2007年04月03日

『ピノッキオ』

ピノッキオ世界の誰もが知っている児童文学『ピノッキオ』の生誕120年を記念して作られたというこのイタリア映画。あの感動的な『ライフ・イズ・ビューティフル』のロベルト・ベニーニ監督兼主演作品とあって見てみましたが、すごく「いたい」だけの映画でしたね。

『ピノッキオ』といえば、もともとは木製人形で嘘をつくと鼻が伸びるという設定で改心して晴れて人間の子供になるというきれいなお話。
ところがこの映画のピノッキオは口からデマカセばかりでわがままで遊びたい放題。酷い目にあっては改心すると言っておきながら数分後には元に戻る始末。父親からもらった本を芝居が見たいがためにすぐに売ってしまうなど、何度も父親や妖精さんを裏切る、人として最低なヤツです。この映画に出てくるピノッキオはまさに「アホな子」以上に「アホな子」でしたね。
しかもこのピノッキオを50歳のロベルト・ベニーニが演じ、妖精役を妻でもあるニコレッタ・ブラスキが演じているんですもん。いったい何のプレイやねん!?ですよ。

しかし『ライフ・イズ・ビューティフル』がアカデミーで主演男優賞を受賞した時の、イスに上がって騒いだ子供みたいなロベルト・ベニーニの姿と、この映画の製作がニコレッタ・ブラスキという点を考慮してみると、この夫婦は本当に家でこんなプレイをしてそうな気がしてきましたね。

普段から陽気なダンナは年齢も考えずにやんちゃばかりしては奥さんに優しく怒られ、いったん改心してみせるもすぐにまたやんちゃをしてはかまってもらう。そんな「ピノッキオプレイ」をしてそうな感じが、この夫婦を見ていると伝わってくるんですもん。普通なら50歳のピノッキオと42歳の妖精さんなんて誰もキャスティングしないですから、この妄想もあながち外れていない気もしますよ。

この2人のような仲睦まじい夫婦は理想形だとは思いますが、基本的にこういう特殊な愛のプレイは他人には見せずに2人だけで楽しんでいただきたいものだと思いました。

深夜らじお@の映画館はしゃべるコオロギさんが結構好きです。

acideigakan at 18:00│Comments(2)clip!映画レビュー【は行】 

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1. ピノッキオ  [ 映鍵(ei_ken) ]   2010年04月30日 20:58
みなさんご存じの名作童話の映画化作品です。背景セットや衣装などが「おとぎ話」チックな点はマルです。日本語版のピノッキオ役は「ユースケ・サンタマリア」。何しろ「しゃべりっぱなし」です。

この記事へのコメント

1. Posted by にいな   2007年04月06日 13:59
これ深夜放映してたから録画しよか迷ってやめました・・・

確かラジー賞ももらってましたよね〜ロベルト・ベニーニ・・・
にゃむばななさんの解説聞いただけで
なんだか・・・

萎えました〜
2. Posted by にゃむばなな   2007年04月06日 21:35
にいなさん、コメントありがとうございます。

ははは〜、萎えましたか。
私も「酷い映画だ」とさんざん聞かされてから見たのですが、本当に「ピノッキオプレイ」にしか見えない映画でしたね。

まぁこの映画をそんな穿った見方をしている時点で、それなりに楽しんではいるのですけどね。

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