2017年11月23日

『ジャスティス・リーグ』

ジャスティス・リーグプリンセス with ビッグ・マザコン・チルドレン。
ついにDCヒーローズの反撃開始!ワンダーウーマンさえいれば、地味で暗めで母親との関係に何かアリの男連中も大活躍出来るのだ!
そしてこれまで見たこともないほどに情けない姿連発のバットマンにも注目!今更ながら、やはりこのバットマンはベン・アフレックで正解だった!

スーパーマンが死んだ世界は希望の光を失った世界。母親の名前が同じで意気投合したバットマンも紅一点ワンダーウーマンも彼の遺志を継ぎ、昼夜問わず世界を守るため奮闘するも、宇宙からやってくる新たな脅威には物理的にも人手不足。

そこで優秀なる執事アルフレッドが世界中からヘッドハンティングしてきたのは、塀の中の父親を救おうとする孤独な超速駆け抜け雷青年のフラッシュ、桃白白も真っ青な顔の一部以外は全身機械化したサイボーグ、そしてアトランティスの子息で海と酒を愛する荒くれ者のアクアマン。

ただこの3人がバットマンやワンダーウーマンとの話し合いでジャスティス・リーグの加入を承諾したのではないのが面白いところ。友達が欲しいフラッシュ、父親が誘拐されたサイボーグ、一族が守ってきた「箱」を取り戻したいアクアマンと加入理由は様々。
つまりサイボーグの気持ちを少し揺るがせたワンダーウーマンの功績を除くと、バットマンは棚牡丹で2人を加入させただけの、本当に仕事の出来ないヤツなのだ。

さらに5人で頑張ってもステッペンウルフには勝てないと悟ると、バットマンが提案したのは未知のパワーが眠る「箱」を使ってスーパーマンを蘇らせるという奇策、いや泣きの一手。しかも舞台裏ではワンダーウーマンにリーダー役を押し付ける始末。

また蘇ったスーパーマンが自分をコントロール出来なくなると、身体を張ってスーパーマンを止めようとする他の4人とは違い、屈辱的に口元を抑え込まれた彼が出来たのは、ロイス・レインを切り札として呼び寄せたことだけ。

そう、もうお分かりだろう。このジャスティス・リーグにおけるバットマンは本当に情けない姿ばかり晒すヒーローなのだ。

だから打倒ステッペンウルフで敵地へ乗り込んでも「シールドを破壊する」と単独行動を取っては、「私に従って」とリーダーシップを取ってくれるワンダーウーマンのおかげでみんなに助けてもらうだけ。

また3つの「箱」の電子的作業で忙しいサイボーグと、戦闘経験がなく救助と雑魚の始末で精一杯のフラッシュを除くと、肝心要のステッペンウルフと戦うのはワンダーウーマンとアクアマンと復活したスーパーマンだけ。そう、ここでも彼は活躍しているようで、実は肝心な戦闘には参加していないのだ。

しかも思い出してほしい。スーパーマンはステッペンウルフとの戦闘途中に避難住民がいると知って、集合住宅を丸ごと運んではまた戦闘現場に戻っているのに対し、バットマンは雑魚退治だけで他に何も出来ていないのだ。
なのに、年下のフラッシュには「散歩に行ってこい」と避難住民の世話を任せるのだから、本当に情けない姿に見えてしまう。

結局スーパーマンの凍らせる息とワンダーウーマンの一太刀でステッペンウルフに恐怖を植え付けたことで勝利したジャスティス・リーグは、男共を「大きな子供たち」と母性で優しく見守ってくれるワンダーウーマンが統率し、実力でも存在感でも周囲から認められているスーパーマンの人望でまとまっているヒーロー軍団。

つまり本当にバットマンは「金持ち」でなければ、必要とされないかも知れない存在感でしかないのだ。恐らくこのヒーローズが緊急集合しても、いざ移動しようとした時に「ウェイン家の飛行機がない!」と分かった時に始めてバットマンの不在に気付かれるほどだろう。

そう考えると、銀行を丸ごと買い取って生家を戻してくれたバットマンに笑顔で「ありがとうでは足りないな」と言ったスーパーマンは何ていいヤツなんだ。そりゃ、フラッシュも冗談交じりで超速競争に付き合ってくれる兄貴分を慕うのも同然だと思えてくる。

そして人望も統率力も責任感もない金持ちが「椅子は6つ」と言ってワンダーウーマンにダメ出しされる情けない姿は、マイケル・キートンやヴァル・キルマー、ジョージ・クルーニー、クリスチャン・ベールでは演じ切れない、まさに離婚したら財産の半分を渡すというムチャな誓約書を書いてまでもジェニファー・ロペスと結婚しようとしたベン・アフレックにしか演じ切れないものだ。

だからこそ、最後にこれだけは言わせてほしい。
ザック・スナイダー監督、あなたの先見の明がある人選にケチつけて、ごめんなさい。
この見事な人選が機能した作品はめちゃ面白かったです。色んな意味で♪

深夜らじお@の映画館はルーシャス軍団にも注目してます。早く続編が見たいですね♪

※お知らせとお願い
【元町映画館】へ行こう!

■TBアドレス:http://blog.goo.ne.jp/tbinterface/3eb5f50b331b7e0a12c5ffd0be8b7386/3f こねたみっくすgoo版

acideigakan at 16:38│Comments(8)clip!映画レビュー【さ行】 

この記事へのコメント

1. Posted by BROOK   2017年11月23日 19:52
フラッシュ、サイボーグ、アクアマンの単独映画を作ってから集合作品を作った方が良かったような気もしますが、
ザック・スナイダー監督らしい作品で満足出来る仕上がりにはなっていました♪
やっぱりスーパーマン無しでは勝てませんよねぇ…。

DCの次回作は「アクアマン」でしょうか?
公開が楽しみです!
2. Posted by AKIRA   2017年11月24日 14:41
みんな人間味があって親近感湧きました。
応援できるヒーローズ!
3. Posted by ボー   2017年11月24日 23:20
4 バットマンも、人間相手なら、いけるんですがねえ。今後のチームワークが見ものです。
4. Posted by yukarin   2017年11月25日 23:18
ベン・アフレックのバットマンもいい感じになってきました。いろいろ言われておりましたが 汗
確かに金持ちだから...というのもありますね。
ワンダーウーマンの活躍が多くて嬉しいですし、フラッシュとスーパーマンが仲良く競争してるのは和みます〜
これからもメンバーの活躍が楽しみです。
5. Posted by にゃむばなな   2017年11月25日 23:44
BROOKさんへ

DCもマーベルへの対抗策として、あえて単独作品を作らなかったのかも知れませんね。
むしろこの映画のヒット次第では、逆に単独作品を作るかも知れませんよ。
6. Posted by にゃむばなな   2017年11月25日 23:45
AKIRAさんへ

確かに人間味に関してはアベンジャーズよりも上ですね。
特にバットマンがその最たる例かも?
7. Posted by にゃむばなな   2017年11月25日 23:46
ボーさんへ

そうなんですよね、特殊な能力のない相手なら活躍出来るんですよ。
だからこそ、逆に彼にこそチームをまとめて欲しかったんですけどね。
8. Posted by にゃむばなな   2017年11月25日 23:49
yukarinさんへ

ほんま、おっしゃる通り、ベン・アフレックのバットマンがいい感じになってきましたよ。まさに彼にしか演じ切れないバットマンです!
そんなバットマンが今後この超人チームの中でどんな立ち位置を確保するのかも楽しみですね。

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔   
 
 
 
昨日の訪問者数
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

※オススメです♪※
『KANO~1931海の向こうの甲子園〜』主題歌
ぷろふぃ〜る

にゃむばなな

Twitter始めますた
nyamu_bananaをフォローしましょう
livedoor 天気
ちょいとした広告掲載