2008年11月01日

『ブタがいた教室』

ブタがいた教室自分たちで飼育したブタを食べるか、食べないか。私はこの映画を見る前から「食べる」派でしたし、映画を見終わってもその意見がブレることは一切ありませんでした。なぜならかつて犬を飼っていた私には犬であろうとブタであろうと、一緒に楽しい時間を過ごしてきた家族を他人に委ねるなど言語道断。そういう行為は見捨てると同等だと思っているからなのです。

私もちょうど小学生だった1990年に大阪で実際に行われた教育を映画化したこの作品は、6年2組の星先生同様に「食べる」か「食べない」か、どちらが正しいなんて答えを用意していないところが実に面白いです。見る人それぞれが意見を持ってもらって結構。この映画を見終わった後で「食・命・生」についていろいろ考えてくださいというスタンスが心地いいですね。

また脚本を真っ白にして出演者の小学生たちに実際に自分たちの意見で討論させたシーンだけをドキュメンタリー風に撮る演出も巧いです。特に子供たちの意見は大人が書けるセリフではない、本当に等身大のものばかり。揚げ足を取ろうと思えばいくらでも取れる拙い意見ばかりなんですけど、理論で相手を説得しようとする大人の言葉とは違い、感情で相手を説得しようとする子供たちの「血の通った」言葉が結構心に来るんですよね。

6年2組のみんなはPちゃんを大切に思っている。だから長生きさせたいという意見もあれば、自分たちの手でという意見もある。要は食・命・生を通しての「幸せ」に対する価値観の違いなんでしょうね。
途中、議論の末にみんな涙を流してしまうシーンがありましたが、ああいう涙を流せる授業って凄く羨ましく感じました。子供も一人の考える人間。必死に考えて考え抜く姿をPちゃん探しの途中にみんな個別に議論しあうシーンなどを入れたりすることで描いていたのも見事だと思いましたよ。

また子供だけでなく終始母のように優しく見守ってくれた校長先生を始めとする大人の描き方も巧いです。当初はブタの飼育に反対していたのにいつの間にか家族単位でPちゃんのことを話し合うようになった親たちや、居酒屋の親父の言葉。そして何よりも校長先生の見守る優しさがまさに「母の愛」といった感じで良かったです。反対派の母親たちに対する言葉も子供たちを心配している割にはあまり子供のことを見ていなかった母親たちとは違い、本当に優しさに溢れていたと思いましたよ。

ただ1回目の投票で13対13にきれいに分かれるのはちょっと無粋。あの場面で態度保留者が何人かいて、最後の投票で13対13に別れてくれた方が子供の世界らしくて良かったような気がします。
また6年2組は26人なのに、教室後ろに貼ってあるPちゃんとの思い出の絵が計80枚あったのもおかしな話です。1人3枚ずつ描いたとしても残り2枚は誰が描いてん?になりますからね。

私はこの映画を愛犬と楽しく過ごしたことを思い出しながら見ましたが、こういう命と真正面から向き合う授業って本当にいいですよね。ブタを食べることを前提に飼っているのにそれを途中まで忘れて可愛がってしまうのも、人間より寿命が短いと分かっていながら犬を飼うことも同じでしたし、星先生が当初ためらっていたように名前をつけてしまうと愛情が生まれてしまうのも人間の感情の不思議なところ。
『海を飛ぶ夢』での尊厳死問題と同様に正しい意見なんて存在しませんが、是非今一度いろいろ考え直すべきことがあるのではないか?と思えた映画でした。

深夜らじお@の映画館はPちゃんといえば「らんま1/2」を思い出す世代です。

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ブタがいた教室 監督: 前田哲 出演:  妻夫木聡、原田美枝子、大杉漣、田畑智子、戸田菜穂 公開: 2008年11月 泣いた。。。 何かに感??..
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29. 『ブタがいた教室』'08・日  [ 虎団Jr. 虎ックバック専用機 ]   2011年06月24日 08:00
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30. ブタがいた教室 : 「命」とは何だろう?  [ こんな映画観たよ!-あらすじと感想- ]   2012年11月12日 19:43
 今日は、久々に晴れ間がありました。いいものですね。では、本日紹介する作品はこちらになります。 【題名】 ブタがいた教室 【製作年】 2008年 【製作国】 日本 【鑑賞

この記事へのコメント

1. Posted by たいむ   2008年11月01日 22:16
にゃむばななさん、こんにちは。
正直難しいテーマの作品ですよね。私も最初から「食べる派」でひとつも揺るがなかったけれど、「食べない派」の子供たちの悲痛な叫びは痛いほど伝わってきたし、身を切るような痛みに耐えながらも「食べる」を主張する「食べる派」の子供たちの訴えには頷くばかりでした。
映画ですから、やや都合よく整えられている部分もありましたが、子供だけの子供の視点での議論はとてもリアルで素晴らしかったと思います。
20年前も、賛否でずいぶんと波紋を呼んだようですか、永遠のテーマですし、学校でも取り上げて多いに議論されると良いですね。
2. Posted by にゃむばなな   2008年11月01日 22:39
たいむさんへ

大人みたいに理論で割り切る議論ではなく、いろんな感情を含んだ意見が飛び出す様はよかったです。
命が軽視される時代が久しく続いていますが、こういう教育が増えると世の中はどう変わっていくのでしょうか?
3. Posted by にいな   2008年11月01日 23:16
うーんホントにあったのことですか・・・映画を見ていないのですが私の考えは・・・

最初から子豚を飼って、大きくなったら食べようという考えが私には理解不能です。飼っている間に愛情も芽生えて、豚からしても人間からの愛情も感じているはず。それを裏切って殺して食べたとしたら私は一生トラウマを抱えると思います。食べるなら最初から養豚所の豚のようになんの感情も持たずに育てるべきだと思います。

人間が他の命を犠牲にして生きているということを理解することはいいと思いますが、実際に体験しなくても命の大切さは学べると思いますし、私自身も肉や魚を食べるときは自分の口に入るために犠牲になったのですから、残さず食べます。

ホラーやスプラッターは平気な私ですがこういう映画は見られないですぅ・・・
4. Posted by にゃむばなな   2008年11月02日 01:34
にいなさんへ

この映画は食べる・食べないなどの単純明快な話ではなく、
愛情を注いだ命との別れに食が絡んでいるので、こういうことは見聞だけではわからないということまで描いていましたよ。

ですからにいなさんが思っている作品とはちょっと違うかと思います。
興味あらば一度御覧になってくださいね。
5. Posted by dai   2008年11月02日 04:37
こんばんは★

>また6年2組は26人なのに、教室後ろに貼ってあるPちゃんとの思い出の絵が計80枚あったのもおかしな話です。1人3枚ずつ描いたとしても残り2枚は誰が描いてん?になりますからね。
だいぶ細かいところ観てますねw流石にそこまでは気づきませんでしたw

小学生が涙を本気で流せるという授業としては大切だことだったと思います。しかし先生には意地でも名前を付けさせないというようにしてほしかったというのが、この映画というかこの実際の授業に持った感想でした。
6. Posted by はくじ   2008年11月02日 07:38
TBありがとうございます。
こちらからのLivedoorブログへのTB設定ができないようですので、コメントで失礼します。

これは見ごたえのある映画でした。
子どもたちの真摯な演技が光るいい映画でしたね。
7. Posted by にゃむばなな   2008年11月02日 20:51
daiさんへ

名前が魂を持つということは普段の生活ではそんなに当たり前すぎて実感できないですからね。
先生もまさか後々ここまで悩む一因になるとは予想もしなかったのでしょう。
本当に名前がもたらす影響って恐ろしいものです。
8. Posted by にゃむばなな   2008年11月02日 20:54
はくじさんへ

トラバに関してはまた試してみてください。よろしくお願いします。

それにしても本当にこの映画は見応えがありましたね。命と食が直結しているなんて言葉だけでは絶対に理解できないことですから、こういう教育を私も受けたかったなぁ〜と思いましたよ。
9. Posted by かのん   2008年11月02日 22:38
最終的には大人が判断をしたわけですが、出来る限り子供たちの自主性を信じて子供たちが真剣に取り組んだことはとても良かったと思います。途中で大人の判断で飼育を止めてしまってはそれこそ何の意味もないですよね。

養豚場を営んでる人の中でも真心をこめて育てたブタとの別れにはある感情がこみあげてくるという話を聞いたことがあります。いちいち感傷に浸らないまでも生命に対しての畏敬の念は一般消費者でしかない私たち以上ですよね。たぶん料理人のお父さんのセリフ「豚肉を無駄なく使う云々・・・」にはそういう思いがこめられてる気がしました。
10. Posted by にゃむばなな   2008年11月02日 23:46
かのんさんへ

日本人の生き物を無駄なくいただくという精神は江戸時代の鯨文化をはじめとして、昔からあるものなんですよね。
でもそれが最近完全に忘れ去られている悲しさ。
「いただきます」という食事時の挨拶の意味合いをもう一度考えさせられる映画でしたね。
11. Posted by kira   2008年11月07日 00:40
にゃむばななさん、こんばんは!

最初は確かに「食べよう」ともちかけた先生が、
子供たちの中に芽生えた意識をちゃんと汲み取って
徹底的に考えさせ、当初の自分の思惑に固執しなかったのが、
結果良かったのではないかと感じました。
子供たちの真剣に考え悩む姿に熱くなりました☆
12. Posted by にゃむばなな   2008年11月07日 21:08
kiraさんへ

教師という職業は生徒を導く仕事と言われていますが、生徒に徹底的に考えさせることをしていたところがよかったですね。
私も学生時代にあんな授業を受けたかったですよ。
13. Posted by YUKKO   2008年11月15日 01:01
子供たちの討論風景がその場に居合わせたような気にさせましたね。
自ら結論を出そうとする姿に感銘を受けました。ただ、最後に先生が出した結論は私にとっては衝撃でした。Pちゃんと名前が付けられた時点で、食べる事は出来ないです。
14. Posted by にゃむばなな   2008年11月15日 15:18
YUKKOさんへ

星先生の結論がPちゃんよりも生徒のことを見て出したところが私には好感が持てましたよ。
どちらが正しいとかではなく、こういう議論に対して逃げずに話し合うことの大切さを学ばさせてもらいましたよ。
15. Posted by rose_chocolat   2008年11月28日 20:09
コメントありがとう。私も「食べる」派です。でも名前はつけたくないなあ(笑

星先生は、最初から方針を曲げないで、いずれお別れするんだから・・・と子どもたちに言いながら飼育した方がよかったかな。
でも、子どもたちの心に打たれてしまいましたね。
16. Posted by にゃむばなな   2008年11月28日 22:27
rose_chocolatさんへ

ああいう授業は教師の教育力が大いに試されますよね。どれだけ生徒のことを考えているか、どれだけ教育のことを考えているか。
非常に有意義な授業であると同時に、非常に辛い授業でもあったような気がしましたよ。
17. Posted by くう   2008年12月03日 21:19
こんばんわ♪

子供達の涙に引かれて、こっちもついつい
ウルウルしっぱなしになってしまいました。

確かに、最初の投票で13対13になったのは
できすぎでしたね〜。
保留があった方が良かった、と言うご意見、
もっともだと思います。

私だったら、きっと「どーしてPちゃんを
食べるなんて言えるんですか〜」
とか言ってる、ませくれた子供だっただろう
と想像します。

考えさせられる映画。
ぜひ各学校で放映してほしいですね。
18. Posted by にゃむばなな   2008年12月03日 21:56
くうさんへ

子供たちのディベートが熱のあるものだっただけに、投票結果に製作者という大人の思惑が入っていたのはちょっと残念でした。

でもこういう正しい答えのない、討論することに、考えることに意義のある映画は是非全国の学校で上映してほしいものですよ。
19. Posted by とらねこ   2008年12月13日 22:57
にゃむばななさん、こんばんは。
実は、自分の友人で、ニュージーランド人の友達が居たのですが、
彼らは、揃いも揃って、ベジタリアンだったんですよ。
家が牧場で、肉食文化というのが、どうもダメらしくて。
夜中になると、ヒツジの鳴き声が聞こえてくる、なんてフザケて、飲んだ時に言ってました。
「『羊たちの沈黙』ですか」なんて答えた私ですが、彼らは本気だったと今では思います。
20. Posted by にゃむばなな   2008年12月14日 14:45
とらねこさんへ

ベジタリアンの方がこの映画を見たらどういう意見を出されるんでしょうね?
それはそれで興味がありますよ。
21. Posted by latifa   2009年04月23日 19:54
にゃむばななさん、こんにちは!今レンタルで借りて来たのを見たばかりです。この映画を見ながら、クラスでディスカッションするってのは大賛成ですが、これと同様にブタを飼ってみる〜という授業は、私的には、あまり賛成!とは言えない感じです・・・


後ろの絵の数、すごーい!!!そこまでちゃんと見ていらっしゃったとは。確かに多いなあ・・・と私も思いました^^

何度もすいませんでした。短い文だと大丈夫だということが解りました!今後そうします。
22. Posted by にゃむばなな   2009年04月23日 20:19
latifaさんへ

こういう授業に関しては賛否両論ですよね。でも命が軽視されている昨今、私はこういう授業はいいことだと思いましたよ。

それと長い文章でも受け入れOKです。
多分何かこちらで設定させていただいた禁止ワードが含まれてしまっていたのではないかと思いますよ。

何度もお手間を掛けさせてしまいまして、すみませんでした。
これからもよろしくお願いします。
23. Posted by kimion20002000   2009年05月16日 23:50
TBありがとう。
実際は2年半に渡って、行われた事業だったようですね。
実際と脚色の違いは分かりませんが、さもありなんという演技を引き出していたのは、見事だと思いましたね。
24. Posted by にゃむばなな   2009年05月17日 15:33
kimion20002000さんへ

どこからどこまでが事実かは私も分かりませんでしたが、小学生たちの等身大の意見を出させたのがこの映画の勝因かと思いました。
邦画もこういう映画が作れるようになったことが嬉しい限りです。
25. Posted by ノルウェーまだ〜む   2010年03月10日 03:44
にゃむばななさん、こんばんわ☆
息子がもうすぐ6年生を卒業するので、いい機会と思って一緒に見ました。
子供たちの、本物の涙に感動しましたね。
こんなちょっと離れたところから温かく見守る教育現場があったら、クラスでいじめや問題など起こらないのだろうな〜と感じました。
親としても反省しきり…
26. Posted by にゃむばなな   2010年03月10日 17:16
ノルウェーまだ〜むさんへ

そうそう、子供たちのホンモノの涙。あれが教育には大事でしょうね。
他人を思いやる心は言葉で教えるよりも、こういったことで教えるのが一番。
それは子供だけでなく大人も。
そこまできちんと描いた映画でした。

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