2014年06月26日

『300【スリーハンドレッド】〜帝国の進撃〜』

300-2続編を駄作にする要素が満載。
やはり前作から実に7年というブランクが全てを物語っていました。映画は7年前から何も進化していない!
「長時間ナレーション」「技術の使い回し」「エログロ」など続編を製作するうえで避けて欲しかった要素が揃いも揃ってしまったこの映画。集客が伸びないのも納得でしたわ。

見事な間を作る編集と観客の心を熱くさせる音楽、そして休むことなく飛び散る血吹雪。この3要素で見事に観客をCGマッチョ軍団の虜にした前作直後の話ということで、OPから短時間で終わると思われていた説明ナレーション。
ところがこれがいつまで経っても終わらないこと。あれもこれも全てナレーションで説明。アクション映画であるにも関わらず、映像ではなくナレーションで説明。正直これではOPからテンションが上がるに上がりません。

しかもいざアクションが始まれば、前作と何も変わらぬ間を作る編集と熱い音楽と飛び散る血吹雪。7年もあれば技術も進化するはずなのに、その進化が一切見当たらない。
ですから満足度も8割程度で止まったまま、一切上がらない。続編に期待するのはその残り2割を埋める新たな演出や技術なのに、その2割は一向に埋まる気配がない。

さらに小回りの利くギリシャ船でペルシャの大型船を横から破壊する作戦やら、濃霧を利用して狭い場所にペルシャ船を誘い込んで叩きのめす作戦やら、奇襲に次ぐ奇襲でやっと面白くなってきたかと思いきや、いきなり何の脈絡もなく始まるアテナイの有能司令官テミストクレスとペルシャの残酷司令官アルテミシアの下半身で交渉を始めちゃうエロシーン。

さっきまで政治的・戦略的交渉をしていたはずなのに、いざ顔を近づければ言葉を交えるはずが唇と股間を交えて語り合う始末。しかもネックレスの先端を谷間に仕舞い込んだことでより豊満に見える妖艶なアルテミシアをテミストクレスが机に抑え込んで無理矢理後ろからねじ込むというワイルドファックを披露しながら、最後は昇天せずに交渉決裂。
ですから寸止め喰らったまま仲間の元に戻っても交渉内容をマトモに語れないのも当たり前。もうこんなヤツが司令官ってギリシャもアカンやん。丸腰で敵艦に乗り込むも肉棒という懐刀で敵将を倒すつもりだったのかも知れませんが、観客はそんな下世話な奇襲作戦など期待してませんねん!

観客が期待しているのはスパルタの参戦でギリシャの全都市国家を敵に回したペルシャが敗退していく様であって、やっぱり敵将を倒すには下半身の剣よりも本物の剣ですよねとか、ようやくスパルタ船団が到着したのに映画は終わるんかい!という結末ではないのです。

敵将に剣一本で切り込みに行ったレオニダス王とは違い、敵陣に肉棒一本で切り込みに行ったテミストクレス。
さらなる続編もありそうな終わり方でしたが、次の主役はどんな剣一本で敵将に切り込みに行くことやら。もはや興味の方向が完全に変わってきております。

深夜らじお@の映画館はエヴァ・グリーンのような押し倒したくなるような妖艶さのある大人の女性が大好きです。

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acideigakan at 00:34│Comments(4)clip!映画レビュー【さ行】 

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1. 劇場鑑賞「300<スリーハンドレッド>帝...  [ 日々“是”精進! ]   2014年06月26日 05:33
「300<スリーハンドレッド>帝国の進撃」を鑑賞してきました2D字幕版を。字幕の“戦さ”が気になった。普通、“戦”の一文字だと思うけど…。2007年の「300<スリーハンド...
2. 300 <スリーハンドレッド> 〜帝国の進撃〜  [ だらだら無気力ブログ! ]   2014年06月29日 15:19
エヴァ・グリーンがよかった。
3. 300 〜帝国の進撃〜★★★.5  [ パピとママ映画のblog ]   2014年07月01日 15:04
フランク・ミラーのグラフィックノベルを実写化したヒットアクション『300 <スリーハンドレッド>』の続編。前作で命を散らしたスパルタのレオニダス王に代わってペルシャ軍に挑む、アテナイのテミストクレス将軍と彼が率いる兵士たちの激闘を活写する。メガホンを取るの...
監督:ノーム・ムーロ出演:サリヴァン・ステイプルトン、エヴァ・グリーン、レナ・ヘディ、ハンス・マシソン、ロドリゴ・サントロストーリー:100万もの兵を率いてギリシャ侵攻を図るペルシャ帝国を相手に、300人の精鋭 と共に戦いを繰り広げた果てに命を落としたスパル...
5. 300 ~帝国の進撃~  [ いやいやえん ]   2014年10月22日 10:21
【概略】 前作で、100万人のペルシャ大群にたった300人で立ち向かったスパルタのレオニダス王と同じ時代、アテナイのリーダーとなったのは、テミストクレス将軍だった。ギリシア連合軍を率いる彼と対峙するのは、ギリシア生まれでありながら、ペルシャ帝国の女性海軍指揮官

この記事へのコメント

1. Posted by BROOK   2014年06月26日 05:47
肉弾戦から海戦へと移行した今作…
意外と面白かったです♪

アメリカではさほどヒットが望めないと配給会社は睨んでいたようですが、
蓋を開けてみれば、予想外のヒットだった模様。

ラストはこれから…というところで終わってしまったのは残念。
続編を作るつもりなのかもしれません。
スナイダー監督が撮る気満々らしいです。
2. Posted by にゃむばなな   2014年06月29日 23:09
BROOKさんへ

アクションは面白かったんですけどね。
肝心のストーリーがこれでは、ちと問題ですわと思ってしまいましたよ。
3. Posted by q 盛り筋   2014年07月05日 10:40
サラミスの海戦ってわかんないけど
マラトンの戦いっちゃー
マラソンじゃーん
 ふーん 当時の女もあっちの方が 筋肉盛ってて良い男ぉとか
統率力にかけるから
とか 思ってたろーなー
女戦士として凄腕で、残虐でセクシーなエヴァ・グリーン
魔の手もアリだったわ
4. Posted by にゃむばなな   2014年07月05日 15:32
qさんへ

もうエヴァ・グリーンの色気メインで一本映画を撮ってほしかったです。
CG筋肉祭りはもういいですわ。

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