シネマグランプリ

2019年02月25日

第91回アカデミー賞

終わってみれば順当な結果だったのか、それとも意外と受賞作品数が少なく感じた結果だったのか。
世界中の映画ファンが注目する第91回アカデミー賞の受賞結果はイカの通りでゲソ。

【作品賞】
『グリーンブック』

【監督賞】
アルフォンソ・キュアロン『ROMA/ローマ』

【主演男優賞】
ラミ・マレック『ボヘミアン・ラプソディ』

【主演女優賞ドラマ部門】
オリヴィア・コールマン『女王陛下のお気に入り』

【助演男優賞】
マハーシャラ・アリ『グリーンブック』

【助演女優賞】
レジーナ・キング『ビール・ストリートの恋人たち』

【脚本賞】
『グリーンブック』

【脚色賞】
『ブラック・クランズマン』

【撮影賞】
『ROMA/ローマ』

【編集賞】
『ボヘミアン・ラプソディ』

【録音賞】
『ボヘミアン・ラプソディ』

【美術賞】
『ブラックパンサー』

【衣裳デザイン賞】
『ブラックパンサー』

【メイクアップ賞】
『バイス』

【音響編集賞】
『ボヘミアン・ラプソディ』

【視覚効果賞】
『ファースト・マン』

【作曲賞】
『ブラックパンサー』

【主題歌賞】
『アリー/スター誕生』

【アニメ作品賞】
『スパイダーマン:スパイダーバース』

【長編ドキュメンタリー賞】
『Free Solo』

【外国語映画賞】
『ROMA/ローマ』(メキシコ)

やはり『グリーンブック』が作品賞・助演男優賞・脚本賞に輝き、実質作品賞扱いで『ROMA/ローマ』が監督賞・撮影賞・外国語映画賞を受賞するなか、ある意味大健闘というべきか、それとも番狂わせか、もしくはこれが新しい時代に始まりなのか、『ボヘミアン・ラプソディ』の4部門受賞と『ブラックパンサー』の3部門受賞には驚き。

特にラミ・マレックに関しては、これはまるでマリオン・コティヤールの再来なのか?とも思えるサプライズだっただけに、今後の彼の活躍が楽しみになります。
でも確か『ボヘミアン・ラプソディ』公開時にはQUEENを演じる4人の中で一番似ていないのがフレディ・マーキュリーだと言われていたのに、まさかこんな結果になるとは…。

そして終わってみれば、作品賞にノミネートされた8作品が全てどこかの部門で受賞しているというのは、個人的にはちょっと淋しく思えてしまうんですよね。
無冠の作品があってもいいというよりも、この部門にしかノミネートされていない作品にも注目が集まって欲しいという観点から見ると、もう少しバラけてもとも思えてしまうのです。

ただ今年は本当にどの部門も拮抗していたので、これも致し方なしかと。グレン・クローズだって7回目でまた受賞ならずでしたが、オリヴィア・コールマンはレイチェル・ワイズやエマ・ストーンの想いも背負っての受賞ですからね。
日本の2作品に関しても、もし今年のノミネートでなければ結果も変わっていたかも知れなかっただけに、巡り合わせというのは本当に恐ろしいものです。

てな訳でスリーアミゴースでここ6年で5度も監督賞を独占していることも十分に恐ろしさを感じつつ、今年もTwitter速報隊のみなさん、ありがとうございました。
来年もまたよろしくお願いします。

深夜らじお@の映画館は21部門中13部門で予想が当たりました。

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2019年02月24日

第91回アカデミー賞予想

こんなにも悩むオスカーレースは初めてでした。こんなにも新しい要素が満載のオスカーレースも初めてでした。
でも明日、その結果がついに発表されるのですが、その前に毎年恒例の直前アカデミー賞受賞予想をしてみたいと思います。

【作品賞】
『グリーンブック』

【監督賞】
アルフォンソ・キュアロン『ROMA/ローマ』

【主演男優賞】
クリスチャン・ベイル『バイス』

【主演女優賞ドラマ部門】
グレン・クローズ『天才作家の妻-40年目の真実-』

【助演男優賞】
マハーシャラ・アリ『グリーンブック』

【助演女優賞】
レジーナ・キング『ビール・ストリートの恋人たち』

【脚本賞】
『グリーンブック』

【脚色賞】
『ブラック・クランズマン』

【撮影賞】
『ROMA/ローマ』

【編集賞】
『女王陛下のお気に入り』

【録音賞】
『ボヘミアン・ラプソディ』

【美術賞】
『女王陛下のお気に入り』

【衣裳デザイン賞】
『女王陛下のお気に入り』

【メイクアップ賞】
『バイス』

【音響編集賞】
『ファースト・マン』

【視覚効果賞】
『レディ・プレイヤー1』

【作曲賞】
『ブラックパンサー』

【主題歌賞】
『アリー/スター誕生』

【アニメ作品賞】
『スパイダーマン:スパイダーバース』

【長編ドキュメンタリー賞】
『Minding The Gap』

【外国語映画賞】
『ROMA/ローマ』(メキシコ)

スティーブン・スピルバーグ閣下を始め、まだまだアカデミー協会には劇場公開を主としないネット配信作品へのネガティヴ勢力があることからも、やはり作品賞は政治的な意味合いも込めて「友和」の象徴でもある『グリーンブック』になるのではと。

しかし『ROMA/ローマ』の素晴らしさは誰もが認めるものだからこそ、ここは実質作品賞扱いで監督賞・撮影賞・外国語映画賞ではないかと。
ただこれによりスリーアミゴースがここ6年で5度も監督賞を独占していることが懸念材料なんですけど、ここまでアルフォンソ・キュアロンに凄さを見せつけられると受賞させずにはいられないでしょう。

俳優賞4部門は順当に考えてですが、ただ主演男優賞に関してはラミ・マレックもあるかも?
でも彼が結構なハマリ役だったフレディ・マーキュリー役以外で今後活躍出来るかどうかまで考えるとやっぱり厳しいのかな。

そして面白い映画の集積場でもある脚本賞・脚色賞・編集賞は順当に作品賞候補で分け合うのではないかと。
もう昔みたいに1作品に集中受賞される時代ではありませんからね。受賞による興行を含めたハリウッド全体の未来を考えても、バラけさせるのが近年の流れですので。

てな訳でアメリカを分断させているトランプ大統領がメキシコとの壁を建設するだどうだで予算成立さえもままならない状況下で、作品賞を「白人と黒人の友和」を描いた作品と「メキシコでの家族」を描いた作品の実質一騎打ち状態になるとは、映画の神様も今年は授賞式の司会者がいないことをもう少し考慮してほしいものですよ。

そんな待ちに待った明日の授賞式。今年もTwitter速報隊のみなさん、よろしくお願いします!

深夜らじお@の映画館は無事に2月25日の仕事を休むことが出来るようになりました。

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2019年02月12日

第72回英国アカデミー賞

今年の賞レースは本当に分からない!アカデミー賞の行方も本当に分からない!それが見事に結果として表れた第72回BAFTAには驚きが多すぎます!
では結果はイカの通りでゲソ。

【作品賞】
『ROMA/ローマ』

【英国作品賞】
『女王陛下のお気に入り』

【監督賞】
アルフォンソ・キュアロン『ROMA/ローマ』

【主演男優賞】
ラミ・マレック『ボヘミアン・ラプソディ』

【主演女優賞ドラマ部門】
オリヴィア・コールマン『女王陛下のお気に入り』

【助演男優賞】
マハーシャラ・アリ『グリーンブック』

【助演女優賞】
レイチェル・ワイズ『女王陛下のお気に入り』

【脚本賞】
『女王陛下のお気に入り』

【脚色賞】
『ブラック・クランズマン』

【撮影賞】
『ROMA/ローマ』

【編集賞】
『バイス』

【音響賞】
『ボヘミアン・ラプソディ』

【美術賞】
『女王陛下のお気に入り』

【衣裳デザイン賞】
『女王陛下のお気に入り』

【メイクアップ賞】
『女王陛下のお気に入り』

【音響編集賞】
『ROMA/ローマ』

【視覚効果賞】
『ブラックパンサー』

【作曲賞】
『ブラックパンサー』

【アニメ作品賞】
『スパイダーマン:スパイダーバース』

【外国語映画賞】
『ROMA/ローマ』(メキシコ)

劇場関係者からの票数が伸びないであろうアルフォンソ・キュアロン作品が見事に作品賞を受賞している一方で、最多受賞はやはり『女王陛下のお気に入り』。これはアカデミー賞でも最多受賞はこの作品になるかも知れませんね。

他方ではQUEEN映画が大善戦。まさか主演男優賞まで受賞するとは…。誰だ?映画の中で一番本人と似ていないのはフレディ・マーキュリーだと言っていたのは?まぁ似ていると演技とは別物ですけどね。

てな訳で今年は昨年以上に予想が難しいアカデミー賞。その前に見れる映画は全部見ておかないと!

深夜らじお@の映画館の2月25日はお休みですが、見たい映画もあるんです!どうしよう?

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2019年01月22日

第91回アカデミー賞ノミネート

ブラック・パワー炸裂!まさにこの一言に尽きる第91回アカデミー賞ノミネート発表。近年のアカデミー賞の流れと反トランプの兼ね合いからすると、もしかして国王陛下の大逆転もありえるかも!?
そんな例年以上に興味津々なノミネートの詳細はイカの通りでゲソ。

【作品賞】
『ブラックパンサー』
『ブラック・クランズマン』
『アリー/スター誕生』
『グリーンブック』
『ボヘミアン・ラプソディ』
『ROMA/ローマ』
『女王陛下のお気に入り』
『バイス』

【監督賞】
パヴェウ・パヴリコフスキ『COLD WAR あの歌、2つの心』
ヨルゴス・ランティモス『女王陛下のお気に入り』
スパイク・リー『ブラック・クランズマン』
アダム・マッケイ『バイス』
アルフォンソ・キュアロン『ROMA/ローマ』

【主演男優賞】
ブラッドリー・クーパー『アリー/スター誕生』
ウィレム・デフォー『永遠の門 ゴッホの見た未来』
クリスチャン・ベイル『バイス』
ヴィゴ・モーテンセン『グリーンブック』
ラミ・マレック『ボヘミアン・ラプソディ』

【主演女優賞ドラマ部門】
レディー・ガガ『アリー/スター誕生』
グレン・クローズ『天才作家の妻-40年目の真実-』
ヤリツァ・アパリシオ『ROMA/ローマ』
メリッサ・マッカーシー『Can You Ever Forgive Me?』
オリヴィア・コールマン『女王陛下のお気に入り』

【助演男優賞】
マハーシャラ・アリ『グリーンブック』
アダム・ドライヴァー『ブラック・クランズマン』
サム・ロックウェル『バイス』
リチャード・E・グラント『Can You Ever Forgive Me?』
サム・エリオット『アリー/スター誕生』

【助演女優賞】
エマ・ストーン『女王陛下のお気に入り』
レイチェル・ワイズ『女王陛下のお気に入り』
エイミー・アダムス『バイス』
マリーナ・デ・タビラ『ROMA/ローマ』
レジーナ・キング『ビール・ストリートの恋人たち』

【脚本賞】
『女王陛下のお気に入り』
『ROMA/ローマ』
『バイス』
『グリーンブック』
『魂のゆくえ』

【脚色賞】
『アリー/スター誕生』
『ビール・ストリートの恋人たち』
『ブラック・クランズマン』
『バスターのバラード』
『Can You Ever Forgive Me?』

【撮影賞】
『アリー/スター誕生』
『ROMA/ローマ』
『女王陛下のお気に入り』
『COLD WAR あの歌、2つの心』
『Never Look Away』

【編集賞】
『ボヘミアン・ラプソディ』
『女王陛下のお気に入り』
『バイス』
『ブラック・クランズマン』
『グリーンブック』

【録音賞】
『ブラックパンサー』
『ファースト・マン』
『ボヘミアン・ラプソディ』
『ROMA/ローマ』
『アリー/スター誕生』

【美術賞】
『ブラックパンサー』
『女王陛下のお気に入り』
『ROMA/ローマ』
『ファースト・マン』
『メリー・ポピンズ リターンズ』

【衣裳デザイン賞】
『ブラックパンサー』
『女王陛下のお気に入り』
『メリー・ポピンズ リターンズ』
『バスターのバラード』
『ふたりの女王 メアリーとエリザベス』

【メイクアップ賞】
『バイス』
『ふたりの女王 メアリーとエリザベス』
『Border』

【音響編集賞】
『ファースト・マン』
『ブラックパンサー』
『クワイエット・プレイス』
『ROMA/ローマ』
『ボヘミアン・ラプソディ』

【視覚効果賞】
『ファースト・マン』
『プーと大人になった僕』
『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』
『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』
『レディ・プレイヤー1』

【作曲賞】
『ビール・ストリートの恋人たち』
『犬ヶ島』
『ブラック・クランズマン』
『メリー・ポピンズ リターンズ』
『ブラックパンサー』

【主題歌賞】
『アリー/スター誕生』
『RGB』
『メリー・ポピンズ リターンズ』
『バスターのバラード』
『ブラックパンサー』

【アニメ作品賞】
『犬ヶ島』
『シュガー・ラッシュ:オンライン』
『スパイダーマン:スパイダーバース』
『未来のミライ』
『インクレディブル・ファミリー』

【長編ドキュメンタリー賞】
『RGB』
『Hale County This Morning,This Evening』
『Free Solo』
『Of Farthers and Sons』
『Minding The Gap』

【外国語映画賞】
『COLD WAR あの歌、2つの心』(ポーランド)
『Capernaum』(レバノン)
『Never Look Away』(ドイツ)
『ROMA/ローマ』(メキシコ)
『万引き家族』(日本)

授賞式が現地時間の2019年2月24日ですが、今回は予想がかなり難しくなりそうです。
というのも本命がない!順当に考えれば『ROMA/ローマ』でしょうが、劇場公開が形だけのネット配信作品に対しては劇場側からは高評価はいただけないでしょう。
でも時代を大きく変える作品には間違いないので外国語映画賞で落し処かな?

また反トランプ的なメッセージに繋がりにくい音楽映画2本も難しいと考えると、やはり注目なのは3本のブラックムービー。ゴールデングローブ賞受賞作品の『グリーンブック』本命と考えたいところですが、監督賞にノミネートがない!

ではスパイク・リーの作品&監督部門でオスカーW受賞もあり得ると考えたいところですが、アメリカでとんでもない大ヒットを記録した国王陛下が果たしてそれを許すでしょうか?
白人の自分勝手な大統領とは正反対の黒人の人格者の指導者が主役なんて、まさに反トランプにもってこいですもん。
けど娯楽性の高いヒーロー映画が作品賞というのを今度はアカデミー協会が許すかどうか…。
もう考えれば考えるほど、こりゃ迷いに迷いますよ!

てな訳で日本映画2作品の行方よりも楽しみな要素が満載な第91回アカデミー賞授賞式は日本時間で2月25日。またTwitter速報隊のみなさん、今年もよろしくお願いします!

深夜らじお@の映画館も2月25日は仕事を休もうか本気で悩んでいます。

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2019年01月13日

日本インターネット映画大賞2018

今年は洋邦まとめて日本インターネット映画大賞に参加します。本当は洋邦分けたいのですが…。

【日本映画作品賞】
1位『パンとバスと2度目のハツコイ』10点
2位『万引き家族』8点
3位『カメラを止めるな!』5点
4位『リズと青い鳥』3点
5位『若おかみは小学生!』2点
6位『教誨師』2点
【コメント】
大作に面白い作品が少ない現状を表すが如く、世間にあまり注目されない作品ばかりになりました。でも本当の面白さに知名度など関係ない!

【監督賞】
是枝裕和監督『万引き家族』
【コメント】
是枝裕和監督らしさが詰まった作品だったので。
【最優秀主演男優賞】
大杉漣『教誨師』
【コメント】
まだまだ早すぎる旅立ちです…。
【最優秀主演女優賞】
深川麻衣『パンとバスと2度目のハツコイ』
【コメント】
「お願いだから好きにならないで」と言われましても…。
【最優秀助演男優賞】
塚本晋也『斬、』
【コメント】
やっぱりヤツは「ヤツ」だ…。
【最優秀助演女優賞】
樹木希林『万引き家族』
【コメント】
浜辺での何か言いたげな演技が忘れられません…。
【ニューフェイスブレイク賞】
該当者なし
【音楽賞】
『リズと青い鳥』
【コメント】
「第3楽章:愛ゆえの決断」

【外国語映画作品賞】
1位『ぼくの名前はズッキーニ』5点
2位『バッド・ジーニアス 危険な天才たち』5点
3位『判決、ふたつの希望』4点
4位『シェイプ・オブ・ウォーター』4点
5位『ナチュラルウーマン』2点
6位『エンジェル、見えない恋人』2点
7位『ブリグズビー・ベア』2点
8位『女は二度決断する』2点
9位『タクシー運転手〜約束は海を越えて〜』2点
10位『スリー・ビルボード』2点

【ベストインパクト賞】
該当者なし

【勝手に選ぶ男性必見作品賞】
『パッドマン 5億人の女性を救った男』
【コメント】
ずべこべ言わずに見なさい!


この内容(以下の投票を含む)をWEBに転載することに同意します。

深夜らじお@の映画館は基本洋画中心の映画ファンです。

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2019年01月07日

第76回ゴールデングローブ賞

アカデミー最大の前哨戦と言われる、アメリカに住む外国人記者が選ぶ第76回ゴールデングローブ賞の授賞式が行われ、例年に比べると特に大きなサプライズもない結果に終わりました。
では受賞結果はイカの通りでゲソ。

【作品賞ドラマ部門】
『ボヘミアン・ラプソディ』

【作品賞ミュージカル・コメディ部門】
『グリーンブック』

【監督賞】
アルフォンソ・キュアロン『ROMA/ローマ』

【主演男優賞ドラマ部門】
ラミ・マレック『ボヘミアン・ラプソディ』

【主演女優賞ドラマ部門】
グレン・クローズ『天才作家の妻-40年目の真実-』

【主演男優賞ミュージカル部門】
クリスチャン・ベイル『バイス』

【主演女優賞ミュージカル部門】
オリヴィア・コールマン『女王陛下のお気に入り』

【助演男優賞】
マハーシャラ・アリ『グリーンブック』

【助演女優賞】
レジーナ・キング『ビール・ストリートの恋人たち』

【脚本賞】
『グリーンブック』

【作曲賞】
『ファースト・マン』

【主題歌賞】
『アリー/スター誕生』

【アニメ作品賞】
『スパイダーマン:スパイダーバース』

【外国語映画賞】
『ROMA/ローマ』(メキシコ)

アメリカ国内の評価がどうであれ、外国人記者が選ぶ賞であることが授賞結果で強調されつつあるこのゴールデングローブ賞。
監督交代劇があっても作品賞を受賞する作品があれば、実力者監督が3度目のオスカー受賞に向けて準備を整えつつあるなど、まさかという結果が今回は特にないんですよね。

しかも『ROMA/ローマ』はNY批評家協会賞及びLA批評家協会賞で作品賞を、監督賞に至ってはこの2つの批評家協会賞に加え全米批評家協会賞でも受賞していることから、もはや3度目は確実かと。
個人的にはあのファレリー兄弟のお兄ちゃんに『ブラック・クランズマン』で受賞して欲しいんですけどね。

あと上記の3つの批評家協会賞で主演男優賞を受賞したイーサン・ホークがオスカーレースでノミネートされるかどうかで残り枠の関係から『ボヘミアン・ラプソディ』がどこまでオスカーレースでノミネートされるかも楽しみですね。

れたLA批評家協会賞でも作品賞を受賞していただけに、再びオスカーを獲るのでは?その前哨戦として、このゴールデングローブ賞でどう評価されるのかが楽しみです。

ただその前に『ROMA/ローマ』を映画館で見たいのですが、それは叶わぬ夢なのでしょうかね。やっぱりNetflixじゃなきゃダメ?

深夜らじお@の映画館は基本的に映画は映画館で見たいです。

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2018年12月31日

2018年のベスト10です。

本当に世の中の映画は多すぎて全部見れない!でしょ?新聞の評論も多すぎて読めない!でも本当に面白い映画を見ると…世界は変わる。大きく成長しちゃうんです。
私も世界が変わりました♪凄い♪今ではしっかりホラーも見れる。そんなことを痛感した2018年。

世界の高度な才能たちが撮りました…何て広い視野なんだ…と驚く作品も多い一方で、ハーヴェイ・ワインスタインが訴追されてる…長時間掛けても進展がない…とばかりに、ハリウッドのセクハラ騒動が収まる様子もないものの、ちょっと見てきてくださいね♪きゃっ♪凄い!この面白さ、さすがメイド・イン・ジャパン!なアニメ作品も多く、改めて、凄いぜ!ハズキルーペ1本分で映画が5本以上見れる!映画、大好き♪と思った平成最後の年末でした。

さてそんな2018年を振り返り、樹木希林やスタン・リー、菅井きん、浅利慶太代表、高畑勲監督、左とん平、大杉漣、ミロシュ・フォアマン監督、加藤剛、バート・レイノルズ、ベルナルド・ベルトルッチ監督など様々な旅立たれた才能にも敬意を表し、総決算として年末最後の恒例企画であるベスト10を発表したいところなんですが、今年は面白い映画が多すぎたので、久しぶりにベスト20を発表させていただきます。


1位『パンとバスと2度目のハツコイ』
自分だけが知っているステキなことを誰かに伝えたい。それがどうしたらいいんだぁ〜!に対する答え。何も起こらないけれど、ごくありふれた日常風景に潜むステキな時間を丁寧に描いた可愛らしいラブストーリー。あぁ、何度でも見たくなる♪

2位『万引き家族』
安藤サクラと樹木希林。私生活でも母親でもある2人の女優を通して、家族が本来持つべき大切なものを描く。それこそがみんなで楽しんだ思い出と、相手を思い遣る慈しみの笑顔だ。

3位『カメラを止めるな!』
冒頭からの37分に及ぶ素人演出のゾンビ映画。でも視点を変えると、そこには映画に対する愛と映画界に対する皮肉が詰まっている。張りに張られた伏線が笑いと感動の涙を誘う。ぽん!

4位『ぼくの名前はズッキーニ』
これは大人が絶対に忘れてはならない愛が詰まったストップモーションアニメ。警官とヒーローが抱き合い、「俺たちのために」という言葉に涙が止まらない優しさに満ち溢れた物語。玄関先で撮った写真は間違いなく「家族写真」だ。

5位『バッド・ジーニアス 危険な天才たち』
学歴はカネで買えるのか?という問いに天才少女がスリリングなカンニングビジネスで挑む。だがその危険なビジネスは割に合うのか?という問いには恐怖と罪悪感しか答えを出してくれない。本当の意味での勝ち組は、負け犬は誰だ?

6位『判決、ふたつの希望』
憎しみ合いの歴史から抜け出すために必要なふたつの希望。相手の痛みと気持ちを知った者だけが辿り着いたひとつの未来。謝罪が礼儀の一部になる社会を待つこのレバノン映画が世界に語り掛けている。

7位『リズと青い鳥』
明るく活発なフルートと物静かなオーボエが「愛ゆえの決断」をする。ずっとずっと一緒にはいられない現実を受け入れ、一方的な依存を解消するために。本当に大切だからこそ、その握った手を解くために。

8位『シェイプ・オブ・ウォーター』
忘れたくても忘れることが出来ない、甘美で切ない愛の物語。半魚人との愛を選んだ彼女は幸せになったと信じたい大人のラブストーリー。ビターなのにロマンティックなダークファンタジーこそ、ギレルモ・デル・トロの世界だ。

9位『若おかみは小学生!』
女子児童向けのタイトルに騙されるな!これは大人が見るべきマッドハウス作品だ!そして涙を流しながら見終わると、つい思ってしまう。このタイトル、何とかならなかったのかと…。

10位『教誨師』
大杉漣、最初のプロデュース作にて、最後の主演作が問い掛ける。なぜ生きるのか。なぜ死なないのか。5人の死刑囚と1人の牧師を通して問い掛ける。死を目の前にした者が最後に囁いた言葉は何だったのかと。

11位『ナチュラルウーマン』
私らしく、私を生きる。トランスジェンダーの物語を本当のトランスジェンダーが演じ切る。誰も彼を男としては見ない。間違いなく彼女は女優だ。オスカーに輝いたチリ映画がそう語っている。

12位『エンジェル、見えない恋人』
君の目が見えるようになったら、僕は消えてしまう。透明人間として生まれた男の視点と、盲目だった少女の恋心で描かれる、小さな恋のメロディー。愛は見えないけれど、様々な形で描くことで見ることが出来るのです。

13位『ブリグズビー・ベア』
好きを諦めるな!VHSテープで25巻・全736話からなるクマの冒険に詰められた愛に気付いた時、誰もが思うはずだ。ジェームズが作り上げた「劇場版ブリグズビー・ベア」を見たい!と。

14位『女は二度決断する』
法で裁けぬ現実に、小鳥と生理が一人の女性に、妻に、母親に自問自答を投げ掛ける。そして下した彼女の決断。それは見る人の価値観によって評価が分かれるが、それを受け入れる世界を彼女は求めていたことを忘れてはならない。

15位『タクシー運転手〜約束は海を越えて〜』
あの光州事件を世界に知らしめたのは、平凡で無力な市民たちの人間として持つべき勇気と使命感。あの日、人として選んだ道が海を越え、時を越え、世界に愛を語り掛けている。

16位『スリー・ビルボード』
ミズーリの片田舎に掲げられた3枚の看板がアメリカの理想を問い掛ける。憎しみ合うことがアメリカらしいのか、それとも愛し合うことがアメリカらしいのかと。サム・ロックウェルのオスカー受賞に改めて万歳!

17位『パッドマン 5億人の女性を救った男』
世界中の男性必見!本当に格好いい男とは、愛する女のためにここまで信念を貫くことだ!スーパーマンよりも、スパイダーマンよりも、実在するパッドマンこそが真のスーパーヒーローだ!

18位『ブラックパンサー』
ワカンダ王国のQ・助・格の活躍をもっと見たい!陛下の活躍よりも見たい!だからあえて私も言おう…。ワカンダ・フォーエバー!

19位『アベンジャーズ インフィニティ・ウォー』
続編『エンドゲーム』でホーク・アイが帰ってくるよ!アントマンも帰ってくるよ!みんな帰ってきてよ!私たちは2019年4月26日公開まで待てないよ!

20位『ランペイジ 巨獣大乱闘』
世界よ、これが新しいバカ映画だ!怪獣愛に溢れたバカ映画を撮りたいのなら、是非ザ・ロック様を主役に添えたまえ!

今年は本当に様々な国の映画を見た一年でした。フランス、タイ、レバノン、チリ、ドイツ、韓国、インド、そしてアメリカ、日本。
その他にもセネガル、ハンガリー、イギリス、キルギス、ロシア、スウェーデン。改めて振り返ってみると、文化が違うと映画もこうも面白く変化するものなのかと思わされた一年でした。

てな訳で今年も多くの方に支えていただき、本当にありがとうございました。来年もまた「本当に面白い映画を見ると…世界は変わる」と思える一年を過ごしましょう。

それではみなさん、良いお年を。

深夜らじお@の映画館は2019年、平成が終わり改元されると40代に突入してしまいます。

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【元町映画館】は元旦からオープンしています。

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2018年12月30日

2018年のワースト10です。

本当に世の中の文字は小さすぎて読めない!一方で、私は平成最後のワースト10が作れない!
あぁ、このままでは「ボーっと生きてんじゃねーよ!」とチコちゃんに叱られてしまう…。

もちろん「やらなきゃ意味ないよ」「自己責任です」「そだねー」など、様々なご意見はあると思います。

でも面白くない映画を避けてきた成果が出ちゃったんですもんと思いながらも選んでいくと、やっぱり10本ほど「ひょっこり」と出てくるんですよね。

てな訳でそんな2018年を振り返り、毎年恒例となっております今年のベスト10を発表する前に今年のワースト10を発表したいと思います。

1位『パシフィック・リム:アップライジング』
ヲタク魂を持たぬ「にわか」が作るべきではなかった。ギレルモ・デル・トロのような才能以外が作るべきではなかった。だからロボットと人型巨大兵器の違いも描かれていない。日本に対する敬意も描かれていないのだ。

2位『キングスマン:ゴールデン・サークル』
なぜマーリンを葬らねばならなかったのか?なぜウィスキーが当たり障りのない理由での裏切者になってしまったのか?詰め込みすぎの代償は、大切なことを描くことを忘れてしまうという悲しき結末。エルトン・ジョンにマーク・ストロングの代わりは務まりませんよ!

3位『イコライザー2』
デンゼル・ワシントン、アメリカのムコ殿をやめてしまう!必殺仕事人のような銃火器や刀剣を始めとする武器に頼らぬ面白さが、銃に頼りっぱなしの単なるアクション映画に成り下がってしまうとは…。

4位『未来のミライ』
未来の細田守監督は、我々が望む映像作家に戻ったお姿か、それとも構成下手な脚本に固執したお姿か。ミライちゃんの蛇足なナレーションなどいらない。我らが細田守監督なら、ここぞというシーンは映像だけで勝負してくれ!

5位『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』
ドラマ向きのロン・ハワード監督にはやはり畑違いでしかなかったのか。もっと冒険譚を見たかったのに、なぜこんなにも大人しい映画に収まってしまったのか。もっと冒険しようぜ!

6位『マンマ・ミーア!ヒア・ウィ・ゴー』
10年ぶりの続編だったのに、やはりメリル・ストリープ姐さんがいないと映画が締まらない。盛り上がらない。楽しくもない。本当に女優メリル・ストリープって、存在感からして凄い!

7位『羊と鋼の森』
原作がそうなのか、それとも映画化したらそうなったのか。同じく本屋大賞を受賞した『舟を編む』と同じ展開で、同じ印象しか残らなかった。二番煎じで作られた訳ではなかったのに…。

8位『オンリー・ザ・ブレイブ』
感動的な史実をどう描くかは、映画を作るうえでの永遠の問題。時にベタに、時にネタバレ構成で描くのもいいのに、最後に観客を驚かせたかったのかなぁ。そこに拘らなくてもいいのに。

9位『空飛ぶタイヤ』
何でこの作品を120分で描こうとしますの?池井戸潤作品はもっと長い時間で描くか、もっとベタに熱い演出で描くかしないと、その面白さは伝わらないでしょう!せめて180分、もしくは前後編に分けて描くべき作品ですよ!

10位『アリー/スター誕生』
「This is Me」や「ボヘミアン・ラプソディ」と比べても「シャロウ」が映画音楽として印象に残らない。音楽映画としても恋愛映画としても立ち位置が微妙だったのか。もっとレディー・ガガの歌唱力に頼っても良かったのではないか?

毎年のことですが、やはり続編に不評多しなのが映画ファンあるある。今年もそんなあるあるが多かった一方で、上映時間をもう少し長くしたり、構成をちょっと変えれば、もっと面白い映画になっていたのに…と思える作品も多かったこと。私のレビューでも何度「勿体無い」というフレーズを使い回したことか。

改元される2019年はそんなことがない一年でありますように…。

深夜らじお@の映画館は今年のベスト10は明日発表です。

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【元町映画館】は12月31日のみ休館です。

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2018年12月13日

第76回ゴールデングローブ賞ノミネート

アカデミー最大の前哨戦と言われる、アメリカに住む外国人記者が選ぶ第76回ゴールデングローブ賞のノミネートが発表されました。今回は久しぶりの失恋中により発表から数日経っての記事でごめんなさい。では詳細はイカの通りでゲソ。

【作品賞ドラマ部門】
『ブラックパンサー』
『ブラック・クランズマン』
『アリー/スター誕生』
『ビール・ストリートの恋人たち』
『ボヘミアン・ラプソディ』

【作品賞ミュージカル・コメディ部門】
『クレイジー・リッチ!』
『女王陛下のお気に入り』
『グリーンブック』
『メリー・ポピンズ リターンズ』
『バイス』

【監督賞】
ブラッドリー・クーパー『アリー/スター誕生』
ピーター・ファレリー『グリーンブック』
スパイク・リー『ブラック・クランズマン』
アダム・マッケイ『バイス』
アルフォンソ・キュアロン『ROMA/ローマ』

【主演男優賞ドラマ部門】
ブラッドリー・クーパー『アリー/スター誕生』
ウィレム・デフォー『永遠の門 ゴッホの見た未来』
ルーカス・ヘッジ『Boy Erased』
ジョン・デヴィッド・ワシントン『ブラック・クランズマン』
ラミ・マレック『ボヘミアン・ラプソディ』

【主演女優賞ドラマ部門】
レディー・ガガ『アリー/スター誕生』
グレン・クローズ『天才作家の妻-40年目の真実-』
ニコール・キッドマン『Destroyer』
メリッサ・マッカーシー『Can You Ever Forgive Me?』
ロザムンド・パイク『A Private War』

【主演男優賞ミュージカル部門】
ヴィゴ・モーテンセン『グリーンブック』
クリスチャン・ベイル『バイス』
リン=マヌエル・ミランダ『メリー・ポピンズ リターンズ』
ロバート・レッドフォード『THE OLD MAN&THE GUN』
ジョン・C・ライリー『Stan&Ollie』

【主演女優賞ミュージカル部門】
コンスタンス・ウー『クレイジー・リッチ!』
エミリー・ブラント『メリー・ポピンズ リターンズ』
シャーリーズ・セロン『タリーと私の秘密の時間』
オリヴィア・コールマン『女王陛下のお気に入り』
エルシー・フィッシャー『Eight Grade』

【助演男優賞】
マハーシャラ・アリ『グリーンブック』
アダム・ドライヴァー『ブラック・クランズマン』
サム・ロックウェル『バイス』
ティモシー・シャラメ『Beautiful Boy』
リチャード・E・グラント『Can You Ever Forgive Me?』

【助演女優賞】
エマ・ストーン『女王陛下のお気に入り』
レイチェル・ワイズ『女王陛下のお気に入り』
エイミー・アダムス『バイス』
クレア・フォイ『ファースト・マン』
レジーナ・キング『ビール・ストリートの恋人たち』

【脚本賞】
『女王陛下のお気に入り』
『ビール・ストリートの恋人たち』
『バイス』
『グリーンブック』
『ROMA/ローマ』

【作曲賞】
『クワイエット・プレイス』
『犬ヶ島』
『ファースト・マン』
『メリー・ポピンズ リターンズ』
『ブラックパンサー』

【主題歌賞】
『アリー/スター誕生』
『A Private War』
『Boy Erased』
『Dumplin'』
『ブラックパンサー』

【アニメ作品賞】
『犬ヶ島』
『シュガー・ラッシュ:オンライン』
『スパイダーマン:スパイダーバース』
『未来のミライ』
『インクレディブル・ファミリー』

【外国語映画賞】
『Girl』(ベルギー)
『Capernaum』(レバノン)
『Never Look Away』(ドイツ)
『ROMA/ローマ』(メキシコ)
『万引き家族』(日本)

授賞式が現地時間の2018年1月6日に迫る今回のゴールデングローブ賞ですが、ノミネート作品の中で注目なのはスリーアミーゴーズの一角、アルフォンソ・キュアロン監督の新作。
先日発表されたLA批評家協会賞でも作品賞を受賞していただけに、再びオスカーを獲るのでは?その前哨戦として、このゴールデングローブ賞でどう評価されるのかが楽しみです。

そして是枝裕和監督の『万引き家族』がもしゴールデングローブ賞で受賞となれば、オスカーも夢ではない!
ただT田Y二郎監督のように受賞後から態度が豹変し、悪い噂が絶えなくなるのはお気を付けください。

てな訳で色んな意味で楽しみにせざるを得ない今回のゴールデングローブ賞の結果発表が楽しみです。

深夜らじお@の映画館もそろそろ今年のベスト10を絞っていきたいと思います。

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2018年03月05日

第90回アカデミー賞

前代未聞の誤発表の当事者であるフェイ・ダナウェイとウォーレン・ビーティを再び作品賞のプレンゼンターに起用し、ギレルモ・デル・トロ監督が封筒の中身を確認するという、さすがお遊び心満載のハリウッドらしさが垣間見えた第90回アカデミー賞授賞式。
その結果はイカの通りでゲソ。

【作品賞】
『シェイプ・オブ・ウォーター』

【監督賞】
ギレルモ・デル・トロ『シェイプ・オブ・ウォーター』

【主演男優賞】
ゲイリー・オールドマン『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』

【主演女優賞】
フランシス・マクドーマンド『スリー・ビルボード』

【助演男優賞】
サム・ロックウェル『スリー・ビルボード』

【助演女優賞】
アリソン・ジャニー『アイ、トーニャ 史上最大のスキャンダル』

【脚本賞】
『ゲット・アウト』

【脚色賞】
『君の名前で僕を呼んで』

【撮影賞】
『ブレードランナー2049』

【編集賞】
『ダンケルク』

【録音賞】
『ダンケルク』

【美術賞】
『シェイプ・オブ・ウォーター』

【衣裳デザイン賞】
『ファントム・スレッド』

【メイクアップ賞】
『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』

【音響編集賞】
『ダンケルク』

【視覚効果賞】
『ブレードランナー2049』

【作曲賞】
『シェイプ・オブ・ウォーター』

【主題歌賞】
『リメンバー・ミー』

【アニメ作品賞】
『リメンバー・ミー』

【長編ドキュメンタリー賞】
『イカロス』

【外国語映画賞】
『ナチュラルウーマン』(チリ)


今年は反トランプといった政治色は前面に出さず、けれどLGBTや異なる者との交流を描いた作品が多く受賞するという、ハリウッドの寛容さが目立った受賞結果になったのではないでしょうか。
その最たる例がやはり前哨戦では劣勢だった『シェイプ・オブ・ウォーター』の作品賞受賞。まさに寛容さが大人のラブストーリーに昇華したが故の結果のように思えました。

ちなみに『スリー・ビルボード』はコーエン兄弟っぽい、しかもジョエル・コーエンの嫁が主演なうえに、問題児大統領は違えど同じ共和党時代に『ノーカントリー』が作品賞に輝いていたこともあって、どこかでイメージがダブってということもあったのではないかと。

そして辻一弘さんのメイクアップ賞受賞の価値をより高めるかのように、ゲイリー・オールドマンの主演男優賞受賞も嬉しいことですが、やはり個人的に一番嬉しかったのはサム・ロックウェルの受賞ですよ!
ついにこの日が来たことが何よりも嬉しい!なぜなら彼をずっと前から応援してきたから!詳しくはまたどこかで記したいと思います。

てな訳で、Twitterでのリアルタイム速報部隊のみなさん、今年もお疲れ様でした。そしてありがとうございました。

深夜らじお@の映画館は21部門中12部門で予想が当たりました。

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2018年03月04日

第90回アカデミー賞予想

日本の映画ファンとしてはありがたいことに、今年のアカデミー賞は発表前までに主要作品を見ることが出来るという、例年と比べるとより楽しみが増える第90回アカデミー賞授賞式。
その発表を前日に控え、毎年恒例の直前予想をやってみたいと思います

【作品賞】
『シェイプ・オブ・ウォーター』

【監督賞】
ギレルモ・デル・トロ『シェイプ・オブ・ウォーター』

【主演男優賞】
ゲイリー・オールドマン『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』

【主演女優賞】
フランシス・マクドーマンド『スリー・ビルボード』

【助演男優賞】
サム・ロックウェル『スリー・ビルボード』

【助演女優賞】
アリソン・ジャニー『アイ、トーニャ 史上最大のスキャンダル』

【脚本賞】
『スリー・ビルボード』

【脚色賞】
『君の名前で僕を呼んで』

【撮影賞】
『ダンケルク』

【編集賞】
『ベイビー・ドライバー』

【録音賞】
『ブレードランナー2049』

【美術賞】
『シェイプ・オブ・ウォーター』

【衣裳デザイン賞】
『美女と野獣』

【メイクアップ賞】
『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』

【音響編集賞】
『ブレードランナー2049』

【視覚効果賞】
『ブレードランナー2049』

【作曲賞】
『ダンケルク』

【主題歌賞】
『グレイテスト・ショーマン』

【アニメ作品賞】
『リメンバー・ミー』

【長編ドキュメンタリー賞】
『顔たち、ところどころ』

【外国語映画賞】
『ナチュラルウーマン』(チリ)


作品賞は迷いに迷いましたが、近年の前哨戦の結果が反映されていないことからも、個人的な好みも含め、『シェイプ・オブ・ウォーター』に。
となると、主演女優賞と助演男優賞は『スリー・ビルボード』かなと。
鉄板は監督賞、主演俳優賞、助演女優賞、主題歌賞、アニメ作品賞あたりではないかと。

とにかく本命と対抗の差が僅差であることがどの部門でも当てはまるゆえに、今回は完全に好みの問題と裏の裏読みで選んでみました。
でもこの作業が楽しいんですよね。

さぁ、いよいよ発表される第90回アカデミー賞授賞式。
何度も言いますが、Twitterでのリアルタイム速報部隊のみなさん、今年もよろしくお願いします。

深夜らじお@の映画館は月曜日は仕事ですが、発表時間帯は適当に仕事をします。←あかんがな!

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2018年02月28日

第71回英国アカデミー賞

去る2月20日に発表されていました、第71回英国アカデミー賞。今年はちょっと忙しかったために、受賞結果を確認するのが遅くなってしまいました。
でも毎年この時期には、特にアカデミー賞授賞式前には必ずチェックしておかねば!

てな訳でそんな第71回英国アカデミー賞の結果はイカの通りでゲソ。

【作品賞】
『スリー・ビルボード』

【英国作品賞】
『スリー・ビルボード』

【監督賞】
ギレルモ・デル・トロ『シェイプ・オブ・ウォーター』

【主演男優賞】
ゲイリー・オールドマン『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』

【主演女優賞】
フランシス・マクドーマンド『スリー・ビルボード』

【助演男優賞】
サム・ロックウェル『スリー・ビルボード』

【助演女優賞】
アリソン・ジャニー『アイ、トーニャ 史上最大のスキャンダル』

【脚本賞】
『スリー・ビルボード』

【脚色賞】
『君の名前で僕を呼んで』

【撮影賞】
『ブレードランナー2049』

【編集賞】
『ベイビー・ドライバー』

【録音賞】
『ダンケルク』

【プロダクション・デザイン賞】
『シェイプ・オブ・ウォーター』

【衣裳デザイン賞】
『ファントム・スレッド』

【メイクアップ賞】
『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』

【視覚効果賞】
『ブレードランナー2049』

【作曲賞】
『シェイプ・オブ・ウォーター』

【アニメ作品賞】
『リメンバー・ミー』

【長編ドキュメンタリー賞】
『私はあなたのニゴロではない』

【外国語映画賞】
『お嬢さん』(韓国)


作品賞及び英国作品賞が同一作品になっていることからも、これでオスカーレースはほぼ『スリー・ビルボード』で決まりでしょう。そして主演女優賞も助演男優賞もと言いたいところですけれど、アカデミー協会のおじいちゃんたちは果たしてどんなサプライズを仕掛けてくるのやら…。どうか順当に受賞すべき方が受賞されますように。

そしてやはり注目せねばならないのは、あの「縛り屋トーマスさん」が2017年のNo.1に選ばれた『お嬢さん』が外国語映画賞を受賞するとは…。さすが大英帝国!

てな訳で日本時間では3月5日の授賞式がより楽しみになりましたよ。
そしてTwitterでのリアルタイム速報部隊のみなさん、改めて今年もよろしくお願いします。

深夜らじお@の映画館は英国アカデミー協会のセンスに敬意を表します。

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2018年01月24日

第90回アカデミー賞ノミネート

節目の90回目となるアカデミー賞のノミネートが発表されました。今年は例年になく前哨戦の結果が反映されていないところも多く、これは授賞式でのサプライズも楽しみです。
ではそんな第90回アカデミー賞全部門ノミネートはイカの通りでゲソ。

【作品賞】
『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』
『君の名前で僕を呼んで』
『ゲット・アウト』
『シェイプ・オブ・ウォーター』
『スリー・ビルボード』
『ダンケルク』
『ファントム・スレッド』
『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』
『レディ・バード』

【監督賞】
ジョーダン・ピール『ゲット・アウト』
ギレルモ・デル・トロ『シェイプ・オブ・ウォーター』
クリストファー・ノーラン『ダンケルク』
ポール・トーマス・アンダーソン『ファントム・スレッド』
グレタ・ガーウィグ『レディ・バード』

【主演男優賞】
ゲイリー・オールドマン『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』
ティモシー・シャラメ『君の名前で僕を呼んで』
ダニエル・カルーヤ『ゲット・アウト』
ダニエル・デイ・ルイス『ファントム・スレッド』
デンゼル・ワシントン『ローマンという名の男-信念の行方-』

【主演女優賞】
マーゴット・ロビー『アイ、トーニャ 史上最大のスキャンダル』
サリー・ホーキンス『シェイプ・オブ・ウォーター』
フランシス・マクドーマンド『スリー・ビルボード』
メリル・ストリープ『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』
シアーシャ・ローナン『レディ・バード』

【助演男優賞】
リチャード・ジェンキンス『シェイプ・オブ・ウォーター』
サム・ロックウェル『スリー・ビルボード』
ウディ・ハレルソン『スリー・ビルボード』
クリストファー・プラマー『ゲティ家の身代金』
ウィレム・デフォー『フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法』

【助演女優賞】
アリソン・ジャニー『アイ、トーニャ 史上最大のスキャンダル』
オクタヴィア・スペンサー『シェイプ・オブ・ウォーター』
レスリー・マンビル『ファントム・スレッド』
メアリー・J・ブライジ『マッドバウンド 哀しき友情』
ローリー・メトカーフ『レディ・バード』

【脚本賞】
『ゲット・アウト』
『スリー・ビルボード』
『シェイプ・オブ・ウォーター』
『ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめ』
『レディ・バード』

【脚色賞】
『君の名前で僕を呼んで』
『マッドバウンド 哀しき友情』
『モリーズ・ゲーム』
『ROGAN/ローガン』
『ディザスター・アーティスト』

【撮影賞】
『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』
『シェイプ・オブ・ウォーター』
『ダンケルク』
『ブレードランナー2049』
『マッドバウンド 哀しき友情』

【編集賞】
『アイ、トーニャ 史上最大のスキャンダル』
『シェイプ・オブ・ウォーター』
『スリー・ビルボード』
『ダンケルク』
『ベイビー・ドライバー』

【録音賞】
『シェイプ・オブ・ウォーター』
『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』
『ダンケルク』
『ブレードランナー2049』
『ベイビー・ドライバー』

【美術賞】
『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』
『シェイプ・オブ・ウォーター』
『ダンケルク』
『美女と野獣』
『ブレードランナー2049』

【衣裳デザイン賞】
『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』
『シェイプ・オブ・ウォーター』
『美女と野獣』
『ファントム・スレッド』
『ヴィクトリア女王 最期の秘密』

【メイクアップ賞】
『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』
『ヴィクトリア女王 最期の秘密』
『ワンダー 君は太陽』

【音響編集賞】
『シェイプ・オブ・ウォーター』
『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』
『ダンケルク』
『ブレードランナー2049』
『ベイビー・ドライバー』

【視覚効果賞】
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』
『キングコング 髑髏島の巨神』
『猿の惑星:聖戦記』
『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』
『ブレードランナー2049』

【作曲賞】
『シェイプ・オブ・ウォーター』
『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』
『スリー・ビルボード』
『ダンケルク』
『ファントム・スレッド』

【主題歌賞】
『君の名前で僕を呼んで』
『グレイティスト・ショーマン』
『マッドバウンド 哀しき友情』
『マーシャル 法廷を変えた男』
『リメンバー・ミー』

【アニメ作品賞】
『ゴッホ 最期の手紙』
『ボス・ベイビー』
『リメンバー・ミー』
『生きのびるために』
『フェルディナンド』

【長編ドキュメンタリー賞】
『アレッポ 最後の男たち』
『イカロス』
『ストロング・アイランド』
『Abacus:Small Enough to Jail』
『顔たち、ところどころ』

【外国語映画賞】
『心と体と』(ハンガー)
『ザ・スクエア 思いやりの聖域』(スウェーデン)
『ナチュラルウーマン』(チリ)
『ラブレス』(ロシア)
『判決、ふたつの希望』(レバノン)


ノミネートからして驚きの連続。まさかまさかのラインナップに、アカデミー協会の何らかの意図が見え隠れするような気がしてきます。
例えば先日のゴールデングローブ賞にてミュージカル部門で主演男優賞を授賞したジェームズ・フランコはセクハラ疑惑があったとはいえ、ノミネートすらされず。これはジム・キャリーのあの一件の再来か?またオスカー像が盗まれたら疑わなあかんやん!ですよ。

さらに『ゲット・アウト』だけでなく、ゴールデングローブ賞では高い評価を得なかった『ファントム・スレッド』がここでは高評価を得る一方で、ゴールデングローブ賞にて外国語映画賞を受賞したドイツ映画の『女は二度決断する』はノミネートすらされず。

まるでアカデミー協会がゴールデングローブ賞を意識しているかのようなこのラインナップは様々な邪推が出来そうで、これは授賞式がますます楽しみになりましたよ。

ちなみに授賞式は現地時間の2018年3月4日、日本時間では3月5日。またTwitterでのリアルタイム速報部隊のみなさん、今年もよろしくお願いします。

深夜らじお@の映画館は『ゲット・アウト』を見逃したことを後悔しています。

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2018年01月08日

第75回ゴールデングローブ賞

アカデミー最大の前哨戦と言われる、アメリカに住む外国人記者が選ぶ第75回ゴールデングローブ賞の結果が発表されました。今回は授賞式に参列する女優陣がセクハラに抗議するために黒いドレスでレッドカーペットを歩くという、一つの時代の転換点ともいえる授賞式ではなかったでしょうか。
そんな受賞結果はイカの通りでゲソ。

【作品賞ドラマ部門】
『スリー・ビルボード』

【作品賞ミュージカル・コメディ部門】
『レディ・バード』

【監督賞】
ギレルモ・デル・トロ『シェイプ・オブ・ウォーター』

【主演男優賞ドラマ部門】
ゲイリー・オールドマン『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』

【主演女優賞ドラマ部門】
フランシス・マクドーマンド『スリー・ビルボード』

【主演男優賞ミュージカル部門】
ジェームズ・フランコ『The Disaster Artist』

【主演女優賞ミュージカル部門】
シアーシャ・ローナン『レディ・バード』

【助演男優賞】
サム・ロックウェル『スリー・ビルボード』

【助演女優賞】
アリソン・ジャニー『アイ、トーニャ 史上最大のスキャンダル』

【脚本賞】
『スリー・ビルボード』

【作曲賞】
『シェイプ・オブ・ウォーター』

【主題歌賞】
『グレイティスト・ショーマン』

【アニメ作品賞】
『リメンバー・ミー』

【外国語映画賞】
『女は二度決断する』(ドイツ)

大本命と思われていたギレルモ・デル・トロ作品が作品賞を逃すという驚きの結果。ただ近年ゴールデングローブ賞とアカデミー賞の受賞結果がなかなかリンクしないこともあって、さてオスカーレースはどうなることやら?
そして個人的にはサム・ロックウェルがこれでオスカー俳優へ一歩近づいたことが何よりも嬉しいです。

深夜らじお@の映画館が調べたところ、第90回アカデミー賞ノミネート発表は現地時間の1月23日です。

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2017年12月30日

2017年のベスト10です。

「面白い映画を知らない?そんなアナタはダメウーマン」と言い切れるほど、洋邦大小関係なく様々な面白い映画が公開された2017年。アカデミー賞では前代未聞の受賞作品発表を間違えるという、「フェイ・ダナウェイ、排除します」にもなり兼ねないハプニングが印象深かった一方で、秋以降は「#Me Too」でお馴染みの「一線を越えていません」とは言えないスケベ親父たちが告発されるという、何かとハリウッドが騒がしかった一年でした。

また松方弘樹、藤村俊二、ビル・パクストン、渡瀬恒彦、ジョナサン・デミ、野際陽子、マーティン・ランドー、ジョージ・A・ロメロ、サム・シェパードといった素晴らしき才能が旅立たれたのが淋しくもあった一年でした。

さて「そんなアナタに質問です。映画『美女と野獣』は日本での公開10日間での興行収入はいくらでしょう?」
〜You know it ain't no nine to five.We're going sundown to sunrise.♪〜「36億(5,473万6,300円)!」と聞いて「惜しい!」と思っちゃった2017年の総決算として、年末最後の恒例企画であるベスト10を発表させていただきます。

1位『あゝ、荒野 前篇』『後篇』
あっという間の157分、目を逸らせない147分。人生という名の荒野に覚悟を決めて足を踏み出した男たちが拳を交えて命を削る時、そこに映画史に残る青春映画が生まれる。人は何のために生まれて、何のために生きるのか。その答えは己の手で掴み取れ!

2位『ラ・ラ・ランド』
これが映画だ。これこそが「映画」だ。まさにスクリーンに映る映像に、紡がれる物語に酔いしれ、その余韻にいつまでも浸っていたいと思わせる。そんな魅力が詰まりに詰まったこのミュージカル作品こそが、まさに「本物の映画」だ!

3位『ダンケルク』
時間軸をズラした3つの物語を観客の脳内で再構築させる凄まじい演出の先には、残酷な状況が生み出す「美しさ」がある。たった106分をここまで長く感じさせる一方で、観客を心身共にヘトヘトにさせておきながら、その「美しさ」で心を奥底から満たす。そんな映画を撮るクリストファー・ノーランがオスカー監督になる日はいつなのか…。

4位『美女と野獣』
映画史で永遠に語られるラブロマンス作品の誕生だ。まさにベルと野獣の恋に酔いしれる、アリアナ・グランデとジョン・レジェンドの歌声に酔いしれる。EDロールのキャスト紹介にも酔いしれる。そして最後に思う。王子様は野獣の時の方が男前だと…。

5位『ブレードランナー2049』
映画史に残る名作の30年後を描く35年ぶりの続編。それは名作のテーマを突き詰めるが故に生まれる、最高峰の続編。「Tears in rain」をラストでさらなる名曲へ押し上げるドゥニ・ヴィルヌーヴ監督の演出に人間であるが故の感動を再認識させられる。

6位『ムーンライト』
これは黒人のゲイ映画であり、青春映画でありながら、その静かで力強い詩的映像美に言葉を失う愛の映画だと気付かされる。様々な人が自分の人生を支えてくれる。自分にアドバイスをくれる。そして自分を認めてくれる。それが月夜が照らす人生だ。

7位『新感染 ファイナル・エクスプレス』
何て気持ちのいいゾンビ映画なんだ!ノンストップで最初から最後まで突っ切る清々しさに加え、男たちの命を賭けてでも守りたい女がいるというドラマに涙が止まらない!勢いだけではない、巧みに散りばめた伏線を回収する演出も素晴らしいではないか!

8位『沈黙-サイレンス-』
28年間の想いを経て遠藤周作先生の原作を映画化したマーティン・スコセッシが問う、「本当に神は沈黙しているのだろうか」。その答えはOPロールとEDロールで真っ暗な画面と共に語られる。神は世界には決して一人しかいない訳ではないと。

9位『ベイビー・ドライバー』
iPodから流れる音楽に合わせてクルマが、青春が、映画がダンスする!そして音楽の映像のシンクロ率の高さだけではない。ベイビーというキャラクターをどこまでも本気で愛しているが故の優しさに心が満たされる!

10位『キングコング 髑髏島の巨神』
怪獣映画の本当の面白味は、人間よりも遥かに巨大な生物が暴れまくることだ。それをとことん見せてくれるのが、この「YOUは何しに日本へ?」でのインタビューが叶わなかったジョーダン・ヴォート=ロバーツ監督のヲタク魂の産物だ!

あと2017年を語るうえで外せない次点作品を4本だけ。
11位『光』
見つめる先。そこに光。この言葉に全てが詰まっている。
12位『ドリーム』
差別には「大人のしたたかさ」で。
13位『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』
最凶チーム、次は最強チームを助けに行きます。
14位『怪物はささやく』
4つ目の物語。それは誰しもがいつかは経験する残酷な現実。

てな訳で意外とミニシアター作品のラクインが少なかった2017年。でも映画を見た後の満足度はどの作品も高かったですよ。映画を見るうえでは毎度こういう経験をしたいものですね。

そして今年も多くの方々に支えていただき、本当にありがとうございました。来年もまたいい映画をたくさん見れますように、本年同様よろしくお願い致します。
それではみなさん、良いお年を!

深夜らじお@の映画館の今年の記事はこれにて終了です。みなさん、ありがとうございました。

※お知らせとお願い
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2017年12月29日

2017年のワースト10です。

空前絶後の!リメイク&シリーズものファースト!という忖度が映画界にはあるのでしょうか。2017年も思わず「ちーがーうーだーろー!」と言いたくなる映画が多いこと。
映画製作の場でも是非働き方改革ならぬ、映画の作り方改革が進んでほしいものです。そうでないと毎度よく出来た予告編に騙されるたびに「フェイクニュース!」と言わなあかんのですよ。もちろん右の人差し指を斜め右前方に差し出して、ちょっと肩を入れるような感じでね♪

てな訳でそんな2017年を振り返り、毎年恒例となっております今年のベスト10を発表する前に今年のワースト10を発表したいと思います。

1位『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』
リメイクで最も気を付けるべきは設定を変えたら、ストーリーの細部も微妙に変更しなければならないこと。それを怠ったこの作品は、オリジナルが持つ「青春の苦み」も「叶わぬ恋の記憶」もない。30〜40代のオッサン共をピュアにさせる魅力もない。それが失われた時点でこの映画に「共感」という感動もないのです。

2位『ザ・マミー/呪われた砂漠の女王』
アベンジャーズやジャスティス・リーグに対抗すべく、ダーク・ユニバースを結成!とはいかない、このスカスカでご都合主義な脚本。ただひたすらモンスターを出しておけばいいなんて考えているようでは、監督も脚本家もプロデューサーも仕事してませんで!ギャラの分だけ仕事しなはれ!

3位『トランスフォーマー/最後の騎士王』
ここ10年でこのシリーズは5作目。でも毎回同じようなものを見ている気が…。映像は作品を追うごとに凄さを増してますが、映画の雰囲気も脚本も劣化の一途を辿るのみ。そろそろシリーズを終わらせてもいいんとちゃいますか?

4位『バリー・シール/アメリカをはめた男』
トム・クルーズが主演じゃなかったら、もう目も当てられない映画になっていたこと間違いなしと言い切れる出来でした。しかもアメリカにはめられとるし…。日本の配給会社の担当者さんも邦題を作るのに難儀されたんでしょうね。お疲れ様です。

5位『三度目の殺人』
法廷サスペンスとしても、人間ドラマとしても、構成による時間的都合のせいか、どうも中途半端に思えてならないこと。ハナから是枝裕和監督十八番の人間ドラマとして描いても良かったのに…。

6位『トリプルX:再起動』
トリプルXって単独行動もムチャ野郎だったのに、再起動したらチーム戦術に変わってしまった挙句に、ドニー・イェンにほぼ主役の座を奪われてしまってますやん!てな訳で次回からはドニー・イェンが三代目トリプルXでよろしくお願いします!

7位『パーティで女の子に話しかけるには』
ジョン・キャメロン・ミッチェル監督の異性恋愛は説得力に欠ける。やはり彼は同性愛でパンクなどの音楽を語っていただきたい!それはカミングアウトした彼だからこそ出来る、いや彼にしか出来ない芸術であるのだから。

8位『ジョン・ウィック:チャプター2』
どうもこのシリーズとは相性がよろしくないようで…。ご都合主義に荒唐無稽なゲーム感覚アクションをアクション映画と呼んでいいものかどうか…。その辺りで楽しめませんでした。

9位『エイリアン:コヴェナント』
エイリアンの誕生起源にばかりに注力しちゃって、肝心要の恐怖要素をおざなりにしてはあきませんやん!観客が求めているのはエイリアンの出生事情ではないんです。エイリアンの本来のお仕事ぶりなんです。この作品も一応は歴史あるシリーズの一作品であるのだから、そこんところをしっかりしてもらわないと!

10位『猿の惑星:聖戦記』
チャールトン・ヘストンも自由の女神も全く触れずに前日譚シリーズを終わらせたらアカンでしょう!まだまだ前日譚シリーズは作れますよ!あの偉大なる1作目に繋がるように、あと数本よろしくお願いしますよ!

ご覧の通り、10本中5本がシリーズモノ、2本がリメイクモノという酷さ。オリジナルを見ていない人も楽しめる作品を作ることも大切ですが、それ以前にオリジナルを見ている人を満足させることを優先してもらわないと!そうでないと、ただの金儲けと言われちゃいますよ!

深夜らじお@の映画館は今年のベスト10は明日発表です。

※お知らせとお願い
【元町映画館】は12月31日のみ休館です。

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2017年12月18日

第75回ゴールデングローブ賞ノミネート

アカデミー最大の前哨戦と言われる、アメリカに住む外国人記者が選ぶ第75回ゴールデングローブ賞のノミネートが発表されました。今回も仕事が忙しすぎて発表から5日以上経っての記事でごめんなさい。では詳細はイカの通りでゲソ。

【作品賞ドラマ部門】
『ダンケルク』
『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』
『君の名前で僕を呼んで』
『スリー・ビルボード』
『シェイプ・オブ・ウォーター』

【作品賞ミュージカル・コメディ部門】
『ゲット・アウト』
『グレイティスト・ショーマン』
『アイ、トーニャ 史上最大のスキャンダル』
『dhギザスター・アーティスト』
『レディ・バード』

【監督賞】
クリストファー・ノーラン『ダンケルク』
スティーブン・スピルバーグ『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』
ギレルモ・デル・トロ『シェイプ・オブ・ウォーター』
マーティン・マクドナー『スリー・ビルボード』
リドリー・スコット『ゲティ家の身代金』

【主演男優賞ドラマ部門】
ゲイリー・オールドマン『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』
ティモシー・シャラメ『君の名前で僕を呼んで』
ダニエル・デイ・ルイス『ファントム・スレッド』
トム・ハンクス『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』
デンゼル・ワシントン『ローマンという名の男-信念の行方-』

【主演女優賞ドラマ部門】
メリル・ストリープ『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』
サリー・ホーキンス『シェイプ・オブ・ウォーター』
ジェシカ・チャスティン『モリーズ・ゲーム』
フランシス・マクドーマンド『スリー・ビルボード』
ミシェル・ウィリアムズ『ゲティ家の身代金』

【主演男優賞ミュージカル部門】
ジェームズ・フランコ『ディザスター・アーティスト』
ダニエル・カルーヤ『ゲット・アウト』
ヒュー・ジャックマン『グレイティスト・ショーマン』
スティーブ・カレル『バトル・オブ・セックス』
アンセル・エルゴート『ベイビー・ドライバー』

【主演女優賞ミュージカル部門】
シアーシャ・ローナン『レディ・バード』
マーゴット・ロビー『アイ、トーニャ 史上最大のスキャンダル』
ジュディ・デンチ『ヴィクトリア女王 最期の秘密』
エマ・ストーン『バトル・オブ・セックス』
ヘレン・ミレン『ロング、ロングバケーション』

【助演男優賞】
ウィレム・デフォー『フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法』
アーミー・ハマー『君の名前で僕を呼んで』
リチャード・ジェンキンス『シェイプ・オブ・ウォーター』
クリストファー・プラマー『ゲティ家の身代金』
サム・ロックウェル『スリー・ビルボード』

【助演女優賞】
メアリー・J・ブライジ『マッドバウンド 哀しき友情』
ホン・チャウ『ダウンサイズ』
アリソン・ジャニー『アイ、トーニャ 史上最大のスキャンダル』
ローリー・メトカーフ『レディ・バード』
オクタヴィア・スペンサー『シェイプ・オブ・ウォーター』

【脚本賞】
『シェイプ・オブ・ウォーター』
『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』
『スリー・ビルボード』
『モリーズ・ゲーム』
『レディ・バード』

【作曲賞】
『スリー・ビルボード』
『シェイプ・オブ・ウォーター』
『ファントム・スレッド』
『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』
『ダンケルク』

【主題歌賞】
『グレイティスト・ショーマン』
『リメンバー・ミー』
『マッドバウンド 哀しき友情』
『ザ・スター はじめてのクリスマス』
『フェルディナンド』

【アニメ作品賞】
『ゴッホ 最期の手紙』
『ボス・ベイビー』
『リメンバー・ミー』
『生きのびるために』
『フェルディナンド』

【外国語映画賞】
『ナチュラルウーマン』(チリ)
『最初に父が殺された』(カンボジア)
『女は二度決断する』(ドイツ)
『ラブレス』(ロシア)
『ザ・スクエア 思いやりの聖域』(スウェーデン)

授賞式が現地時間の2018年1月7日に迫る今回のゴールデングローブ賞ですが、ノミネート作品の中で注目なのはギレルモ・デル・トロ作品。
このままオスカーレースも制すれば、スリーアミーゴは全員オスカー監督ですからね。
その時は是非、日本のスリーアミーゴも久しぶりに集まっていただき、お祝いイベントをしていただきたい!

てな訳で色んな意味で楽しみにせざるを得ない今回のゴールデングローブ賞の結果発表が楽しみです。

深夜らじお@の映画館もそろそろ今年のベスト10を絞っていきたいと思います。

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2017年02月27日

第89回アカデミー賞

反トランプ色が予想以上に濃い結果、とんでもない大失態まで起こすという、まさに前代未聞の授賞式だった第89回アカデミー賞。その受賞結果はイカの通りでゲソ。

【作品賞】
『ムーンライト』

【監督賞】
デイミアン・チャゼル『ラ・ラ・ランド』

【主演男優賞】
ケイシー・アフレック『マンチェスター・バイ・ザ・シー』

【主演女優賞】
エマ・ストーン『ラ・ラ・ランド』

【助演男優賞】
マハーシャラ・アリ『ムーンライト』

【助演女優賞】
ヴィオラ・デイヴィス『フェンス』

【脚本賞】
『マンチェスター・バイ・ザ・シー』

【脚色賞】
『ムーンライト』

【撮影賞】
『ラ・ラ・ランド』

【編集賞】
『ハクソー・リッジ』

【録音賞(音響調整賞・音響賞)】
『ハクソー・リッジ』

【美術賞】
『ラ・ラ・ランド』

【衣裳デザイン賞】
『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』

【メイクアップ賞】
『スーサイド・スクワット』

【音響編集賞】
『メッセージ』

【視覚効果賞】
『ジャングル・ブック』

【作曲賞】
『ラ・ラ・ランド』

【主題歌賞】
『ラ・ラ・ランド』

【アニメ作品賞】
『ズートピア』

【長編ドキュメンタリー賞】
『O.J.:Made in America』

【外国語映画賞】
『セールスマン』(イラン)

もうショックです!『ラ・ラ・ランド』が作品賞を逃したことも、その作品賞発表で大失態が起きたことも、そして予想以上に映画界がドナルド・トランプを嫌っていることをここまで如実に示したことも。

時代が悪くなればミュージカル作品が作品賞に輝くという流れを止めた作品が黒人のゲイ映画なら、外国語映画部門でも監督4作目にして、わずか5年の間に2度目の受賞となるアスガー・ファルハディ作品。
さらにアニメ作品賞も本来のアメリカの美徳を描いた『ズートピア』に加え、助演は男女共に有色人種と、これでもか!と言わんばかりに反トランプ色を濃くした結果に、本当に驚きでした。

ただ昨年の『レヴェナント 蘇えりし者』と同様に、実質の作品賞はやはり監督・撮影の2部門を確実に抑えた『ラ・ラ・ランド』ということなのでしょう。
昨年は同監督の同監督作品が連続で作品賞も監督賞も撮影賞も受賞するのは…という裏の理由で、評価が同じレベルだった『スポットライト 世紀のスクープ』が受賞したと考えている私にとっては、もし昨年の大統領選挙でヒラリー・クリントン候補が勝利していたら…と考えてしまいますね。だって私は『ラ・ラ・ランド』推しなんだもん!

てな訳で誰や!プレゼンターに主演女優賞のウィナーカードを渡したヤツは!と怒る一方で、ウォーレン・ベイティも文字が見えてへんやろ!フェイ・ダナウェイも相方に任せっ放しで全然確認してへんやん!これからはプレゼンターの年齢も考えんとあかんのとちゃう!とあれこれ思うところが多かった第89回アカデミー賞。
前哨戦とは全然違う結果になる傾向がここ数年続き、もう予想するのがどんどん難しくなってますわ!

深夜らじお@の映画館の予想は21部門中9部門的中でした。去年は16部門的中だったのに…。

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2017年02月26日

第89回アカデミー賞予想

いよいよ明日に迫った第89回アカデミー賞。今年も例年通り授賞式直前予想をやってみたいと思います。

【作品賞】
『ラ・ラ・ランド』

【監督賞】
バリー・ジェンキンス『ムーンライト』

【主演男優賞】
ケイシー・アフレック『マンチェスター・バイ・ザ・シー』

【主演女優賞】
エマ・ストーン『ラ・ラ・ランド』

【助演男優賞】
デヴ・パテル『LION/ライオン〜25年目のただいま〜』

【助演女優賞】
ヴィオラ・デイヴィス『フェンス』

【脚本賞】
『マンチェスター・バイ・ザ・シー』

【脚色賞】
『LION/ライオン〜25年目のただいま〜』

【撮影賞】
『ラ・ラ・ランド』

【編集賞】
『ラ・ラ・ランド』

【録音賞(音響調整賞・音響賞)】
『ラ・ラ・ランド』

【美術賞】
『ラ・ラ・ランド』

【衣裳デザイン賞】』
『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』

【メイクアップ賞】
『スーサイド・スクワット』

【音響編集賞】
『ラ・ラ・ランド』

【視覚効果賞】
『ドクター・ストレンジ』

【作曲賞】
『ラ・ラ・ランド』

【主題歌賞】
『ラ・ラ・ランド』

【アニメ作品賞】
『ズートピア』

【長編ドキュメンタリー賞】
『海は燃えている〜イタリア最南端の小さな島〜』

【外国語映画賞】
『ありがとう、トニ・エルドマン』(ドイツ)

今回のアカデミー賞の裏テーマを予測すると、ズバリ「反トランプ」ではないでしょうか。元々ユダヤとLGBTの世界でもあり、時代が悪くなるとミュージカル作品が受賞するという歴史から見ても、『ラ・ラ・ランド』が圧勝するでしょう。
ただ史上4作目となる11部門獲得はまずありえない。ピアノだけでなくタップダンスまで会得したライアン・ゴズリングにもオスカーをとは願いたいも、そうなるとエマ・ストーンの輝きに水を差してしまうのでありえないなどと計算していくと、7〜8部門が妥当かと思うのですが、個人的な応援も含めて9部門獲得と予想してみました。

そしてアニメ作品賞も「反トランプ」と考えると、やはり『ズートピア』一択。逆に言うとこの部門でこの作品が受賞すれば、アカデミー協会が発するメッセージは間違いなく「反トランプ」と言ってもいいのではないかとも思えます。

まぁ、何はともあれ昨年以上に楽しみな第89回アカデミー賞の受賞結果発表は日本時間では明日です!
仕事をしている場合じゃないけど、仕事はせなあかんしなぁ〜。

深夜らじお@の映画館はエマ・ストーンがオスカー女優になる日を心待ちにしています。

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2017年02月16日

第70回英国アカデミー賞

アカデミー賞発表前の最期の前哨戦、英国アカデミー賞。その結果が発表されました。
うむ、これでオスカーの行方もほぼ決まりですな。

【作品賞】
『ラ・ラ・ランド』

【英国作品賞】
『わたしは、ダニエル・ブレイク』

【監督賞】
デイミアン・チャゼル『ラ・ラ・ランド』

【主演男優賞】
ケイシー・アフレック『マンチェスター・バイ・ザ・シー』

【主演女優賞】
エマ・ストーン『ラ・ラ・ランド』

【助演男優賞】
デヴ・パテル『LION/ライオン〜25年目のただいま〜』

【助演女優賞】
ヴィオラ・デイヴィス『フェンス』

【脚本賞】
『マンチェスター・バイ・ザ・シー』

【脚色賞】
『LION/ライオン〜25年目のただいま〜』

【撮影賞】
『ラ・ラ・ランド』

【編集賞】
『ハクソー・リッジ』

【プロダクションデザイン賞(美術賞)】
『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』

【衣裳デザイン賞】
『ジャッキー/ファーストレディ最後の使命』

【メイクアップ賞】
『マダム・フローレンス!夢見るふたり』

【音響賞】
『メッセージ』

【視覚効果賞】
『ジャングル・ブック』

【作曲賞】
『ラ・ラ・ランド』

【アニメ作品賞】』
『クボ・アンド・ザ・トゥー・ストリングス』

【ドキュメンタリー賞】
『13th-憲法修正第13条-』

【外国語映画賞】
『サウルの息子』(ハンガリー)


アカデミー最多タイ14部門ノミネートの余波をさほど受けないのがさすが英国アカデミー賞。なるほど、この部門は『ラ・ラ・ランド』が制し、この部門は他の作品が受賞したかというのが面白い結果になっていますね。
しかし興味深いのはNY批評家協会賞、LA批評家協会賞、全米批評家協会賞では監督賞を制しているのは『ムーンライト』のバリー・ジェンキンズ、主演男優賞はNYと全米の批評家協会賞でもケイシー・アフレック、作品賞はNYが『ラ・ラ・ランド』でLAと全米は『ムーンライト』と見事に分かれているんですよね。
さて時代が悪くなるとミュージカル作品が受賞するオスカーの歴史に倣い、作品賞は『ラ・ラ・ランド』でも監督賞はどうなることやら?
まさか『ラ・ラ・ランド』が『カラーパープル』の記録を超えることはないとは思われますが…。

てな訳で監督賞の結果も凄く楽しみになった第89回アカデミー賞の受賞結果発表は日本時間では2月27日です!

深夜らじお@の映画館は今年も前日までにアカデミー予想をします。

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2017年01月25日

第89回アカデミー賞ノミネート

世界中の映画ファンが注目する第89回アカデミー賞のノミネートが発表されました。今年は何と言っても「キング・オブ・ザ・ワールド!」以来の歴代最多14部門にノミネートという快挙を成し遂げた『ラ・ラ・ランド』。さてこのミュージカル映画がいったい何部門受賞するのか、これは楽しみでなりませんよ!
てな訳で現地時間2月26日に受賞結果が発表される第89回アカデミー賞ノミネーションはイカの通りでゲソ。

【作品賞】
『ラ・ラ・ランド』
『ハクソー・リッジ』
『メッセージ』
『ドリーム』
『LION/ライオン〜25年目のただいま〜』
『ムーンライト』
『フェンス』
『最後の追跡』
『マンチェスター・バイ・ザ・シー』

【監督賞】
デイミアン・チャゼル『ラ・ラ・ランド』
メル・ギブソン『ハクソー・リッジ』
ドゥニ・ヴィルヌーヴ『メッセージ』
ケネス・ローガン『マンチェスター・バイ・ザ・シー』
バリー・ジェンキンス『ムーンライト』
トム・フォード『ノクターナル・アニマルズ』

【主演男優賞】
ライアン・ゴズリング『ラ・ラ・ランド』
アンドリュ・ガーフィールド『ハクソー・リッジ』
ケイシー・アフレック『マンチェスター・バイ・ザ・シー』
デンゼル・ワシントン『フェンス』
ヴィゴ・モーテンセン『はじまりへの旅』

【主演女優賞】
エマ・ストーン『ラ・ラ・ランド』
イザベル・ユペール『エル Elle』
ナタリー・ポートマン『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』
ルース・ネッガ『ラビング 愛という名前のふたり』
メリル・ストリープ『マダム・フローレンス!夢見るふたり』

【助演男優賞】
ルーカス・ヘッジ『マンチェスター・バイ・ザ・シー』
ジェフ・ブリッジス『最後の追跡』
デヴ・パテル『LION/ライオン〜25年目のただいま〜』
マハーシャラ・アリ『ムーンライト』
マイケル・シャノン『ノクターナル・アニマルズ』

【助演女優賞】
ミシェル・ウィリアムズ『マンチェスター・バイ・ザ・シー』
ナオミ・ハリス『ムーンライト』
ニコール・キッドマン『LION/ライオン〜25年目のただいま〜』
オクタヴィア・スペンサー『ドリーム』
ヴィオラ・デイヴィス『フェンス』

【脚本賞】
『ラ・ラ・ランド』
『マンチェスター・バイ・ザ・シー』
『最後の追跡』
『ロブスター』
『20センチュリー・ウーマン』

【脚色賞】
『ムーンライト』
『LION/ライオン〜25年目のただいま〜』
『メッセージ』
『ドリーム』
『フェンス』

【撮影賞】
『沈黙-サイレンス-』
『ラ・ラ・ランド』
『LION/ライオン〜25年目のただいま〜』
『ムーンライト』
『メッセージ』

【編集賞】
『ラ・ラ・ランド』
『ハクソー・リッジ』
『メッセージ』
『最後の追跡』
『ムーンライト』

【録音賞(音響調整賞・音響賞)】
『ラ・ラ・ランド』
『ハクソー・リッジ』
『メッセージ』
『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』
『13時間 ベンガジの秘密の兵士』

【美術賞】
『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』
『ラ・ラ・ランド』
『メッセージ』
『ヘイル、シーザー!』
『パッセンジャー』

【衣裳デザイン賞】
『ラ・ラ・ランド』
『マダム・フローレンス!夢見るふたり』
『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』
『マリアンヌ』
『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』

【メイクアップ賞】
『スター・トレックBEYOND』
『幸せなひとりぼっち』
『スーサイド・スクワット』

【音響編集賞】
『ラ・ラ・ランド』
『ハクソー・リッジ』
『メッセージ』
『ハドソン川の奇跡』
『バーニング・オーシャン』

【視覚効果賞】
『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』
『Kubo and the Two Strings』
『バーニング・オーシャン』
『ドクター・ストレンジ』
『ジャングル・ブック』

【作曲賞】
『ラ・ラ・ランド』
『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』
『LION/ライオン〜25年目のただいま〜』
『ムーンライト』
『パッセンジャー』

【主題歌賞】
『ラ・ラ・ランド』
『モアナと伝説の海』
『ラ・ラ・ランド』
『トロールズ』
『Jim:The James Foley Story』

【アニメ作品賞】
『Kubo and the Two Strings』
『モアナと伝説の海』
『ぼくの名前はズッキーニ』
『レッドタートル ある島の物語』
『ズートピア』

【長編ドキュメンタリー賞】
『海は燃えている〜イタリア最南端の小さな島〜』
『I Am Not Your Negro』
『ぼくと魔法の言葉たち』
『O.J.:Made in America』
『13TH-憲法修正第13条-』

【外国語映画賞】
『ヒトラーの忘れもの』(デンマーク)
『幸せなひとりぼっち』(スウェーデン)
『セールスマン』(イラン)
『タンナ』(オーストラリア)
『ありがとう、トニ・エルドマン』(ドイツ)

とにかく『ラ・ラ・ランド』の圧巻ぶりにただただ驚くばかり。もしかしたら歴代4作品目になる最多11部門制覇も夢ではないかも。
さらに驚きといえば助演部門における非白人率の高さ。近年アカデミー賞が白人だけの賞レースと言われ問題になっていた反動にしては大きすぎるほどのこのメンツ。さて誰がオスカー俳優になるのか、こちらも楽しみですよ。

まぁ、何はともあれ昨年以上に楽しみな第89回アカデミー賞の受賞結果発表は日本時間では2月27日です!

深夜らじお@の映画館は今年も前日までにアカデミー予想をします。

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2017年01月10日

第74回ゴールデングローブ賞

アカデミー最大の前哨戦と言われる、アメリカに住む外国人記者が選ぶ第74回ゴールデングローブ賞が発表されました。やはりあの人の影響が濃いと思われる結果になりましたね…。では詳細はイカの通りでゲソ。

【作品賞ドラマ部門】
『ムーンライト』

【作品賞ミュージカル・コメディ部門】
『ラ・ラ・ランド』

【監督賞】
デイミアン・チャゼル『ラ・ラ・ランド』

【主演男優賞ドラマ部門】
ケイシー・アフレック『マンチェスター・バ・ザ・シー』

【主演女優賞ドラマ部門】
イザベル・ユペール『エル Elle』

【主演男優賞ミュージカル部門】
ライアン・ゴズリング『ラ・ラ・ランド』

【主演女優賞ミュージカル部門】
エマ・ストーン『ラ・ラ・ランド』

【助演男優賞】
アーロン・テイラー=ジョンソン『ノクターナル・アニマルズ』

【助演女優賞】
ヴィオラ・デイヴィス『フェンス』

【脚本賞】
『ラ・ラ・ランド』

【作曲賞】
『ラ・ラ・ランド』

【主題歌賞】
『ラ・ラ・ランド』

【アニメ作品賞】
『ズートピア』

【外国語映画賞】
『エル Elle』(フランス)

史上初の7部門制覇を成し遂げたのがミュージカル映画の『ラ・ラ・ランド』という作品。まさに今回はこの映画のための授賞式になってしまいました。
ただ映画界では時代が悪くなるとミュージカル映画が受賞するという傾向があるだけに、これもまた「トランプ現象」の1つなのでしょうか。アカデミー本戦でもこのミュージカル映画の快進撃に注目です!

そして巷で話題をさらっているのがメリル・ストリープのスピーチに対するトランプ次期大統領の大人げないツイッター返答。映画業界がマイノリティーの業界ということを分かっての差別発言なのか、分からずの暴言なのか。今後の映画界への影響も懸念されます。

てな訳で一層アカデミー賞のノミネート内容も気になる第74回ゴールデングローブ賞の結果でした。

深夜らじお@の映画館は2月24日『ラ・ラ・ランド』公開初日は休みを取ろうと考えています。

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2017年01月09日

日本インターネット映画大賞2016日本映画部門

洋画部門に続き、日本インターネット映画大賞日本映画部門にも参加します。

【作品賞】
1位『この世界の片隅に』 5点
2位『セトウツミ』 4点
3位『ヒメアノ〜ル』 3点
4位『映画聲の形』 2点
5位『怒り』 1点
【コメント】
アニメ映画に秀作が豊富だった2016年。その影で大作以外に秀作が揃いに揃っていたのは今後の日本映画界に明るい未来が待っている証拠なのでしょうか。

【監督賞】
片淵須直監督『この世界の片隅に』
【コメント】
よくぞこのような素晴らしい映画を撮ってくださった!感謝感激です!
【最優秀男優賞】
大泉洋『アイアムアヒーロー』
【コメント】
一つのことしか出来ない、しかもその才能を披露する場が限られている普通の男がヒーローになる。それがとてつもなく格好いい!
【最優秀女優賞】
宮沢りえ『湯を沸かすほどの熱い愛』
【コメント】
「サンタフェ」の頃が懐かしい。もう立派な「お母ちゃん」だ!
【ニューフェイスブレイク賞】
竹原ピストル『永い言い訳』
【コメント】
だって存在感が凄いんだもん…。
【音楽賞】
『この世界の片隅に』
【コメント】
「悲しくてやりきれない」は名曲です!

【勝手に選ぶナイス企画賞】
『この世界の片隅に』
【コメント】
「君の名は」と聞くよりも「聲の形」を知るよりもこの映画を見よ!


この内容(以下の投票を含む)をWEBに転載することに同意します。


てな訳でこれで2016年の映画を振り返る企画は終了です。

深夜らじお@の映画館の2016年は邦画も存分に楽しめた一年でした。

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2017年01月08日

日本インターネット映画大賞2016外国映画部門

今年も日本インターネット映画大賞に参加します。2016年を洋邦分けて映画を振り返ってみます。

【作品賞】
1位『シング・ストリート 未来へのうた』 5点
2位『エクス・マキナ』 4点
3位『サウルの息子』 3点
4位『ルーム』 2点
5位『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』 1点
【コメント】
ミニシアター系のオスカー作品が軒並み高評価だった2016年。ビッグネームが出ていない作品ほど、実は本当に面白い映画だと改めて思えた一年でした。

【監督賞】
ネメシュ・ラースルー監督『サウルの息子』
【コメント】
若干39歳の新鋭監督が世界に問う。悲劇の史実を物語化してしまっていいのかと。
【最優秀男優賞】
ジェイコブ・トレインブレイ『ルーム』
【コメント】
若干9歳にしてこの凄さ。マコーレ・カルキンの二の舞にはならないで!
【最優秀女優賞】
アリシア・ヴィンキャンデル『エクス・マキナ』
【コメント】
だって人工知能でも美しいんだもん…。
【ニューフェイスブレイク賞】
ジェイコブ・トレインブレイ『ルーム』
【コメント】
だって9歳にしてはしっかりしているんだもん…。
【音楽賞】
『シング・ストリート 未来へのうた』
【コメント】
2016年はこの映画以外はあり得ない!

【勝手に選ぶ野心作賞】
『スティーブ・ジョブズ』
【コメント】
会話劇だけで見せるこの巧さが素晴らしい!


この内容(以下の投票を含む)をWEBに転載することに同意します。

てな訳で明日は邦画部門の発表です。

深夜らじお@の映画館は基本洋画中心の映画ファンです。

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2016年12月31日

2016年のベスト10です。

「PPAP:People Pick up an Animation Pictures.」とばかりに『君の名は。』が興行収入200億円突破を達成し、あの『シン・ゴジラ』さえもがその存在感を薄くされた2016年。
個人的には「PPAP:Precious Pictures Are Priceless.」が信条なので、「神ってる」なんて安易な言葉で評価されるような映画よりも、こんな映画に出逢って「びっくりぽんや!」という作品にこそ、もっと注目が集まって欲しかったですね。

一方で今年は映画界において素晴らしき才能たちの旅立ちが多かったのも事実。アラン・リックマン、アントン・イェルチン、アッバス・キアロスタミ、ジーン・ワイルダー、ジョン・ポリト、カーティス・ハンソン、ビル・ナン、アンジェイ・ワイダ、キャリー・フィッシャーと挙げるとキリがないこと。

さてそんな「トランプ現象」が今後の映画界にどのような影響を及ぼすのかも気になる2016年の総決算として、年末最後の恒例企画であるベスト10を発表させていただきます。

1位『この世界の片隅に』
見終わると他の映画と同じ扱いをしたくない。昭和20年を生きておられた全ての先人に感謝したい。それは今も昔も変わらず続く「みんなが笑顔で過ごせるのが一番」という日常生活の大切さを知った証。この日本映画界における屈指の稀有な傑作は間違いなく「特別な作品」に相応しい映画だ!

2位『シング・ストリート 未来へのうた』
恋をした時、この映画が愛おしくなる。この映画で描かれる恋も応援したくなる。そしてこの映画で流れる全ての楽曲がそれらの恋を彩る。背伸びしても届きそうで届かない。けれど掴みたい恋と夢。人生は諦めない限り、いつでも青春真っ只中だ!

3位『エクス・マキナ』
人間は恋をする。けれど人工知能は恋をしているフリをする。それを否定したいと思えた時、何を以て相手を「人」として認識しているのかが問われる。美しさの影に恐ろしさが潜む。それが女性だけではない時代がすぐそこにまで来ているのだ。

4位『セトウツミ』
ただ喋るだけの青春。けれどその喋りが漫才を基本とする関西の喋りなら、この映画はもはや「セトウツミ」というコンビのネタを思う存分味わう作品だ。ボケ、ツッコミ、ネタフリ、スカシ、天丼、言葉遊び、オチ。その全ての面白さがここにはある!

5位『サウルの息子』
ホロコーストは「悲劇の物語」ではない、「悲劇の史実」だ。それを若干39歳の新鋭監督が音で見せる、想像力から来る臭いで見せる。尊厳を奪われることがどういうことなのか。この崇高な作品が静かに語っている。

6位『ルーム』
子供の成長と片付けるにはあまりにも勿体無い、小さな少年が必死に闘い、徐々に広げていく心の「ルーム」。その嬉しさに思わず涙が頬を伝う。若干9歳の俳優ジェイコブ・トレインブレイくんの素晴らしき才能には脱帽です。

7位『ヒメアノ〜ル』
とんでもない映画だ!見終わるともう家族に麦茶2つ持ってきてなんて頼めないよ…。コミカルなラブストーリーも、残忍なシーンの数々も、全てはあのラストで流れる涙のためだったなんて…。どうか私のクラスメイトでは誰も森田のようにはなっていませんように…。

8位『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』
無名の戦士たちよ、フォースと共にあらんことを…。これが『Ep検Э靴燭覆覺望』へ続く勇気と希望だったのか。ルークたちの活躍の土台にはこんなにも涙する戦士たちの想いがあったのか。レイア姫が旅立たれても、ルークよ、後は頼んだぞ!

9位『映画聲の形』
コミュニケーションは簡単な想いを伝えられない、簡単な言葉を聞き取ってあげられない、そんな後悔の繰り返し。でもそのコミュニケーションを止めない理由は何か。それを知った時、コミュニケーションは言葉以外でも出来ることを知る。けれどあの言葉を「月」と聞き違えるのはアカンやろ〜。

10位『怒り』
千葉、東京、沖縄で行き場のない怒りが彷徨う。行き場のない怒りが別の感情へと変化する。その時、愛が生まれる。後悔が生まれる。嫉妬が生まれる。情けなさが生まれる。そして感情を向ける相手のいない怒りが強さに生まれ変わる。そんな重厚なドラマだ。

あと2016年を語る上で外せない次点作品を3本だけ。
11位『ハドソン川の奇跡』
全く無駄のない96分間で容疑者が英雄へと変わる。
12位『ブリッジ・オブ・スパイ』
愛国心が正義を踏みにじってもいいのか。
13位『湯を沸かすほどの熱い愛』
誰の心にも「お母ちゃん」は必要だ!

てな訳で、何と邦画が5本も入るとは洋画基本の身としては珍しいと思えた2016年。でも相変わらず大半はミニシアター作品なんですけどね。
ともあれ今年もたくさんの面白い映画を見させていただいた一年でした。

そして今年も多くの方々に支えていただき、本当にありがとうございました。来年もまたいい映画をたくさん見れますように、本年同様よろしくお願い致します。
それではみなさん、良いお年を!

深夜らじお@の映画館の今年の記事はこれにて終了です。みなさん、ありがとうございました。

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2016年12月30日

2016年のワースト10です。

続編の歩む道は所詮決まっているのか。何年ぶりとかなど関係なく、その前作を楽しんだファンの気持ちを尽く裏切ってくれた作品が多かった2016年。売れっ子俳優を主役にテキトーに作ればある程度はヒットするだろうという算段で映画を製作するのはもうやめてほしいです。ホンマ、ただそれだけ。
てな訳でそんな2016年を振り返り、毎年恒例となっております今年のベスト10を発表する前に今年のワースト10を発表したいと思います。

1位『エンド・オブ・キングダム』
伊勢志摩サミットと公開時期が重なったこともあってか、G7首脳陣の最後がどれも酷過ぎる。特に日本国首相は渋滞の橋が崩落して絶命って!しかも護衛は運転手一人って…。もう何もかもが酷い酷いの連発。終わってほしいのはホワイトハウスでも大英帝国でもなく、このシリーズですよ。

2位『バットマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生』
まさかバットマンもスーパーマンもマザコンヒーローだったとは!2大ヒーローの友情がママの名前が一緒で始まるなんて…。もうジャスティス・リーグのメインはワンダーウーマンでいいじゃなイカ!ベン・アフレックもネット上での反対運動に従っていればよかったのに…。

3位『ジャック・リーチャーNEVER GO BACK』
何なの、このご都合主義連続の逃避行は?アウトローだった男がレジェンド級の扱いをされていることにも違和感があれば、ターナー少佐や娘(仮)とのしっくりこない関係も何だかなぁ〜の連続。ホンマ、ジャック・リーチャーはNEVER BE BACKでお願いします。

4位『インディペンデンス・デイ:リサージェンス』
20年ぶりの続編なのに、何だこの下らなさは!ローランド・エメリッヒは何をやっていたんだ?と思っていたら、この「リサージェンス」とは「一度中断していたことの再開、復活」、つまりはディーン・デブリンと元サヤに戻ったということか!ホンマ、ナニやっとんじゃ!

5位『ジェイソン・ボーン』
ヒネリのない物語と人間関係を複雑に見せようとしても所詮は子供騙し。大人はすぐにその浅はかさを見抜いてしまうんですよ。凄腕スパイがただの万引きヤローに成り下がっただけの、アクション以外に見所のない映画でした。

6位『僕だけがいない街』
作品にはその内容に見合った上映時間というものがある。それを無視して原作が売れているからという安易な理由だけで映画を撮るとどうなるのか。その答えがこの映画だ。アニメ版のようにじっくりと描くということも分からないのなら、実写化なんてしなくても良かったのに…。

7位『追憶の森』
何でわざわざ青木ヶ原樹海を舞台にしたの?この夫婦に何の関係もない場所で、何の関係もない日本人に出逢っても、何の説得力もないですよ。こういうお話は舞台を決めずにするか、もしくはお芝居の舞台で演じてほしい、映画には向かない作品だと思いました。

8位『ブラック・スキャンダル』
深みのない「汚点」をわざわざ深みのある「闇」と勝手に解釈して映画を作ってしまったがために、ストーリーテラーとして据えておく人物さえも間違ってしまっている。だからあんな予告編詐欺が起こってしまうのでしょう。ジョニー・デップのハゲ頭もこれじゃ勿体ない!

9位『ガール・オン・ザ・トレイン』
アルコール中毒で虚言癖のある「ガール」じゃない女性が主人公って、まずこの設定が厳しい!しかも出てくる女性キャラクターがどうにも都合よすぎる設定ばかり。ミステリーとして見せるなら、やはり登場する3人の女性それぞれの視点からによるオムニバスにするべきだったのでは?

10位『HK/変態仮面 アブノーマル・クライシス』
もはやこれは「変態仮面」の実写化ではない。もはやスクリーンに変態仮面は存在しない。パクリ魂は大いに評価するけれど、最も残念なのはヒロインが同じ轍を踏んだことだ!エクスタシーを習得し、パンティの履き方から脱ぎ方まで学び直せ!

ご覧の通り、10本中5本がシリーズモノというこの酷さ。前作の良さを引き継ぐこともなければ、前作の良さを活かすことも変化させることもなく、ただ名前だけを借りて別作品にしてしまうなんて…そこに愛はあるのかい?

世界の映画関係者のみなさん、映画には愛を持って製作してください。そうしてくれなきゃ、来年もこんな感じで駄作が10本以上も揃っちゃいますよ。

深夜らじお@の映画館は今年のベスト10は明日発表です。

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2016年12月24日

第74回ゴールデングローブ賞ノミネート

アカデミー最大の前哨戦と言われる、アメリカに住む外国人記者が選ぶ第74回ゴールデングローブ賞のノミネートが発表されました。今回は仕事が忙しすぎて発表から10日以上経っての記事でごめんなさい。では詳細はイカの通りでゲソ。

【作品賞ドラマ部門】
『最後の追跡』
『ハクソー・リッジ』
『マンチェスター・バ・ザ・シー』
『LION/ライオン〜25年目のただいま〜』
『ムーンライト』

【作品賞ミュージカル・コメディ部門】
『マダム・フローレンス!夢見るふたり』
『ラ・ラ・ランド』
『20センチュリー・ウーマン』
『デッドプール』
『シング・ストリート 未来のうた』

【監督賞】
デイミアン・チャゼル『ラ・ラ・ランド』
トム・フォード『ノクターナル・アニマルズ』
メル・ギブソン『ハクソー・リッジ』
バリー・ジェンキンス『ムーンライト』
ケネス・ロナーガン『マンチェスター・バ・ザ・シー』

【主演男優賞ドラマ部門】
ケイシー・アフレック『マンチェスター・バ・ザ・シー』
アンドリュー・ガーフィールド『ハクソー・リッジ』
ヴィゴ・モーテンセン『はじまりへの旅』
ジョエル・エドガートン『ラビング 愛という名前のふたり』
デンゼル・ワシントン『フェンス』

【主演女優賞ドラマ部門】
エイミー・アダムス『メッセージ』
ジェシカ・チャスティン『女神の見えざる手』
イザベル・ユペール『エル Elle』
ルース・ネッガ『ラビング 愛という名前のふたり』
ナタリー・ポートマン『ジャッキー/ファーストレディ最後の使命』

【主演男優賞ミュージカル部門】
ジョナ・ヒル『ウォー・ドッグス』
コリン・ファレル『ロブスター』
ライアン・ゴズリング『ラ・ラ・ランド』
ヒュー・グラント『マダム・フローレンス!夢見るふたり』
ライアン・レイノルズ『デッドプール』

【主演女優賞ミュージカル部門】
アネット・ベニング『20センチュリー・ウーマン』
リリー・ゴズリング『Rules Don't Apply』
ヘイリー・スタインフェルド『スウィート17モンスター』
エマ・ストーン『ラ・ラ・ランド』
メリル・ストリープ『マダム・フローレンス!夢見るふたり』

【助演男優賞】
マハーシャラ・アリ『ムーンライト』
ジェフ・ブリッジス『最後の追跡』
サイモン・ヘルバーグ『マダム・フローレンス!夢見るふたり』
デヴ・パテル『LION/ライオン〜25年目のただいま〜』
アーロン・テイラー=ジョンソン『ノクターナル・アニマルズ』

【助演女優賞】
ヴィオラ・デイヴィス『フェンス』
ナオミ・ハリス『ムーンライト』
ニコール・キッドマン『LION/ライオン〜25年目のただいま〜』
オクタヴィア・スペンサー『ドリーム』
ミシェル・ウィリアムズ『マンチェスター・バ・ザ・シー』

【脚本賞】
『最後の追跡』
『ラ・ラ・ランド』
『ムーンライト』
『マンチェスター・バ・ザ・シー』
『ノクターナル・アニマルズ』

【作曲賞】
『メッセージ』
『ドリーム』
『ラ・ラ・ランド』
『LION/ライオン〜25年目のただいま〜』
『ムーンライト』

【主題歌賞】
『ゴールド/金塊の行方』
『ラ・ラ・ランド』
『トロールズ』
『モアナと伝説の海』
『SING/シング』

【アニメ作品賞】
『Kubo and the Two Strings』
『ぼくの名前はズッキーニ』
『モアナと伝説の海』
『SING/シング』
『ズートピア』

【外国語映画賞】
『ディヴァイン』(フランス)
『エル Elle』(フランス)
『Neruda』(チリ)
『セールスマン』(イラン)
『ありがとう、トニ・エルドマン』(ドイツ)

授賞式が現地時間の2017年1月8日に迫る今回のゴールデングローブ賞ですが、ノミネート作品の9割以上が日本未公開作品ばかり。
ただ監督賞にメル・ギブソンの名が!助演女優賞にニコール・キッドマンの名が!懐かしいオーストラリアの才能が再びこの場に帰ってきましたがな!

そして注目はやはり『ラ・ラ・ランド』という作品。これはいろんな意味で楽しみすぎですぞ!

てな訳で色んな意味で楽しみにせざるを得ない今回のゴールデングローブ賞の結果発表が楽しみです。

深夜らじお@の映画館もそろそろ今年のベスト10を絞っていきたいと思います。

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2016年02月29日

第88回アカデミー賞

世界中の映画ファンが注目する第88回アカデミー賞の受賞結果が発表されました。

【作品賞】
『スポットライト 世紀のスクープ』

【監督賞】
アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ『レヴェナント:蘇えりし者』

【主演男優賞】
レオナルド・ディカプリオ『レヴェナント:蘇えりし者』

【主演女優賞】
ブリー・ラーソン『ルーム』

【助演男優賞】
マーク・ライランス『ブリッジ・オブ・スパイ』

【助演女優賞】
アリシア・ヴィンキャンデル『リリーのすべて』

【脚本賞】
『スポットライト 世紀のスクープ』

【脚色賞】
『マネー・ショート 華麗なる大逆転』

【撮影賞】
『レヴェナント:蘇えりし者』

【編集賞】
『マッドマックス 怒りのデス・ロード』

【録音賞(音響調整賞・音響賞)】
『マッドマックス 怒りのデス・ロード』

【美術賞】
『マッドマックス 怒りのデス・ロード』

【衣裳デザイン賞】
『マッドマックス 怒りのデス・ロード』

【メイクアップ賞】
『マッドマックス 怒りのデス・ロード』

【音響編集賞】
『マッドマックス 怒りのデス・ロード』

【視覚効果賞】
『Ex Machina』

【作曲賞】
『ヘイトフル・エイト』

【主題歌賞】
『007 スペクター』

【アニメ作品賞】
『インサイド・ヘッド』

【長編ドキュメンタリー賞】
『Amy』

【外国語映画賞】
『サウルの息子』(ハンガリー)

人種偏重があると授賞式への参加をボイコットする関係者が現れるなど、発表前から騒がしかった今回のアカデミー賞。
そんな第88回オスカーレースを制したのは新聞記者がカトリック教会のスキャンダルを暴いた『スポットライト 世紀のスクープ』。監督賞は66年ぶりの快挙を成し遂げ、スピーチでも人種偏重を皮肉ったアレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ。主題歌賞は「LGBTの世界の皆さんに捧げます」とスピーチした『007 スペクター』のサム・スミス。そして最多部門は技術6部門を制し、怒涛のオスカーロードを爆走した『マッドマックス 怒りのデス・ロード』

まるでボイコット騒動さえもアカデミー協会の意図するものだったかのように、権威や権力などに闘いを挑んだり、皮肉ったりした作品や人物にオスカー像が微笑んだ結果になっているんですよね。

ということは、アメリカがスーパーボウル・アカデミー賞と並ぶ三大国民的行事である大統領選挙真っ只中ということを踏まえると、権威や権力に最も喧嘩を売っているのは誰かと考えると…そう、あのドナルド・トランプ!

もしやアカデミー協会はドナルド・トランプ推しなのか?アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督がスピーチで髪の話題を出したのも、カツラ疑惑のあったドナルド・トランプへのメッセージなのか?体型はイモータン・ジョーなのにスピリッツはマッドマックスだと協会の重鎮たちは考えているのか?

ともあれ「何で主演男優のオレだけ外れてんねん!」の悔しさから太るわモデル彼女と別れるわ、汚れ役を演じても、マーティン・スコセッシ監督と組んでもオスカーを手に出来なかった、かつて天才子役と言われたレオナルド・ディカプリオがようやくオスカー俳優になれたことが嬉しくもあった第88回アカデミー賞でした。

深夜らじお@の映画館の予想は21部門中16部門的中でした。

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2016年02月26日

第88回アカデミー賞予想

世界中の映画ファンが注目する第88回アカデミー賞の発表が日本時間で2月29日と迫るなか、毎年恒例となっております事前予想を今回もさせていただきたいと思います。
とはいえ、今年は例年になく難しいこと。果たして史上3人目、66年ぶりの快挙は達成させるのでしょうか?

【作品賞】
『レヴェナント 蘇えりし者』

【監督賞】
アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ『レヴェナント:蘇えりし者』

【主演男優賞】
レオナルド・ディカプリオ『レヴェナント:蘇えりし者』

【主演女優賞】
ブリー・ラーソン『ルーム』

【助演男優賞】
マーク・ライランス『ブリッジ・オブ・スパイ』

【助演女優賞】
ケイト・ウィンスレット『スティーブ・ジョブズ』

【脚本賞】
『スポットライト 世紀のスクープ』

【脚色賞】
『マネー・ショート 華麗なる大逆転』

【撮影賞】
『キャロル』

【編集賞】
『マッドマックス 怒りのデス・ロード』

【録音賞(音響調整賞・音響賞)】
『マッドマックス 怒りのデス・ロード』

【美術賞】
『マッドマックス 怒りのデス・ロード』

【衣裳デザイン賞】
『マッドマックス 怒りのデス・ロード』

【メイクアップ賞】
『マッドマックス 怒りのデス・ロード』

【音響編集賞】
『マッドマックス 怒りのデス・ロード』

【視覚効果賞】
『スター・ウォーズ フォースの覚醒』

【作曲賞】
『ヘイトフル・エイト』

【主題歌賞】
『007 スペクター』

【アニメ作品賞】
『インサイド・ヘッド』

【長編ドキュメンタリー賞】
『ウィンター・オン・ファイヤー:ウクライナ、自由への闘い』

【外国語映画賞】
『サウルの息子』(ハンガリー)

今回特に難しかったのが作品賞・監督賞・撮影賞という、まさに映画の根幹に関わる部門であり、この部門で受賞すれば間違いなく作品が面白いどころか、関係者の評価も大いに上がる最重要部門。

本来なら勢いからしてもジョージ・ミラーの狂気を選びたかったのですが、恐らく技術部門を独占することからも主要部門はないだろうと。
また全米とロサンゼルスの批評家協会賞で栄冠に輝いた『スポットライト 世紀のスクープ』も考えましたが、脚本賞以外での受賞確率が低い為、作品賞がわずか2部門のみの受賞とは淋しいことからも脱落。

となると、主演男優賞をほぼ確実に獲るであろうことからも主要3部門制覇で最も絵になるのは英国とゴールデングローブを制覇したこの作品しかないだろうと。2年連続作品賞と監督賞が同じ監督作品とはなりますが、アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥにはジョン・フォード、ジョーゼフ・L・マンキーウィッツに続く、66年ぶり史上3人目の快挙を与えるに相応しい実力はあると考えると、消去法ではこの作品しかないかと。

ただ昨年の結果を振り返ってもサプライズがあるかも知れません。もしかしたらジョージ・ミラーの狂気がオスカー像をさらっていくかも知れませんが、仮にもしそうなったら来年以降の予想が本当に難しくなってしまいますわ。だってこれまでの傾向が全く通用しなくなっちゃうんだもん!

まぁ、何はともあれ昨年以上に楽しみな第88回アカデミー賞の受賞結果発表は日本時間では2月29日です!

深夜らじお@の映画館は今年もツイートレポーターのみなさんのお世話になります。

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2016年02月16日

第69回英国アカデミー賞

アカデミー賞発表前の最期の前哨戦、英国アカデミー賞。その結果が発表されました。
うむ、この結果なら史上3人目、66年ぶりの快挙もあり得るか?ですな。

【作品賞】
『レヴェナント 蘇えりし者』

【英国作品賞】
『ブルックリン』

【監督賞】
アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ『レヴェナント 蘇えりし者』

【主演男優賞】
レオナルド・ディカプリオ『レヴェナント 蘇えりし者』

【主演女優賞】
ブリー・ラーソン『ルーム』

【助演男優賞】
マーク・ライランス『ブリッジ・オブ・スパイ』

【助演女優賞】
ケイト・ウィンスレット『スティーブ・ジョブズ』

【脚本賞】
『スポットライト 世紀のスクープ』

【脚色賞】
『マネー・ショート 華麗なる大逆転』

【撮影賞】
『レヴェナント 蘇えりし者』

【編集賞】
『マッド・マックス 怒りのデス・ロード』

【プロダクションデザイン賞(美術賞)】
『マッド・マックス 怒りのデス・ロード』

【衣裳デザイン賞】
『マッド・マックス 怒りのデス・ロード』

【メイクアップ賞】
『マッド・マックス 怒りのデス・ロード』

【音響賞】
『レヴェナント 蘇えりし者』

【視覚効果賞】
『スター・ウォーズ フォースの覚醒』

【作曲賞】
『ヘイトフル・エイト』

【アニメ作品賞】』
『インサイド・ヘッド』

【ドキュメンタリー賞】
『エイミー』

【外国語映画賞】
『人生スイッチ』(アルゼンチン)


まさか完全なるアレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ作品vs.ジョージ・ミラー作品という結果に終わるとは…。
しかしNY批評家協会賞、LA批評家協会賞、全米批評家協会賞では『スポットライト 世紀のスクープ』とトッド・ヘインズ監督がそれぞれの部門で複数受賞していることからも、さてアカデミーではサプライズがあるのかどうか。
それともジョン・フォード、ジョーゼフ・L・マンキーウィッツに続き、66年ぶりとなる監督賞連覇をアレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥが成し遂げるのか。

てな訳で監督賞の結果も凄く楽しみになった第88回アカデミー賞の受賞結果発表は日本時間では2月29日です!

深夜らじお@の映画館は今年も前日までにアカデミー予想をします。

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