2007年01月04日

『インファナル・アフェア』

インファナル・アフェアこの映画のハリウッドリメイク版『ディパーテッド』の公開が近づいてきたということで、このシリーズのレビューを書いて見たいと思います。
わずか4年でのハリウッドリメイクされるというのは異例中の異例。ハリウッドにそれだけネタがないのか、それともこの『インファナル・アフェア』が良すぎるのか。とにかく『ディパーテッド』の公開が待ち遠しいものです。

この映画の最大の魅力は何と言ってもマフィアに潜入した警察官と警察組織に潜入したマフィアという設定。しかも互いにボスから絶対的な信頼を勝ち取り、互いに内部に潜入したスパイ探しを命じられるという設定も憎いものです。これらの設定だけでも十分映画が見たくなりますし、ここから主役2人が互いの正体を知るまでの展開も見事。仏教用語でもある原題の『無間道』の意味に見事ハマった素晴らしい脚本ですよ。

またこの映画はストーリーだけでなく、「香港ノワール」といわれる少し暗い映像がとても美しく見えるのも大きな魅力。特にアンディ・ラウとトニー・レオンが探し求める本当の正義というものがより崇高に見えてくる効果があると同時に、その正義を追い求める2人の悲しき心情がより辛く見えるんですもん。本当に正義ってのはこんなにも重いものなのか〜と考えさせられましたよ。
ただ私的には映像よりもこの映画で改めてトニー・レオンって美しい!!と思いましたよ。もちろんケリー・チャンも美しいのですが、彼女よりもトニー・レオンの方が切ない男性的美しさがあるんですよね。あれこそトニー・レオン最大の魅力ですよ。

その他にもこの映画にはあらゆる魅力が散りばめられていると思います。
例えば「3人のアンソニー」の一人であるアンソニー・ウォンやエリック・ツァンが警察やマフィアのボスを演じているのも独特の迫力があっていいですし、また新しい香港映画なのにこれまでの香港映画特有の汗臭さと血生臭さが映画全編に漂っているのも見逃せません。
ですからこれまで地下で生きざるを得なかったアンディ・ラウとトニー・レオンが最後に澄み切った青空の下で出会ってしまうというのも何だか悲しくて。映像もストーリーも共に男の美しさが満載な映画でした。

果たしてこの魅力が『ディパーテッド』にあるのかどうか、1月20日からの日本公開を待つのみです。

深夜らじお@の映画館はアンディ・ラウよりトニー・レオンが好きです。

ちなみに「3人のアンソニー」とは
アンソニー・ホプキンス
アンソニー・ウォン
アンソニー・パーキンスのことです。

これについてはいずれどこかで解説いたします・・・。


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太陽と日陰。善人と悪人。絶え間なく続く道。
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この記事へのコメント

1. Posted by ヨゥ。   2007年01月04日 23:23
こんばんは!
やはりトニーは美しいですよね!
微妙にくたびれた感がたまりません☆

2. Posted by ちゃぴちゃぴ   2007年01月05日 01:48
トニーがいいですねぇ〜。
この映画いいっていうし、日本も含めアジア映画はほとんど観てなかった時期にだまされたと思って観たんですが、はまりましたね。
3作とも全部観たけど、これが一番!いろんな謎はとけましたけど…。(ギブスとか)

ディパーテッドの情報ですが、別物としてみたら、かなりイイそうです。
ジャック・ニコルソンは相変わらず怪演らしいし。
3. Posted by ぷるるん   2007年01月05日 12:03
明けましておめでとうございます

「インファナル・アフェア」は見終わった後、すぐに2と3をビデオ屋に借りに行ってしまいました。

ハリウッドにあの魅力が出せるのかどうかは、非常に微妙ですが……(^^;
4. Posted by にいな   2007年01月05日 20:00
この作品好きです。
全然期待せずに見に行ったので、ラストには愕然としましたね。勿論悪い意味じゃないですよ。

「ディパーテッド」は試写会が当たったので来週一足お先に見てきますね。
5. Posted by にゃむばなな   2007年01月05日 20:28
ヨゥさん、コメントありがとうございます。

そうなんですよ、あのくたびれた感がいいんですよね〜。『HERO-英雄-』でもそのくたびれた感があって良かったんですよ!
逆に元気一杯だった『2046』のトニーはちょっと・・・でしたね。
6. Posted by にゃむばなな   2007年01月05日 20:31
ちゃぴちゃぴさん、コメントありがとうございます。

私もこのシリーズ3作は大好きです。特に1作目はサスペンス性が非常に高くてサスペンス作品として見ても一流だと思います。

それとジャック・ニコルソンの怪演ですが、彼より怪演ができる俳優はそうはいませんからね。彼が出演した時点でこの映画はある意味成功かも知れませんね。
7. Posted by にゃむばなな   2007年01月05日 20:36
ぷるるんさん、あけましておめでとうございます。
そしてコメントありがとうございます。

あの香港映画独特の雰囲気と切ない魅力。ハリウッド独特の魅力でカバーするとなると・・・従来のマフィア映画と変わらなくなってしまいますからね。
マーティン・スコセッシの手腕に期待しましょう!
8. Posted by にゃむばなな   2007年01月05日 20:38
にいなさん、コメントありがとうございます。

いいな〜、来週には『ディパーテッド』が観れるんですね〜。羨ましい!!
果たしてハリウッドリメイク版まで三部作にするつもりなのか、感想を楽しみにしていますよ!
9. Posted by ぬこCEO   2007年01月08日 12:03
ちょっと遅めの明けましておめでとうございます!
今年もよろしくお願いします。

『ディパーテッド』は、はじめはただのリメイクかと思ってたんですが、どうやらそれだけではない、傑作という評判ですよね。楽しみです。

『インファナル・アフェア』はもちろん傑作で最高だったのですが、同時にアンソニー・ウォンが柴俊夫に見えてしかたなくて、そちらも気になってしまいました。
10. Posted by にゃむばなな   2007年01月08日 14:37
ぬこCEOさん、あけましておめでとうございます。そしてコメントありがとうございます。

アンソニー・ウォンが柴俊夫っていうのには笑わせていただきましたよ。確かに似ていますね。
『ディパーテッド』の評判の良さは私も耳にしていますが、『インファナル・アフェア』と比べてのというのをあまり耳にしないのが少し心配ですね。
11. Posted by 悠雅   2009年05月05日 21:07
こんばんは。
これまで香港映画をほとんど観て来なかったので、
『ラスト、コーション』までトニー・レオンの顔と名前が一致せず、
『レッドクリフ』でにコロリとトニーに陥落、
このGWはトニーの出演作を手当たり次第観ている最中です。

そのせいで、どうしてもトニーばかりに目が行ってしまい、
(美しい、って、嬉しいお言葉!)
挙句にあの結末。愕然、呆然としてるうちに終わってしまいましたが、
思えば、アンディ・ラウの苦悩も、
アンソニー・ウォンの存在感も半端じゃないのですよねぇ。
またいずれ、近いうちに続編2作も観ようと思います。
12. Posted by にゃむばなな   2009年05月05日 22:02
悠雅さんへ

トニー・レオンにハマられましたか〜。
確かに彼はいい俳優さんですからね。

前日談の『無間序曲』にはトニーは出演してませんが、後日談の『終極無間』にはまた新たな魅力で出演しているので、これまたトニーファンにはオススメかと。
13. Posted by KLY   2010年04月22日 20:30
ともかく2,3を見たいのですが時間がなかなかとれなくて…。
まあ、でも基本的には主演の2人が見たかったってのがあるんで良いんですけどね。(笑)アンソニー・ウォンってf¥普通におじさんな年なのに何てカッコいいんだろう。男ならみんなあんなふうに年をとりたいと思うんじゃないでしょうか。
14. Posted by にゃむばなな   2010年04月22日 20:35
KLYさんへ

アンソニー・ウォンって渋い格好よさと一緒にちょっと変態ぽいところもあるのが彼の魅力なんですよね。
それもまたちょい憧れますよ。あの渋さならちょっとくらいの遊びも許されそうですもん。
15. Posted by アンパンマン   2010年05月23日 16:04
 ホンマ今更ながらですが、やっと見れました。
 録画していて全然見れなかったんですよね。

 映画全編に渡る緊張感。
 まるで風船を針で刺そうとして割れるか、割れへんかっていうギリギリの緊張感。
 それが最初から最後まであるんですよね。

 ところで僕はエリック・ツァンが梅宮辰夫に見えてしゃーなかったです。
 (ファンの方すみません)
 気になったのでエリック・ツァンのことをネットで見たら、元々プロサッカー選手やったんですね。
 
16. Posted by にゃむばなな   2010年05月23日 16:52
アンパンマンさんへ

>エリック・ツァンが梅宮辰夫に見えてしゃーなかったです。

あぁ〜確かに分かる気がします。
この作品を日本でマネするならアンソニー・ウォンは渡瀬恒彦さんあたりでお願いしたいですね。
それなら見た目もバッチリ似ていると思いますから。

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