、中京大のプレッシャーの中でも、長良はボールをキープし、セカンドボールを拾い、支配率は5割以上という状況だった。先制点は逆風の中、長良のドリブラー7番の素晴らしいループシュートが、中京大キーパーの上から決まる。

だが、まだキャリアの差があるか。後半風上に立つものの、早々に自陣深くでファールを犯し、そのキックからのボールに中央で合わせられ同点となる。ただし、ここは先制点のお陰でまだ同点と考えたいところ。意識のズレも解消され、試合も落ち着き、17番のFKは少し精度が低かったが、徐々に長良ペースになり、そういったチャンスが増えると思われた。

しかし、後半15分に投入された中京大右SB23番が流れを変える。快速を活かしてサイドを攻め上がり、中京大の攻勢を呼ぶ。長良は防戦一方となり、足も止まりパスコースも見つからない状況になると、メッタ打ち状態となる。そして味方同士の動きが重なり、ボールが裏に抜け、それを拾われて突破され、逆転を許してしまう。

それでも反撃の芽が無くなった訳ではなかった。中京大の4-4-2の3ラインは、両ボランチが共に前がかりになる形で、長良はCFに早めに当てる形が見えていた。長良は17番を変える思い切った交替策に出て、そして息を吹き返すと、終盤残り10分頃に得たCKから、こぼれ球をキャプテンマークを付けていた16番が押し込み、同点へと追い付いた。

その後、共に勝ち越したい両チームだったが、追い付かれた中京大も豊富な練習量による持久力を発揮する一進一退の中、ドローの痛み分けで開幕戦を終える事となった。
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