2012年11月29日

『ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン』

ブライズメイズ笑えるくだりと引いてしまうくだりの温度差がちょっと激しいですなぁ。
女性版『ハングオーバ−!』と銘打っている割にはちょっと物足りなさを感じてしまうのは、やはり私が男性だからでしょうか、それとも男性と女性の笑いに違いがあるからでしょうか、期待していたほどの面白さは感じられなかった映画でした。

アホな男が3人、下ネタ三昧で騒動を起こす『ハングオーバ−!』とは違い、こちらの女性版は個性豊かな女性が6人と思いきや、実質映画の中で活躍しているのは花嫁介添人に選ばれたヒロイン、親友の花嫁、セレブな嫌味女、ドスコイ姐ちゃんの4人だけ。既婚者の2人は飛行機内で酔っ払って百合行為に走って以降は完全に出番なしって、これはどないなん?というのがこの映画。

しかも前半は前半でヒロインと嫌味女の意地の張り合いがまぁとにかく長いこと。特に女性の喧嘩はいかに自分に味方してくれる人間を増やすかの戦いとは知っていても、婚前パーティの会場でヒロインと嫌味女が交互にスピーチをするくだりはあまりにも長すぎます。途中から「もう、ええわ!」と思ってしまいましたからね。

さらに嫌味女に負けるもんか!とヒロインが一人エコノミーで移動する飛行機内のくだりに関しても、飛行機内であそこまで暴れるのはちょっとねぇ〜と思えてしまうんですよね。さすがにあれは9.11を連想せずにはいられないので、出来ればああいうシーンはカットして欲しかったですよ。

ただ前半のドレス試着時に食中毒連鎖でゲロパーティやテニスでの意地の張り合い、そして後半でのドスコイ姐ちゃんの気合注入から始まるヒロインの復活劇は結構面白かったです。
まぁ女性が主人公なら最後は友情も恋も仕事も全て手に入れて幸せになるのが恒例とはいえ、自分の悪いところを素直に見つめ直し、嫌味女の泣きっ面を楽しみつつも彼女のいいところもきちんと認め、親友との絆を再確認する姿は見ていて凄く気持ちのいいもの。続編が出来るとしたら、次はヒロインが花嫁になって新たなウェディングプランで一悶着といったところでしょうね。

てな訳で女性版『ハングオーバ−!』というほど「おバカ」な笑いがなかったのは、やはりこれが男性と女性の違いなんだろうなと思いつつ、出来ればあの百合行為に走った人妻2人をオチに使って欲しかったなとも思えた映画でした。

深夜らじお@の映画館は女性の喧嘩には絶対に巻き込まれたくないです。

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acideigakan at 21:16│Comments(4)clip!映画レビュー【は行】 

この記事へのトラックバック

1. ブライズメイズ 至上最悪のウェデイングプラン  [ Said the one winning ]   2012年12月01日 20:50
ストーリー:ケーキ屋の経営に失敗した上に恋人に捨てられ、人生どん底のアニー(クリス テン・ウィグ)。幼なじみの親友リリアン(マーヤ・ルドルフ)を心のよりどころにしていたが、彼女から婚約したと告げられ、花嫁介添人をまとめるメイド・ オブ・オナーを頼まれる。...

この記事へのコメント

1. Posted by 一夫巣   2012年11月30日 10:08
こんにちは。この映画が上映されただけでも驚きでした。DVDスルーでは、と思い込んでました。
あくの強い笑い。息の長いシーンでのじわじわと聞いてくる笑い。
笑わせ方が違うので、配給会社はよく決断したものだなあ、と思いました。
ハングオーバー、本作、ゾンビランド、キックアス、アメリカンおばかパワーが変わらず炸裂しているさまはなんと言って良いやら。日本では不発弾に終わる。。

私個人は上に上げたどの作品もすごく楽しんでいます。本作では、心の闇をネタにした笑い(6人の女性で目立たないお二人の私生活)には、おなかを抱えて笑いました。きっと、アメリカでも大うけでしょう。
2. Posted by にゃむばなな   2012年11月30日 20:24
一夫巣さんへ

アメリカンジョークって日本ではウケる人にはウケて、ウケない人には全くウケないということも日常茶飯事なだけに、この作品に関してはみなさん様々な感想があって凄く勉強になりましたよ。
やっぱり笑うツボって文化によって違う分、ある程度は事前学習が必要なんでしょうかね?
3. Posted by q    2012年12月01日 22:15
私は共通言語は米語で多国籍の諸外国の世界で育ってるから
笑のツボに文化の違いがあるのは感じるな〜
この作品女は
女による女のリアルハートをコメディに包んで表してて
解るっそうそうと笑って突っ込めて楽しめたし
でも
その反対に品の無さ、30女が悩むレベルに思えない諸々と
同性のキビシイ視線が出ちゃった
1番オイシイのは
メーガン演じるメリッサ・マッカーシーだった〜
 
因みに1番の驚きは
リリアン演じたマーヤ・ルドルフ
歌手ミニー・リパートンの娘だったというコトだったわ

4. Posted by にゃむばなな   2012年12月02日 10:20
qさんへ

やはりアメリカンコメディに対する知識が私には必要みたいですね。
笑いのツボって文化によって本当に違いますもんね。
関東と関西でも全然違うのですから。

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