2009年10月20日

『フォー・ウェディング』

フォー・ウェディング4つの結婚式と1つのお葬式で出会う一組の男女のロマンティック・コメディ。というか5回も偶然にも出会う機会があるんなら、とっとと口説き落とせよ!と思っちゃうのですが、でもそこはさすがワーキング・タイトルの映画だけあって、最後まで幸せな気分で見れちゃうんですよね。ほんと、こういう映画を見ると素直に心が温かくなりますよ。

『ノッティングヒルの恋人』『ラブ・アクチュアリー』でお馴染みの製作会社ワーキング・タイトルと脚本家のリチャード・カーティス。
この一団が作る映画は毎回ロマンティック・コメディばかりなんですが、これがまた飽きないどころか毎回心を温かくさせてくれる作品ばかりなですよね。その中でもこの映画は一番地味ながらも、一番シンプルで素敵な映画ではないでしょうか。

そしてこの映画で一番印象に残るのはやっぱり主役のヒュー・グラントの情けない顔の数々。今でこそ優しき男前英国紳士俳優としてのイメージが定着している彼ですが、この映画の頃はとにかく情けない顔が似合う俳優だったんですよね。

この映画でも4つの結婚式と1つのお葬式で出会う、運命かも知れない彼女をちゃんと捕まえれない情けない男の役が凄く似合うこと。特に自分が惚れている女性の結婚式に招待されるなんて情けない男ぶりをここまで演じられるのは凄いですよ。
同じ情けない顔が似合うウィリアム・H・メイシーとはちょっと情けなさ具合が違いますが、ウィリアム・H・メイシーでも出せないあの「もっと頑張れよ!」と言いたくなる表情はさすがですよ。

でもこの映画の魅力は何も主役のヒュー・グラントの情けない顔だけでないんですよね。ワーキング・タイトルの映画の魅力といえば、やっぱり主人公の一風変わった友人たち。
『ノッティングヒルの恋人』でもリス・エヴァンスが演じた滑稽な同居人がいましたが、この映画でも主人公に惚れている女性もいれば、マイペースなおじいちゃんやゲイの友人など、どのキャラも他のキャラと被ることなく、常にいい味を出し続けてくれるんですよね。

特にジョン・ハンナが演じたゲイの友人役は最高です。小さな幸せの素晴らしさを一番分かっているような、あの乙女心を少し持ったような所作。『ハムナプトラ』シリーズのマイペースお義兄さんよりもこういう役をもっと演じてほしいですよ。

てな訳で私も友人の結婚式に出席するたびに、こんな出会いはないものかと期待してはいつも不発で帰宅してしまっているんですけど、こういう運命を感じる出会いっていうのは自分で経験できなくても、映画を見るだけでも心が温かくなるものなんですね〜。でも本音はやっぱりこんな経験したいっす・・・。

深夜らじお@の映画館はワーキング・タイトルの映画が大好きです。

acideigakan at 18:00│Comments(4)clip!映画レビュー【は行】 

この記事へのトラックバック

1. フォー・ウェディング  [ ☆彡映画鑑賞日記☆彡 ]   2010年01月19日 20:32
 コチラの「フォー・ウェディング」は、「FOUR WEDDINGS AND A FUNERAL(4つの結婚式と1つのお葬式)」という原題の前半だけをカタカナ表記にしたっつ〜ちょっと中途半端な邦題のロマンティック・コメディです。主演は、ヒュー・グラント。ちょっと軽薄で、モテモテだけど....

この記事へのコメント

1. Posted by YUKKO   2009年10月21日 12:39
私もこの映画大好きです。イギリスのタイプの違う素敵な結婚式を見れてそれだけでも、幸せになれました。確か映画館で2回見ました。そのあと、自宅でも何度も見たのですが、最近見てないですね。ヒュー自体の運命の人はいないのかなあ。ところで、私の会社のかつての部下は友達の結婚式で知り合った人と結婚しましたよ。結構ある話なんですね。私も彼女の結婚式にでましたが、お似合いでした。両方とも可愛いカップルでしたね。
2. Posted by にゃむばなな   2009年10月21日 19:01
YUKKOさんへ

本当にこの映画みたいに、友人の結婚式で出会って結婚される方っていらっしゃるんですね。

そういうのって当の本人たちだけでなく、周りも温かな気持ちになれるんでしょうね。
3. Posted by miyu   2010年01月19日 20:32
個性的な脇役がサスガ!リチャード・カーティス脚本って
感じなのですが、最後の最後にあたしとしては
クリスティン・スコット・トーマスにちゃんと
幸せを用意して欲しかったなぁ〜ってのがありました。
でも、全体的にはやっぱりあたしも楽しめましたです!
特におっしゃるようにジョン・ハナー良かったですね。
4. Posted by にゃむばなな   2010年01月19日 20:50
miyuさんへ

まぁリチャード・カーティスの初期の頃の作品ですからね。
内容が洗練されてなかったところもあってもおかしくないと思いますよ。

でも今思うと彼の脚本は作を追うごとにどんどん幸せ感が増しているってことなんでしょうね〜。

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔   
 
 
 
昨日の訪問者数
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

※オススメです♪※
『KANO~1931海の向こうの甲子園〜』主題歌
ぷろふぃ〜る

にゃむばなな

Twitter始めますた
nyamu_bananaをフォローしましょう
livedoor 天気
ちょいとした広告掲載