2006年03月04日

『シリアナ』

シリアナドラッグをテーマにした『トラフィック』の製作スタッフによる石油利権をテーマにした群像劇『シリアナ』。相変わらず小難しいテーマやな〜。
しかもこの映画、テーマが小難しいだけでなく、群像劇としても解り難い!!

『トラフィック』は青黄赤と映像を色分けをしたこともあって様々なエピソードがごちゃ混ぜにならなかったのだが、この『シリアナ』では映像の色分けがないので、ジョージ・クルーニー、マット・デイモン、ジェフリー・ライトの3つのエピソードが頭の中でごちゃ混ぜ。改めて『トラフィック』で見せたスティーブン・ソダバーグの映画監督としてのレベルの高さを実感してしまった。

今回の第78回アカデミー賞はミニシアター系ながらも社会派作品が多くノミネートされているが、この『シリアナ』も間接的にブッシュ政権批判を織り交ぜた作品で、映画を見終わった後、感想として残るのはアメリカという国の汚さのみ!
自国の利益のためだけに他国を侵略し、平穏な生活をぶち壊し、邪魔者を排除し、都合のいいように物事を変える。

作品賞ノミネートの『クラッシュ』では民間に蔓延る人種差別の汚さを、この『シリアナ』では企業上層部や政府関係者レベルの金に塗れる汚さを描いているのだが、こんな映画が最近多く作られている現状。
これはブッシュ政権によってより強固にされた現代のアメリカの閉塞感や矛盾、脱力感などの負のエネルギーを映し出したとしか考えられない。
そう考えると日本の小泉改革の影の部分、我々が普段知らないところで汚いことが蔓延してるんだろう。現に永田議員の偽メール問題で消えかかっているBSE米国産牛肉、防衛庁官製談合、武部ライブドア、耐震偽装など数知れず・・・。

ここらでもういっちょ、マイケル・ムーア監督にズバッと斬ってもらったらスッキリするかな?

こちらもよろしく↓
深夜らじお@の映画館


acideigakan at 18:44│Comments(0)clip!映画レビュー【さ行】 

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