2006年05月20日

『ダ・ヴィンチ・コード』

ダ・ヴィンチ・コードカンヌ国際映画祭での上映からあまり評判がよくなかったこの映画。とは言っても原作ファンの映画に対する期待が高すぎたせいなのかと思っていましたが、実際に見てみると普通の映画すぎてあまり面白いとは思えない映画でした。というかロン・ハワード監督の髪型と一緒でこの映画の印象も薄いんですよね。

アメリカでは7700万ドルの好スタートを切ったそうですが、これもヴァチカンがケチをつけてきてくれた話題のおかげだと思います。つまりこの勢いはあまり長続きしないかと。
というのもこの映画、ミステリーでありながら謎解きの部分が弱いんですよね。狂信的な犯人が出てきたり、ガリレオ・ガリレイに関する様々な絵画に秘められた謎が多数出てくる割には歴史的な重みや深みがないのも非情に残念。
そして何よりもオドレイ・トトゥ演じるソフィーが本部から派遣されていないという時点でカンタンにオチが読めてしまいました。

ただキリスト教徒でない私にはこの名画に隠された謎はさほど重要ではないにしても、もしこれが事実なら大いに興味深いことです。またニケーア公会議で消されたという福音書にも興味を引かれましたし、十字軍や地動説論争など2000年以上の間に様々な歴史を持つキリスト教だけに歴史好きとしては結構勉強になった映画でした。
ですから歴史好き以外の方にはちょっと退屈だろうと思いますし、逆に熱心なキリスト教徒の方には、メル・ギブソン監督の『パッション』同様にセンセーショナルなお話だったのかも知れませんね。

あと映画の随所に用いられていた3DCGは凄かったですね。歴史的なものを扱った映画にも関わらず、こういう現代テクノロジーを巧く使った見せ方はさすがロン・ハワード監督!って思いました。
でもロン・ハワード監督の作品ってこれまでいろいろ見てきましたが、いつも外れもなければ当たりもない作品ばかりですよね。これは何とかならないのかな〜?

深夜らじお@の映画館の髪の毛はまだフサフサです。

acideigakan at 21:54│Comments(0)clip!映画レビュー【た行】 

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