2006年07月11日

アズーリ、凱旋帰国!

航空ショー☆

赤、白、緑の綺麗な3本ライン。 ハートマークも☆
偉業を達成したアズーリを暖かく迎えます。



ジュール・リメ杯がイタリアに!

機内からまず出てきたのは・・・カピターノ:カンナバーロ! リッピ監督も!
ジュール・リメ杯が24年ぶりにイタリアの地に!(涙) 







カンナバーロの爽やかな笑顔♪



カンナバーロの爽やかな笑顔♪
フィールド上での正確無比で屈強なプレーと、この笑顔のギャップにやられた方もたくさん居るんじゃないでしょうか?^^







ん!?
続々とイタリアの地に降り立つアズーリの面々。
ん!? ザンブロの上にいるのは誰だ?? がたいが良くて坊主でグラサンかけたヤツ・・・、あんなのアズーリに居たっけ??



ガ・・・ガッツさん!!
!!!!
ガ・・・ガットゥーゾ・・・!!
もの凄いことになってますね。笑
威圧感3割増し・・・いや、もっとかな?笑
イタリアンマフィアに間違えられても致し方ないですが、やっぱり愛すべきキャラクター☆
このままシーズンインすれば、おそらく誰も近づかないでしょうね。 ガットゥーゾのドリブルからのゴールが見られるかも?です。笑



トッティ、EURO’08でリベンジだ!
今大会を最後にアズーリのユニを脱ぐことを示唆していたトッティ。
チームはW杯制覇という栄冠を手にしましたが、トッティは自分自身のパフォーマンスに納得していないでしょう。
代表に残る可能性は50%50%なんて言わず、EURO’08でリベンジだ!


ITALIA! ITALIA! ITALIA!

ITALIA! ITALIA! ITALIA!





アズーリ、凱旋帰国! Part 1
優勝パレード!
ってか、もの凄い人数ですね。 さすがカルチョの国:イタリア!
みんなでアズーリの偉業を祝福♪



声援に応えるピッポ、グロッソ、カモラネージ

左からピッポ、グロッソ、カモラネージ。 集まった人々の声援に応えます。
みんな良い笑顔☆



アズーリ、凱旋帰国! Part 2

間もなくです・・・。




天高く掲げられるジュール・リメ杯!
アズーリのカピターノ:カンナバーロが天高く掲げるのは、イタリアがW杯を征したことを表すジュール・リメ杯!
みんなの前で優勝の報告です!

アズーリ鉄壁のディフェンス:カテナチオを支えたカンナバーロが個人的にはMVP☆
誰にも負けないボディバランス、鋭い読みから繰り出されるボール奪取、的確なカバーリング、そして驚異的な跳躍力から生み出されるヘディングの強さ、全てが完璧でした。
世界最高のDFです!




リッピ監督とカンナバーロ

リッピ監督とカンナバーロ。
肩を組み合って・・・良いシーンだ・・・☆










頭の上に乗っけるトッティ。笑

左からザンブロ、ピッポ、トッティ、トーニ。
頭の上に乗っけてます。笑



アズーリ、最高!

最高のメンバー! 僕等の誇りです!
みんなで掴み取った栄冠。
アズーリ、最高!




Special Thanks:あきさん♪


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2006年07月10日

アズーリ、W杯優勝!!

アズーリ、W杯制覇! 24年ぶりの優勝!9日(現地時間)、ベルリン:オリンピア・シュタディオンにてドイツW杯ファイナル:イタリア − フランスの試合が行われました。

1ヵ月に渡って激闘が繰り広げられたW杯も残す所、あと1試合。
堅い守備をベースにここまでわずか1失点で勝ち上がってきた我等がアズーリ。 ドイツ戦での劇的な勝利で勢いに乗っていることでしょうし、このまま優勝まで突き進んでいってもらいたい所。
対するフランスはグループリーグでは散々な出来でしたが、決勝トーナメントに入ってからは一転。 堅い守備を生かした素晴らしいサッカーを展開してきています。
両チーム共に堅い守備をベースとしていますし、1点を争う好ゲームになることでしょう。

アズーリのゴールマウスを守るのは、ここまで神がかり的なセービングを見せ、1失点に抑えてきたブッフォン。
ディフェンスラインはネスタが間に合わなかったために代わりにマテラッツィ。 カンナバーロとCBコンビを組みます。 右にザンブロ、左にグロッソ。
中盤はお馴染みの面々。 中盤センターにピルロ&ガットゥーゾ。 右にカモラネージ、左にペロッタ。 トップ下にトッティ。
1トップにはトーニ。 爆発に期待したいところ。

アズーリのスタメン(4−4−1−1)

GK:ブッフォン

DF:ザンブロッタ カンナバーロ マテラッツィ グロッソ

MF:カモラネージ ピルロ ガットゥーゾ ペロッタ トッティ

FW:トーニ


7分、マルダがペナルティエリア内で倒れましたが、明らかなシミュレーション。 しかし、何を思ったかペナルティスポットを指差す主審。 フランスがPK獲得。 ジダンがクッキアイオを見せ、ゴール中央へ。 フランスが先制。

19分、右サイドからのピルロのCK。 これを中央からマテラッツィ! 高い打点から放たれたヘディングシュート! ゴール中央へ! アズーリ同点!

1−1の同点で前半を終了。

60分、ペロッタ OUT  イアクィンタ IN
    トッティ OUT  デ・ロッシ IN

61分、ペナルティエリア外左からのグロッソのFK。 ペナルティエリア内中央左寄りでトーニがあわせてゴール右に決めるも、これはオフサイド。 ノーゴール。

86分、カモラネージ OUT  デル・ピエーロ IN

1−1で後半を終了。

103分、右サイドからのサニョルのアーリークロス。  これをペナルティエリア内中央でジダンがヘディング。 しかし、ブッフォン、ファインセーブ!

1−1で延長前半を終了。

109分、ジダンがマテラッツィに頭突きを食らわせ、1発レッド。 フランスは10人へ。

1−1で120分間に渡る死闘が終了。 勝負の行方はPK戦へ!

1人目:ピルロ     ○  ヴィルトール   ○
2人目:マテラッツィ  ○  トレゼゲ     ×
3人目:デ・ロッシ   ○  アビダル     ○
4人目:デル・ピエーロ ○  サニョル     ○
5人目:グロッソ    ○

この結果、アズーリがW杯を制覇!! アズーリ最高!!


アズーリ、最高!アズーリはこれまで同様、中盤の底の位置にいるピルロ中心にパス回し。 リズムを作り出します。
カモラネージ&ザンブロが右サイドを、グロッソが左サイドを積極的に駆け上がって攻撃を演出し、トーニは持ち前のキープ力を生かしたポストプレーでアズーリの攻撃のリズムに変化を与えていきます。

両チーム共に堅い守備をベースとしていますが、スコアはいきなり動きました。 ペナルティエリア内でマテラッツィがマルダを倒したとされ、フランスにPK献上。 しかし、どう見てもマルダのシミュレーション。 審判、どこ見とんねん!(−−#
これをジダンがクッキアイオで沈め、フランスが主審に助けられたラッキーな形で先制点を挙げます。 ってか、この人はプレッシャーという言葉とは無縁なのでしょうか?

マテラッツィは理解不能なPK献上以降、不安定なプレーを続けてましたが、驚異的な打点からのゴールで息を吹き返します。 その後はカンナバーロのカバーリングに助けられながらも、まずまずの安定感。
ネスタがいれば、ディフェンス面での不安は全く無かったんですけどね。 ネスタ&カンナバーロのCBコンビ、もっと見たかったなー。。。(−−;

ここまでアズーリディンフェスを支えてきたカンナバーロ、この試合でも鋭い読みでフランスの攻撃をストップ! 頼もしすぎる☆ 素晴らしい!
トッティが完全に消えてましたが、逆にフランスはジダンをチーム全体が意識し、ボールを集め、ジダンがフランスの攻撃をリード。


後半、アンリ&マルダがスピードを生かしたキレのあるドリブルでアズーリディフェンスを切り崩していきますが、アズーリゴールの前に立ちはだかるカンナバーロとブッフォン! カンナバーロはことごとくシュートコースに入っていましたし、ブッフォンは神がかり的なセービング! フランスに勝ち越し点を与えません。

60分、完全に消えていたトッティに見切りを付け、イアクィンタを右サイドへ。 左にカモラネージ。 4−3−3へ。
マルダがキレキレの動きを見せていましたが、この交代が功を奏し、フランスの流れを一時的に止めます。
両チーム共に決め手を欠き、ファイナルの行方は延長戦へ。

延長前半はジダンのヘディングでのシュート以外、両チームチャンスらしいチャンスは無く、迎えた延長後半・・・、残念な出来事が・・・。
おそらくマテラッツィが何か言ったんでしょうけど、ジダンがそのマテラッツィの胸に頭突きを食らわせ、一発レッド。 主審は見えない位置にいましたが、ブッフォン&ガットゥーゾを始めとする猛アピール。 そしてジダンに対して天高く掲げられるレッドカード。 その後はアズーリの選手達がボールを持つ度にフランスサポからの激しいブーイング。
おそらくフランスサポ達はリプレイを見ていませんので、何があったのか正確に把握してないでしょうし、気持ちは分かります。 ですが、明らかにジダンに非がありますし、ジダンには最後までピッチに立っていて欲しかった。 こんな形で現役最後の試合を迎えるなんて・・・(−−; 残念です。

そしてスタジアムは騒然とした中、アズーリにとって鬼門のPK戦突入。
プレッシャーのかかる1人目。 ピルロが落ち着いて決める!
そしてフランス2人目:トレゼゲが外し、アズーリの選手達は落ち着いてゴールを決め、迎えたアズーリ5人目。 プレッシャーのかかるキックです。 蹴るのはグロッソ・・・ゴール右上へ!!

アズーリ、24年ぶりの優勝!! 最高です!!

アズーリを応援し始めてから、ずーっとこの瞬間を待ち望んでいました。 4年前の思い出したくも無い出来事。 8年前にPK戦の末、フランスに敗れたこと。 そして、12年前のバッジョのPK。。。(この時、僕はまだ10歳にも満たないガキだったので、ビデオで見ました。) 色々なことが思い出されます。
僕にとって、そしてアズーリファンにとって最高の形で今大会は幕を下ろすこととなりました。
ホンット嬉しいですし、感動しました!(涙)
チーム全体で連動した最高に美しくて力強いディフェンス! カルチョ、最高!

CAMPIONI DEL MONDO! ITALY!


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2006年07月08日

FIFA選出! ドイツW杯ベストプレーヤー!

GK:ブッフォン(イタリア)、レーマン(ドイツ)、リカルド(ポルトガル)

DF:カンナバーロ、ザンブロッタ(以上イタリア)、テュラム(フランス)、カルバーリョ(ポルトガル)、ラーム(ドイツ)、アジャラ(アルゼンチン)、テリー(イングランド)

MF:ピルロ、ガットゥーゾ(以上イタリア)、ジダン、ヴィエラ(以上フランス)、フィーゴ、マニシェ(以上ポルトガル)、バラック(ドイツ)、ゼ・ロベルト(ブラジル)

FW:トーニ、トッティ(以上イタリア)、アンリ(フランス)、クローゼ(ドイツ)、クレスポ(アルゼンチン)


我等がアズーリからは7人が選ばれました! 如何にアズーリが質の高いサッカーを展開しているかが一目瞭然ですね☆
リーグ毎に分けると・・・セリエから10人、リーガから2人、プレミアから6人、ブンデスから4人、スーペル・リーガから1人。(W杯開幕前での所属クラブ)
ここでもイタリアがトップ☆ カルチョの素晴らしさがうかがい知れます☆
ただ、リーガから2人だけってのは意外でしたけど(−−;


<GK>

ブッフォンは誰もが納得といったところじゃないでしょうか。 今大会のMVPを獲っても何らおかしくないですし。
他は決勝トーナメントで一回勝てればOKくらいのノリだったドイツをセミファイナルまで導いたレーマン、イングランド戦でのPK戦が特に印象的なリカルドがノミネート。
チェコが決勝トーナメントに上がっていれば、ツェフがここに名を連ねていたでしょうけど・・・。


<DF>

カンナバーロは選ばれて当然ですね。 今大会No.1のパフォーマンスを発揮している選手だと個人的には思ってますし、カンナバーロとブッフォンを中心としたアズーリのディフェンスはもの凄く美しいですし、何より失点する気がしません!
テュラムも選ばれてますので、ユーヴェのCBコンビがそっくりそのままノミネートされていることになります。
フランスの堅い守備を支えているテュラム、ユーヴェでの今シーズン前半でのパフォーマンスは特筆すべきものでしたが、後半は疲労で失速。 しかし、シーズン終了後の短いインターバルで良い状態まで戻してきた感がありますし、こちらのディフェンスラインも非常に美しいものがあります。

ってか、グロッソは何で選ばれてないんでしょうか? ここまでUSA戦以外の全ての試合にフル出場し、オーストラリア戦でのPK獲得、ドイツ戦での決勝ゴール・・・アズーリへの貢献度は計り知れません。
左サイドを疾風の如く駆け上がり、そしてディフェンス時にはきっちり最終ラインまで戻ってくる・・・ホントーに凄いですし、当然選ばれるに値する活躍を見せてくれていると思いますけどね。 かなり疑問です。


<MF>

アズーリからはピルロ&ガットゥーゾのミランコンビがノミネート☆
W杯に入ってからのピルロのパフォーマンスはホントに素晴らしいですし、シーズン中の彼とは全然違います(;^−^A ミランでもこれくらいやってくれていれば、全く文句無いんですけどね。笑 来シーズンに期待!
そして、ガットゥーゾ! 「今大会は誰のための大会だった?」と聞かれれば、僕はガットゥーゾかカンナバーロの名前を挙げますし、それくらい素晴らしい活躍をしてると思ってます☆

フランスからはヴィエラ&ジダンがノミネート。 ヴィエラのダイナミックな上がりが上手くジダンへのマークを分散させていますし、フランスの中盤のキーパーソンはジダンではなく、彼です。 アズーリも苦しめられることでしょう。
ヴィエラ&マケレレのダブルボランチ・・・脅威以外何者でもないです。

セレソンからはカルテット・マジコの陰の立役者:ゼ・ロベルト、ポルトガルからはインテルでさらなる進化を遂げたフィーゴおじさんとボランチの位置から積極的な攻め上がりを見せたマニシェ、ホスト国ドイツからはバラックがノミネート。
バラックよりフリンクスの方が良かったような・・・。

あと、今回は選ばれませんでしたが、個人的にはマスケラーノを推したいです。 彼が居るからこそ、アルゼンチンの圧倒的な攻撃陣が機能していたと言っても過言ではないですし、ビッグクラブが放っておかないでしょうね、あれだけのパフォーマンスを見せられれば。
今夏のカルチョメルカートの目玉になるんじゃないでしょうか?


<FW>

クローゼ、クレスポは納得。 トーニはもう少し点を取ってくれると思ってましたが、キープ力を生かした見事なポストワークで中盤以降の選手の上がりを助長していますので、可もなく不可もなくといった所。 あとの2人は・・・(−−;
トッティはベストの状態には程遠い出来ですし、なんで選ばれてるんでしょうね?
特にアンリはかなり疑問。 スペイン戦での素晴らしい演技、ポルトガル戦での見事なダイブ・・・、他に何かやってましたっけ? 全く記憶に無いんですけど。
シェヴァがもっと点決めてたら・・・!、ピッポにもっと出番が与えられていれば・・・!、間違いなくここに入ってくるんでしょうけどねー。 う〜ん。。。(−−;


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2006年07月05日

アズーリ、0−2でドイツに勝利! ファイナル進出!

グロッソ、よくやった!4日(現地時間)、ドルトムント・ヴェストファーレン・シュタディオンにて、ドイツW杯決勝トーナメント準決勝:ドイツ − イタリアの試合が行われました。

ここまでオウンゴールによる1失点に抑え、着実に勝ち進んできたアズーリ。 準決勝の相手は、試合をこなすたびに調子を上げているドイツ。 開催国が相手とあって、大アウェーの中での試合です。
スタメン:ネスタがチェコ戦での負傷の回復が遅れているためにマテラッツィが代わりに入り、カンアバーロとCBコンビを組み、右にザンブロ、左にグロッソ。
中盤は右にカモラネージ、左にペロッタが入り、中央にガットゥーゾとピルロのミランコンビ。 トップ下にトッティ。 カモラネージは出場が微妙視されていましたが、元気にスタメン入り。
FW1トップはウクライナ戦でドッピエッタの活躍を見せたトーニ。

アズーリのスタメン(4−4−1−1)

GK:ブッフォン

DF:ザンブロッタ カンナバーロ マテラッツィ グロッソ

MF:カモラネージ ガットゥーゾ ピルロ ペロッタ トッティ

FW:トーニ


16分、トッティのスルーパスからディフェンスラインの裏に走りこんだペロッタ。 シュートは打てませんでしたが、惜しいチャンス。

前半を0−0で終了。

74分、トーニ OUT  ジラルディーノ IN

後半を0−0で終了。

91分、カモラネージ OUT  イアクィンタ IN

104分、ペロッタ OUT  デル・ピエーロ IN

延長前半を0−0で終了。

106分、右サイドからジラがドリブルでディフェンダー1人をかわし、ペナルティエリア内右に侵入。 そのまま鋭いターンでまた1人かわし、シュート! 右ポストにヒット。

107分、右サイドからのCK。 こぼれたところをペナルティエリア外右からザンブロのミドル! クロスバー直撃! 惜しい!

119分、右サイドからのCK。 ジラが競ってこぼれたボールをピルロがキープ。 ペナルティエリア外右寄りからグラウンダーのパス。 これをグロッソがダイレクトでシュート! ボールは素晴らしい軌道を描き、ゴール左へ! アズーリ、先制!!

120+1分、アズーリのカウンター。 トッティからジラへとつなぎ、中央に切れ込んだジラがDFを引きつけてフリーで追い越してきたアレックスへ! アレックス、落ち着いてゴール右に流し込み、アズーリの勝利を決定付ける2点目!

試合はこのまま0−2でアズーリの勝利に終わり、ファイナル進出を決めました!


アレックス、ドイツの息の根を止めるゴール!前半、まずペースを握ったのはアズーリ。 ピルロの位置にはドイツからのプレッシャーが全く無いために、ピルロは自由にボールを持つことが出来、リズム良く試合を作り上げていきます。
1トップのトーニは前線で楔のパスを受けるというわけではなく、サイドに流れてボールを受け、しっかりキープ。 味方の攻め上がりを助長します。
特にペロッタの動きが光っていましたね。 2列目から積極的に飛び出しでドイツゴールを脅かしてました。 オンザボールの動きに特徴のあるアズーリの中盤において、ペロッタの存在は稀有。
そして左サイドからグロッソが豊富な運動量で猛烈な上下動。 ザンブロと並び、この人も驚異的だ。

後半、前半を飛ばしすぎた影響からかアズーリの中盤が間延び(−−; プレスが上手くかからず、ドイツに支配されます。
アズーリにとって苦しい時間帯が続く中、ディフェンスラインは相変わらずの素晴らしさ☆
ディフェンスの中心を担うカンナバーロ、素晴らしい読みでドイツのチャンスにつながりそうな所をきっちり跳ね返していきます☆ 頼もしい☆ ポドルスキの強烈な反転シュートもブッフォンが素晴らしい反応! ドイツに点を与えません。
そしてアズーリに嬉しい誤算が。笑 なんと不安視されていたマテラッツィがまずまずの安定感。
後半の終盤からは代わりに入ったオドンコールのスピードを警戒し、グロッソが上がりを自重。 アズーリは左サイドからの攻撃が機能停止に追いやられます。 左サイドを主戦場とする彼の力が必要・・・!
両チーム、得点を奪えないまま前後半を終了。

すると延長前半にリッピは2枚目のカードを切り、イアクィンタを投入。 持ち前のスピードを生かした縦へのフリーランニングで前線へのロングパスを引き出してましたし、右サイドが活性化してきましたね。
さらにここまで豊富な運動量でチームを支えてきたペロッタに代え、アレックス投入! 先日のガットゥーゾの発言が思い出されます・・・! 期待大!
アレックス投入後は圧倒的にアズーリのペース。

そしてアズーリ鬼門のPK戦突入かと誰もが思った延長終了間際・・・! ピルロの素晴らしいキープからのグロッソのスーペルゴール! オーストラリア戦に続く大仕事をやってのけました!
さらに最後は美しいカウンターからアレックスがドイツゴールに突き刺し、ドイツ撃破!! ガットゥーゾの予言的中!
延長の後半まで続いた死闘の末に待ち受けていたアズーリの劇的な勝利!! 最高に嬉しい!
次の相手はフランス?、ポルトガル?、どこが来ても目指すものはもちろん優勝! これしかないです!
Forza Azzurri! アズーリ最高!☆


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2006年07月02日

ポルトガル、フランスがベスト4へ

<ドイツW杯決勝トーナメント:準々決勝>


<イングランド 0−0(PK1−3) ポルトガル>

得点者:なし


ルーニー、やっちゃった。笑イングランドは今大会で1番マトモな試合をしましたが、EURO2004同様ポルトガルにPK戦の末敗退。
ルーニーの退場のシーンは・・・、まぁ仕方ないでしょう。笑 また何か言いましたかね、放送禁止用語を(^^;

その後はポルトガルが圧倒的にポゼッションし、サイドからの局面打開を図りますが、イングランドは中央をガチガチに固め、きっちり跳ね返していきます。 攻撃面では1トップのクラウチと右サイドのレノンが前線で奮闘してました。
ポルトガルは最終局面での精度が今ひとつ。 ポスティガは頼りないですし、デコ不在が響いてましたね。

ベッカムの代わりにピッチに立ったレノン、縦への推進力が凄まじく、手がつけられない状態でしたし、イングランドの攻撃の良いアクセントとなっていました。 ベッカムが居た時より格段に可能性が増していましたね。 まだ19歳・・・、4年後が楽しみな存在です☆
そして、この試合で最も輝いていたのが中盤の底に入ったハーグリーブス。 豊富な運動量で攻守にイングランドを支えてましたし、素晴らしい活躍でしたね。 質の高い良いサッカーをするには、こういう存在が必要不可欠です。
ってか、オーウェン離脱してなかったら普通にベンチだったんでしょうね。 前回の試合なんてSBで使ってましたし、「エリクソンって無能な監督なんだなー」と改めて思いました。 攻撃的なMF4枚をただ並べただけでしたし。

ランパードは今大会ずっと低調でしたし、ジェラードも似たり寄ったり。 W杯が始まる前は「機能すれば、イングランドは面白くなりそうだなー。」と密かに期待していた超攻撃的なセンターコンビ・・・お互いの良いところを相殺し合い、自滅。 得意のミドルも火を噴くことなく。
ってか、どちらか一方を外した方が良かったと思います、バランス的に。 まぁ、今までの状態を見る限りでは外すのは当然ランパードってことになるんでしょうけど。

結局、両チーム決め手を欠き、PK戦へ。
リカルドが全てコースを読んで、蹴った方向に飛んでいましたね。 ホント凄かったですし、イングランド側で唯一決めていたのがハーグリーブス。 ホントなにやってんだか、あのコンビは・・・最後まで足引っ張って。
そしてポルトガル5人目のキッカー:C・ロナウドが冷静に右隅に決めてポルトガルが勝利!
かなりポルトガル寄りで見ていただけにホントーに嬉しかったです!^^ これでデコとコスティーニャが帰ってこれますし、またスペクタクルなサッカーを見せてほしいですね☆(ファイナル以外で。)



<ブラジル 0−1 フランス>

得点者:52分、アンリ(フランス)


もっとコンビネーションを磨きましょう。「ジダンのラストダンスはまだまだ続きます!」 この一言に尽きますね^^
この試合、マケレレ&ヴィエラのダブルボランチは中盤でありとあらゆるボールを奪取し、ジダンに繋げる。 2人共ボランチとして完璧な仕事振りでしたし、元々調子の上がらないカルテット・マジコを完全に封印。
やっぱりチームの骨格部分がしっかりしてくると、チームの安定感が格段に上がって来ますね。 スペイン戦同様、素晴らしい活躍でした。

セレソン期待のロナウジーニョは徹底マークに会い、そしてロナウド等のトップの動き出しが皆無のために、バルサの時のような効果的なスルーパスが出せず・・・、失意の大会となりました。
カカだけが素晴らしい活躍でしたし、今大会のセレソンはカカが中心ということを再確認☆ ミランでも輝きを見せてくれよ☆
ってか、ロナウドの1トップって何ですか?? パレイラはロナウドと心中するつもりだったとしか言えません。

結局、アンリの1点を守りきったフランスが終盤になって、ようやくエンジンがかかり始めたブラジルを蹴散らし、準決勝進出を決定!
カカのドイツでのプレーがもう見られないかと思うと残念ですが、今大会のセレソンの低調な出来では、ここら辺で敗退ってのが妥当でしょうね。 イングランド同様、ガッカリさせられたチームでした。


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2006年07月01日

アズーリ、ベスト4へ!!

アズーリ、ウクライナに完勝!30日(現地時間)、ハンブルクにてドイツW杯決勝トーナメント準々決勝:イタリア − ウクライナの試合が行われました。
決勝トーナメント1回戦でオーストラリアに劇的な勝利を収めたアズーリ。 その勢いを生かして一気にファイナルまで勝ち上がってもらいたいところ。
準々決勝の相手はシェヴァ率いるウクライナ。 ミラニスタとしては若干複雑な感じ。
スタメン:マテラッツィ&デ・ロッシがサスペンション、ネスタ負傷のため、代わりにバルツァーリがCBに入り、カンナバーロとコンビを組みました。 右にザンブロ、左にグロッソ。
中盤はチェコ戦で結果を出したメンバー。 右にカモラネージが入り、左にペロッタ。 センターにはピルロとガットゥーゾのミランコンビが入りました。 トップ下の位置にトッティ。
1トップには、今大会ノーゴールのトーニ。 W杯初ゴールに期待したいところ。


アズーリのスタメン(4−4−1−1)

GK:ブッフォン

DF:ザンブロッタ カンナバーロ バルツァーリ グロッソ

MF:カモラネージ ピルロ ガットゥーゾ ペロッタ トッティ

FW:トーニ

6分、右サイド、トッティとのワンツーで抜け出したザンブロ。 そのままドリブルし、ペナルティエリア外右から左足でのミドル! ゴール右下へ! アズーリ、先制!

前半を1−0とアズーリがリードして終了。

59分、左サイド、ショートコーナーからトッティの柔らかいクロス。 カンナバーロの頭上を越え、ファーのトーニへ! 倒れこみながら頭でゴール左に叩き込み、アズーリ、追加点!

68分、カモラネージ OUT  オッド IN
    ピルロ OUT  バローネ IN

69分、左サイド、ザンブロが周囲との連携で突破し、ペナルティエリア内左からグラウンダーのクロス。 これを難なくトーニが詰め、アズーリ、3点目! トーニ、ドッピエッタ!

77分、ガットゥーゾ OUT  ザッカルド IN

試合はこのまま3−0でアズーリがウクライナに勝利! ベスト4進出を決めました!


ガットゥーゾ&シェヴァ、ガチで渡り合ってましたね。序盤から試合の主導権を握ったのはアズーリ。 ザンブロのスーペルゴールで幸先よく先制し、その後もウクライナゴールを脅かしていきます。
リトリートしてからの中盤とディフェンスラインの連動したプレッシングは感動の一言☆
バルツァーリも安定感あるディフェンスを見せてくれましたし、試合前はちょっと不安だったんですが、全く問題なし。 アズーリのディフェンスレベルの高さを見せてくれました。
前半はウクライナにチャンスらしいチャンスを与えず、そしてシェヴァも完全に押さえ込み、アズーリ、完璧な試合運び!
とにかくガットゥーゾの素晴らしさが目立ちます。 そして国歌斉唱でのあの気合の入りよう。笑 やっぱりいつ見ても最高! この人大好きです^^

後半にウクライナの出足の鋭い前線からのチェックに戸惑ったアズーリは押し込まれるケースが多くなります。 これまでの意図的なディフェンスとは異なり、後手後手のディフェンス。 危ない時間帯が続きます。
ウクライナに決定的なチャンスが2度ほどありましたが、ブッフォンがことごとくセーブ! さすがでしたね。 この人がゴールを守っていると、どんなピンチでも失点する気がしませんし、もの凄い安心感があります^^ ホント頼もしい☆

そして、その直後にセットプレーからトーニにW杯初ゴール! これまで押し込まれていた時間帯が多かった中、ワンチャンスをしっかりものにしました!
サッカーの面白さが垣間見えたシーンでしたし、ウクライナに精神的ダメージを与える大きな1点。
リードを2点に変えたアズーリ。 これまで素晴らしい活躍を見せていたカモラネージとピルロを下げてオッドとバローネを投入。
カモラネージのドリブルは手がつけられない状態でしたし、ウクライナはファールでしか止められませんでしたね。 素晴らしい活躍を見せてくれました。 次も頼んだぞ!

そして、交代直後。 左に回ったザンブロが左サイドを切り崩し、トーニのゴールをお膳立て。 リッピの交代策が当たりましたね。
今までの試合同様、驚異的なキープ力で中盤以降の選手がオーバーラップする時間を作り出していましたし、“あとはゴールだけ!”って感じでしたが、ようやくアズーリファンが待ち望んだ“結果”を出してくれました^^
これで勢いに乗っていけるでしょうし、トーニには今大会期待してます。 アズーリの勝利にどんどん貢献していってほしいですね☆

交代で入った選手含めてみんな素晴らしかったアズーリ☆ 中でも特に良かったの我等がミランの魂:ガットゥーゾ!
中盤広範囲を激しく動き回り、ボールホルダーに対して厳しくチェックしていましたし、このためウクライナの中盤は思うような仕事が出来ませんでしたね。 ディフェンスの負担を軽減させていました。
そしてカンナバーロ! もうね・・・凄いとしか言いようが無いです☆ 読みも的確ですし、怖いシェヴァに全く仕事をさせず・・・、完璧でしたね。
次は開催国:ドイツ。 大アウェー(審判含めて)の中での試合。 厳しい試合になるでしょうけど、なんとしても勝って決勝戦へ!!

ウクライナは初出場でベスト8。 スペインとの初戦後はどうなることかと思いましたが、きっちり立て直してきましたね。 素晴らしい結果を置き土産にし、ドイツを後にします。
ウクライナ国民のみならず、世界中から注目を一身に浴び続けてきたシェヴァ。 本調子からは程遠く、全く良い所を出せませんでしたが、ウクライナをここまで牽引してきたのは間違いなくシェヴァでしたね。
イタリアを愛し、イタリアから愛されてきたシェヴァ。 最後のイタリアサポーターへの拍手、感傷的な気持ちにさせられた1シーンでした。 


<ドイツ 1−1(PK:4−2) アルゼンチン>

得点者:80分、ボロヴスキ(ドイツ)、50分、アジャラ(アルゼンチン)

【得点シーン】

50分、右サイドからのCK。 これをアジャラが頭で合わせてアルゼンチン、先制!

80分、左サイドからのクロス。 これをボロヴスキが頭でつないで、クローゼ! ファーから放たれたボールはゴール左へ! ドイツ、土壇場で同点に!


人気Blogランキング←1点を守りに行ったアルゼンチン、まさかの敗退。 リケルメ下げるならメッシかアイマール出せよ!  
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2006年06月27日

アズーリ、1−0でオーストラリアに勝利!

アズーリ、劇的な勝利でベスト8進出!26日(現地時間)、ドイツW杯:決勝トーナメント1回戦:イタリア − オーストラリアの試合が行われました。
いよいよアズーリの決勝トーナメントが始まります。 ここからは負ければ即敗退。 勝利以外は許されません。
ネスタはチェコ戦での負傷のため、スタメンから外れ、代わりにマテラッツィ。 カンナバーロとCBコンビを組みます。 ザンブロッタが右SB、グロッソが左SB。 チェコ戦で勝利に導いたディフェンスライン。
中盤はペロッタ、ピルロ、ガットゥーゾの3センター。
FWはトーニとジラが横に並び、アレックスが左サイド高い位置に張る3トップ。

アズーリのスタメン(4−3−3)

GK:ブッフォン

DF:ザンブロッタ カンナバーロ マテラッツィ グロッソ

MF:ペロッタ ピルロ ガットゥーゾ

FW:ジラルディーノ トーニ デル・ピエロ


2分、左サイドからアレックスのクロス。 これをトーニがファーで頭で合わせるも、僅かにゴール右へ。

21分、ペナルティエリア内右でボールを受けたトーニが鋭いターン! そのまま左足でシュート! しかし、GK、ファインセーブ。
これ、決まったと思ったんだけどなー。 ってか、これが大型ストライカーの動きでしょか?笑

0−0で前半を終了。

46分、ジラルディーノ OUT  イアクィンタ IN

51分、ブレッシアーノがドリブル突破を図りますが、これをマテラッツィが倒し、一発レッド・・・。 アズーリ、10人で戦うことを強いられます。
ってか、これくらいで一発レッドって厳しくないですか?

54分、トーニ OUT  バルツァーリ IN

75分、デル・ピエロ OUT  トッティ IN

90+5分、グロッソが左サイドからドリブルで積極的に仕掛け、ペナルティエリア内左で倒される! アズーリ、PK獲得!
蹴るのはトッティ・・・・、冷静にゴール左上へ! アズーリ、終了間際に待望の先制点!

そして、このまま試合終了のホイッスル! アズーリ、1−0で勝利! ベスト8進出決定!


試合序盤、両者立ち上がりでの失点を警戒し、押さえ気味の滑り出し。
アズーリはピルロを中心にパスをつなぎ、チャンスをうかがいますが、策士ヒディンクはきっちり手を打ってきていました。 ピルロがボールを持つと1人が素早く寄せ、ピルロに思うようにプレーさせません。 ミラン同様、こうなってくるとちょっとキツイものがありますね。
しかし、ピルロも黙ってはいません。 隙を見つけては高い精度のロングボールを供給し、ディフェンスラインの裏を積極的に狙っていました。 W杯に入ってから本来のパフォーンスを取り戻しつつありますね☆

トーニ、ジラにそれぞれビッグチャンスが訪れるものの、GKのファインセーブに阻まれ、前半をスコアレスで終了。 勝負は後半へ・・・。

迎えた51分、ブレッシアーノの突破を阻止したマテラッツィが一発レッドで退場してしまいます。
ってか、この判定に僕は全く納得していません。 どう考えてもイエローが妥当でしょう。 せ、先入観か・・・(−−;
結果論になりますが、スタメンにカモラネージじゃなく、ペロッタ入れてて正解でしたし、リッピの頭にはマテラッツィ退場のシナリオが既にあったのかもしれませんね(;^−^A
ペロッタの攻守に渡る活躍はアズーリにバランスをもたらしましたし、ローマで素晴らしい成長を遂げましたね☆

マテラッツィ退場後は圧倒的にオーストラリアがボールをキープする時間帯、アズーリにとって苦しい時間帯が続きますが・・・、チーム全体のディフェンスへの意識はもの凄く高く、集中力を全く切らしません。
ボールホルダーをサイドへと追い込み、2人で囲んでボール奪取! ロングボールに対しては、ことごとく跳ね返し続けます。 素晴らしい☆

特にカンナバーロが素晴らしかったですね。 さすがでした。
ポジショニング&読みが素晴らしく、的確そのものでしたし、アズーリのピンチを未然に防いでいました。 ホント頼りになります☆
アズーリのカピターノとして、常にフィールドでチームメイトを鼓舞していましたし、頼もしいですね☆
そしてディフェンスラインの前に築き上げるガットゥーゾを中心とした3センターのディフェンスも効いてましたし、枠を捉えた至近距離からのシュートもブッフォンが全て跳ね返します! まさにカテナチオ!

10人での戦いのため延長戦は是が非でも避けたいアズーリ。 リッピは90分で勝負を決めるべく、アレックスに代えてトッティ投入。 ローマの王子の爆発にかけます。 これが成功でしたね。
その後はトッティが前線でしっかりキープ出来るために、中盤以降の選手の攻め上がる時間を作ることが出来、アズーリの攻撃にもややリズムが生まれ始めます。

そして、迎えたロスタイム・・・グロッソの左サイドからの仕掛けが功を奏し、PK獲得! グロッソ、上手く倒れこみましたね^^
これをトッティが落ち着いて沈め、アズーリ劇的な勝利! 最高!!!

準々決勝ではスイス対ウクライナの勝者と当たりますが、どちらが来ても目指すものは勝利のみ!
Forza Azzurri!


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2006年06月26日

カカ、ミランは幸せ☆ & W杯17日目

カカ、来シーズンも頼んだぞ!25日(現地時間)の“Channel4”の報道によると、ミランのMF:カカがミランでプレーするのは幸せなことだと位置付けているようです。
マドリー会長選の影響を受けて、カカはマドリーから獲得のターゲットに挙げられていましたが、先日ミランとの契約を2011年まで延長しました。

カカのコメント

「ミランでプレーできるのは凄く幸せなことだよ。 だから、ミランとの契約を2011年まで延長したんだ。」
「前にも言ったと思うんだけど・・・。 僕はミランでの生活が本当に大好きだし、このことも(ミランとの契約を延長する)決断を下すのに重要なことだった。 マドリーからターゲットに挙げられたのは嬉しいことだけど、僕のいるべきチームはミラン。」


ようやくカカのコメントが入ってきました^^ 相変わらず素晴らしいですね。 ミラニスタを勇気付けてくれます☆

W杯の開幕前にマドリーの会長候補:カルデロンがカカに対して接触を図ろうとしていましたが、その際のミランのフロント陣(特にガッリアーニ)の“これ以上カカに近づくなら、訴訟も辞さない”という姿勢は見事の一言でした。 フロント陣のカカへの思いが感じられましたし、もの凄く頼もしく思えました☆
カカにもその思いは伝わっていると思いますし、2011年までという長期の契約にサイン。
ミランとカカの関係は、より強固なものに・・・!

シェヴァが去ってしまいましたが、ミランは歩を止めるわけにはいきません。 常に前を向いて進み続けなければならないのです・・・!
そして、新生ミランの中核を担うべき選手は間違いなくカカ。 来シーズン以降、カカへの負担は大きくなるでしょうし、相手からのマークも厳しくなるでしょう。
しかし、それを跳ね除け、さらなる飛躍を遂げてもらいたいですし、より素晴らしいカルチャトーレに成長してもらいたいです☆
期待してるよ、カカ☆


<ドイツW杯決勝トーナメント1回戦>


<イングランド 1−0 エクアドル>

得点者:59分、ベッカム(イングランド)

【得点シーン】

59分、ペナルティエリア外左からのベッカムのFK。 壁を越えて鋭く曲がって落ち、ゴール左下へ! イングランド、先制!


イングランド、ベスト8進出!前後半共にあまり見所が無く、面白くない試合でしたね。
イングランドはグループリーグからつまらないフットボールを延々と繰り返していましたが、“さすがに決勝トーナメントになれば変わるだろう・・・!”という淡い期待も裏切られ・・・(−−#

ジョー・コールの左サイドからの仕掛け、ルーニーのドリブル突破くらいですかね、良かったのは。
ランパードはシーズン中の勢いを完全に失ってますね。 ジェラードもやりにくそうですし、共存は有り得ないのかもしれません。
両者共に攻め上がってからのミドルを持ち味としている選手ですし、これならランパード外して中盤に1人守備的な選手を配置した方がジェラードの役割を明確にすることが出来て良いと思います。

エクアドルとしては、試合開始序盤に迎えた決定機を逃してしまったのが痛かったですね。 まぁ、あれはA・コールを褒めるべきなんでしょうけど。
ってか、テリーがミスるシーンが見れるとは思わなかったです。笑 いつもきっちり跳ね返す印象がありますので^^ 

結局、ベッカムのFKからの1点を守りきったイングランドがベスト8進出を決定。 準々決勝ではポルトガル対オランダの勝者と戦います。
希望としては、オランダにここでイングランドを仕留めてほしい!


<ポルトガル 1−0 オランダ>

得点者:23分、マニシェ

【得点シーン】

23分、右サイドからデコが中央パウレタに当て、パウレタからマニシェへ。 ディフェンスを1人かわしてゴール右へ! ポルトガル、先制!


かなり期待していた試合でしたが・・・残念です。
ヘイティンガのフェアプレー精神の欠如が大変な泥仕合、最低な試合を作り出してしまいました。
前半と後半の途中まではハイレベルな試合でしたし、非常に面白かったです。
マニシェのゴールは素晴らしかったですし、ファン・ペルシーの深い切り替えしからのシュート、コクーのバー直撃のシュートなど、見所がたくさんありました。

最低の試合・・・しかし、後半に起こったヘイティンガの愚行が全てでした。
ポルトガルにカウンターのチャンスが訪れますが、ピッチで1人倒れている選手がいたため、レフェリーが試合を一旦止めます。
レフェリーボールからのリスタートを受けたヘイティンガ。 当然、ボールはポルトガルに返さなければならないのですが・・・、ドリブル開始(−−;
これに怒ったデコがヘイティンガを吹き飛ばし、デコにイエロー。 倒れたヘイティンガを覗き込んだペティをスナイデルが突き飛ばし、スナイデルにイエロー。 両チーム入り乱れての乱闘寸前(−−; 台無し。

試合はとりあえず再開されますが、両チーム共にこの後も荒れに荒れ、イエローが乱れ飛ぶ見るに耐えない試合となりました。
もう最悪・・・。 何も言うことはありません・・・(−−;
両チームの対戦を心待ちにしていただけにショックでなりません。

勝ったポルトガルは、この試合で退場してしまったキープレーヤーのデコ、コスティーニャを欠いて準々決勝を戦わなければなりません。 イエローをもらった選手も多数。 C・ロナウドは・・・怪我の状態如何でしょうね。
準々決勝の相手はイングランド。 試合前にして、かなり厳しい状態に立たされてしまいましたが・・・、なんとしてもポルトガルに勝ってほしいですし、つまらないフットボールをするイングランドを排除してほしい!


人気Blogランキング←デコとジオ、2人の姿が印象的でした・・・。 何を思う・・・。  
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2006年06月25日

ドイツ、アルゼンチンがベスト8へ! 〜 W杯16日目 〜

<ドイツW杯:決勝トーナメント1回戦>


<ドイツ 2−0 スウェーデン>

得点者:4分、ポドルスキ、12分、ポドルスキ(以上ドイツ)

【得点シーン】

5分、バラックからのパスを受けたクローゼ。 ペナルティエリア内中央でGKと交錯。 こぼれたボールをポドルスキ! ゴール中央に叩き込んで、ドイツ、電光石火の先制点!
クローゼのトラップが見事でした。

12分、クローゼがドリブルで持ち込み、ペナルティエリア外中央左寄りからポドルスキへ。 これをポドルスキが落ち着いてゴール左に流し込んで、ドイツ、2点目!
クローゼがディフェンスを3人ほど引き付けた時点で決まりましたね。


ポドルスキ、2ゴール!ポドルスキ、クローゼの2トップが絶好調でしたね。 特にクローゼはゴールこそ無かったものの、この試合1番の素晴らしい活躍でした。 ポドルスキのドッピエッタも彼のお膳立ての時点で決まったようなものでしたしね。 勝利に大きく貢献しました。
中盤からはバラック、フリンクスが積極的にミドルを狙っていましたし、この2人のミドルは脅威でした。 ラームも相変わらず良いですね。
ドイツは課題のディフェンスに大きな課題を持っているのですが、ディフェンスラインを低く保ち、後ろのスペースを消してましたね。
これで3試合連続無失点。 成果も出てますし、スピードに難のあるドイツディフェンスには効果的だと思います。 まぁ、次の試合でその真価が試されることになるでしょうけど。笑
結局、前半に奪ったゴールを守りきって、ドイツがベスト8進出を決めました。

スウェーデンとしては前半で出してしまった退場者、ラーションのPK失敗が大きく響きましたね。
あと、ズラタンは相変わらずの酷い出来。 シーズン中のまま出てきた感じですね。 スウェーデン国民&ファンの期待を大きく裏切ったと言えるでしょう。 まぁ、彼に期待していたかどうかは定かではないですけど。
シーズン中の彼を見る限りでは、多くは望めないと初めから分かっていた事ですし。


<アルゼンチン 2−1 メキシコ>

得点者:10分、クレスポ、98分、ロドリゲス(以上アルゼンチン)、6分、マルケス(メキシコ)

【得点シーン】

6分、ペナルティエリア外右からのFK。 これをニアでメキシコの選手が頭で逸らし、ファーに飛び込んできたマルケスがスライディングボレー! ゴール右に叩き込んで、メキシコが先制!

10分、右サイドからのCK。 これをクレスポが足で合わせ、アルゼンチン、同点!

90+8分、左サイドソリンからのアーリークロス。 これをペナルティエリア外右でロドリゲスが胸でワントラップしてそのままボールを落とさずに左足ボレー! ドライブ回転がかかったボールは美しい軌道を描いてゴール左上へ! スーペル・ゴール! アルゼンチン、逆転!


中盤でのパス回しに定評があるチーム同士の対戦となりました。
試合開始直後に1点を取り合いますが、その後は膠着状態が続く展開。
どちらかと言えばメキシコの方が良いサッカーをしてますね。 中盤から激しくプレスをかけるという訳ではなく、バイタルエリアの手前できっちり跳ね返すって感じです。 最終局面でアルゼンチンに思うようにプレーさせませんでした。

しかし、リケルメは違いましたね。 メキシコも上手くチェックしてると思うのですが、囲まれても正確なスルーパスが出せる・・・相変わらず脅威そのものです。
後半終了間際に、そのリケルメからのスルーパスを受けたアイマールからメッシと渡り、アルゼンチン逆転ゴール!・・・かと思いましたが、これはオフサイド判定。
しかし、後で見てみれば、どう考えてもオンサイド(−−;

ロドリゲス、スーペルゴール!試合の行方は今大会初の延長戦へと委ねられることとなりました。
すると延長前半の半ばでアルゼンチンに逆転ゴールが・・・!
このロドリゲスのゴールは今大会No.1のスーペル・ゴールですね。 この時間帯であのプレーが出来る・・・! そして、あの位置&体勢からシュートを打とうとする意識・・・、ホント凄かったですし、鳥肌が立ちました。 アルゼンチンを救いましたね。
アルゼンチンとメキシコの激闘に華を添える素晴らしいゴールでしたし、あれを決められたらメキシコとしても、どうしようもないですね。
あれを取れるGKなんて居ないと思いますし、全てが完璧でした。

メキシコは素晴らしいディフェンスを見せていましたし、最終局面でアルゼンチンの選手に思うようにプレーさせませんでした。 そして奪った後のキレ味鋭いカウンター!
さらにカウンターに入れない場合もテクニックを生かしたパス回し、そして前線にそびえ立つボルヘッティのポストプレーで攻撃に変化を与え、リズムを生み出していきました。 見応えのある良いサッカーをしていましたね。 ベスト16で敗退するには惜しいチームでした。

この結果、準々決勝はドイツ − アルゼンチン。 良い試合が見られそうですね。
個人的にはアルゼンチンにドイツを粉砕してもらいたいです。


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2006年06月24日

スイス&ウクライナ、決勝トーナメントへ! 〜 W杯15日目 〜

<ドイツW杯:グループG第3節>


<スイス 2−0 韓国>

得点者:23分、センデロス、77分、フレイ(以上スイス)

【得点シーン】

23分、ペナルティエリア外右からのFK。 これをセンデロスが頭で合わせてゴール右へ! スイス、先制!

77分、中盤からのスルーパスに抜け出したフレイがペナルティエリア内右でGKをかわし、ゴールに流し込み、2点目!


スイス、決勝トーナメント進出!両チーム共に運動量が豊富な選手が揃っているだけあって、終盤でも足が止まらない非常に楽しい試合でした。
センデロスの流血ヘッド(怖)で幸先良いスタートを切ると、その後も質の高いサッカーを披露☆
そう言えば、フレイのゴールに韓国の選手達が猛抗議していましたが、あれは“疑惑の判定”でも何でもないですね。 誰の目にも明らかだと思います。
スイスの選手が出したパスが韓国の選手の足に当たってましたし、ラインズマンからはスイスの選手が最後に当たったように見えたんでしょうけど、主審は一連の出来事がバッチリ見える位置にいましたね。
主審の判断が正しかったですし、素晴らしい得点でした。
韓国は今大会では主審のバックアップを全く得られませんでしたね。 当然の報いです。

スイスは今大会屈指の完成度を誇っていますし、素晴らしいサッカーを展開していると思います。 ってか、まだ若いチームなんですよね。 この先、恐ろしいチームに化けそうな予感です。
ディフェンスが非常に堅いですし、突出した能力を持つ選手はいませんが、各ポジションに与えられた役割を着実にこなすことが出来る“職人”が揃ってますね。 非常に好感が持てるチームです☆
不甲斐ないフランスを従えての見事な1位通過! フォーゲル、おめでとう☆


<トーゴ 0−2 フランス>

得点者:55分、ヴィエラ、61分、アンリ(以上フランス)

【得点シーン】

55分、リベリがドリブルで持ち込んでペナルティエリア内左からラストパス。 これを受けたヴィエラが反転シュート! ゴール右に叩き込んで、フランス、待望の先制点!

61分、中盤からのロングボール。 これをヴィエラが頭で落としてアンリ! ペナルティエリア内中央からシュートを放ち、ゴール左へ! フランス、追加点!


ジダンをサスペンションで欠くフランス。 アンリとトレゼゲの2トップでこの試合に臨みました。
試合が始まって間もなく、トレゼゲが貪欲に狙うもGKのファインセーブに阻まれてしまいます。
この後もフランスらしい華麗な攻撃が見られましたが、最終局面での精度が今ひとつ。
リベリのクロスからトレゼゲのゴールはオフサイド判定。 さらにマルダのミドルのこぼれ球を狙うも、これもオフサイド。 リベリに至っては絶好機で宇宙開発(呆)
ようやくヴィエラのゴールで先制すると、そのすぐ後に追加点。 初出場国:トーゴの息の根を止めました。

この勝利でフランスは勝ち点を5にし、何とかグループリーグ突破を決定!
ジダンのラストダンスはまだ終わりません。 あとはジダンが本来のパフォーマンスを取り戻してくれることに期待ですね。
今のままのフランスでは・・・(−−;


<ドイツW杯:グループH第3節>


<サウジアラビア 0−1 スペイン>

得点者:36分、ファニート(スペイン)

【得点シーン】

36分、ペナルティエリア外左サイドからのFK。 これをファニートが中央で頭で合わせてゴール左へ! スペイン、先制!


サウジは引いてカウンターという意識をチーム全体で共有してましたし、善戦しましたね。
特に後半はサウジの方が試合を優位に戦ってましたし、決定機も2、3度ありました。
あの宇宙開発が悔やまれますね。 後1歩でスペインと引き分けに持ち込めるところでした。

スタメンを全員入れ替えてきたとは言え、不甲斐なかったのがスペイン。 サウジと対照的な出来でした。 セスクがスタメンとあって、期待していたんですけどね(−−;
とりあえずホアキン&レジェスのサイドアタックが見れて良かったです。 まぁ、この先もう見られないかもしれませんが(−−;
特にホアキンは低調スペインの中で1人気を吐いていましたね。 素晴らしいドリブル突破を何度も見せてくれました☆

結局、ファニートのゴールで先制するも、この先1点も奪えず逆にサウジにペースを握られる始末。
ベティス勢の活躍で辛くも勝利しましたが、到底サポーターを満足させるだけの試合内容では無かったですね。
これまでの良い流れが切れなきゃ、良いんですけど。


<ウクライナ 1−0 チュニジア>

得点者:70分、シェフチェンコ(PK)(ウクライナ)

【得点シーン】

70分、ゴール前でシェヴァがGKとDFとの間に割り込み、強引にボールをかっさらいます。 ペナルティエリア内右で倒され、PK獲得! これを自ら落ち着いてゴール右に決めてウクライナ、グループリーグ突破を手繰り寄せる価値ある先制点!


シェヴァ自身のパフォーマンスは低調でしたが、PK獲得の瞬間に輝きを放ちましたね。
きっちりGKが飛んだ方向と逆に決めるあたりもさすがでした。
ウクライナはこの勝利で決勝トーナメント進出を決定! シェヴァ、おめでとう☆


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