2010年09月16日

『アンドロメディア』

アンドロメディア公開当時はSPEED主演が話題の映画でした。でも今は偉大なる三池崇史監督作品の一つとして数えられるだけの映画です。
本当にSPEEDが好きな人以外、何の魅力もないこのアイドル映画ですが、やはりアイドル映画といえばバカ映画、バカ映画といえばツッコミ倒しを楽しんでナンボのものと信念で映画をご覧になっている方には是非オススメの駄作です。

島袋ちゃん演じる交通事故で落命した舞をコンピューターの中で人工知能AI(アイ)として蘇らせたがために、その最先端技術を狙う謎の組織からアイを守るべく原田健人さんやSPEEDの残りのメンバーたちが動くというお話なんですが、この映画が公開された1998年はまだまだインターネットが今みたいに普及していない時代。
ケータイに関してもまだ単色iモードすら発売されていない頃でしたから、もちろんパソコンやネット関連の知識なんてものもムチャクチャ。いやムチャクチャを超えて恐ろしい次元にまで達していますよ。

例えばノートパソコンに移動させた人工知能アイを奪うべく謎の組織がネット回線を通じてウィルス攻撃を仕掛けてくるのですが、その対処法がいきなりパソコンの電源を切るというもの。
言っておきますが、画面左下のスタートボタンをクリックして終了オプションを選んでという正規の手続きと違いますよ。いきなり本体横の主電源をブチッ!と切りよるんですよ。そんなんでウィルス攻撃に対処できんやろ!ってなもんです。
でも次のシーンになると普通に電源が入りますし、人工知能のアイも無事。おいおい、どんな凄いノートパソコンやねん!ですよ。

さらに凄いのは原田健人さん演じる舞に恋した青年がアイの入ったノートパソコンを抱えて崖から転げ落ちるというシーンがあるのですが、何と崖から転げ落ちてもこのノートパソコンは壊れないんです。ちゃんと電源が入るとアイが心配そうな顔をしてくれるんです。
いやいや、パソコンって精密機械でっせ。崖から転げ落ちたら、いくら人が大事そうに抱えても普通は壊れるっちゅうねん。それでも壊れへんってどんなスーパーコンピューターやねん!ですよ。
そりゃね、そんな頑丈なノートパソコンがあれば謎の組織じゃなくても誰だって狙いにきますわ。

まぁ本当にこれ以外にもまだまだたくさんあるのですが、中でも個人的に一番印象的でかつ不可解なシーンといえば、前半で舞の父親であり日本人博士の渡瀬恒彦さんとアメリカの商業主義的博士のクリストファー・ドイルが会話するくだりですね。

何と渡瀬さんが日本語で話すと、クリストファー・ドイルは英語で話すという、言語を全く統一しないムチャクチャな会話シーンが繰り広げられるんですよ。
普通は両者英語で話すとかするはずなのに、日本人が日本語で話し、その内容を理解したアメリカ人が英語で返し、その返しに対して日本人が日本語で返すというややこしいもの。
もうこんなシーン見せられたら、あぁ〜、ややこしいねん!博士だから頭いいことをアピールしたいんやったら、他の方法でせんかい!こんなチマチマしたやり方で頭いいアピールされても反応できんわ!ってなもんですよ。

てな訳で本当にツッコミどころ満載のバカ映画ですので、是非最近ツッコミの練習してないなぁ〜という方は、ツッコミの練習がてらに一度ご覧になられてはいかがでしょうか。きっと「CLANNAD」の一ノ瀬ことみよりも素晴らしいツッコミをマスターできると思いますよ。

深夜らじお@の映画館はこの作品を映画館で見ますた。

※お知らせとお願い
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acideigakan at 20:58│Comments(4)clip!映画レビュー【あ行】 

この記事へのコメント

1. Posted by アンパンマン   2010年09月16日 22:22
こんばんは。

僕も当時映画館で見ました。
階段段差が怖い梅田ピカデリーです。

映画の中盤(だったかな?)、DA PUMPのダンスシーンがありましたが、あれは何やったんや?てことと、ラストシーンの「えぇーーー」って展開。

未だに覚えてます。
2. Posted by にゃむばなな   2010年09月17日 10:42
アンパンマンさんへ

そういえば、そんなシーンがありましたね。ほんと、何やったんでしょ?
そしてあのラストも、よく分かりませんでしたよ。
3. Posted by PGM21   2010年09月19日 02:17
何時もお世話になっております。

私もこの作品観ましたけれど、今のようにパソコンが当たり前になる直前の時代に作成された事を踏まえるとある意味画期的な部分を感じましたけれどね。
確かに電源を落すというのはこの間の踊るもそうでしたよね。まあ最もバッテリーのない場合は電源を落す手段も場合によってはありかな?とは思いますけれどね。ただデータが壊れる可能性は多少ありますけれど・・・
私は別に駄作とは思いませんでしたけれどね。最もこの頃私自身SPEEDの曲を殆ど購入していた位ですから贔屓的な部分はあったのかもしれませんけれどね。
4. Posted by にゃむばなな   2010年09月19日 15:48
PGM21さんへ

人工知能は基本データのはずですから、PCをあんな扱いにするなんて奇妙奇天烈としか言い様がないんですよね。
でも駄作と言ってもバカ映画という意味を多く含んだ駄作なので、見て損はない作品だと思います。

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