2005年10月05日

記憶の中の私

焦って、もがいて、苦しんで、

そして心の奥底に沈めて、

忘れたはずだったのに何かのきっかけでまたよみがえり…。

 

私にも、そんな風に心の晴れない時がありました。

 

しかし、案外、切り替わるときはすっきりと変わるものです。

私の場合は、小さいときの記憶をたぐり、

どこで今の「ダメな自分」ができあがったかを考えました。

これは主人の導きがなかったらできませんでした。

                                           ありがとう。

記憶とは、個人的な解釈の積み重ねで、

子供の頃の解釈は、今、大人の目で冷静になって考えると

かなり極端な解釈だとわかりました。

例えば、親に叱られた記憶は、

「だから私はダメな子なんだ」と、

親が言っても思ってもいないような、勝手に自分をおとしめた

捉え方をしていました。

親になった今だからわかる、真実。

そんな記憶の中の旅をして帰ってきたら、

パチンとスイッチが切り替わりました。

オセロゲームでの大逆転みたいに、

…端っこに白を置いたら、黒(よくない思い出)が

一つ一つ白に変わっていくような…

 

記憶の中の、一人で泣きじゃくっている小さな女の子の私に、

「小さかったから、そんな風に思っちゃったんだね。

大丈夫。

お父さんとお母さんや他の人達は、そんな風に思っちゃいないよ。

自分をそんなに責めなくていいんだよ。」

って言ってあげました。

主人がそうしてくれたように。

 

       ・・・黒が

          一つ一つ白に変わっていくような…

そんな、ちがった捉え方が出来るようになりました。

 

 

 



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