平塚のにし鍼灸治療院

プロスポーツに帯同し経験したにしはらが提案する。「健康的な気持ち良い生活」やトレーナー活動を通し経験した物の見方と、良くするためには、いろいろな方向から多角的に見て、判断し、考察、施術することが大切と考えます。鍼灸はアプローチの一つに過ぎないけど、鍼灸の良いをもっと知って頂く為に。良いもの提供したいために、こだわりを持った職人が綴るブログ。 人が大好き、施術が大好き、喜ばれることにこだわりを持つこんな職人もいます。 ただただ良くなってもらいたいだけ!の話

にし鍼灸治療院&にしコンディショニングサポートを運営している、にしはらです。現在、JR東海道線 平塚駅北口より徒歩3分のところで、ひっそりと治療院をやっています。あらかじめ、お約束して頂くと便利です。当院には予約専用サイトもありますので、ホームページを参照下さい。
お仕事帰りの方にも、ご利用して頂くために遅い時間でも開院しています。

あと1年で10周年だったんだけど。開設9年目にして閉院。苦念の年になってしまった💧
まー。色々と思う所があって。仕事が嫌いとか、面白くないとかって訳でも無くて、1施術自体は楽しく充実したものだったし、施術前と施術後の客観的評価も格段に違っていたから結果は残せてる。

やっぱり、身体がキツい。持病の糖尿病を放置して来た結果と言えばそれまでだが、左下腿の化膿創も先日、転倒して痛めた右膝も痛む。予想外なのがこの右膝の痛み。荷重かけても痛むからたぶん骨折してる。関節内が腫れてるし、とにかく膝関節の屈伸、股関節の内転外転屈曲で痛む。何らかの筋挫傷を伴う。痛みが強くて夜も眠れない。
以前の様に、休院して入院することでも良かったが、今回はひと月以上の長期入院が予想されるため、固定費の家賃の浪費と無収入をかんがえると、一度、閉院してやり直すと決めた。
場所代を考えると開設が1番安いが、無鉄砲に閉院した訳でもない。

弱視ゆえにキレイな院運営は厳しい。スタッフを雇う余裕もない。ならば閉院してキレイな環境で施術出来る様に考えたら、貸しサロンなるもののサービスがあるんだな。世の中、便利な時代。ベッドの持ち込みすることなく、施術だけできる貸しサロン。常にキレイな環境で時間貸しの施術スペース。
施術のタイミングは双方の交渉は必要になるが、私の施術が必要とする人たちならば交渉は容易となるだろう。

閉院のもう一つの理由は平塚駅前。9月末に梅屋が閉店する。ただでさえ、集客力の無い平塚駅前なのにまた商業施設の閉店でさらに客足が落ちる。もはや単なるバスターミナル。ららぽーととか駅から離れた所へ客足が伸びる。平塚駅前に魅力はない。その点も踏まえて閉店の理由かな。平塚駅前の一等地が野放しにされる訳は無いが、閉店、取り壊し、再開発するまでの期間を考えれば、そこまで院の体力は持たない。待っていても活用されなければ、宝の持ち腐れ。腕はいいんだけどなぁ。って言っても。肝心な本人が病んでいる訳だから、先ずはそこを正す。

今の所、長期的な視野で見れば、貸しサロンは大船駅駅前を活用使用と考えてはいる。あくまでも現段階での構想だが。

とは言え。この9年間色々あったな。

筋トレをすれば、自然と使える筋肉と認識しがちだが、筋トレしたからと言って、必ずしも使えている訳ではなく。
さまざまなな生活習慣や体の使い方の癖は修正しようとしても中々、難しいことである。

例えば、腰痛に対しての腹筋の筋トレ。
確かに腰椎への負担を減らすために腹筋を筋トレしがちだが、その腹筋は目的の筋肉として鍛えねばならない腹筋なんだろうか?
単純に腹筋と言えども、おへそを介在して上部腹筋と下部腹筋に分けられる。
上部腰椎に問題があるのであれば、上部腹筋を鍛える必要があるのにもかかわらず、下部腹筋を鍛えていたり、下部腰椎への負担が大きく、その負担を減らすべくためなのに、上部腹筋を鍛えているという、アンバランスな筋トレをしてる人が多く見受けられる。
何を目的に、何のために腹筋を鍛える必要があるのか?明確にせねば意味はない。そして、例えばこの腹筋の筋トレでも筋力の強化は可能だが、実際に腹筋を筋トレしたからと言って、腹筋の筋力を強することが出来ていたとしても、使えている訳ではないということです。

例えば、立位で腹筋が使えているのか?
腹筋の筋トレをした結果、腹筋力は上がったとしても立位での動作確認で腹筋が使えていなければ、それはそれで単なる腹筋の筋トレをやったに過ぎない。
筋トレをした結果、筋力アップさせて、立位姿勢で使えている所まで確認しなければ、意味はない。
筋トレして筋力アップさせて満足させてるだけの人はかなり多い。

例えば肘関節の屈筋、つまり、力こぶの上腕二頭筋を主動作筋とすれば、肘関節の伸展筋は上腕三頭筋となるが、上腕二頭筋をメインにコンセントリック(求心性収縮)させるのか、同じ肘関節を屈曲させるのにエキセントリック(遠心性収縮)の負荷をかけながら上腕三頭筋の筋トレをするのは、単なる動作としての肘関屈曲でも目的として大きく変わるし、筋トレ自体の負荷設定も大きく変わる。
つまり、動作ご同じ動作としても目的意識を変えるだけで効果に違いが出るということ。
スポーツ医学におけるトレーニング理論において、筋トレの5原則の中に意識的にトレーニングを行う必要があるということ。目的意識もなく反復練習することほ単なる作業であり、トレーニングではない。どの筋肉をどのように動かしてどのくらいの負荷設定でどれくらいの回数を行うのか目標や目的設定を明確にする必要があり、筋トレ経過を効果ごとに評価や再評価する必要がある。感覚や適当な負荷設定だとそれだけケガの発生させるリスクが高まる。
当院に来られる筋トレでの受傷原因の多くは誤った負荷設定とウォームアップ不足が原因である。
誤った負荷設定は、定期的な筋力測定を怠り、無理な負荷設定で筋トレを持続させ傷害を引き起こす。また、ウォームアップ不足は外気温や室内温度など環境要因の影響が筋肉温度ひ影響を与えているにもかかわらず、ウォームアップ時間を考慮しない点に問題は起こる。
練習やトレーニングにおいて傷害が発生せずに継続トレーニングすることが1番大切である。折角、鍛えて強化した筋力も傷害を負おうことにより、継続は力なり、から反する結果をもたらしてしまうことは、なるべく避けるべきである。

トレーナーにとってもケガされると仕事が増えて面倒くさい。リハビリさせることなく、のほほんと携わることの方がいい。ケガをしないことがお互いにとっても最善策であることに違いはない。別に、楽してサボろうとしてる訳ではなく、無用な仕事は増やさないことが賢明とだけ言いたい。

いつも来院される右臀部の硬い筋肉。一通り鍼して施術しても今回はなかなか硬さが取れない。表在筋の硬さは取れてるはずなのに、まだまだ硬いですよ!と主張してる。埒が開かないので鍼へと切り替える。

あら、意外と深いのね。確かに表在筋は緩んで手ごたえがない。長鍼に切り替えて深部筋の硬い筋肉を探って行くと、あら意外。想定してた深さよりも深い筋肉が硬かったみたい。

これでは圧を加えても緩むはずはない深さ。なんだかんだ言って、過緊張を緩めるのは鍼が1番シンプルで簡単に緩む。

施術後の股関節可動の動作確認でも痛みなくしこりもなくスムーズに動く。
施術するだけじゃあダメなんだよね。必ず動作確認までするこだわりくらい持たないと鍼灸院を一歩出た後に不具合が出やす期。仮に不具合が出たとしても、院外では対処の方法がない。院内で動きの動作確認することが大事。

ただ、施術するだけなら簡単。
修理したら動作確認するでしょ。
それがにし鍼灸治療院のこだわり。

動作確認でスムーズに動くと気持ちいいよね。引っかかりもなく関節面が滑る感じがまたたまらなく気持ちいい感触。

職人としては申し分ないはずなのに、閑古鳥が住み着いているんだよね🥲

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