2012年06月21日

『図書館戦争 革命のつばさ』

図書館戦争革命のつばさ熱血バカの笠原郁が堂上教官になっちゃったよ〜♪
ノイタミナでの放送から4年。ついに「図書館戦争」が完結を迎えるということで、いや正確にはもう一度あの「図書館戦争」の世界観を味わいたくて見てきましたが、う〜ん…こりゃもう大満足!映画全体に散りばめられた「図書館戦争」という作品に対する溢れんばかりの愛。もうこれに大満足な出来でしたよ。

事前にTV未放送の「恋ノ障害」を見てあの個性豊かな図書隊を懐かしんでいましたが、それでもTV放送から4年という歳月は大きなもの。主要キャラの性格や魅力などを映画鑑賞中にどこまで思い出せるかが勝負だと思っていましたが、「熱血バカ」笠原郁、「怒れるチビ」堂上教官、「笑う正論」小牧教官、「情報屋」柴崎麻子、「頑な少年」手塚光、「喧嘩屋中年」玄田隊長と各キャラを一言で言い表す絶妙なOPのおかげで、一気に「図書館戦争」の世界観に飲み込まれていくことができましたよ。

また「日野の悪夢」というこの作品において重要なキーワードも改めてきちんと映像で見せるなど、製作側がきちんと4年という空白時間を理解し、原作ファンだけでなくTVシリーズだけを見てくれたファンにも楽しめるように構成されているのが何とも嬉しいこと。

加えて紀伊國屋書店女性店員・児玉さんをいいところで登場させることで笠原郁の堂上教官への想いを際立たせたり、未来企画代表・手塚彗を良化隊との戦いや手塚と柴崎の恋の行く末に巧く絡ませたり、時間稼ぎをしてくれた稲嶺元司令に図書隊の覚悟を投影させたり、当麻蔵人先生に検閲を本気で考えさせることで図書隊が「本のために」戦っているのではなく「本を読む自由のために」戦っていることを再認識させてくれたりと、笠原郁と堂上篤だけでなく柴崎麻子と手塚光の恋模様も気になる「図書館戦争」という作品の魅力を映画全体で描いているので、改めてこの「図書館戦争」という作品が好きになってしまうんですよね。

特に笠原や柴崎の魅力が思う存分出ていたキスシーン。月明かりが似合う柴崎にはキスの天ぷらを絡め、太陽の光が似合う笠原には「無事に帰ったら教官に「好き!」って言います!」という大胆告白を恥じらったのちに気持ち良く吹き抜ける風を絡めるこの演出の巧さ。
何なら手塚の「俺の女に手を出すな!」と後日談ももっと見せてよ〜と思えるほど、顔がニヤけちゃうこと。そしていつの間にか目に涙を浮かべている自分がいること。

その他にも大阪・御堂筋での正面突破失敗による絶体絶命の大ピンチでイギリス人はおいしいところを持っていきますか〜!と思いつつも、「女王陛下のパスをお持ちか!」という一言にもいつの間にか涙を浮かべ、熊をも殴り倒す怪力猿だった笠原が恋する乙女心を抑え堂上教官には図書隊員としての頑張りを認めてもらっていると自分に言い聞かすくだりでもいつの間にか涙を浮かべ、そして言うまでもなくあの病院の屋上での風になびくシーツの向こうで結ばれる笠原と堂上のキスシーンにも涙を浮かべてしまいましたよ。

てな訳で「“好き”から逃げない」という宣伝文句が凄く笠原郁のキャラクターに合っていると思えた、本当に本当に楽しい映画でした。

深夜らじお@の映画館は笠原郁と柴崎麻子の恋する乙女モードが好きです。

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1. 図書館戦争 革命のつばさ/井上麻里奈  [ カノンな日々 ]   2012年06月21日 17:58
私の最も大好きな作家で読書好きで知られた故・児玉清さんも大ファンであられたという有川浩さんの最高傑作『図書館戦争』シリーズの劇場版アニメーション映画です。普段、本は文 ...
2. 図書館戦争 革命のつばさ  [ ぐ〜たらにっき ]   2012年06月21日 22:05
2008年にフジテレビのノイタミナ枠で放送された テレビアニメ「図書館戦争」の劇場版。 原作は有川浩さんの別冊を含めて全6冊になる「図書館戦争」シリーズ。 それの本編、最終巻となる4冊目にあたる「図書...
3. 図書館戦争 革命のつばさ  [ 映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子の映画評 ]   2012年06月21日 23:47
映画 図書館戦争-革命のつばさ-オリジナル・サウンドトラッククチコミを見る有川浩のベストセラー小説のアニメ劇場版「図書館戦争 革命のつばさ」。表現の自由を守る図書隊メンバー ...
4. 二つの好きを貫く主人公たちに感動 映画“図書館戦争 革命のつばさ”  [ 映画とライトノベルな日常自販機 ]   2012年06月22日 08:24
★★★★メディア良化委員会の行き過ぎた検閲から本を守る“図書隊”の物語。作家の当麻の心情の変化により表現の自由は誰によって守られるのか考えさせられ、不器用ながらも本とお互いの二つの“好き”を貫いた郁と堂上には感動しますよね。...
5. 図書館戦争 革命のつばさ  [ LOVE Cinemas 調布 ]   2012年06月27日 01:10
表現の自由を巡る政府機関と図書館との熾烈な戦いを描いた有川浩のベストセラー小説をTVアニメ化した「図書館戦争」の劇場版。図書隊に加入したヒロインがある作家をメディア良化隊から守り亡命させようと奮闘する姿や、先輩隊員との甘酸っぱいラブストーリーを描いている
6. 図書館戦争 革命のつばさ  [ だらだら無気力ブログ! ]   2012年07月14日 23:16
よし!原作読んでみようっと。
7. 図書館戦争 革命のつばさ : 予習は大切だよ  [ こんな映画観たよ!-あらすじと感想- ]   2013年04月02日 14:28
 アメリカは北朝鮮の強行姿勢に対し、着々とその対応を行っていますね。後は、偶発的に戦争状態に突入しないように祈るばかりですね。ちなみに、本日紹介する作品はこちらになり

この記事へのコメント

1. Posted by たいむ   2012年06月21日 19:26
私も所どころで涙を浮かべてたんですが、そうですか、にゃむばななさんもそうだったんですね。
それを聞いてなんだか嬉しいですよ。

原作・アニメともの楽しんだ私ですが、映画はとっても良くできていたと思います。
とにかく伝えたいところはもれなく伝えているし、キャラ読みならぬキャラ見でも楽しめる工夫、お見事でした。

どっちのキスシーンも素敵でしたよね。
付け加えるならば、けが人の胸ぐら掴んで無理やり唇を奪う郁が私は好きですw
2. Posted by にゃむばなな   2012年06月21日 21:29
たいむさんへ

感動の涙とはまたちょっと違うのですが、何だか不思議と涙を流している自分がいるんですよね。それがまた何とも楽しくて。

そうそう、怪我人相手に唇を奪うのも郁らしいですよね。あのキスシーンも大好きです。
3. Posted by かのん   2012年06月21日 21:52
私が原作を読んでイメージした堂上教官は例えるな阿部サダヲさんなんですよね。なのでいかにもアニメファン向けなキャラクターになってしまったTVアニメはしっくりこなかったのですが、この数年で最近のアニメの作風に慣れ親しんだこともあってか、この映画は問題なく楽しめちゃいました。
4. Posted by にゃむばなな   2012年06月21日 22:10
かのんさんへ

へぇ〜、阿部サダヲさんですか。アニメ版堂上教官とは全然違いますね〜。
そういう堂上教官というのもいいかも?ですね。
5. Posted by KLY   2012年06月27日 14:38
>原作ファンだけでなくTVシリーズだけを見てくれたファンにも楽しめるように構成されている

逆に言うと一見さんお断りの作品だったと思います。いや別にそれはそれで良いんですけどね。映画から入って原作、TVってのも良くあるパターンですから(苦笑)
6. Posted by にゃむばなな   2012年06月27日 15:25
KLYさんへ

現状、TVシリーズの映画化は全てこのパターンですからね。
一見さんお断りというのはTVドラマの映画化と何も変わらないですよ。
ただこの作品の場合、作品の世界観を考えると一見さんは厳しいと思いますよ。

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