2018年09月26日

『プーと大人になった僕』

プーと大人になった僕何もしないが、最高の何かに繋がる。
映画は出逢った時のタイミングとよく言われるが、まさにこの作品は「くまのプーさん」に思い入れのある方か、もしくは普段の生活にお疲れ気味の方にこそ響くのかも知れない。
残念ながら「何もしないをする」の境地に既に達している方にとっては、普通の映画でしかない。

個人的には「くまのプーさん」に特段の思い入れはない。クリストファー・ロビンとかティガーとかも耳にしたことがある程度だ。
だからOPから寄宿学校に入るため、100エーカーの森を去るクリストファー・ロビン少年とプーの別れに特に涙することもなかったが、思い入れのある方にとってはこのOPから涙腺が崩壊されているようで、改めて私はこの映画に出逢うタイミングがよろしくなかったのだろうと思ってしまう。

しかも困ったことにクリストファー・ロビンが従軍していたにも関わらず、そのトラウマもなしに普段の生活を送っていることはまだ受け入れることが出来ても、肝心要のプーの表情の乏しさがどうも気になってしまう。

もちろんぬいぐるみが主体だから、そんなに大きく表情が変わることはないのだが、他のティガーたちと比べても、淋しさはあの小さな背中からは伝わってくるが、逆に喜びはどうも伝わってこない。
赤い風船をもらっても、ハチミツをご馳走になっても、大人になったクリストファー・ロビンに再会しても、眉毛がないこともあってか、どこまでプーは喜んでいるのかが、「くまのプーさん」に特に思い入れのない私にはあまり理解出来なかった。

加えて物語自体が本当にどこにでもよくあるものだから、ストーリーで楽しめる作品でもないのが辛いところ。
プーたちの冒険らしい冒険もない、マデリンも余裕で汽車移動出来ているし、イヴリンも汽車とほぼ同じスピードで車を走らせている。そしてクリストファー・ロビンに至っては金持ち用の旅行鞄作りから一般庶民用に転換しましょうでピンチを打開したというのもパンチに欠ける。

そして私自身がかつて味覚障害が起きるほどのストレスに悩まされるも、そこから逃れるために心の余裕を持つことを実践することで解放された経験をしていたこともあってか、「人生は目の前にある」とか「何もしないをする」とかいった数々のセリフに感動することもなかったのも、やはり私がこの映画に出逢ったタイミングがよろしくなかったからだろう。

もしあの頃の私がそのタイミングでこの映画を見たら、どうなっていただろうか。

そう思うと、やはり映画は出逢った時のタイミングで評価が大きく変わるものだと改めて思い知らされた。

深夜らじお@の映画館は今では普段の生活で少しでも違和感を感じるとすぐに解決策を模索する癖がつくようになりました。

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acideigakan at 23:34│Comments(4)clip!映画レビュー【は行】 

この記事へのコメント

1. Posted by BROOK   2018年09月27日 05:52
メッセージ性の強い作品になっていましたね。
ディズニーはよくこういう作品を作ったなぁ…と思いました。

ストーリーはありきたりな感じですが、プーさんに癒されてしまいました♪
2. Posted by にゃむばなな   2018年09月30日 21:27
BROOKさんへ

個人的にはもう少しプーの表情に変化が欲しかったですね。
他のキャラクターたちと比べても、ちょっと分かり辛かったです。
3. Posted by ノルウェーまだ〜む   2018年10月26日 23:53
にゃむばななさん☆
すでに「何もしないをする」を実践なさっているのですね!?
私は開始3秒で泣き始め、ほぼ最後までうるうるしておりました。
プーさんには思い入れは無いのですが、ほぼプーさん目線で感情移入してました。
女子と男子ではその辺もちょっと違うのかもしれないですね。
4. Posted by にゃむばなな   2018年11月02日 22:28
ノルウェーまだ〜むさんへ

もう10年くらい前になりますが、かなり精神的に辛い時期がありましたので。
あの時に私にもプーがいたらなぁ〜と、この映画を見て思いましたよ。

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