2009年03月12日

『ダウト〜あるカトリック学校で〜』

ダウト疑惑を持ち続けるには確信がいる。しかし確信は不寛容を生み出す。そして不寛容は疑惑を増幅させる。
メリル・ストリープ、フィリップ・シーモア・ホフマン、エイミー・アダムス、ヴィオラ・デイビスという4人ものアカデミー賞候補者を送り出したこの作品は、カトリック学校というある種の密室と化した空間で繰り広げられるセリフ劇サスペンスの傑作だと思います。本当に地味な作品なんですが、漂う緊張感は凄まじいの一言。特にメリル・ストリープとフィリップ・シーモア・ホフマンの演技バトルは電球が切れてしまうほどの迫力がありましたよ。

もともと舞台劇だったこの作品。一見少年性愛の疑惑を持たれる優しき神父をいかに昔堅気で不寛容な校長が攻め立てていくか、また神父の疑惑に確信が持てない若きシスターがどのように心を決めるかだけが見所のように思えるのですが、この作品が素晴らしいのはこの神父がオープニングと中盤で行う2つの説教が実は巧く物語にリンクしているところなんですよね。

本来ならこの神父をハナから悪と決めつけ勧善懲悪なストーリーとして見せてもいいところを、この2つの説教が印象的なために、完全に第三者としてこの物語を見れる観客からは「もしかしたら鬼校長が間違っているのでは?」とか「この神父は疑われやすいだけで実は潔白ではないのか?」とか「若きシスターの優柔不断さが神父と校長の関係をややこしくさせているだけではないのか?」など、色々勘繰ってしまうことができるんですよね。

しかもこの立証できるだけの確信がないがゆえに真犯人を特定できないサスペンスとしての面白さに名優たちの見事な演技バトルが加わることで生まれるとんでもない緊張感が本当に凄い!噂ではエイミー・アダムスがメリル・ストリープとフィリップ・シーモア・ホフマンの対決シーンの撮影中にあまりの緊張感がゆえに体調を崩したらしいのですが、それも納得できてしまうほどの迫力はとても見応えがありましたよ。

お話的には確かに革新的な神父が悪で保守的な校長が善という見方ができるかも知れません。でもあの鼻水垂らしながら息子のことを案じていた母親の言葉を聞くと、何事も規則通りが決して正しいとは言えないのも確かなんですよね。
というのも公民権運動が盛んになり始めたあの時代において、あのカトリック学校唯一の黒人生徒であるドナルドを善き結果に辿り着かせるために必要なら、フリン神父の行動はある意味必要悪だと理解もできると思うのです。
校長がラストで言っていたように神に近づくためなら時には遠ざかることも必要。ならば校長の嘘という罪も神父が犯した罪も同じ必要悪に考えることはできないでしょうか。

何が間違っていて何が正しいかなんてことは人それぞれの見方によって、または時代によって変化していくもの。特に1964年という時代の変わり目ならば、それをより意識しないと時に疑惑・確信・不寛容が人を不幸にしてしまう危険性さえあるはず。
正しいもの(校長)を取るのか、最善のもの(神父)を取るのか。
神職者の服装やカラスなど、黒という色がより疑惑が生み出す人の心の闇の深さとリンクしているように感じられる、そんな映画でした。

深夜らじお@の映画館はいつもあちこちで疑惑ばかり持たれています。

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この記事へのコメント

1. Posted by cyaz   2009年03月12日 17:48
にゃむばななさん、こんにちは^^
TB&コメント、ありがとうございましたm(__)m

あのアカデミーノミネート殿堂入的女優のメリル・ストリープを相手にヴィオラ・デイヴィスはメリルを食ってしまうほど迫真の演技でした。 それはまさに
あの時代の黒人の“全ての偏見への怒り”みたいなものも加味されていたような気がします。 なにも修道女が人として全て正しいわけではないですからね。 まさしくそこも“ダウト”ですね!
2. Posted by にゃむばなな   2009年03月12日 18:41
cyazさんへ

ヴィオラ・デイビスのあのシーンは凄かったですね。
ほんと仰るとおり、これまでの黒人不遇の時代への怒りをも込めた迫真の、いや渾身の演技でしたもんね。
あの大女優メリル・ストリープが一瞬霞んでしまうくらいに凄かったです。
3. Posted by KLY   2009年03月12日 23:05
こんばんはー!

神父が正しいのか、校長が正しいのか。答えはあるようでいてないように感じました。実際のカトリック信者の方々でも受け取り方は違うのでしょうねぇ。そのへん聞いてみたい気もします。

純粋日本人のわたしには、例えが変かもしれませんが、小学校の道徳の時間を思い出させられる作品でした。

アクションもCGもなく、ストーリーと演技で魅せてくれる、久々に昔ながらの映画らしい映画だったです。
4. Posted by YUKKO   2009年03月13日 00:31
答えは観客の手に委ねられた結末に、救われない思いがつのりました。出演者たちの熱演が熱演過ぎて本当に見ていて辛かったです。ヴィオラ・デイビスの母性に救われました。
5. Posted by ともや   2009年03月13日 05:59
こんにちは、にゃむばななさん♪
正しいことと善きことの違い。
まさにそれですよね。
キャストの演技もすごかったけど、物語の核となる疑惑を明かさずに展開していく脚本もすごかったです〜♪
6. Posted by non   2009年03月13日 09:55
こんにちは♪ TB、コメントありがとうございました☆

演技合戦ものが好きな私にはとても楽しめた作品でした♪
メリルもシーモア・ホフマンも凄かったですね〜
エイミー・アダムスが体調崩すのも分かる気がする・・・
ストーリー自体も陰鬱な感じですもんね(^^;)
7. Posted by えい   2009年03月13日 14:56
こんにちは。

>神職者の服装やカラスなど、黒という色がより疑惑が生み出す人の心の闇の深さとリンクしているように感じられる

うわあ。こういう映画の見方って
ぼくは大好きです。
いままで、この作品に書かれた中で、初めて。

いつもながらの読み応えあるレビュー。
これからもよろしくお願いいたします。
8. Posted by にゃむばなな   2009年03月13日 18:18
KLYさんへ

小学校の道徳の時間を思い出されるというのは、何となく分かります。
答えがあるようでないような、はっきりしないがゆえに一歩下がって考えれば考えるほど、偏った意見などが見えてくる。そんな感じでしたね。
こういう映画は本当に見応えのあるものだと改めて思いましたよ。
9. Posted by にゃむばなな   2009年03月13日 18:23
YUKKOさんへ

きっと答えをはっきりさせていたら、あの熱演バトルもこんなに凄いとは思えなかったでしょうね。
誰が正しいのか、誰が善いのか。それぞれ見方によって意見が異なる。
その象徴がきっとヴィオラ・デイビスが演じた母親だったんでしょうね。
10. Posted by にゃむばなな   2009年03月13日 18:29
ともやさんへ

勧善懲悪にせず、「結果」ではなく「疑惑」をずっと見せていく巧さが光った映画でしたね。
「結果」を見せると、正しいことと善いことの違いが見えなくなってしまうところもちゃんと理解していたと思える脚本だったと思いましたよ。
11. Posted by にゃむばなな   2009年03月13日 18:32
nonさんへ

俳優が体調を壊すくらいの緊張感を同じ俳優が醸し出すなんて聞いたこともなかっただけに、このエピは本当に驚きでしたね。
でもあの演技バトルを見れば、誰もが納得してしまう内容だったと思いました。
12. Posted by にゃむばなな   2009年03月13日 18:44
えいさんへ

お褒めいただきましてありがとうございます。
これを励みにまた頑張ります。

なぜにあのシーンでカラスが出てきたのか。それを考えながら見ていると、本当によく出来た作品って奥が深いなぁ〜って思いましたよ。
こういうメタファーを散りばめる巧さは映画ファンとしては大好きです。
13. Posted by miyu   2009年03月28日 21:12
本当にこれは傑作!すばらしかったです〜。
おっしゃるように「疑惑」と「不寛容」の説教が
実によく効いていて、キャストの演技も
言うことなし、無駄のない会話のスリリングさは
時を忘れ、呼吸するのも忘れるほどでした。
エイミー・アダムスが体調を崩したとのエピは
知りませんでしたが、確かにそれもすごい説得力の
ある壮絶なバトルでしたよね〜。
14. Posted by にゃむばなな   2009年03月28日 21:20
miyuさんへ

あの2人の演技バトルの凄さを物語るに相応しいエピですよね。
これほどまでに凄い映画。
映画ファンにはたまらない作品でしたよ。
15. Posted by とらねこ   2009年03月29日 00:22
にゃむばななさん、こんばんは!

>でもあの鼻水垂らしながら息子のことを案じていた母親の言葉を聞くと、
途中まで、うんうん、なんてすごく共感しながら読んでいたら、ここで一気にブブっ!と噴いてしまいました!
本当、あの鼻水は気になりましたよね、いつ拭くんだろう、って・・
最後でようやく拭いた時、ホッとしちゃいましたw。
あのヴィオラ・デイヴィスのシーンは凄かったですね。
あの迫力!
おかげで、鼻水が出ても、監督は「カット」なんていえなかったんだろうなあ、なんて余計なことを考えてしまいましたけど。
16. Posted by にゃむばなな   2009年03月29日 15:49
とらねこさんへ

あのシーンは本当に監督さんも「カット」を言えなかったんだと思います。
鼻水を垂らしてまでも役に入り込んでいた彼女を止めることなんて、できなかったんでしょうね。
本当に凄いシーンでした。
17. Posted by dai   2009年03月30日 20:23
こんばんは★

あの説教が効果的にこの物語を偏らせることを防いでいましたね。まあそれもこれもフィリップ・シーモア・ホフマンの巧さがあってこそでしょうが。
18. Posted by にゃむばなな   2009年03月30日 20:55
daiさんへ

フィリップ・シーモア・ホフマンの巧さ。『カポーティ』ではなく、こちらでオスカーを受賞してほしかったと思えるほどでしたよ。
19. Posted by えめきん   2009年04月02日 07:29
こんにちは。TB&コメントありがとうございました。

とにかくインパクトのある映画でしたね。出演者達の演技力も素晴しかったですが、主役であるシスター・アロイシスの理不尽ぶりには驚愕しました。全体のために自分は規律を破るというのは、見方によっては良い事なのかもしれませんが、没収したラジオを使っていたりと、結局自分のためにしている事なんですよね。そのあたりも理不尽さに拍車をかけていました。
20. Posted by にゃむばなな   2009年04月02日 13:06
えめきんさんへ

そうですね。校長先生のああいうところはちょっと人間味がありましたよね。
人間味溢れる行動でも神父と校長では、考え方からか意味合いも大きく違っているように思えましたよ。
21. Posted by たいむ   2009年04月23日 19:03
にゃむばななさん、こんにちは。
厳格で保守的なシスターに対して、神父さんが目指しているところには共感できる部分があるのだけど、それとシスターが持った「疑惑」って同じ土俵じゃないような気がしてね、私は真っ黒神父さんでした(笑)

体調を崩すほど気合いの入った対決だったのですか?
確かに納得ですね(^^)
22. Posted by にゃむばなな   2009年04月23日 20:15
たいむさんへ

この映画は見る人によって、神父がクロかシロか、大きく意見が別れますよね。
多分製作者サイドもそれを狙って作っていると思いますし、役者陣もそういう作品に仕立て上げるようにしているのが素晴らしいところ。

本当に凄い映画でした。
23. Posted by ちゃぴちゃぴ   2009年08月25日 22:33
こんばんは。
そうですよね、どちらが正しいのか、善いことなのかはわからないです。これからの時代を見据えていたのは神父だったのかもしれない。
けれど、規則というある線引きは必要。
神父もシスターを好きになれない不寛容はありましたし、寛容の人とばかり言えない気はします。
最後、それでもご栄転なんで、なんか普通社会の「組織」の中の男女格差を感じました。
しかし、あのバトルは凄かったです。
24. Posted by にゃむばなな   2009年08月26日 16:31
ちゃぴちゃぴさんへ

あれは栄転というよりは、協会への悪評を避けるための落とし所でしょう。
神父も悪評立たず、校長も学校を守れたという感じですかね。
25. Posted by なな   2009年08月26日 23:18
ほんとに壮絶な演技バトルでしたね。
監督としてのイーストウッドや
女優としてのメリル・ストリープは
ほとんど「神」の領域に達しているのでは?と最近特に思うようになりました。
このシスターの役は人物像が複雑で
それをあらゆる表情を駆使して見事に演じていたと思います。

26. Posted by にゃむばなな   2009年08月27日 17:29
ななさんへ

メリル・ストリープもアカデミー候補になること10回以上ですからね。
そりゃもうある意味「神」の領域ですよね。
27. Posted by yukarin   2009年10月01日 12:56
こんにちは♪
こちらでは上映されなくてDVDの鑑賞になったんですが、劇場で見たかったなー。
メリル・ストリープとフィリップ・シーモア・ホフマンのバトルは見応えありましたね。
体調まで崩してしまったとは・・・確かに納得ですね。
28. Posted by にゃむばなな   2009年10月01日 17:23
yukarinさんへ

名優同士の対決でまさか共演者が体調を崩してしまうなんて、本当に凄いことですよね。

そしてまたそれをも納得してしまうほどの演技合戦も凄かったですね。
29. Posted by 由香   2010年01月09日 15:02
こんにちは〜♪

いや〜〜〜見応えがありました。
劇中で電球が切れていましたが、私の血管も切れそうでしたよ。
メリルとホフマンの口論は一見の価値はありますね。流石です!!
30. Posted by にゃむばなな   2010年01月09日 20:05
由香さんへ

これぞ名優たちの演技バトルといった感じでしたね。
あの電球が割れたシーンも演出なのか、それとも本当にあの緊張感のせいで割れたのか、ちょっと迷ったくらいでしたよ。

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