2011年07月17日

『コクリコ坂から』

コクリコ坂からスタジオジブリが目指す新しい世界観。それが故・近藤善文監督が描いた等身大の淡い恋心。
ついに鈴木敏夫プロデューサーが宮崎駿、高畑勲に続くスタジオジブリ第3の監督に宮崎吾朗監督を正式に指名したと確信できた、最近のジブリ作品の中では最も心に静かに残った映画でした。これは『耳をすませば』が好きな人には必見の映画です。

スタジオジブリにとって最大の命題。それは宮崎駿・高畑勲に続く、次世代を担う第3の才能を固定化させること。そして宮崎駿ブランドに頼らない新たなスタジオジブリを作り上げること。
その命題に挑むべく鈴木Pが再び起用したのは宮崎駿監督を一人の父親としても見ることのできる唯一の存在だからこそ、世界で最も宮崎駿作品を理解している存在、宮崎吾朗監督。

そんな鈴木Pと吾朗監督が描くこの映画の世界観は宮崎駿と高畑勲の世界観を少し絡めつつも、かつてジブリ第3の監督として期待された故・近藤善文監督が『耳をすませば』で描いた、誰もが経験する淡い恋心と何かを成し遂げるという青春の1ページ。
それは実写ではなかなか描けないものの、アニメではシンプルに描けば描くほど、より際立つ、大人が見れば誰もが懐かしく思い、心を温かくするもの。

恐らく鈴木Pが目指している未来のジブリ像はこういう観客の実体験にリンクさせる、等身大の世界観なんだと思うのです。
公開前の記者会見で吾朗監督も仰ってましたが、アニメで描けるファンタジーは現状ほぼ出尽くしている状態。ならばジブリ=ファンタジーというイメージからも脱却を図らなければならないのは必然的なこと。

でも2人の巨匠は職人ですから、そう簡単には路線変更ができない。ただスティーブン・スピルバーグのように脚本や製作で後方支援に回ってもらうことはできる。
となると次世代を担えて、かつこれまでの路線を踏襲できる存在は誰かと考えると、必然的に名前が挙がってくるのは『ゲド戦記』で職人たちの魂を巧く刺激して纏め上げた吾朗監督だったのでしょう。

ですから音楽担当も常連の巨匠・久石譲先生から初参加の武部聡志先生に変わっている一方で、主題歌担当・手嶌葵やメインの声優陣は『ゲド戦記』からの連続起用など、極力巨匠の影響力排除を意識した布陣になっているんですよね。

そして今回も絵は懐かしさ満点のシンプルなものに、ヒロイン像も『借りぐらしのアリエッティ』で原点回帰した通り、泣き言一つ言わずに健気に頑張り続ける思春期のしっかり者の女の子に。
特に目標に向かって頑張る男の子にちょっとした恋心を抱き、頬を紅らめ、困難な状況に一人になった時にだけ静かに涙を流し、でも自分を信じて再び頑張る今回のヒロイン・海が個人的には大好きなタイプなうえに、この海ちゃんに九ちゃんの「上を向いて歩こう」の歌詞がピッタリ合うんですよね。

カルチェラタンの存続のために大掃除を行い、俊と異母兄妹かも知れないという事実に静かに涙し、でも好きという気持ちを俊にしっかりと伝え、その恋の行方を助けてくれる仲間に恵まれている海。そんな彼女の恋の行方を応援したくなる気持ちいっぱいでこの映画を見ていると、あぁ〜私もこんな青春時代を送りたかったって思ってしまうのです。

海と俊の恋という本当に小さな小さなお話。でも青春の1ページなんてものは基本そんなもの。他人から見れば小さな話でも、本人たちにとっては一生懸命過ごした大切な思い出。
今後スタジオジブリはそういった世界観を描く方向にシフトしていくんでしょうね。

「ジブリ=宮崎駿」というイメージを持っている方には評価が高くなくとも、「ジブリ=鈴木敏夫×(宮崎駿+高畑勲+第3の監督)」というイメージを持っている私には『耳をすませば』と並ぶ凄くステキな映画でした。
今私は手嶌葵が歌う「さよならの夏〜コクリコ坂から〜」を聞きながら、昔恋した女性のことを思い出してます。

深夜らじお@の映画館はこういうヒロインにめちゃ弱いです。

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 個人的にはゲド戦記が微妙だったので見ようかやめようか迷っていたのですが、ネットでも今回の作品はおもしろい!との評判。と言うことでコクリコ坂からを見てきました。
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42. コクリコ坂から  [ いやいやえん ]   2012年06月21日 10:01
少女漫画が元になっているようなので、少女漫画として観ませう。 いやーそれにしても、ジブリの描くヒーロー(ヒロインの相手役)の男の子ってどうしてみんなこうカッコイイんでしょうね!ヒロインの海、ヒーローの俊の甘酸っぱくも爽やかな青春の物語に、胸がキュン。
43. コクリコ坂から(’11)  [ Something Impressive(KYOKO掘 ]   2013年01月16日 11:41
昨夜日テレ金曜ロードショーで、一昨年公開の「コクリコ坂から」放映、オンタイムと録画で見ました。 当時気にはなりつつ未見のままだったジブリ新作、いずれはTV放映もあるだろう、と思ってたのが、ようやく、というか。先週「ハウルの動く城」放映の時、予告で知って

この記事へのコメント

1. Posted by KLY   2011年07月16日 22:13
手嶌葵の曲は確かにそれだけで涙してしまいました。いい曲です。
ただ私は出来れば吾朗さんが監督するなら吾朗さんが脚本を書いて欲しかったです。企画は親父でもいいので。どうも2人の想いが一致しているよう感じられなかったんですよ。

凄い余談ですが、山下公園の描写とかありましたよね。あそこ観てたら、新海誠監督の風景描写って卓越して凄いんだなって改めて感じました。いや、別にこの作品がダメってことではないんですけどね。
2. Posted by BROOK   2011年07月17日 05:57
私はジブリ=ファンタジーという印象が強いので、
ハラハラドキドキの冒険譚に期待してしまいます。

ドラマ的な内容でも「耳をすませば」と比べてしまうと、どうも微妙な雰囲気でした。

決してつまらなくはなかったのですが、とりわけさほど盛り上がるワケでもなく・・・。
エンディングテーマは印象に残りました♪
3. Posted by にゃむばなな   2011年07月17日 07:55
KLYさんへ

確かに駿監督と吾朗監督の間にはまだ想いの違いみたいなものはあるでしょうね。
でもそれもまた鈴木Pの策略かも知れませんけど。
とにかく手嶌葵の曲が凄く耳に残る、ほんのりを故緒路が温かくなる佳作でしたよ。
4. Posted by にゃむばなな   2011年07月17日 07:58
BROOKさんへ

やはり世代によってジブリに対するイメージが違う分、吾朗監督の評価は大きく分かれてしまうのかも知れませんね。
そう思うと駿監督の影響力がいかに偉大かも分かってきますよ。
5. Posted by たいむ   2011年07月17日 10:04
なんで海がメルなのか、そこんとこが知りたかったかも(笑)

私も嫌いじゃないです。こういう感じの作品。
もう少しメリハリがあったらもっと良かったかなと思うけれど。
6. Posted by にゃむばなな   2011年07月17日 19:37
たいむさんへ

どうやらフランス語で海のことを「メル」というらしいです。
その辺りの説明は全くありませんでしたね。
でも私はハナからメルという名前の少女だと思ってましたので、全く気にもなりませんでした。
7. Posted by SOAR   2011年07月17日 23:26
正直ジブリにはやはりファンタジーを求めてしまいます。
ですが、時代や地域を思いっきり特定しての恋の物語である本作に不思議と魅せられてしまいました。
ほんとに小さな小さなお話なんですけど、胸がいっぱいになりましたよ。
8. Posted by にゃむばなな   2011年07月18日 19:59
SOARさんへ

小さなお話なのに、不思議とそこそこ大きな世界に感じる。
これが恋をする時の感覚ですよね。
今後のジブリはそういう方面に向かっていくんでしょうね。
胸がいっぱいになったのは私も同じでしたよ。
9. Posted by えい   2011年07月19日 20:25
「ジブリ=鈴木敏夫×(宮崎駿+高畑勲+第3の監督)」――
なるほどですね。
しかし、高畑勲監督、長いこと撮っていないような…。
実は『おもひでぽろぽろ』のラスト、
涙でスクリーンが見られず
ずっと、うつむいていました。
10. Posted by GAKU   2011年07月20日 06:36
こんにちは。感想はまだ書けてないですが観てきました。

いやー賛否両論あるみたいですね。「何が言いたいのかわからなかった」みたいな声も結構聞きます。
ただ、個人的には「ゴローちゃん、やればできる子なんじゃん」みたいな。とても良かったです。

ゲドの時は反抗期の息子の暗黒面がでちゃったみたいに思ったものですが、今回はカルチェのワイワイする懐かしい感じと、主人公二人の淡い感情を細部まで描ききって、これぞ大人向けジブリの真骨頂と言いたくなりました。
11. Posted by にゃむばなな   2011年07月20日 16:43
えいさんへ

ほんま、高畑監督はどないしてはるんでしょうね。
そろそろ新作をと願いたいところなんですが、何かしら事情があるのでしょうか?
12. Posted by にゃむばなな   2011年07月20日 16:47
GAKUさんへ

そうそう、これぞ大人向けジブリの真骨頂ですよね。
ファンタジーだけがジブリじゃない。子供向けだけがジブリじゃない。
かつて子供だった大人も楽しんでこそのジブリ。
それがたまらなくよかったですよ。
13. Posted by ノラネコ   2011年07月20日 21:37
正直ゲドの惨劇が記憶に新しい上に、名作とは言えない古色蒼然とした原作・・とかなり心配だったのですが、これはイイ!
21世紀ジブリではダントツのNO.1です。
子供向けではないけど、団塊の世代の青春は、今に向けた確かなメッセージを放っていました。
14. Posted by えふ   2011年07月21日 16:19
子供向けアニメだとおもってたけど、
素朴な日常生活に淡い恋心・・・
なんだかとても心が休まりました。
とてもゲドの監督作品とはおもえませんでした。
15. Posted by にゃむばなな   2011年07月21日 20:14
ノラネコさんへ

もうジブリ=子供向けの時代は終わりましたよね。
これからは大人がかつての青春を思い出し、そして今の時代にこそ伝えるべきものを伝える。
そんな映画を撮っていく気がしましたよ。
16. Posted by にゃむばなな   2011年07月21日 20:20
えふさんへ

個人的には『ゲド戦記』は大人がかつてのジブリ作品を懐かしむ作品、そしてこの作品は大人がかつての青春時代を懐かしむ作品だなと思いました。
あの素朴な生活と淡い恋心…。あぁ〜、いいなぁ〜。
17. Posted by 悠雅   2011年07月21日 20:29
予告で流れていた曲と、「上を向いて歩こう」というコピーに、
主人公の女の子はどれだけの悲しみの中から前を向こうとするのか、と思っていたので、
始まってすぐにすっかり思い違いをしていたことに気づきました。
こういう作品を観ると、どうしても大昔の、自分の思い出が重なってしまい、
映画の感想らしきものが書けなくなってしまいます。

18. Posted by にゃむばなな   2011年07月21日 21:50
悠雅さんへ

私もこの映画を見て、昔好きだった女性のことをあれこれ思い出してしまいましたよ。
あの頃の純粋な気持ち。もう一度取り戻したいです。
19. Posted by kajio   2011年07月22日 23:42
そう言われてみれば、音楽の面でパクリのジョーさんの色を完全に排除していたのに、ジブリっぽさが残っていたのは、長い目でみたら大きなターニングポイントになりそうですね。

しかし、ハヤオさんもゴローさんも、突き詰めていけばあれぐらいの年齢の女の子を、好きな様に描かせてナンボのクリエイターさんなんでしょうね。
20. Posted by ジョニーA   2011年07月23日 02:44
非ファンタジーのジブリと言えば、ワチクシ
も上でどなたかが指摘されてますが、高畑勲
監督作品と比較して観てしまい、やや期待外
れでゴザイマシタ。自分の経験と被る部分が無か
ったのが一番大きい要因だとは思いますケド。
「おもひでぽろぽろ」の方がやっぱり断然、
アニメらしいエンターテイメント作品だと
再認識いたします〜〜。
21. Posted by にゃむばなな   2011年07月23日 16:39
kajioさんへ

ジョーさんを排除したことに何かしらの意味を感じてしまいますよね。
もうパクリはヤメてくれ!なのか、新しい世代でやるねん!なのか。

それにしても、ほんと親子揃ってあれくらいの年齢の女の子を描くのが好きなんでしょうね。
それが宮崎家の血筋なんでしょうか?
22. Posted by にゃむばなな   2011年07月23日 16:41
ジョニーAさんへ

『おもひでぽろぽろ』は凄くステキば映画ですよね。
あれは大人になればなるほど、何かしみじみ感じるものがありますよ。

その『おもひでぽろぽろ』と比べるとこの映画は若干年齢の若い世代のものなのかも?
23. Posted by YUKKO   2011年07月23日 18:52
見ながら、胸がきゅんとしました。こんな青春時代過ごしたかったなあと思いました。ちょっと、出生の秘密のところは「韓国映画!」とひきましたが、まっすぐに生きる人たちが、眩しかったな。
24. Posted by にゃむばなな   2011年07月23日 20:45
YUKKOさんへ

ほんと、こんな青春時代を過ごしたかったですよね。
淡い恋心、胸きゅん…、あぁ〜海ちゃんと風間くんが羨ましい!
25. Posted by FREE TIME   2011年07月31日 20:15
こんばんは。
自分も鑑賞しましたが、昭和の古き良き時代を味わえる作品でした。
主題歌も耳に残るフレーズでした。
26. Posted by にゃむばなな   2011年07月31日 20:32
FREE TIMEさんへ

昭和という時代を知っている人間にとっては、この時代に生きていなくても懐かしさを覚える作品でしたよね。
やっぱりこういう映画は本当にいいですわ。
27. Posted by GAKU   2011年08月07日 08:53
こんにちは。やっとレビュー書けました。
私も「観客の実体験にリンクさせる、等身大の世界観を描く」というのに全く同感です。ただファンタジアジブリを求めている人には、あまり印象は良くないみたいですね。

公開前のテレビで魔女宅などファンタジアジブリを放送しちゃったからかなと。「耳を澄ませば」「おもひでぽろぽろ」をセレクトすればよかったのにと思ったり。
28. Posted by にゃむばなな   2011年08月07日 20:48
GAKUさんへ

そうそう、作品の内容を考えると、TV放送するべきなのは『耳をすませば』や『おもひでぽろぽろ』なんですよね。
でもまぁ興行のことを考えると、ジブリにファンタジーばかりを求めている世間に迎合するにはそういうセレクトになっちゃうんですかね?
29. Posted by 健太郎   2011年08月14日 15:15
4 こんにちは。

ジブリ映画ですが、吾朗監督なので心配でした。
冒頭は学生運動臭がぷんぷんなので余計に心配でした。
ですが、駿監督の企画・脚本なせいか演出はちゃんとジブリでしたね。
てきぱきとした動き、特に調理の細かさはジブリ独特の細かさですし、カルチェラタンのごみごみした様は「ジブリだなあ」と安心しました。
話自体も、大きな山はないですが丁寧に作ってあって良かったです。
30. Posted by にゃむばなな   2011年08月14日 17:57
健太郎さんへ

あのヒロインの海ちゃんはまさに宮崎監督好みな女の子でしたね。
それを息子に撮らせる鈴木Pの目論見も楽しみです。
31. Posted by みすず   2011年08月17日 06:27
おはようございます^^
子供の頃、大好きだった漫画の映画化なので楽しみに見に行きました。
良かったです^^
あげれば色々あるけれど、ジーンと心に残る観た後も気分の良い映画でした^^
海ちゃん可愛いし、声も合ってて良かったです♪
32. Posted by にゃむばなな   2011年08月17日 17:09
みすずさんへ

海ちゃんのヒロイン像がジブリらしくていいですよね。
辛いことがあっても人前では涙を見せないあの強さ。
私も好きですわ〜。
33. Posted by latifa   2011年08月19日 09:02
にゃむばななさん、こんにちは!
連日暑いですが、今日あたりから、ちょっと温度下がるかな・・・そうだと良いんですが・・。
私も、メルちゃんみたいな女の子、大好きです☆ ルックスも可愛くて好きだし!

>海と俊の恋という本当に小さな小さなお話。でも青春の1ページなんてものは基本そんなもの。他人から見れば小さな話でも、本人たちにとっては一生懸命過ごした大切な思い出

私は、こういうのに、めっちゃ弱いです。映画でも感情移入しちゃって泣いちまいました〜〜
34. Posted by にゃむばなな   2011年08月19日 20:26
latifaさんへ

青春時代が遠の昔に過ぎ去ってしまった年齢になると、この年代の純粋な恋愛モノに何だか弱くなっちゃうんですよね。
隣に並んで歩くだけでもドキドキするあの感覚。
あぁ〜、若いってええのぉ〜!

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