2011年08月12日

『ツリー・オブ・ライフ』

ツリー・オブ・ライフこの世界は全て神様の気まぐれで出来ている。ゆえに人の死に答えを求めても無駄である。
寡作で知られるテレンス・マリック監督が第64回カンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞したこの作品は、神様の偉大さと人間の小ささを描いたスピリチュアル映画と言ってもいいほどの、まさにパルムドール受賞作品らしい映画でした。

愛しい存在を亡くすと人はよく「なぜあの人が…」と答えを求めます。
でもこの世界の全ては神様の気まぐれで出来ているもの。地球に隕石が衝突するのも、海が渦を巻くその様相も、肉食恐竜が弱った恐竜を襲わずに見逃すのも、カーテンが風になびくその風景も、音楽家としての人生を歩めなかったのも、誰がどの親の子供として生まれてくるかも、そして誰がいつどこで死ぬのかも、全て神様の気まぐれ。

ゆえに人は愛しい存在の死に答えを求めても無駄なのです。所詮気まぐれに答えなどは存在せず、我々はただ他の動物と同じく愛しい存在の死を「自然現象」や「運命」という言葉に置き換えて受け入れて生きていくしかないのです。

恐らくテレンス・マリック監督がこの映画で言いたいことはこういうことだと思うのです。
アメリカ同時多発テロから10年が経ち、グラウンド・ゼロが整備されようと完全に癒されることのない犠牲者の家族たち。
奇しくもこの映画がパルムドールを受賞した今年、東日本大震災で家族を失われた被災者の方々にも共通することなのですが、多くのご遺族が今もなお愛しい家族が亡くなったその答えを日々求めていらっしゃることでしょう。

でもその答えはいくら求めてもどこにもないんですよね。本当に凄く悲しいことなのですが、それが現実なんですよね。
私も愛犬を老衰で亡くした時、何度も「なぜ犬は人間より寿命が短いんだ」などあれこれ自問自答しました。しかし求めている答えは見つからず、結局愛犬の死を「運命」という言葉に置き換えて受け入れるしかなかったのです。

つまり偉大な神様の気まぐれの前では、人の死に答えを求めても無駄なのです。悲しいかな、その死を受け入れて明日を生きていくしかないのです。
ですから利己的になればなるほど、その人が生きる世界は狭くなり、周囲から嫌われるだけ。その象徴が厳格な父親オブライエンであり、その逆の存在が優しき母親であり、そのどちらになるかで彷徨っている存在が長男ジャックであると思うのです。

今のアメリカは父親のようになるジャックなのか、それとも母親のようになるジャックなのか。
愛しい存在を亡くした人はこれか先、父親に似たジャックになるのか、それとも母親に似たジャックになるのか。

アメリカ同時多発テロから10年経った2011年第64回カンヌ国際映画祭の審査委員長は生粋のニューヨーカーであるロバート・デ・ニーロ。
その彼がパルムドールに選んだ作品がスメタナの「わが祖国」第2曲「モルダウ」が印象的に流れるこの映画なのです。

深夜らじお@の映画館の父親も昔は厳しかったです。

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40. ■映画『ツリー・オブ・ライフ』  [ Viva La Vida! <ライターCheese の映画やもろもろ> ]   2011年10月22日 01:51
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『 ツリー・オブ・ライフ 』 (2011)  監  督 :テレンス・マリックキャスト :ブラッド・ピット、ショーン・ペン、ジェシカ・チャステイン、フィオナ・ショー、ハンター・マクラケン、ララミー・エ...
42. 映画『ツリー・オブ・ライフ』を観て  [ kintyre's Diary 新館 ]   2011年11月05日 23:24
11-53.ツリー・オブ・ライフ■原題:The Tree Of Life■製作年・国:2011年、アメリカ■上映時間:138分■鑑賞日:8月27日、TOHOシネマズ六本木ヒルズ(六本木)■料金:1,800円□監督・脚本:テレンス・マリック□撮影監督:エマニュエル・ルベツキ□美術:
43. ツリー・オブ・ライフ  [ 銀幕大帝α ]   2012年03月07日 22:02
THE TREE OF LIFE/11年/米/138分/ドラマ/劇場公開 −監督− テレンス・マリック −製作− ブラッド・ピット −脚本− テレンス・マリック −出演− ◆ブラッド・ピット…オブライエン 過去出演作:『イングロリアス・バスターズ』 ◆ショーン・ペン…ジャック 過
44. ツリー・オブ・ライフ  [ いやいやえん ]   2012年03月13日 14:19
苦痛・難解というより睡魔との闘い。 父息子の葛藤と生命の繋がりを同一哲学視し、要するに難解すぎて意味が解らないといったような作品^;観る人を選ぶよ〜気をつけよう。 前半のドキュメンタリー映像(生命誕生から進化していく映像)でどうしようかと思ったのです

この記事へのコメント

1. Posted by KLY   2011年08月12日 22:46
父のようになりたくなかったジャック。でも実は1番父のようになり、父の望むとおり成功を手に入れた。しかし弟の死で母のようになりたかったあの頃を思い出す―。
きっと人生の中で私たちもこんな想いをしているはずです。だから哲学的な作品なのに、割と素直に飲み込めてしまうのではないでしょうか。
2. Posted by BROOK   2011年08月13日 06:39
ただの人間ドラマかと思いきや、壮大なテーマへと発展していき、ちょっとついていけない自分がいました。
しかし、観終わってみると、意外と心に沁みている作品なんですよね。

“答え”は見つからなくても、それがこの作品を観る価値に繋がっていると思います。
3. Posted by mig   2011年08月13日 09:16
おはようございます。

>ゆえに人は愛しい存在の死に答えを求めても無駄なのです。所詮気まぐれに答えなどは存在せず、我々はただ他の動物と同じく愛しい存在の死を「自然現象」や「運命」という言葉に置き換えて受け入れて生きていくしかないのです。

そう、まさに。
大人になった成功者、ショーンペンに感情移入で切ない感じもしました。
4. Posted by KGR   2011年08月13日 09:16
私にはよく判らない作品でした。

>全て神様の気まぐれ。
>答えはいくら求めてもどこにもない

なるほど、それを表現したらああなった、
と言うのであれば納得です。
5. Posted by にゃむばなな   2011年08月13日 09:35
KLYさんへ

私も30歳を超えて、かつて父親のようにはなるまいと思っていた自分が時々父親のような人生を送っていることに気付かされます。
人生って本当に不思議ですよね。これもまた神様の気まぐれなのかも。
6. Posted by にゃむばなな   2011年08月13日 09:38
BROOKさんへ

「答え」なんて存在しない。だから見つからない。
それでも何かしらの「答え」を見つけて生きている人間。
この深さが見終わってから心に染み入るものがあるんでしょうね。
7. Posted by にゃむばなな   2011年08月13日 09:40
migさんへ

成功者になっても心に出来た空間を埋めれない。
その切なさを私も感じましたよ。
この空間を埋めれるのはやはり愛だけなのかも知れませんね。
8. Posted by にゃむばなな   2011年08月13日 09:41
KGRさんへ

こういう哲学的な作品には決まりきった「答え」は存在しませんからね。
私はこう感じましたが、また別の方が見れば別の答えがあるのかも知れませんね。
9. Posted by AKIRA   2011年08月13日 10:26
受け入れるしか無い悲哀に満ちていましたね。
同時に目を見開いたあとの希望も!

だから好きだー

秀作でした。
10. Posted by オリーブリー   2011年08月13日 11:39
こんにちは。

物語を追うのではなく、感じる作品ですね。
戸惑うところはあるのですが、これまで観たことがないような作風と余韻は残るものでした。

私たち人間は、特別な存在のように思っているけれど、神の手の中では、全ての命となんら変わりないのですね。

11. Posted by yukarin   2011年08月13日 18:35
思ってた内容と違っててとんでもなくスケールの大きな作品でした。

>「自然現象」や「運命」という言葉に置き換えて受け入れて生きていくしかないのです。
まさにそのとおりですね。
12. Posted by にゃむばなな   2011年08月13日 20:08
AKIRAさんへ

単なる家族の物語にせず、大きな視点で人間の小ささを描く。
そこから見えてくる新たな希望。
この哲学的な描き方、私も何か好きですわ。
13. Posted by にゃむばなな   2011年08月13日 20:09
オリーブリーさんへ

そうですね。人間も他の動物も基本同じ。
ただ人間は言葉を持ってしまったがために、神様の気まぐれに何かしらの答えを求めようとしてしまうだけなのかも知れませんね。
14. Posted by にゃむばなな   2011年08月13日 20:11
yukarinさんへ

家族の物語というよりは、人間の存在の小ささを地球規模で描いた作品でしたね。
人間がどんなものを作ろうとも、所詮神様の偉大さの前では小さいものでしかないということなんでしょうね。
15. Posted by えふ   2011年08月13日 20:36
あまりにも抽象的で壮大で、
哲学のようで・・・
直観で感じられる人には賞をとった価値があると解る作品ですね。
悔しいけど自分は魂を揺さぶられなかった(汗
16. Posted by にゃむばなな   2011年08月13日 21:32
えふさんへ

パルムドール作品をアカデミー受賞作品と同じようなものと思って見に来ている人が多いみたいですね。
独特な作品が多いパルムドール作品ですから、挑まれる時の心構えも変えてみられてはいかがですか?
17. Posted by ノルウェーまだ〜む   2011年08月15日 16:35
にゃむばななさん、ご無沙汰しておりました。
日本へ本帰国し、引越しリフォームとバタバタしておりましたが、復活いたしますので、またよろしくお願いいたします☆

さて、引越しの忙しい最中に観たのがいけなかったのでしょうか、あまりに普遍的で誰にでも共通項のあるテーマなのに、かえってすんなりと受け入れることができませんでした。
気持ちの余裕のある時に観たら違っていたのかもしれないです。
それにしても、審査員の好みで賞が変わっちゃうのですね〜
知りませんでした。
18. Posted by rose_chocolat   2011年08月15日 17:44
この作品を選んでくれたデ・ニーロに感謝しないといけませんね。 

どっぷりと浸ってしまった138分でした。
自分はだめかなあと前評判(笑)で思ってただけに、大満足です。
19. Posted by にゃむばなな   2011年08月15日 17:45
ノルウェーまだ〜むさんへ

かつてジム・ジャームッシュが独断でスティーブン・ソダバーグの処女作に、QTがマイケル・ムーアの問題作にパルムドールを与えたりなど、この映画祭は審査委員長の好みで大きく賞レースの行方が変わることで有名ですからね。

映画ファンとしては、そういうところも抑えて映画を楽しむのも結構乙で楽しいと思いますよ。
20. Posted by にゃむばなな   2011年08月15日 17:48
rose_chocolatさんへ

NYをこよなく愛するロバート・デ・ニーロがアメリカ同時多発テロから丸10年の今年に選んで当然っぽいメッセージでしたもんね。
21. Posted by アイマック   2011年08月15日 22:04
こんばんは!
お久しぶりです。
一時、映画館から離れてましたが、いきなりこの映画で私にはハードルが高かったです。
でも壮大なイマジネーションの世界にこれぞ映画だ!って思いました。
22. Posted by にゃむばなな   2011年08月15日 22:13
アイマックさんへ

お久しぶりです。お元気で何よりです。
パルムドール作品はアカデミー受賞作品とは傾向が全然違いますからね。
その辺りも踏まえて映画は見ないといけませんよね。
23. Posted by 悠雅   2011年08月15日 22:54
観る人によって、感想が賛否に大別されるだろうと思っていましたが、
「賛」の場合でも、それぞれ違う見方、感じ方で書いていらっしゃるのですよね。
ドラマ部分が多くないわりに、与えられる情報はとても多いので、
ふと気づくことや、自分に重ねることがあると、
一気にこの作品が自分のものになるのだと思いました。
24. Posted by たいむ   2011年08月16日 21:55
モルダウが印象的でしたね。
ずっと耳に残ってます。

アカデミー賞とパルムドールをいっしょくたにした覚えはないけれど、予告編から受ける印象とはだいぶ違っていて最初は戸惑ってしまいました。
25. Posted by にゃむばなな   2011年08月17日 17:04
悠雅さんへ

こういう哲学的要素を含む作品は「分からない」で済ませるとそこで終わりなんですよね。
どこで何を感じたかで、その人の考え方や人となりが見えてくる。
そこが面白いのだと思いましたよ。
26. Posted by にゃむばなな   2011年08月17日 17:07
たいむさんへ

この映画はTVCMや予告編の作り方が間違っているんですよね。
シネコンで上映するような大作ではなく、ミニシアター系映画館で上映するような良質な映画であることを分かっていない人が作ったんでしょうね。
27. Posted by YUKKO   2011年08月19日 09:34
大変志が高い映画だと思います。すべてが、神の意志なんだと言ってますが、キリスト教を信じる西洋人の考え方についていけない部分がありました。災害とかはそうかもしれないが、神の意志で戦争を起こす訳ではないでしょう。ただ、あの子供が産まれたシーンは涙がでました。
28. Posted by にゃむばなな   2011年08月19日 20:28
YUKKOさんへ

神の意志で戦争は起こりませんが、そのように人間を導いている、いや人間を試しているのは神の意志かも知れないと私は思うんですよね。
結局偉大なる神の前では人間なんて本当に小さな存在。常に小さな世界で右往左往しているだけなんでしょうね。
29. Posted by ノラネコ   2011年08月20日 23:08
答えの無いことを映画にしてる訳ですから、この作品にも答えが無いことは当たり前ですよね。
わかりやすさが良しとされる映画界にあって、これ自体がなかなかの冒険。
賛否が渦巻くのも当然でしょうね。
30. Posted by にゃむばなな   2011年08月21日 10:33
ノラネコさんへ

答えがないからこそ、見た人の考え方が大きく現れる。
それがこの映画のいいところですよね。
分かりやすさだけを映画に求めていてはダメ。
自分の考え方もしっかりと持たないとですよね。
31. Posted by 三日月   2011年08月28日 00:26
映像美にみとれつつ、いろ考えさせられる哲学的で、ある意味SF的な映画でした。

伝説の寡作な監督ですが、俄然、次の作品も楽しみになりました。
ま、本作と『シン・レッドライン』しか観てない私は、これまでの作品もあと3本も楽しめちゃうんですが
( ̄▽ ̄)b


http://mogmog.excite.co.jp/blog/page/?blog_id=45183&page_id=1394974&_s=d77bc71bfc1e77babc248cb504e260fa
32. Posted by にゃむばなな   2011年08月28日 20:06
三日月さんへ

確かにある意味これはSF映画でもありますよね。
まぁこれだけ哲学的な作品を数年に1本の割合でしか作らない監督だけに、世間からはあまり理解されないところも多々あるんでしょうね。
33. Posted by えい   2011年08月29日 19:21
こんにちは。
『シン・レッド・ライン』のとき、
一番印象に残ったのが、
戦地での雑草を映した映像でした。
いや、理屈でも何でもなくそうだったんです。
で、『ニューワールド』では
エンドクレジットでの鳥の鳴き声。
今回は、それらが全面に出ている感じがしました。
でも、一つ思うのは、
こういう映画作ったら次はどうするんだろう?ということ。
キューブリックだったら
『2001年宇宙の旅』から『時計じかけのオレンジ』に行けたけど、
果たしてマリックは?
とても気になります。
34. Posted by にゃむばなな   2011年08月29日 20:01
えいさんへ

あぁ〜、なるほど。
確かにテレンス・マリックの演出や引き合いに出されたスタンリー・キューブリックのことを考えると、この監督の次回作はすごく気になりますよね。
ここで辞めるとは思えないだけに、果たして次はどの方面に進むことやら…。
35. Posted by なな   2011年09月03日 23:33
こんばんは

私はクリスチャンなので
神様のなさることが「気まぐれ」だとは思えませんが
これだけ答えのない災難が続くと
「気まぐれ」に見えても仕方ないかな〜とは思いますね。確かに。
人間の力の及ばないものって
確かにあるのだと,憮然とする思いになりますよね。
36. Posted by にゃむばなな   2011年09月04日 19:44
ななさんへ

クリスチャンの方なら神様の偉大さをよりご存知ですから、神様の所業に必ず意味があるとお考えになられますよね。
でもその意味があるというのも我々には理解できない意味ばかり。
多分誰も分かるように説明できないでしょうね。
37. Posted by みすず   2011年09月08日 13:18
こんにちは^^

確かに神様のきまぐれかもしれませんねー。
死に答えなんかないですし・・・

わたしには高尚な物語でした^^;

でも、子役は良かった〜♪
ジャック役の子上手だし、次男は可愛かった♪
38. Posted by にゃむばなな   2011年09月08日 17:30
みすずさんへ

この映画は宣伝が下手ですよね。
2大スターの共演と謳ってばかりですから、内容が難しすぎたという意見がたくさん出て来るのでしょう。

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