2008年07月22日

『シックス・センス』

シックス・センスM・ナイト・シャマラン監督の名を一躍世界に轟かせたこの傑作。公開当時はこの映画を見て泣いた人も数多くいたそうで、感動できるホラー・サスペンスというイメージが世間一般では強いみたいですが、個人的にはこれほど巧妙な映画はないと思えるほどシャマラン監督の手腕に驚いた記憶だけが強い映画でした。

ブルース・ウィリスがこの手の映画に出演するなんて珍しいという話題以外、特に目立った話題らしい話題もなかったこの映画。ところが全米公開されるや否や、口コミとオープニングの「この映画をまだ見ていない人のためにもラストは明かさないでください」というフレーズのおかげか、なんと6週連続2000万ドル越え、しかも週によっては前週比120%なんて時もあるくらい、驚異的な興行を記録したことを今でも覚えています。
そして日本でも先行上映される頃は全く話題になっていなくても公開されるや否や大ヒット。その年の12月に各社の正月映画が出揃っても一番ヒットしているのが10月に公開されたこの映画というくらいに大ヒットしていたんですよね。

で、映画の内容に関してはオチはブルース・ウィリスが被弾した時点で予測したことがそのままだったのでちょっと残念という気持ちでしたが、改めてこの映画を振り返るとM・ナイト・シャマラン監督の巧さというものが鳥肌ものであることが分かってくるんですよね。
というのも被弾してからのブルース・ウィリスって、ハーレイ・ジョエル・オスメントくん以外の人とは一言も会話していないんですもん。でも確実に普段と変わらずにみんなと一緒に生活しているように見せているんですよね。要はただ単にこの時は彼が会話に参加することがなかっただけというふうに、ものの見事に観客を欺いたあの演出。映画を見終わったあとにそのことに気づいたときには、恐ろしささえ感じるほどに「すげ〜!」と感心してしまいましたよ。

多くの方の感想を聞くとこの映画で泣いた方が多かったそうですが、残念ながら私は泣けなかったんです。むしろどこで泣けるのかも分からないほど。
でも常に何か人間でない別の存在がいるのではないか?と思わせる、ちょっと不穏な雰囲気。シャマラン監督にはもう一度こんな映画を撮ってもらいたいものですよ。

深夜らじお@の映画館は第六感が目覚める日を待ち続けます。

acideigakan at 18:30│Comments(8)clip!映画レビュー【さ行】 

この記事へのトラックバック

1. シックス・センス  [ ☆彡映画鑑賞日記☆彡 ]   2008年07月23日 06:24
 コチラの「シックス・センス」は、"衝撃のオチ"作品として名高いサスペンス映画で、かなりいまさら〜?感があるとは思いますが、ようやっと観る事が叶いましたぁ〜v( ̄Д ̄)v  とは言いましても、もうあらゆるところで「ラストは驚愕よ」とある種のネタバレを散々され....

この記事へのコメント

1. Posted by にいな   2008年07月22日 22:42
私もこれ試写会でみたときは
『あ゛ぁ゛゛ぁ』ってなりました。あまりの驚きで・・・
このセンスはすごいなって思ったんですけど、その後のシャマランってこういう感想になる映画がないんですよねぇ・・・

ちなみに私も泣きませんでした。
2. Posted by にゃむばなな   2008年07月22日 22:48
にいなさんへ

見ているときは気付かなくても見終わったあとに、「あのシーンも、あのシーンも」と次々と思い出されたあの衝撃。
シャマラン監督にはもう一度そんな演出を期待したいものですね。
3. Posted by miyu   2008年07月23日 06:26
確かに本作はそのオチというよりも
オチに向かってく過程の作り方の上手さが
オチの衝撃に繋がってるんでしょうね。
でも、あたしは結構他の作品も好きだったりしますヾ(´ε`*)ゝ エヘヘ
けど、逆に「ハプニング」は不安だったりも(;・∀・)
4. Posted by にゃむばなな   2008年07月23日 21:14
miyuさんへ

私はシャマラン監督作品の中では『レディ・イン・ザ・ウォーター』が結構好きなんですよね。
まぁ映画監督としての手腕は一流の方だけにまた映画ファンを唸らせる演出を見せてほしいものですよね。
5. Posted by YUKKO   2008年07月23日 22:38
「シックス・センス」を試写会で見た時の驚きは半端ではありませんでした。
でも、その後見に行った息子が途中ですぐブルース・ウィリスが死んでいるって事に気づき、もう私は大ショックでした。なぜこういう事にすぐ気づく人がいるのでしょう。いかに自分がぼんやり見ているかを実感です。「ハプニング」はアメリカで「金かえせ」って声が出たとか・・・・又面白くないのかなあ。
6. Posted by にゃむばなな   2008年07月23日 23:00
YUKKOさんへ

私は奇遇にもブルース・ウィリスが被弾したすぐあとのシーンの切り替えに違和感を感じたので、そこでオチが読めてしまいました。

さて前夜祭までやる『ハプニング』はどうなることやら?
7. Posted by Franchesca   2008年07月25日 07:09
エンディングは確かにショックでしたが、あの映画のクライマックスは車の中の、母子のシーンでしょう。息子が母親に、祖母の話を聞かせるシーン。私はあのシーンのお陰で、これはミステリーでもサスペンスでもなく、親子の愛情モノだと確信しています。また、HJO君やシャマラン監督の凄さばかり取り上げられましたが、私は本作品以来トニー・コレットという女優さんに大注目!彼女はあの後も着実に良いキャリアを積み上げて行ってくれていると思います。
8. Posted by にゃむばなな   2008年07月25日 20:13
Franchescaさんへ

確かにトニ・コレットという女優さんはこの映画以降確実にバイブレイヤーとしての地位を確立していますよね。
でもどの作品でもちょっと病んだ役が多いのが気になりますけど。

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