2009年01月31日

『チェ 39歳別れの手紙』

チェ39歳別れの手紙エルネスト・チェ・ゲバラ。キューバ革命を成功させた伝説的英雄。しかし決して英雄視してばかりではいけない真の革命家。スティーブン・ソダバーグ監督が『28歳の革命』よりも伝えたい要素を詰め込んだというこの作品は、チェ・ゲバラの内面に客観的に迫る一方で、彼が残した「本当の意味での革命」という信念を映画という手法で表現した傑作だと思います。まさに宣伝文句通り「信念は、死なない」を体現した映画でしたね。

冒頭から描かれるのはチェ・ゲバラが残した手紙を読むフィデル・カストロが映し出されたTVを斜めから撮った映像。手紙の内容はチェ・ゲバラが新たなる革命の地を求めて旅立つことを記したものなのですが、それをTV越しに見せられることでチェ・ゲバラがキューバにはもう帰らないことを暗示しているところがこの監督の演出の巧いところだと思いました。

そしてコンゴでの失敗は一切描かず、変装してボリビアに潜入するところから描かれるキューバ革命後のチェ・ゲバラ。キューバにいた時と同様に革命に参加してくれる仲間一人一人と握手し、常に周りに気を配る優しきリーダーなんですが、それでもキューバの時と同じようには進まない革命運動。離脱者は跡を絶たない、仲間が一つにまとまらない、政治的支援が受けれない、農民の心を掴むことができないと悪いことばかりが続くのですが、その全ての原因はおそらくチェ・ゲバラが自分の立ち位置を誤ったことだと思いました。

というのも本来仲間をまとめたり支援を調達してくるのはカストロのように政治的手腕に長けている人がすること。カストロの右腕であり、革命軍のNo.2であったチェ・ゲバラはカストロのように長になれる人物の下で時に公の場で、時に部下たちと肩を並べて動く「軍曹的」役割で能力を発揮するタイプだと思うのです。

でもボリビアの革命軍はチェ・ゲバラを英雄視するだけで、常に彼に頼りっ放し。革命よりも英雄と行動を共にすることを優先したのか、状況が悪化すれば逃げ出す。政府軍に捕まり、裏切り者のキューバ人から「カストロは豪邸に住んでいるのに」と言われるくだりも「英雄」というイメージが一人歩きしてしまったがために生じた誤認だと思いましたよ。
もしボリビアにもフィデル・カストロのような人物がいれば、チェ・ゲバラの革命は進んでいたかも知れない。動こうとしない馬をつい叩いてしまうシーンも彼のもどかしさを大いに感じくだりでした。

『28歳の革命』でも思いましたが、チェ・ゲバラという人物は武力にしか頼らざるを得なかった悲しき革命家だったのではないでしょうか。
もちろん武力に頼らない革命が一番ですが、彼の信念を理解するにはある程度の知識が必要です。でも貧しい生活を強いられている人にはいくら言葉で説明しても聞くだけの余裕などありません。ならば大きな効果を呼ぶ行動を起こすしかない。それが武力しかなかっただけだったと思うのです。

今は情報化社会のおかげで武力よりも言葉での革命を期待できる時代です。でも革命の第一歩は個々の心の革命から。EDロールが無音だったのも、この映画を見た人にもう一度自分の心と向き合う時間を作ってくれた、監督なりのメッセージだったように思えました。

エルネスト・チェ・ゲバラの信念を冷静に描いた『チェ』2部作。単に見るべき映画ではなく、見て考えるべき素晴らしき傑作だったと思います。

深夜らじお@の映画館にもやっぱり革命は必要です。


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28. チェ 39歳 別れの手紙   [ 今宵、サムソン・マスマスラーオの映画座で ]   2009年02月08日 20:57
    = 『チェ 39歳 別れの手紙』  (2008) = 1959年にキューバ革命に成功した後、国際的な名声を得たチェ・ゲバラ(ベニチオ・デル・トロ)。 しかし、チェ・ゲバラは変装した姿で家族と会い、最後の食事を済ませると、急に姿を消してしまう。 そして、ラ...
29. 映画「チェ 39歳 別れの手紙」  [ FREE TIME ]   2009年02月08日 22:51
映画「チェ 39歳 別れの手紙」 を鑑賞。
チェ 28歳の革命に続き、チェ 39歳の別れの手紙が公開されました。
31. 映画「チェ 39歳 別れの手紙」  [ 茸茶の想い ∞ 〜祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり〜 ]   2009年02月11日 18:19
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この記事へのコメント

1. Posted by あおびょうたん   2009年01月31日 22:01
初めまして。
私も今日、別れの手紙を見て来ました。
史実に基づいているだけに、志なかばで殺されてしまうゲバラの最後がたまらなくつらかったです。
映画のロケはどこでしたのでしょうか、あんな山々で撮影も大変だったと思いました。
2. Posted by にゃむばなな   2009年01月31日 22:07
あおびょうたんさんへ

最後に被弾したチェ・ゲバラの視点で見せるところは秀逸でしたね。

私もあの渓谷のシーン、政府軍が迫る様子を360°カメラを回すシーンは圧巻でしたね。
さすがソダバーグ監督って思いましたよ。
3. Posted by たいむ   2009年01月31日 22:34
こんにちは。
>EDロールが無音
これはやっぱり事故じゃないんですね。
劇場内がざわつきましたし、説明一つ無かったので気になっていました。

喘息の発作のあたりから、チェを見ているのが辛かったです。
4. Posted by にゃむばなな   2009年01月31日 23:10
たいむさんへ

私が見た映画館では入り口前に貼り紙があったので、EDロールの無音に関しては別に騒つくこともなかったですよ。

チェ・ゲバラが喘息で苦しむくだりは本当に辛かったですね。それでも革命をやめようとしない彼の信念。今の時代に一番必要なものかも知れませんね。
5. Posted by ゆかりん   2009年02月01日 22:25
こんばんは♪
1部が私にはちょっと・・・と思ってたんですが観て良かった!
確かに見て考えるべき作品ですね。
チェ・ゲバラについてはほんのちょこっとしか理解できてないと思いますがそれでも観て良かったと思いましたよ。
6. Posted by 悠雅   2009年02月02日 01:01
ゲバラについて、ほぼ、知識が皆無で観た1作目。
あの流れのまま、どんな功績を残す行動を続けるのか・・・なんて
勝手に想像してたんですけど、
だんだんと辛くなる展開で愕然としました。

「人間を信じる」という言葉と表情、彼の視界で描かれる「その時」…
無音のエンドクレジットはまるで沈黙して彼を見送っているようで、
悲しみとも痛みとも何ともわからない気持ちでいっぱいでした。
7. Posted by ミチ   2009年02月02日 12:12
キューバでの戦いとボリビアでの戦い、最初は似ているように思えたのでしょうが、あらゆる部分がちょっとずつ違っていて結局は革命も成功ならず。
チェは精神的なリーダーではあっても、政治的な駆け引きを要するようなリーダーではないのだなとつくづく感じました。
8. Posted by にゃむばなな   2009年02月02日 14:21
ゆかりんさんへ

20世紀最も完璧な人物と言われたチェ・ゲバラについてはほんのちょこっとでも知ることができたこの映画はやはり素晴らしい作品ですよね。
出会えてよかったと思いましたよ。
9. Posted by にゃむばなな   2009年02月02日 14:25
悠雅さんへ

チェ・ゲバラの視界で描かれる「その時」は心にジーンときましたよ。
彼が何を見て、何を想い、何を考えてきたのか。
それを私たちも考えなければならないことなんでしょうね。
特に今の時代では。
10. Posted by にゃむばなな   2009年02月02日 14:32
ミチさんへ

実質的なリーダーと精神的なリーダーはやはり別物。
チェ・ゲバラの革命の信念は個々の革命から始まるということなんでしょうね。
11. Posted by かのん   2009年02月03日 10:06
てっきりコンゴ編から描かれるものだとばかり思っていたらそこは思いっきり省いて。カストロの演説シーンから。そこで読み上げられるゲバラの手紙という演出は巧かったですよね。余分なものを削ぎ落としたような飾り気のない映画ですけど、それだけに何かを考えることを突きつけられているような気もしました。
12. Posted by BROOK   2009年02月03日 14:33
こんにちは。

今回の後編は、まさらにゲバラの転落を描いていました。
やはり最大の誤算は農民の支援が得られなかったことでしょうか?

しかし、ラストでは、自分の失敗が彼らを目覚めさせてくれれば・・・と、
人間愛に溢れていましたね。
13. Posted by にゃむばなな   2009年02月03日 15:36
かのんさんへ

あの手紙を読むくだりの演出は本当に巧いですよね。
単にチェ・ゲバラの人生をなぞる映画にするのではなく、伝えたいところをきちんと描くために省くところは省く見事さ。
さすがはスティーブン・ソダバーグ監督だと思いましたよ。
14. Posted by にゃむばなな   2009年02月03日 15:40
BROOKさんへ

自分の死を悔いることもなく、自分の信念が生き続けることだけを望んだチェ・ゲバラ。
「人間を信じる」という言葉がより深いものに感じましたよ。
15. Posted by とらねこ   2009年02月07日 00:06
にゃむばななさん、こんばんは。
「カストロは豪邸に住んでいるのに」と言われるくだりは、
「ラウル(その時の偽名)はキューバで立派な家と車が持てたんだぞ」と仲間に言われる一言と、呼応しているのかな、なんて思いました。
16. Posted by YUKKO   2009年02月07日 11:42
志半ばで亡くなったチェが今生きていたらこの世界をどう見たのかなあと思いました。どこまでも美しい人てましたね。
17. Posted by にゃむばなな   2009年02月07日 16:08
とらねこさんへ

あのシーンは前編を見ていることもあってか、チェ・ゲバラを理解してくれる人が少ないんだなって思いましたよ。
みんなのために、理想社会を作るためにと動いていただけに、少し悲しくなりましたね。
18. Posted by にゃむばなな   2009年02月07日 16:23
YUKKOさんへ

チェ・ゲバラは広島を訪れたことがあるそうで、そのときの彼の言葉を聞くと、より彼が今のこの世界を見たら何というか知りたくなりますよ。
本当に仰られるとおり、生き方が美しい人でしたね。
19. Posted by 晴雨堂ミカエル   2009年10月22日 00:11
本作のラストの演出を観て確信しましたね。これは監督がゲバラへ贈った墓碑です。
 ゲバラが何を悩み葛藤し決行したのか、どんなもがきかたをしたのか、最期まで頑として信じていたのは何だったのか。
 それらをデル・トロの演技という碑文で表した、そう思います。
20. Posted by にゃむばなな   2009年10月22日 08:20
晴雨堂ミカエルさんへ

監督やベネチオ・デル・トロなど、この映画の製作に携わった方々のチェ・ゲバラへの熱い想いが冷静に詰まった映画でしたね。
まさに墓碑ですね。
21. Posted by 晴雨堂ミカエル   2009年10月22日 14:29
 ゲバラの死後数年たって、日本では浅間山荘事件が起こります。
 あくまで映画だけの話ですが、「実録浅間山荘事件」と比べると日本の「革命家」はやはり幼すぎる。

 ゲバラはやはり人民のために奉仕する事が根底にあり、例え人民から裏切られることが判っていても敢えて信じる人です。だから死後も影響力を残しました。
 連合赤軍は人民のためではなく、上から目線で人民を「指導する」ために戦い、しかも人間不信の塊で矛先を同志に向けて戦力を自ら減らしてしまっている。
 
 ゲバラもカストロもあの惨状を見たら、「お前ら何しとんねん!何がやりたいねん!」と激怒し、逆に赤軍リーダーを人民の敵として処罰したでしょう。

 ゲバラは伝説となって、いまや処刑された小学校は観光地になってゲバラの巨大な胸像がたっているほどです。(処刑しておきながら観光地にするとは)連合赤軍は後藤田氏(水野美紀氏の義理伯父?)の思惑通りになってサヨク運動は沈滞し、いまやカルト扱いです。
22. Posted by にゃむばなな   2009年10月22日 18:59
晴雨堂ミカエルさんへ

日本赤軍とチェ・ゲバラの革命は本質的に違ってましたからね。
前者が理想国家実現なのに対して、後者は理想郷実現ですもん。

政治的思惑が大いに入っているのとそうでないのとでは結果も大きく違って当然なんでしょうね。
23. Posted by ヒガシ   2010年03月14日 11:22
4 いつも瓦版&日記の2ブログなど御世話なってます。

ライブドアからアメブロTB出来ますが
アメブロからライブドアTB出来ず
コメントだけで申し訳御座いません。

TBアル http://trb.ameba.jp/servlet/TBInterface/10426133441/9afb1654

ボリビア人の協力が無く厳しいですよね。
24. Posted by にゃむばなな   2010年03月14日 14:02
ヒガシさんへ

TBでご迷惑をお掛けしてます。livedoorさんもなんとかしていただきたいものです。

で、チェ・ゲバラがキューバ革命を成し遂げたのはやはりカストロの存在が大きかったんでしょうね。
ボリビアにもカストロがいればと思いましたよ。
25. Posted by にいな   2010年04月19日 20:18
農民からの協力が得られず、それだけならまだしも密告されたり、部隊から逃亡して、居場所を教えてしまう兵士がいたりと、見ていて辛かったです。彼の思い描いたストーリーとは少しずつ狂い始めている・・・。

ゲバラの志は美しく立派です。だけど、何故それを理解してくれる人はいないのかとさぞ苦しかったでしょう。
映画のシーン全てを思い出す度に泣けます。
ここでのコメントを読む限り今まで全く知らなかった人が興味を持って作品を見てくれたことには少し救われる思い出す。
26. Posted by にゃむばなな   2010年04月19日 20:41
にいなさんへ

チェ・ゲバラの志は本当に立派で美しいものでしたよね。
それを理解してくれなかった人がたくさんいたというのは悲しき史実ですが、それでもスティーブン・ソダバーグを始め、彼の志を受け継いでいる人はまだまだ世界中にたくさんいる。
そしてこの映画に出会い、その志に初めて触れたという人もいる。
ここに彼の信念がまだ生きていることを如実に感じましたよ。
27. Posted by miyu   2010年06月12日 22:26
なるほど〜!確かににゃむばななさんの
感想を読みながら映画を思い出すと、
カストロのような存在がキューバにはいて、
ボリビアにはいなかったのが大きかったのかもなぁ〜
とすごく納得してしまいました。
28. Posted by にゃむばなな   2010年06月13日 09:59
miyuさんへ

『モーターサイクル・ダイアリーズ』を見ていただくとお分かりになると思いますが、カストロとゲバラって同志なんですよね。
ただ革命運動にあたって縦の関係になっただけであって。
ですから革命はカストロとゲバラの存在あってのもの。そのカストロ的存在がいなくなれば革命は難しくなるのも当然ではないかと思いましたよ。

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