「男になぜ乳首があるの？」＝目からウロコの米医学面白本

「寒いとき、歯が鳴るのはなぜ？」、「便座から病気がうつることってあるの？」、「朝、口が臭いのはなぜ？」、「男になぜ乳首があるの？」など、誰もが疑問に思っていても、人にききにくい、体に関する疑問に答える本が米国で2日発売されました。

内科医のビリー・ゴールドマンさん(39)さんとユーモア作家マーク・レイナーさんの共著による"Why Do Men Have Nipples?"が明かしたナゾをいくつか紹介しましょう。

"Why do your teeth chatter when you're cold?"(寒いとき、歯が鳴るのはなぜ？)
「体が冷えすぎると、脳の視床下部といわれる部分から警戒信号が出て、体のあらゆる部分が温まろうとします。体の震えもそうで、筋肉運動によって熱を出します。歯の鳴るのもその震えの1つです」

"Could you really catch a disease from sitting on a toilet seat?"(便座から病気がうつることってあるの？)
「便座を調べると、淋菌、蟯虫、回虫を発見しました。でも、便座から人にうつることはめったにありません。便座よりももっと汚いところがあります。それは、オフィスのデスクです。アリゾナ大学の微生物学者チャールズ・ジャーバ博士によると、典型的なオフィスデスクは、平均的な便座の400倍以上の病原菌がいるそうです」

"What causes morning breath?"(朝、口が臭いのはなぜ？)
「嫌気性細菌、口腔乾燥症、嫌気性細菌が排出する揮発性硫黄化合物が主な原因です。そのほかにも、薬、アルコール、砂糖、喫煙、カフェイン、乳製品も原因になります」

"Why do men have nipples?"(男になぜ乳首があるの？)
「人は受精6週間ぐらいまでは女性として発達します。その後、男性ホルモンが働き出します。その時にはもう、乳首ができているのです」

そのほかにも、こんな意外な事実が書かれています。よく、映画などで毒蛇にかまれると、毒を吸い出すシーンがありますよね。でも、医学的には毒を吸い出すと、吸い出した人に毒が回るおそれがあるそうです。正しいのは、傷口をセッケンと水で洗い、傷口を心臓より低い位置にすることだそうです。「毒蛇にかまれたらどうする？」なんて、確かに誰にもきけないというか、きかないですよね。（＾＾

【ライブ記者cowslipのストレンジ･ニュース】