比嘉諒人

2014年01月23日

岐阜Ⅰトレーニング

午前中は、岐阜メモリアル補助グラウンド。ラモス監督など他のコーチたちが眺める中で、日本での指導歴も長いアルタイールフィジカルコーチの「高く」「10回」などの声が響く。

2014-1-22午前練習パイロンを使ってジグザグに、高くステップしながら、あるいは横移動しながら進む。蹴り足を降ろさずに、あるいはターンしてボールをボレーで返す。下半身を中心にトレーニングしているようだった。青空の中の雲から雪が一枚だけ降ってきた。

2014-1-22エニクまだ入団発表されていない選手が別メニューで芝の端を走っている。エニクというブラジル人で、走力はある様子。練習後、撮影をお願いすると、いい笑顔を貰った。

午後は各務原のフットボールセンター。関田や井上もピッチの外周を走っている。

ここでもアルタイールコーチが、「チアゴ重い」「中村重い」「点を取ろう」などの声が同じように響き渡る。体を張るポストプレーヤーの中村に対して、その後の走力も要求していくと言うことだろうか。

3人組になり、ハーフライン付近のサイドでボールを奪い、ボール保持者が敵選手を想定したパイロンの内側から、別の外を回った選手にボールを出し、クロスからキーパーが守るゴールへシュートし、全力でハーフラインの逆サイドまで戻るという、攻撃の練習の形の心肺機能を高めるためのトレーニング。

オフ明け間もないJ2下位クラブらしく、殆どのシュートが枠を外れていく。直線的なキックの質は高いベテランの三都主が、「去年よりもシンドイ」と言っていた。やはりポジションはインサイドだろうか。他の新加入難波や深谷と言ったところも、プロとしてプレーが出来る嬉しさ以外に、チームを盛り上げようという雰囲気があるようにも思われる。

練習生として、岐阜Ⅱの比嘉と遠藤も参加していた。フィジカル面ではまだこれからだが、ベテランたちと比較すれば運動量でアドバンテージがあり、層の薄いアウトサイドならチャンスはあるはず。特に比嘉は、染矢が抜けて順位3つは下がったチーム力を、2つ戻してくれるくらいの力はあるはず。契約に至って欲しい。
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2013年11月18日

TM 岐阜Ⅰ vs 岐阜Ⅱ

11月4日のTMについて教えて頂いた分を記載。

       21太田
4田中 3デズ 20新井 24尾泉
15山崎 8李 28水野 29柴原
   34バージェ 27樋口
─────────◯─────────
     11田中 9緑
8比嘉  4角  6橋詰 7柳澤
19馬場 5鈴木貴 2鈴木梓17林
        1滝

前半:岐阜Ⅰ 1 - 0 岐阜Ⅱ
後半:岐阜Ⅰ 5 - 0 岐阜Ⅱ

前半は互角近くでやれていたが、運動量の面で劣勢。岐阜Ⅰは選手を逐次交替していけたので、特に後半は岐阜Ⅱとしては厳しかった様子。それでも、遠藤純輝投入、角ワンボランチで反撃姿勢を貫く。

岐阜Ⅰの得点者を見ても、ヴィンセント・ケイン3、中島2、清本と、途中出場のスピードのあるアタッカーが得点しているので、やはり自陣に引きこもること無く前にでて、結果として大量失点を喫したというところか。

田中智大、緑、比嘉も良かったとのこと。出来れば一点でも決めて欲しかったが。
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2013年10月26日

FC岐阜Second2013評価

基本フォーメーション
          田中(遠藤)   緑  
比嘉(田中)  角(橋詰)    橋詰(木下)  柳澤(遠藤)
馬場(薦田)  鈴木貴      鈴木梓(馬場) 林(田端)
               滝

平成25年度 第48回東海社会人リーグ1部 成績表
2013東海リーグ1部結果

岐阜清流国体の昨年度が終了し、監督、選手の大幅退団となった。今年は、柳澤を除けばベンチ入りすら難しかった6人の残留選手と、コーチ兼任の北村を含む13人の新入団選手で、復帰した岐阜Ⅰのコーチ兼任の辛島元監督の再就任の元、スタートした。

リーグ戦前半では5連敗もあり、天皇杯も岐阜県代表となったが、一回戦敗退。しかし、徐々に調子を上げると、リーグ戦を怒涛の7連勝で2位。そして東京国体では奇跡的な勝利を重ねて優勝、全社でも3位に入るという快挙を成し遂げた。

監督
辛島 啓珠 1971/06/24 監督5
システムは4-4-2。特徴はサイドアタックを含む速攻と決定力。一方でSBを絡めたビルドアップや、ボランチを起点とする守備ブロックなどは、十分な構成には至らないまま、8月に岐阜Ⅰの監督に昇格となったように思われる。

勝野 正之  1960/1/22 監督7
システムは4-4-2。辛島前監督のスタイルを引く次ぐ。その一方でボランチのテコ入れにも成功。全国の強豪相手に苦戦しながらも粘り勝ち、素晴らしい結果を残した。

GK
1 滝 裕徳 1986/06/07 181cm/80kg HOYO大分 GK7
岐阜Ⅱの決して硬いと言えない守備陣が許した相手の強力なシュートを数多くブロックし、勝利に貢献した。

21 渡邊和馬 1988/06/13 183cm/76kg ORC GK5
フル出場は滝の負傷によるアウェイの刈谷戦のみ。守備陣の体を張った奮闘と、それに応えた渡邊の活躍で、リーグ最高の攻撃力を誇った刈谷を無失点に抑えきった。

DF
2 鈴木 梓司 1988/05/30 176cm/68kg 吉原商業高校 CB7
若い守備陣の中で、守備力とロングフィードで大きな存在感を見せた。怪我やカードなどでの欠場によるチームへの影響が最も大きかった。

3 野方 隼人 1990/01/26 180cm/68kg レノファ山口 評価なし。

5 鈴木 貴登 1990/11/01 179cm/77kg 岐阜経済大学 SW5
序盤は視野も広くなく、無理にボールに当たりに行ってピンチを招く場面もあったが、成長無くしてチームの躍進も無かった。

16 田端 勇介 1986/09/15 170cm/65kg 吉備国際大學 右SB6 左SB6 右SH6
守備力も、キックの精度も、レギュラークラスと比較して、決して劣ることは無かったが、終盤からの途中出場での守備固めなどを、シーズンを通してやり抜いた。このキャプテンを欠いても、今年度の岐阜Ⅱの活躍は無かったと思われる。

17 林 隆太 1990/01/03 164cm/63kg AS ラランジャ京都 右SB5
特に後期の守備面に置いて、大きな進歩があったように思われる。

19 馬場 将大 1990/05/06 174cm/66kg 大阪体育大学 左SB6 CB6
まさに飛び道具と言うべき高い精度のキックが武器。CBのバックアップも務めたが、よりサッカー選手としての幅を広げて欲しい。

MF
4 角 拓哉 1989/08/22 175cm/67kg 名古屋グランパスU-18 CH7 DH6 左SH5 右SH5
序盤は慣れないSHでの苦戦もあったが、岐阜Ⅱと対戦する相手の常套手段だったボランチへのプレッシャーを苦にすること無く、特に後期の岐阜Ⅱ快進撃の原動力となった。

6 橋詰 健史 1991/02/11 163cm/58kg 岐阜経済大学 CH6 DH6
豊富な運動量と、精度の高い展開力などによる貢献度が高かった。強豪相手でも堂々とプレーできるようになって欲しい。
 
7 北村 隆二 1981/03/15 174cm/68kg 松本山雅FC FW6 DH5
コーチ兼任として岐阜に戻ってきた。若手のように長い距離を走り回るというわけにはいかなかったが、ポストプレーなどで高い技術力を見せた。

8 比嘉 諒人 1990/10/17 176cm/65kg 新潟医療福祉大學 左SH7
北信越大学サッカーリーグの得点王が、フィジカルを更に向上させ、左サイドで迫力のあるドリブルからのアシスト、右足でのシュートなどで、その能力を発揮した。

14 MF 薦田 大師 1990/10/11 163cm/58kg ルネス学園 右SH6 左SH6 左SB6
豊富な運動量とボール技術と守備力を兼ね備えている。加えて、ボラーレ浜松戦での左足でのシュートは、得点力の進歩も窺わせた。本人ももっと出番が欲しかっただろうし、こちらもプレーを見たかった。

15 MF 木下 海渡 1995/01/30 180cm/68kg 東濃実業高校  DH5 CH6
シーズン序盤の出場機会が与えられている中で、勝利に恵まれなかった。後期にバックアッパーとしてプレーし、無難にはこなせたか。

18 MF 柳澤 隼 1987/06/27 176cm/70kg サガン鳥栖 左SH5 右SH5
途中交代も多く、運動量などの面で満足とも言えない。しかし、重要な得点を決める試合も増え、プレッシャーをかわすワンタッチパスや、イエローカードを与えるドリブルなど、さすがと言うところも見せた。

FW 
9 緑 悟 1990/05/30 176cm/68kg 岐阜経済大学 FW8
クロスゲームでの得点、献身的なポストプレーやハードワークによるチャンスメイク。そして、それらを、この層の薄いチームにおいて、シーズンを通してやり抜いた事での貢献を、高く評価したい。今年度の個人的MVP。

10 遠藤 純輝 1994/12/08 175cm/72kg 中京高校 FW5 左SH5 右SH6
優れたフィジカルとスピードを備えたスーパーサブ。序盤はボールが脚に着かない事も多かったが、終盤は怪我した選手の代わりに出場して得点も決めた。
 
11 田中 智大 1991/01/10 176cm/62kg 福岡大学 FW7 左SH7
負傷によりプロ入りは叶わなかったが、高い得点能力とサッカーセンスは、間違いなく他の選手達にも好影響を与えたと思われる。お陰で今年度の岐阜Ⅱは素晴らしい結果を残すことが出来た。地域決勝からのJFL昇格を目指すことが叶わなかったのは、誰よりも田中のために残念だった。

12 海野 了 1988/05/31 174cm/67kg 静岡学園高校 FW5
優れたフィジカルと献身性を兼ね備えている。それをどう活かすかだろうか。
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2013年10月05日

東京国体決勝 岐阜選抜 vs 東京選抜

16チームによる本大会のトーナメントで、岐阜は初戦に昨年のインカレで現岐阜Ⅱ得点王の田中智大を有して準優勝した福岡大を含む福岡選抜、二回戦で昨年度も同じ二回戦で岐阜Ⅱが敗れた岐阜清流国体優勝の、全員がJFL佐川印刷SC所属の京都選抜。

リーグ戦の勢いを持ち込んで良い勝負は出来ても、一発勝負でも劣勢を覚悟しなければならない相手が続く。それを、昨年のスタメンに優るとも劣らないベンチメンバーとは異なり、主軸が一人でも欠ければ大幅に戦力ダウンを覚悟しなければならない選手層で、4日連続で勝ち抜かなければ優勝は出来ない。可能性は多めに見積もっても2割にも満たないだろうと思われた。

しかし、一回戦(福岡選抜戦PDF)では延長後半AT直前に比嘉のゴールで勝ち越す。二回戦(京都選抜戦PDF))では北村選手兼監督が抗議を取られて退場させられたという、鈴木梓司を負傷交替でピッチから失った後に二度突き放されながら、後半ATと後半延長ATに田中智大がセットプレーからのヘディングシュートを2回決めて追いついてPK戦を制する。準決勝(石川選抜戦PDF)では後半残り2分で追い付かれたものの、延長前半に柳澤が前目に出ているキーパーを見て直接FKを決める。漫画家でも遠慮して描かないような展開をくぐり抜けて決勝まで勝ち進んだ。

その決勝戦の相手は、開催地である東京選抜で、茨城選抜、岩手選抜という、昨年の岐阜国体の準決勝で観戦して強いという印象を持った相手との対戦を含めて、三試合連続でPK戦を勝ち抜いてきている。ホームの利を、同様の奇跡的な連勝が後押ししてくることは、十分に考えられる。それらに対し、岐阜Ⅱはリーグ戦後半の勢いの原動力の一人である角を欠いて挑まなければならない。

幸いなことに、ニコニコ動画で視聴が出来た。

        12朴一
2石川  3洪  5冨田 4安藤
6小島  7本橋 8中川 10朴世
     9山本 11山下
─────────◯─────────
     11田中 9緑
8比嘉 13木下 6橋詰 7柳澤
19馬場 5鈴木貴 2鈴木梓17林
        1滝

序盤からやはり押し込まれる展開となったが、東京も同じく三度の延長戦を経てきているだけに、何とか凌いでカウンターにまで繋げていけている。

東京で目を引くのは、左サイドハーフ朴世訓が縦に走って、それにボールを合わせる形。そしてアンカー本橋のドリブル力、リベロ冨田の守備が支配力を高める。

厳しい展開だが、東京の三試合連続PK戦勝利というのは、ゴール前ではまだ課題が残っているということでもあっただろうか。貴登が前に出た瞬間に逆を取られる場面などもあったが、守備陣がよく凌ぎ、カウンターからCKを獲得し、ニアに走りこんだ緑が素晴らしいボレーシュートをファーサイドネットに決めて岐阜選抜が先制した。

しかし、その後も、緑のポスト、林のブロック、滝のセーブなど、各選手が体を張って反撃に繋げていくが、決定機は、流石に三試合連続PK戦勝利の最大の立役者だったか、東京キーパー朴一圭を相手にシュートミスを繰り返し、柳澤の左足ミドルなどはビッグセーブに遭い、逸してしまう。FWが開き、サイドライン沿いにパスコースがあるにも関わらず、サイドアタックをやめて戻してしまうなどと言った場面も見受けられた。

終盤には動員された小学生たちの東京選抜コールが加わり、ルーズボールが東京に繋がり続けてポストを叩くシュートに繋がるなど、際どい場面が続く。

しかし、岐阜Ⅱの選手たちはタフにやり抜いた。長く長く感じた残り時間を耐えぬいて、48年ぶりという国体サッカー優勝(東京選抜戦PDF)を、岐阜県にもたらした。


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2013年09月17日

FC刈谷 vs 岐阜Ⅱ

時折強風に煽られながら、刈谷ウェーブスタジアムへ。刈谷のJFL再昇格を意気込むチラシを受取り、こちらもそう簡単には戻らせないとモチベーションが上がる。

        21渡邉
17林  2鈴木梓 5鈴木貴 19馬場
18柳澤  6橋詰  4角   8比嘉
      9緑  11田中
─────────◯─────────
     24中島 9大石
11松葉 22高橋 6安藤 23征矢
16福谷  5川上 8庄司  3江口
        29鈴木

正ゴールキーパー滝の負傷で、渡邉が初スタメンとなっている。前半は岐阜Ⅱへの強い追い風。シンプルな縦パスは刈谷のストッパー庄司などが堅実に対応する。田中も完全復活まではあと一歩と言うところだけに、比嘉が起点となるなどして攻める。

一方の刈谷も、一昨年の藤枝MYFCほどではなくとも、他チームから1つ抜けた攻撃力で、鈴木梓司を始めとする岐阜Ⅱ守備陣をこじ開けようと攻め立てる。ドライブ気味のシュートがバーに当たる場面もあったが、絶妙なバランスで無得点の均衡が前半は保たれる。

後半は岐阜Ⅱが風下になり、刈谷FW中島の突破にPKを取られてもおかしくないようなプレーなどもあったものの、上り調子の守備陣は無得点を守り、角などが反撃に繋げる。そしてそれを受けた比嘉が、得意のサイドのドリブル突破から大型台風をねじ伏せて先制ゴールを決めた。(動画)

刈谷も反撃が上手くいかない展開だったが、岐阜Ⅱもチームの若さか、まだ20分以上も時間が残っている中で、カウンターチャンスにコーナー近くで時間稼ぎをしようとするシーンもあった。リスタートで焦る必要は無いが、リードを広げる姿勢が無ければ、大石や中島、それに東間などの強力な刈谷攻撃陣に十分な休憩を与えることにならないかと心配にもなった。

しかし、そこで田中は全く気を緩めていなかった。岐阜Ⅱスローインに刈谷DFラインの裏へ走り込み、橋詰にボールを預けてすぐにバイタル内へウェーブ。ワンツーを左足で受けてすぐさま右足で放ったシュートはしっかりとファーサイドネットへコントロールされていた。(動画)

2点差を守り切る力は今の岐阜Ⅱにはあると思われたが、その後も数回目のPKを取られてもおかしくないようなプレーもあった。岐阜Ⅱの両SBは、攻撃面では優れているが、昨年までのSBの吉岡、鈴木梓司、田端、薦田などと守備面で比較すると、まだ物足りない。

練習でも岐阜Ⅱの攻撃陣と向かい合って、しっかりと対応出来ているだろうか。リーグ戦の残り試合、国体、全社でより結果を残せるかどうかの1つのポイントになるのではないかと思われる。

この日の刈谷戦は、2-0でそのまま岐阜Ⅱが勝利した。
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