2008年11月20日

『スーパーサイズ・ミー』

スーパーサイズ・ミー1ヶ月間3食全てマクドナルドで過ごす。店員にスーパーサイズを薦められても断らない。その目的はアメリカの肥満社会に警鐘を鳴らすため。
普通に考えるとこんな実験をするこのモーガン・スパーロック監督はアホです。でもこの自分の健康を犠牲にしてまでも果敢に挑む実験を見ていると無性にマクドナルドに行きたくなるんですよね〜。これは実験としては失敗しているのでは?と思いつつも、こういうマジメにアホなことをする映画って大好きです。

関西ではマクド、関西圏以外ではマックでお馴染みのマクドナルド。誰しも子供の頃に、1ヶ月と言わずとも3食全てマクドだったらと考えたことはあるはず。それを大人になって実験という大義名分のもと行えるこの監督がちょっと羨ましかったですけど、さすがに1ヶ月は辛かったと思います。
確かにマクド製品にはいつもお世話になってます。ロッテリアがT-ポイントサービスを始めてもマクドにはお世話になってます。でもファーストフードってたまに食べるからいいのであって、毎日3食マクドなら誰しも飽きますって!それを乗り越えて1ヶ月もの間、頑張ったこのスパーロック監督は偉いです。

でも映画としてはメッセージ性が中途半端なんですよね。
というのもこういうムチャな実験をする監督の恋人がベジタリアンというのもマクド製品を際立たせる意図的なものを感じずにはいられませんし、実験を開始して数日後には拒否反応からマクド製品を吐いてしまうというのもどことなく胡散臭く感じるんです。

事実をそのまま記録しているとは思うのですが、どうもマクド製品に敵意を持つ演出がないんですよね。ファーストフードと肥満の関係を明らかにすると言いながら、初めから消費者の利用頻度次第という答えありきで進められているデキレースみたいに感じたのはちょっと残念でした。個人的にはマイケル・ムーア監督みたいに大企業に対してキツいことをちょいと連発してほしかったのですが・・・。

で映画を見終わると無性にマクドに行きたくなるこの感想となったら、もしかしたら裏でマクドと手を組んでるのでは〜?と勘繰ってしまいませんか?
私もこの映画を見終わり映画館を出てすぐにマクドに行きましたよ。でも濃いものを頼むのもこの監督に失礼かと思い、フィレオフィッシュで留めておいた記憶がありますが、こんな私も律儀なんだか健康志向なんだか、中途半端やな〜!ですわ。

この映画が全米で公開されるとマクドナルドはスーパーサイズを廃止したそうですが、一度挑戦してみたかったですね。日本もメガマックなどを発売していますが、たまにはスーパーサイズを期間限定でお願いしたいものです。

ちなみにラジオ関西の深夜番組『野中藍のラリルれ、にちようび。』調べによるとマクドナルドをマクドを言うのは近畿2府4県だけだったと思います。

深夜らじお@の映画館はマクド、ロッテリア、モスの順でお世話になってます。

acideigakan at 19:26│Comments(4)clip!映画レビュー【さ行】 

この記事へのトラックバック

1. スーパーサイズ・ミー  [ 悠雅的生活 ]   2008年11月20日 21:21
只今、人体実験中
2. 映画『スーパーサイズ・ミー』(お薦め度★★★)  [ erabu ]   2008年11月20日 21:36
監督、モーガン=スパーロック。2004年米。ドキュメンタリー映画。原題『Supe
3. スーパーサイズ・ミー  [ カノンな日々 ]   2008年11月21日 00:04
社会派ドキュメンタリー映画、ですよね?たぶん。十代の女性二人が肥満になった原因はファーストフード店の商品にあるとしてマクドナルドを提訴するんだけど結果は敗訴。ところが判事の「同社の宣伝通り毎日毎食製品を食べるのは著しく危険だと示せれば再提訴も可能」という....
4. 映画『スーパーサイズ・ミー』  [ 茸茶の想い ∞ 〜祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり〜 ]   2008年11月21日 00:25
原題:Super Size Me これは全米そして世界各地に飛び火するファーストフード肥満社会に自らの人体を呈して警鐘を鳴らした、シリアスで危険な実験ドキュメンタリーだ。 監督モーガン・スパーロックは、肥満症に悩む十代の二人の女性が肥満の原因としてマクドナルド...
5. 「スーパーサイズ・ミー」  [ ★☆ひらりん的映画ブログ☆★ ]   2008年11月21日 04:04
こりゃまたアメリカの肥満社会に真っ向から挑んだドキュメント。 敵は巨大企業「マクドナルド」。 2004年製作のドキュメンタリー、98分もの。 あらすじ 肥満の原因はファーストフードだとして二人の少女がマックを告訴。 しかし、原因がファーストフードだと立証でき...
6. レンタル5本  [ Akira's VOICE ]   2008年11月21日 10:49
「サイドウェイ」「スーパーサイズ・ミー」 「誰にでも秘密がある」「TUBE」 「トゥームレイダー2」 
7. 『スーパーサイズ・ミー』  [ 京の昼寝〜♪ ]   2008年11月25日 08:18
■監督・プロデューサー・被験者 モーガン・スパーロック  “もし1カ月、1日3食マクドナルドのファーストフードを食べ続けたら?” 映画監督のスパーロックはある日テレビで、「自分たちが肥満症になってしまったのは、それを注意しなかったファーストフード・メーカ...
8. スーパーサイズ・ミー  [ あず沙の映画レビュー・ノート ]   2009年02月01日 19:00
2004 アメリカ その他 教養・ドキュメント 作品のイメージ:カッコいい、スゴイ、ためになる もともと理想的な体型で健康的な食生活(同居中の彼女はベジタリアン)を送るこの作品の監督兼主人公が、ルールを決めてある実験をするという作品。それも、自分の体を使っての...

この記事へのコメント

1. Posted by かのん   2008年11月21日 10:08
え?食べたくなりましたか?私はもともと敬遠してたんですけど、さらに避けるようになりましたよ。この作品も私の疑念を裏付けになっちゃいました。もしかしてにゃむばななさんはマクドナルドでお誕生日会してました?(笑)
2. Posted by にゃむばなな   2008年11月21日 14:32
かのんさんへ

誕生日をマクドでなんてことはしたことないですが、手軽にお昼を済ましたいときなどはよく行ってますよ。
摂取しすぎは体によくないことは分かってはいるものの、あのアメリカ流の濃い味付けが好きなんでしょうね。
3. Posted by    2015年09月18日 20:13
食は体を作るだけでなく、肉体の一部としての脳にも影響を与えるので、マックがメディア戦略を軸にして、ロビーの活動を支援しているところとか、如何にもアメリカ、と思いましたよ。ロビーをするのは自由ですが、果たして、当事者の大人達は、生活の糧としての、理念を曲げてでも、正義とか、教育とか、言うところの理を守っているのか、そして、自分達は安全な場所に居るのでないか、ファストフードを食べていないのではないか、と、ゴールデンアーチは、マイケルムーア的な怒りのシンボルとなりました。

食の安全は、中国などでは、むしろ、市場に出回っている国産品よりも、マックが良好という笑えない事実もありますが、ポテトのサイズアップとか、最初は無かったり、子供の遊び場を提供するところには、商売っ気を抜きにして、こういう食から来る幸福事業が好きなんだろうな、と窺われるところもありましたが、結果として、不健康を拡散してしまったところに、グローバリゼーションの弊害があるのでしょうね。
4. Posted by にゃむばなな   2015年09月18日 23:33
隆さんへ

コメントが長い!
端的にいえば、この映画を見てマクドナルドが食べたくなる我々は見事にその戦略にハマったということですな。

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