2019年03月15日

『キャプテン・マーベル』

キャプテン・マーベル母性を有した大人の女性が世界、いや銀河を救う!
もう白人男性がヒーローの時代なんて終わった。これからは有色人種がヒーローの、いや人種を問わず女性がヒーローの時代だ!
ニック・フューリーがなぜ片目になったのかを含めた謎解きの先に待つ、最大の危機を迎えているアベンジャーズにとっての大きな希望の誕生。それが猫のグースだ!

これまでのスタン・リーを懐かしむお馴染みのマーベル版OPと「THANK YOU STAN」に言葉にならない感動を覚えつつも、銀河にあるクリー人の星から始まる物語に、どこか物足りなさを感じるこの作品。

アベンジャーズ誕生秘話なのに地球の話ではないからか、それともヴァースと名乗るヒロインがただの小娘程度にしか見えないからか、もしくはアクションよりも彼女が何者であるのかをフラッシュバックを中心に見せられるからか、あまり心が踊らない。

しかし擬態能力を有するスクラル人の捕縛から脱出し、1995年のロサンゼルスに不時着したうえに、若き日のニコラス・ジョセフ・フューリーに加え、存命していた頃のフィル・コールソンに出逢うと、どこか安心するというか、懐かしさに心が温かくなるというか、不思議とゆっくりとではあるが心が踊り出す。

しかもスクラル人追跡のためにニック・フューリーとバディを組むヴァースが断片的な記憶を辿ると、彼女がかつてキャロル・ダンヴァースというアメリカ空軍女性パイロットであったこと、ウェンディ・ローソン博士と行動を共にしていたこと、コアの能力を事故により全身に浴びてしまったこと、記憶を失ったことでクリー人のスターフォース司令官に利用されていたことなど、様々なことが分かってくる。

さらにかつての親友マリア・ランボーやスクラル人のタロスとの接触により、自分が信じていた世界が実は真逆だった、つまりは敵はクリー人であって、スクラル人は助けるべき存在であったことが分かると、ここから物語は一気に女性陣の独壇場へと昇華していく。

特にアネット・ベニングからブリー・ラーソンへと世代を越えて受け継がれる「女優が男優の添え物ではない時代がきっと来る」という想いをスクリーンからも感じてしまうからだろうか、小娘から大人の女性へと雰囲気が完全に変わったキャロルが縛られていた心と能力を解き放ち、無敵ヒーローへと変貌して大暴れしてくれる姿には興奮が収まらない。

また久しぶりに操縦桿を握ったマリアの活躍にも心躍れば、「女優の添え物になっている男優」たちの、タロスとニックの地味な連係プレイも可愛らしく見えてくるし、いつの間にか付いてきた猫のグース改めフラーケンのここ一番での大活躍にもビックリ!

特殊能力ではなく実力勝負を挑む喧しい男をパンチ一発で吹き飛ばしてから家へ帰れと追い出す様も、敵の殲滅がお約束の男性ヒーローとは違い、私に逆らうとどうなるか分かってるよね?という女性ならではの怖さを存分に見せてくれるところも、これまでのヒーロー映画にはない女性ならではの魅力。

だからこそ、まさかニック・フューリーが片目になった理由が猫のグースに引っ掻かれたからとか、アベンジャーズの名前の由来がキャロルが乗っていた戦闘機からだとか、ローソン博士のクリー名がマー・ベルでそこからキャプテン・マーベルとニックが名付けたとかにもビックリ。

そしてキャロルがグレードアップした銀河系2つ分通信可能なポケベルにも心躍れば、EDロール途中にポケベルが鳴らなくて待ち惚けしてるハルク、ブラック・ウィドウ、キャップ、ウォーマシーンの後ろに突如現れるキャプテン・マーベルの姿にも大興奮!もうこのシーンを見たら、誰もが思うはず。早く4月26日になってくれ!と。

ちなみにEDロール後にグースが飲み込んでいたコアを吐き出すシーンがあったが、あれはコアが重要なアイテムになるというメタファーか、それともグースが大活躍するというメタファーか。
それも含めて、改めて叫ぼう。早く4月26日になってくれ!『アベンジャーズ/エンドゲーム』を見せてくれ!

深夜らじお@の映画館はブラック・ウィドウよりもキャプテン・マーベルベンの方が好きです。やっぱり母性を有した大人の女性は素晴らしい!

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この記事へのコメント

1. Posted by BROOK   2019年03月16日 06:34
「ワンダーウーマン」の大ヒットもそうですが、やはり時代は女性ヒーローを求めているのかもしれませんね♪
キャプテン・マーベルの圧倒的な強さを前に、誰もが興奮してしまうと思います。
かなり強いキャラだけに「エンドゲーム」ではサノスとどのように戦うのかが気になるところではありますが…。
2. Posted by ノルウェーまだ〜む   2019年03月17日 00:50
にゃむばななさん☆
圧倒的すぎるパワーにびっくりでした!
ほとんどウルトラセブンの世界に最後なったので、ある意味この強さなら「エンドゲーム」も安心ですね。
驚いたのはネーミングセンスです。
ローソン博士は最終的に敵だったのですよね?それをつけちゃうなんて〜〜
3. Posted by ノラネコ   2019年03月17日 23:24
グースちゃんが「エンドゲーム」で再登場して、対サノス戦の最終兵器になるに一票w
あとキャロルの力そのものもコズミックキューブ由来だから、理屈から言えば彼女はインフィニティストーンを破壊できますよね。
ああ、早く観たい!
4. Posted by にゃむばなな   2019年03月18日 00:48
BROOKさんへ

女性ヒーローの方が面白いですよね。
後腐れなく清々しいというか、見終わった時の気持ち良さは男性ヒーローとは全然違いましたよ。
だからこそ、早く4月26日になってほしいです!
5. Posted by にゃむばなな   2019年03月18日 00:56
ノルウェーまだ〜むさんへ

ニック・フューリーが片目になった理由もそうですけど、キャプテン・マーベルのネーミングセンスといい、ビックリが多すぎますよ!
でもそれがこの映画の魅力でもあるんでしょうね〜。
猫のグースが大活躍してくれたのもビックリでしたよ。
6. Posted by にゃむばなな   2019年03月18日 01:11
ノラネコさんへ

このMCUは結構シュールな笑いも入れてくる歴史がありますからね。
サノスの最後を仕留めるのはグースちゃんというのも十分にあり得ますよね。
キャプテン・マーベルでも敵わない!どうしよう!ここでグースちゃん大活躍!みたいに♪
7. Posted by 隆   2019年03月18日 21:15
こんばんは。

男性が主人公というのは、スポ根的な、熱血と修行の物語でしょうね。
ある時、突然、超能力を得たという女主人公の設定、それが、厳しく選抜されずとも、常人の感覚で、正義的な行為をして行く事、つまり、人とは、良いもので、それが、必ずしも、苛酷な経験や修行が必要だとは限らない。
人を世界を、使徒や天国の善性と観なす物語だと思いました。
8. Posted by にゃむばなな   2019年03月25日 23:39
隆さんへ

熱血と修業では女性ヒーロー誕生は生まれにくいでしょうね。
それこそ『キル・ビル』のような怨念がないと…。
でも逆に女性が下す正義はある意味母親が示す正義になるのでしょう。
9. Posted by FREE TIME   2019年03月27日 23:14
こんばんは。
初めのうちは退屈でしたが、話がすすむにつれて面白くなっていきましたね。
女性ヒーローという目新しい存在にも目を注がれました。
果たして、来月公開のアベンジャーズが彼女が、どのようなキーパーソンとなるのか楽しみですね。
10. Posted by にゃむばなな   2019年03月31日 00:54
FREE TIMEさんへ

時代は完全に女性ヒーローこそが世界を救う流れになってますよ。
『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』でもその流れがありましたからね。

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