Martha Argerich

大学生の時、ピアノを聴くのが好きでした。

当時は、FMチェックをして、気に入ればLP盤を購入し、Maxellのテープに録音していました。

Maurice Ravel　作曲「Valses　nobles et sentimentales」を

初めて聴いた時の感動は今でも覚えているくらいです。

演奏者、Martha　Argerich。アルゼンチンのピアニスト。

1941年生まれですから、現在、77歳。

60年以上、第一線で活躍されていることは、正に偉業だと思います。

大分でのコンサートに行って来ました。

4列の11番。

舞台に登壇された瞬間、感動で固まりました。

曲目は、リストのピアノ協奏曲。

ピアノの神様が、演奏されているような氣がしました。

演奏終了後、拍手が鳴り止まず、2曲のアンコール！

それでも観客の拍手が鳴り止まず、指揮者が、コンマスの手を引いて

終わりを告げました。

来年も行きます！

第77期将棋名人戦

第77期将棋名人戦は、挑戦者の豊島2冠（29歳）が4連勝で、初挑戦で名人位を奪取しました。

昨年、棋聖・王位と連続で獲得し、現在最強の棋士と言われています。

第三局は、大逆転でしたが、それ以外は圧勝だったように思います。

第四局は、「1六角」と打ってから一気に押しつぶしてしまったような将棋でした。

全体的にミスの無い将棋。

対局の翌日にyu-tubeで、その詳細を解説付きで観ることができる、本当にありがたいことです。

現在の豊島2冠と7番勝負を戦って、4勝できる可能性があるのは、渡邊2冠と藤井7段、

そして羽生9段くらい。来期の挑戦者は、本命渡辺2冠、対抗羽生9段と予想します。

藤井7段は、現在C1級。

名人位に挑戦するためには、C1級、B2級、B1級、で毎年昇給しても、3年。

さらにA級で、優勝して初めて名人挑戦権獲得。最短で4年かかります。

藤井7段は、現在、16歳。

谷川9段の21歳で名人位を更新することができるのか？

さて、6月4日からの、棋聖戦は、絶好調の渡邊2冠が、挑戦して来ます。

3冠VS2冠！

暫くこの両者は、タイトル戦で争いを続けることになるのでしょう。

名勝負を期待します。

そして、間違いなく藤井7段がそこに加わってきます。

将棋のことを語り合える人が周りにいないことが、少し残念です。

「羽生さんとの竜王戦、7七桂馬って、最高ですよね！最強のコンピュータでも指せない手。」

令和

令和、初日。

昨日の天皇陛下のご退位の儀式、たまたまLIVE中継を拝見しました。

自然と涙がこぼれてきました。

感謝と畏敬の念が、満ち溢れてくる。

天皇陛下が天皇陛下であられる所以なのですね！

そして、これも自然と「令和元年、おめでとうございます。」という気持ちになります。

元号が変わっただけで、その他のことは何も変わっていないのに

何故か、ワクワクする感じ、いいことが起こるような予感、

そして、人生の最終クウォーターを更に加速して駆け抜けたい！

という気持ちになっています。

不思議なものですね・・・。

令和の御代が、素晴らしい時代になるように祈念します。