2010年01月23日

『タイタンズを忘れない』

タイタンズを忘れないスポーツには国境も人種の壁もないからこそ、熱い感動が生まれる。それは世界的な大会だけでなく、この映画で描かれているような高校生レベルの地方大会でも同じこと。
実話を基にしたこの映画は日本人としてはアメフトとラグビーの違いはあれど、どこか「スクール・ウォーズ」を思い出させるような熱い友情に涙腺を刺激される感動作でした。こういう映画を見ると本当にスポーツっていいなぁ〜と思います。

人種差別問題が色濃く残る1970年代アメリカで、白人の高校と黒人の高校が統合されたことで両校のアメフト部も一つに統合されることで起こる様々な人種問題。
本来この手の映画なら高校生が主体なので肌の色による対立も高校生だけかと思いきや、実はコーチ陣、つまりは大人の世界にも対立があるというのがこの映画の面白いところ。
しかもコーチとしての実力重視から黒人コーチがヘッドコーチに、白人コーチがサブに回ることで大人の世界で一騒動、それに呼応するように高校生の世界でも一騒動というのが、傍から見ると人種問題の根深さを感じつつも、どこか若人の見本になれない大人の情けなさも痛感しましたね。

ただこの映画が熱い!と思えたのは、それまでいがみ合っていた白人生徒たちと黒人生徒たちが和解するきっかけが仲間の怪我というところなんですよね。
山下真司さんといえば「スクール・ウォーズ」だと断言する世代にとってはこのシーンと、「スク−ル・ウォーズ」のあのイソップのくだりがどことなくリンクしてきて自然と感涙してくること。思わず「One For All,All For One.」はここにも生きていましたよ、滝沢賢治先生!と叫びたくなるほどでしたから。

またアメフトシーンはちょっと物足りないものの、一番の見せ所をRBを守るFBにしているところがいいんですよね。ラインでもレシバーでもQBでもなく、RBを守る最後の砦FBを選んでいるところが個人的には大好きなシーンでした。

てな訳でこういう映画は実話という要素が絡むことでより感動的になるので、「アメリカが最も愛した友情が、ここにある」というキャッチコピーも大好きなのでした。

深夜らじお@の映画館はアメフトをちょいちょい見ます。

acideigakan at 21:37│Comments(2)clip!映画レビュー【た行】 

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Remenber the Titans(2000/アメリカ)【DVD】 監督:ポアズ・イエーキン 出演:デンゼル・ワシントン/ウィル・パットン/ウッド・ハリス/キップ・パルデュー/ライアン・ハースト アメリカが最も愛した友情が、ここにある。 ディズニー&ジェリー・ブラッカイマー製作...

この記事へのコメント

1. Posted by アイマック   2010年08月17日 12:52
こんにちは!
人種問題は根深いものがあって、スポーツによってひとつになるお話は清々しいですね。
実話というのも重みを感じましたねー。
2. Posted by にゃむばなな   2010年08月17日 21:43
アイマックさんへ

これが実話というのは本当にいいですよね。
しかしアメリカの人種問題は本当に根深いですよね。日本人の我々の想像以上でしたよ。

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