2009年05月03日

『ミルク』

ミルクとても優しい映画。それが見終わった後の素直な感想でした。
ショーン・ペンが2度目のオスカーを受賞したことで注目されているこの映画ですが、個人的にはゲイでもあるガス・ヴァン・サント監督の、まるで本当に好きな人を優しく見守るかのような演出力に心底驚かされた作品でした。

アメリカ史上初めてゲイであることを公表して公職者になったハーヴィー・ミルクが48歳で暗殺されるまでの最後の8年間を描いたこの映画。
これまでゲイ映画といえば『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』などのようにゲイパワーで強く主張する作品が多かったのですが、この映画は終始「こんな活動家がいたんですよ」と優しく教えてくれるような雰囲気が漂っている映画なんですよね。

ですからゲイというだけで言われ無き偏見を受けてきたことに対する怒りよりも、純粋に一人の活動家の信念を過去のニュース映像などを巧く用いて丁寧に見せているところが本当に素晴らしく、これまでゲイに対して偏見を持ってきた人にさえも門戸を開くようなその心の大きさは、まさにこの映画で描かれているハーヴィー・ミルクの信念と同じ。誰にでも愛をというイエス様のような温かさを感じましたよ。

そんなハーヴィー・ミルクを演じたショーン・ペンは本当にオスカー受賞に相応しい演技でした。もちろんジェームズ・フランコやエミール・ハーシュ、ジョシュ・ブローリンといった俳優たちもEDロールの実在人物の写真とそっくりで素晴らしかったのですが、ショーン・ペンに関しては本当に彼自身がゲイであるかのように、一挙手一投足全てがそう見えてしまうんですよね。これは本当に凄かったです。

そしてこの映画を見て思うのはマイノリティなんて所詮は偏見が生み出している幻想にしかすぎないのではないかということ。
というのも一般的にゲイはマイノリティと言われていますが、あのカストロ地区では間違いなくマジョリティです。これは関西人が東京へ行けば少数派でも大阪では大多数派であることと同じで、時と場所が変わればマイノリティもマジョリティも関係ないんですよね。
要は自分に正直に生きれない人がクローゼットの中から出れない自分自身を隠すためにマイノリティと呼ばれる人たちを差別しているだけで、自分と同じような人は世の中のどこかに必ずいるものなんですから、マイノリティとかマジョリティとか気にする必要なんてないはず。

でも世の中は弱い人だらけだから差別がなくならない。だったら誰かが声を上げて自分と同じ人を集めればいい。自分と同じ人たちが全米から集まればそれは大きな力となり、ボイコット運動もできるし、街中を行進することもできる。そして車椅子の少年にも生きる希望を与えることができる。
それを体現したハーヴィー・ミルクの信念が今もなお生き続けているというあのEDロールには感動してしまいました。

どんなことがきっかけでもいいからマイノリティの人たちに耳を傾けることの大切さ。それこそが偏見をなくす一番の特効薬。
銃を持つ手を拡声器を持つ手に変えれば世の中も変わる。そんな優しい強さというものを感じた映画でした。
まさに「ミルクは死すとも希望は死せず」でした。

深夜らじお@の映画館は牛乳を飲むとよくおなかを壊します。

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この記事へのコメント

1. Posted by miyu   2009年05月03日 14:39
ミルクへの深い敬愛を感じさせながらも、
決してミルク賛美だけでないところは
やっぱりガス・ヴァン・サント監督の
バランス感覚の素晴らしさなんでしょうかね。
キャストの演技、映画としての完成度、
とても素晴らしかったですね。
2. Posted by にゃむばなな   2009年05月03日 14:47
miyuさんへ

そうなんですよね、単なる英雄伝にしていないところに深い愛を感じずにはいられないんですよね。
本当に脚本もキャストもどれも素晴らしい映画でしたよ。
3. Posted by えふ   2009年05月03日 19:49
ショーン・ペンの役が、
実在の人物とにていたのでびっくりしました〜。
それまでショーンはゲイの雰囲気なんて想像できなかったんだけど。
さすがオスカー俳優です。二度もね!
4. Posted by rose_chocolat   2009年05月03日 20:02
ミルクご本人も、映像を見る限りではとてもフレンドリーで、ゲイじゃない人たちにも政策を支持してもらえそうな雰囲気でしたね。
声高に主張するだけが主張ではないということが、観客にも伝わってきて。私はこの映画のそういう雰囲気がとても好きです。
5. Posted by KLY   2009年05月03日 20:20
実は苦手な作品でした。
どうもミルクに共感できなかったもので。ゲイ差別の話は理屈としてはもちろん解るのですが、心情としては理解できなかった感じです。

特に政治家になってからの彼はちょっと私には受け入れにくい感じでした。にゃむばななさんがおっしゃる通り、あの地区ではゲイがマジョリティで、その数の力を背景にした強引さが、それじゃ外の世界のマジョリティと同じじゃないかと思ったり…。
6. Posted by えい   2009年05月03日 20:31
こんにちは。

ちょっと横レスになりますが、
KLYさんがおっしゃっている感じに近いかな。
マイノリティが別のところではマジョリティになる。
そこに対する監督の視座がよくわかりませんでした。
事実だから仕方ないのですが、
政敵に対する彼の取った態度も
あまり共感できなかったです。
でも、そういうところが人間くさくて
オモシロいともとれるのですが…。
7. Posted by にゃむばなな   2009年05月03日 20:59
えふさんへ

前回『ミスティック・リバー』で受賞したときは『アイ・アム・サム』との合わせ技での受賞といった感じでしたが、今回はこの映画のこの役で受賞でしたね。
いや〜本当にショーン・ペンって凄いですわ。
8. Posted by にゃむばなな   2009年05月03日 21:01
rose_chocolatさんへ

本当にご本人の写真を見る限り、誰にでも優しそうな感じの方でしたよね。
本当に映画そのものが優しい感じで、いい映画でしたよ。
9. Posted by にゃむばなな   2009年05月03日 21:13
KLYさんへ

確かに彼の行動は強引に見えます。
でも彼らのマジョリティは意見を持った者の集合体であって、自分の考えを抑えたりして集まっている烏合の衆的なマジョリティとは意味合いが違うと私は思いました。

歴史的に見ればああするしかなかったのかも知れませんが、ああするしかなかったくらい当時の差別意識は根強かったという監督のメッセージかも知れませんね。
10. Posted by にゃむばなな   2009年05月03日 21:19
えいさんへ

多分監督としては、どこへ行ってもマイノリティはそれは単なる自己満足、つまりはマスターベーションの域を超えていないと考えられたのではないでしょうか。

政治というのはいかにしてマイノリティをマジョリティに見せて政策を実現させるかですから、政治家としての彼の行動は悪くないと思いますね。

ダン・ホワイト氏に関してもミルク氏はハナから信じていなかったのではないでしょうか。自分の意見を持たない者は他人に流されますからね。
11. Posted by たいむ   2009年05月03日 22:19
こんにちは。
差別とか、偏見とかってやっぱり難しいです。人と違うって不安ですし。
ただ、それは考え方一つというか、自分で判断しちゃだめだなってミルクを見ておもいました。

EDでの後日談は嬉しくなりますね。
12. Posted by mig   2009年05月03日 22:55
4 にゃむばななさん★

こんばんは、
>
ショーン・ペンは本当にオスカー受賞に相応しい演技でした。もちろんジェームズ・フランコやエミール・ハーシュ、ジョシュ・ブローリンといった俳優たちも EDロールの実在人物の写真とそっくりで素晴らしかったのですが、ショーン・ペンに関しては本当に彼自身がゲイであるかのように、一挙手一投足全てがそう見えてしまう

ほんとこれ、同感ですね、
やっぱりショーンペンってすごい俳優だと改めて思いましたし
同性愛者であるガス監督ならでは、の目線で描かれた作品でしたよね★
13. Posted by かのん   2009年05月03日 22:55
こんばんわ。

人間そのものをしっかりと丁寧に描いてくれたから、同性愛というのキーワードが彼らの個性の一つとしてナチュラルに受け止められたように感じました。ミルクはアメリカに素晴らしい遺産を遺してくれたように思います。

劇中当時は人権問題もまだ発展途上にあろマイノリティたち自身も試行錯誤の状態で、とにかく何か行動し実現するというだけも画期的な大きな出来事だったように思います。今の感覚だけで見てしまうとそれもギャップとなるのかもしれませんね。
14. Posted by えい   2009年05月03日 23:05
こんばんは。

>政治というのはいかにしてマイノリティをマジョリティに見せて政策を実現させるか

なるほど。
これ、自分のところで引用させていただきます。
ありがとうございました。
15. Posted by えめきん   2009年05月04日 08:21
こちらにもお邪魔します。

マイノリティーが体制に立ち向かう姿に感動しますね。ゲイとして蔑まれながらも、仲間達のために何度も選挙を戦うミルクの不屈の闘志。僕も見習いたいです。彼の趣味は見習いたくないですけど(笑)。

自分とは違う人に抵抗を持つという感情は、多くの人にあると思うし、僕にも少なからずそんな感情があると思います。でもそういう感情を超えて、相手を理解して受け入れる事が大事。そんなことを感じさせる映画でした。
16. Posted by YUKKO   2009年05月04日 08:50
30年も前にマイノリティの権利獲得のために戦ったミルクの生涯をはじめて知りました。ミルクがまるでそこにいたように間隔を持った映画でした。彼の死は決して無駄にならなかったのが幸いです。
17. Posted by アヤ   2009年05月04日 09:34
こんばんは。映画レビューというより、社会的問題に対する感想の様な形になってますが、本当にそうですよね。マイノリティーなんて本当はマイノリティーじゃないからこそ、反対する人たちは全力で反対するんでしょうかね?
ショーン・ペン始め、豪華キャストのみなさんが素晴らしかったですね。
18. Posted by にゃむばなな   2009年05月04日 10:15
たいむさんへ

> EDでの後日談は嬉しくなりますね。

ミルクの思いが今もなお生き続けている。それがとても嬉しい事実ですよね。
19. Posted by にゃむばなな   2009年05月04日 10:19
migさんへ

本当にホンモノのゲイであるかのようなショーン・ペンの演技には驚かされましたよ。
この人本当にかつてマドンナとDVが原因で別れた人?と思うくらい、いつもとは別人のようでしたから。
20. Posted by にゃむばなな   2009年05月04日 10:22
かのんさんへ

人権問題が発展途上だったあの時代から数十年。
白人以外の大統領が誕生し、こういう映画が作られる時代。
ミルクの想いが徐々に形になっているのが嬉しいことですよね。
21. Posted by にゃむばなな   2009年05月04日 10:25
えいさんへ

政治というものは本当に難しいですよね。
純粋な想いが時間が経つにつれ、別の見方もできるようになってしまう恐ろしさ。
今回、みなさんのレビューを拝見させていただいて、勉強させてもらいましたよ。
22. Posted by にゃむばなな   2009年05月04日 10:31
えめきんさんへ

ミルクはああゆるい身で本当に強い人。
そういう感じを受けた映画でしたね。
本当にいい映画でしたよ。
23. Posted by にゃむばなな   2009年05月04日 10:33
YUKKOさんへ

当時のニュース映像を交えながら、本当に巧く見せてくれた映画でした。
彼の思いが今も生き続けているのは本当に嬉しいことですよね。
24. Posted by にゃむばなな   2009年05月04日 10:36
アヤさんへ

一番いいのはやはり意見を持ったマジョリティであることなんですけど、世の中の大半のマジョリティは意見を持たない烏合の衆的な存在。
それが偏見を生む温床になっている。
そんな感じを受けましたよ。
25. Posted by mezzotint   2009年05月04日 10:53
にゃむばななさん
こんにちは!
コメントありがとうございました。
ショーン・ペン、素晴らしい役者さん
ですよね。本当にゲイなんじゃ?
と思うくらい自然な演技でした。
本来は監督業に専念したいようですが。
映画製作のための資金作りのために、
俳優業していると聞いています。
26. Posted by にゃむばなな   2009年05月04日 13:27
mezzotintさんへ

ショーン・ペンも監督業に専念せずに、俳優としても仕事を続けてほしいですよね。
こんな素晴らしい俳優が監督業だけなんて、もったいなすぎますもん。
27. Posted by とらねこ   2009年05月04日 16:57
あの時代のあの地区ではマジョリティと言えど、3度戦ってようやく収めた成功でしたね。
これからの時代にふさわしい作品のように感じました。

牛乳を飲んでおなかを壊す人には、「アカデイ牛乳」ですよ。
28. Posted by にゃむばなな   2009年05月04日 21:00
とらねこさんへ

本当にこれからの時代でも必要な人ですよね。
常に前向きという精神の大切さを教えてもらいましたよ。
29. Posted by ちゃぴちゃぴ   2009年05月04日 22:45
こんばんは。
監督が敬愛されてる方っていうのは伝わってきますね。
ミルクも、最初はこういう活動家ではなかったけれど、どこか彼にはカリスマ的なものがあったんでしょうね。そう、選挙に出ることに意義があるっていうのもよくわかりました。
同性愛だけでなく様々なマイノリティについても、考える機会になりました。日本でも、おねえMANの活躍する時代になりました。どんどん、Change?でも、少数派というのはいつの時代にも存在し、迫害されるものでもあり、それが本当の意味でよくない少数派であってほしい。
ショーン・ペンは、仕草とか完璧ですね!周りの俳優も、すごくよかったです。
30. Posted by non   2009年05月05日 10:06
こんにちは♪ TB、コメントありがとうございました☆

この作品、好きです♪
役者さんの演技も素晴らしいし、内容も分かりやすく、感動しました。
志半ばで逝ったミルクさんの強い信念が、監督や脚本家、役者さんに確実に伝わってるって言う事を実感しました。
31. Posted by にゃむばなな   2009年05月05日 12:58
ちゃぴちゃぴさんへ

ミルクが選挙に勝つことも大事だけど、それよりもムーヴメントを起こすことの大切さが徐々に形となっていく様が素敵でしたよね。
日本でもアメリカでも偏見は未だになくなりませんが、本当にCHANGEが実現する世の中になってほしいものです。
32. Posted by にゃむばなな   2009年05月05日 13:03
nonさんへ

ムーヴメントを起こすことの大切さを説いていたミルクの想いが今もなお、いろんな形で引き継がれているのは本当に嬉しいことですよね。
監督や役者陣の心の温かさを感じましたよ。
33. Posted by 由香   2009年05月05日 13:29
こんにちは〜♪
『マイノリティなんて所詮は偏見が生み出している幻想にしかすぎないのではないか』
う〜ん、いい事を仰いますね〜にゃむばななさんは。

私はバチ当たりな事に、前半では少々退屈を感じながら観ていたんです。でも後半になって、映画の全てに愛を感じて、怒涛の感動が押し寄せてきました。
これは好みの問題ではなくいい映画であるなぁ〜と思いましたよ〜
34. Posted by にゃむばなな   2009年05月05日 19:13
由香さんへ

監督のこの映画とミルク氏に対する愛を感じると、これがオスカー候補になった理由にも素直に頷けますよね。
本当にこれは見るべきいい映画でしたよ。
35. Posted by 悠雅   2009年05月19日 18:08
こちらではやっと今頃公開で、やっと観ることができました。

映画を観て、映画の感想を書いているつもりなのに、
様々な立場の、様々な理由のマイノリティについて考えてばかりで、
映画の感想になってないのですけど、
考えるきっかけを貰う機会であってもいいかな、と思い直しました。
事の重要度、大小は違えど、
大多数派に属さない経験がいろいろあると、
声を上げて理解を求めなければ、世の中は変わらないものだとよくわかります。

本当に、キャストも脚本もいい作品でした。
36. Posted by にゃむばなな   2009年05月19日 20:55
悠雅さんへ

マイノリティって、いつの時代も常に偏見の目で見られる存在なんですよね。
それは単に勉強不足の人たちが悪いだけなのに。

そういう差別に精神面で大いに立ち向かったミルク氏の功績をきちんと描いた名作でしたね。
37. Posted by ミチ   2009年05月30日 14:20
こんにちは〜♪
>時と場所が変わればマイノリティもマジョリティも関係ないんですよね
確かに!
あのカストロ地区ではゲイの多さは尋常じゃなくてビックリでした。
アメリカの近代史を教えてもらった気がします。
ミルクという人物が魅力的で惹かれてしまいましたよ。
38. Posted by にゃむばなな   2009年05月30日 16:05
ミチさんへ

マイノリティとかマジョリティとかにこだわることが、そんなに意味のないことを改めて教えてもらったような素晴らしい映画でした。
本当にハーヴェイ・ミルクという人物は魅力的な方でしたね。
39. Posted by latifa   2009年06月15日 08:41
にゃむばななさん、こんにちは!
>一般的にゲイはマイノリティと言われていますが、あのカストロ地区では間違いなくマジョリティです。
 ほんと、そうでしたよね。逆にあの地区で、ゲイ反対運動や反対思想の人は住めないな、と思いました。

>これは関西人が東京へ行けば少数派でも大阪では大多数派であることと同じで、時と場所が変わればマイノリティもマジョリティも関係ないんですよね。
 うん、うん!その通りですね♪
こういう勇気ある行動を起こすリーダーって好きです★
40. Posted by にゃむばなな   2009年06月15日 15:39
latifaさんへ

マジョリティとかマイノリティなんてものは、物事を分かりやすくするための物差しみたいなもので、人を分けるものではないですからね。
そういう当たり前のことがまかり通らない社会に真正面から立ち向かっていったミルク氏たちは、本当に素晴らしい方々だと思いましたよ。
41. Posted by yukarin   2010年04月06日 13:56
ショーン・ペンの演技が素晴らしく良い作品でしたね。
ハーヴィー・ミルクという人は知らなかったのですが一人の活動家として素直に観られましたね。
42. Posted by にゃむばなな   2010年04月06日 17:46
yukarinさんへ

こういう活動家の功績が映画化されるというのはいいことですよね。
そしてこういう人の功績はとても勉強になりますよ。

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