2007年10月09日

『シビル・アクション』

シビル・アクションロバート・デュバルがアカデミー助演男優賞にノミネートされていたということ以外に何の知識もなく見た映画でしたが、これが実話を基にした作品というだけでなく、ジョン・トラボルタがこんな役もこなせるんだと感心した映画でした。

物語は金銭欲にまみれた敏腕弁護士が当初は大企業から多額の賠償金をふんだくれると見込んでいた地域住民からの環境汚染訴訟に、調査を進めていくにつれ企業の非道さを知り、私財を投げ打ってまででもしがみつくというもの。

一度フジテレビの「アンビリバボー」という番組でも取り上げられていましたが、この時はこの話が映画化されているなどのコメントは一切なく、こういう実話があったことだけを淡々と放送していました。まぁフジテレビは映画に関しては大作か話題作以外に興味のない冷たいTV局ですから期待はしていませんでしたが、やはり映画ファンとしてはフジテレビのあの姿勢は未だに好きになれませんね。

で話が少し逸れてしまいましたが、この映画を見ていると日本でも水俣病など完全に解決していない環境問題が山積されていることを思い出してしまいます。この映画でも語られていたのですが、地方にとっては大企業が納めてくれる多額の税金が行政にとっては何よりも大事らしく、そのため環境汚染などの企業が起こす諸問題にはできるだけ目を瞑っていたいそうです。

市民と大企業を天秤にかけると大企業側に傾いてしまう行政の情けなさは国を問わず存在することにすごく悲しくなってしまう事実ですよね。ちなみにこの映画の舞台になった町は現在有害物質による汚染状況が酷いため完全立ち入り禁止区域に指定されているそうです。そんなになるまで放っておいた行政は最低だと思いますし、逆に私財を投げ打ってまでその汚き事実を暴いたこの弁護士さんを尊敬します。

最近日本では死刑廃絶を訴える一部の弁護士が光市母子殺害事件の裁判及び遺族を愚弄するような行動を起こしていますが、そういう弁護士には是非この映画を見ていただいて、今やっていることが本当に価値があるのか自問自答してほしいと切に願ってしまいます。

深夜らじお@の映画館はこの映画のジョン・トラボルタが一番好きです。

acideigakan at 18:00│Comments(2)clip!映画レビュー【さ行】 

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1. 『シビル・アクション』を観たぞ〜!  [ おきらく楽天 映画生活 ]   2007年10月13日 22:45
『シビル・アクション』を観ましたマサチューセッツ州で実際に起きた民事訴訟事件を題材に、大企業を相手に無謀ともいえる公害裁判に挑んだ原告側弁護士の正義と信念の戦いを描いた法廷サスペンス・ドラマです>>『シビル・アクション』関連原題:ACIVILACTIONジャンル:サ...

この記事へのコメント

1. Posted by tapomushi12   2007年10月15日 22:06
こんばんは♪
コメントありがとうございました_(_^_)_
フジテレビの「アンビリバボー」で取り上げられていたんですね(゜o゜)
知りませんでした。。。

派手さはないながらも、きちんとしたメッセージ性のある良い映画でしたね♪
2. Posted by にゃむばなな   2007年10月16日 20:56
tapomushi12さん、コメントありがとうございます。

そうですね、きちんとしたメッセージが込められていただけに、もっとたくさんの人に見ていただきたい作品ですね。

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